Pokémon LEGENDS Z-A

登録日:2025/10/24 Fri 18:05:00
更新日:2025/10/25 Sat 06:51:59NEW!
所要時間:約 25 分で読めます




Pokémon LEGENDS Z-A』とは、2025年10月16日に発売された『ポケットモンスター』シリーズのゲーム作品の一つ。開発はゲームフリーク。
本作は当初Switch向けの作品として発表されたが、Switch 2 Editon及びアップグレードパスが存在し、これを適応することでSwitch2の性能を余すことなく活用したバージョンで遊ぶことができる。
ちなみにSwitch版ZA+アップグレードパスとSwitch 2 Editonはそこまで値段が変わらない。

本作は過去にSwitch向けに展開された『ソード・シールド』や『スカーレット・バイオレット』と同様の追加コンテンツとして『M次元ラッシュ』の展開が予定されているが、過去2作品と異なり本編発売前に発表されている。






概要


2024年の『Pokémon Day』*1となる2024年2月27日に映像配信された『Pokémon Presents 2024.2.27』で発表された作品。
Pokémon LEGENDS アルセウス』の系譜に連なるアクションRPGのポケモンであり、遂にターン制バトルが撤廃された。
なおいつものポケモンと異なり、赤と緑のようなバージョン商法ではない『ZA』という一つのタイトルである。

本作を詳しく語る上において『ポケットモンスター X・Y』および『Pokémon LEGENDS アルセウス』という2つの作品解説が欠かせないため、簡単ではあるが前提知識として解説する。



ストーリー


カロス地方にやってきた主人公はミアレ駅を降りて早々、
タウニーという少女が働いているという「ホテルZ」の宣伝動画撮影に付き合わされる。
(主人公の性別によってタウニーはガイという少年に置き換わる)

しかし主人公の荷物が撮影の隙にヤンチャムに盗られてしまった。
ポケモン勝負を通して荷物を取り返せたものの時刻も遅いので、タウニーの案内でホテルZで宿泊することに。
そこには主人公とタウニーを監視するジガルデセルの存在があった。

主人公はタウニー、デウロ、ピュールと共に街の安全を守る『MZ団』の一員として、
野生のポケモンの暴走メガシンカ事件を追うことになる。


世界観


『XY』から5年後、カロス地方ミアレシティが冒険の舞台。
本作ではミアレシティの外に出ることはできないが、その分マップの密度が非常に濃い。
街中には人間である住人たちのほかにポケモンたちが至る所に姿を見せており、実際に人間とポケモンたちが共に生活をする日常風景が広がっている。

とはいえ良い点ばかりではなく、岩やイバラ、ヘドロといったポケモンたちの痕跡が街中の道をふさいでしまうなんて事もあり、ポケモンの起こしたトラブルに奔走する人間や、逆に人間の行動により困っているポケモンの姿も見かけられる。
さらにメガシンカを引き起こすメガエネルギーの濃度がなぜか上がってきているらしく、街のあちこちにメガカケラの結晶が生える、野生のポケモンの暴走メガシンカ事件が起きるといった問題も発生している。

現在は外資系企業であるクエーサー社が「人とポケモンが共存できる街」を目指して都市再開発計画を進行中であり、その一環としてワイルドゾーンZAロワイヤルという施策が行われている。



ワイルドゾーン

緑色のホロで囲われたゾーンで、野生ポケモンたちが集まって生息している一種の自然保護区域のようなもの。再開発の一環としてミアレシティ各所に設けられた。

ワイルドゾーン以外の街中に住むポケモンたちに比べて、ここに潜むポケモンたちは気性が荒く、人間に対して直接的に技を仕掛けてくるものが多い。
そのため相棒となるポケモンを連れていない人間の立ち入りは勧められておらず、入り口前にはゾーン侵入時の手持ちポケモン推奨レベルが注意書きとして表示されているほど。
実質的には従来作のポケモンが飛び出してくる草むらに相当する立ち位置と言える。

最初は数箇所しか存在しないが、ストーリーが進行するに連れ徐々に数が増えていく。捕まえられるポケモンが増える一方、これはつまり、人間の住む場所が減っていくということでもあり...

ZAロワイヤル/バトルゾーン

夜になるとバトルゾーンが出現し、ZAロワイヤルというポケモン勝負の大イベントが行われている。
「通行人はどいてた方がいいぜ!」「今からこの街は戦場と化すんだからよ!」

日没とともに赤色のホロで囲われたバトルゾーンが町の一角に出現し、中にいるトレーナー同士で1vs1のポケモン勝負を仕掛け合うイベントで、目と目が合ったらそれがポケモン勝負の合図という従来通りのトレーナー戦が行われる形となる。
とは言いつつ、敵トレーナーに気付かれる前に背後から忍び寄り不意打ちで攻撃(アンブッシュ)を仕掛けることも可能
力量差次第ではこの不意打ち攻撃で1体ノックアウトすることもでき実質相手の手持ちが-1体な状態でバトルする*4ことも可能。積極的に奇襲を仕掛けよう。倒れた相手ポケモンはアイサツする能力もないサンシタだったのだ!ナムアミダブツ!
もちろんそれは主人公側にも例外ではなく、相手から先に見つけられるとこちらが不意打ちされた扱いとなりしばらく身動きが取れなくなる。
ほぼ確実に1~2発分の攻撃を無防備な状態で受けるため可能な限り避けたい。

参加者にはランク付けが存在し、バトルゾーンでポイントを稼ぐことで指定された相手とのランクアップ戦が発生。同ランクの中でも強者であるその相手を倒す事でランクが昇格する。
なおランクはZからAまで存在し、最強の称号であるAランクになると何でも一つ可能な範囲で願いが叶えてもらえるという。




上記の通り、昼と夜が切り替わるミアレシティ。夜限定で出るポケモンもいたりするのでバトルよりもポケモンゲットをした方がいい時もある。
過ごしていくうちにアナウンスが流れ、夜になろうとしていたり、朝(昼)になろうとしていることが分かるのだが、
ここで注意するべきなのは、切り替わり画面になるとやっていたことが場合によってはリセットされる。
そろそろポケモンがゲットできそう→切り替わり、でポケモンが消えたりしてしまうこともある。そこはどうにかならなかったのか。

そしてちゃんと「いつ寝ればいいんだ」とNPCが言っている。いつ寝ればいいんだろうなこれ。


登場人物・キーポケモン


MZ(エムゼット)

裏通りにある「ホテルZ」を拠点としてミアレシティの平和を守る自警団・ヴィジランテ的なチーム。
ホテルオーナーであるAZの願いを受け、リーダーであるタウニー/ガイを中心として活動を行う。

カロス地方ミアレシティへ観光をしにやってきた少年、もしくは少女。デフォルトネームはキョウヤ(男)とセイカ(女)。
タウニーからポケモンを渡され、ZAロワイヤルのランクを上げつつ暴走メガシンカ事件も追っている。
拠点であるホテルZには自室があるが、一つのビッグな例外を除いて、模様替えなどはない。
『アルセウス』での主人公以上に身体能力が高くロトムグライドも駆使してミアレシティを駆け回る。
物語の開始前からジガルデに目をつけられており、最強のメガシンカ使いになることを期待されている。
ゲーム的な都合もあるが、遠方から観光に来ているとおぼしき描写の割に、物凄い軽装*6、所持金1万円、宿も決まってないとかなり謎な人物でもある

SVに続いて細かい顔パーツまで指定できる上に全メイク、全ドレスアップアイテムが男女共用。さらに今作から髪色のメッシュ・グラデーションが可能になった。
もっと言えばスカートを男でもスカートとして着用できる為、前作以上にこだわり抜いた男の娘・イケメン女子が作成可能となっている。
やはりというか、SNS上では既に各々渾身のドレスアップ発表会が行われることとなった。
過去作主人公と比べると外見年齢がやや上がった分体格も男女の特徴が出ているので、本気でキャラメイクする場合はそれらをどのように活かすor隠すかが肝。

  • タウニー/ガイ
ホテルZのオーナーであるAZに恩返しするためにホテルZの宣伝を頑張っている少年か少女。
主人公が男の子ならタウニーが、女の子ならガイが登場する。この項目ではタウニーを基本として記述する。
エムゼット団の発案者にしてリーダーで人一倍思い入れがある。
人助けが趣味というぐらいに人柄が良くミアレに来たばかりの主人公の事も親身になって付き合ってくれている。
しかし人の善意を信じすぎるところがあり、その純粋さが裏目に出てヤクザに借金を作ることにも。
…ぶっちゃけ自分の目的に盲目すぎるきらいがあり、初対面からいきなり駅から出てきたばかりの観光客(主人公)を捕まえて動画撮影に協力させるなど強引な面が見え、借金の件にしたって反省するそぶりをほとんど見せないばかりか別の「人助け」でどこかへ行ってしまい対応をまるっきり主人公(とデウロ)に投げてしまっていた。
その為特にガイ(=女主人公)の場合は自分がした借金対応を女2人に投げ付けてどっか行く男とか言うとんでもないクズ野郎ムーブになってしまっている
料理の腕は高いが、食事のセンスは独特でタワー上に盛りつけたカレー(つまり中にライスが入っている)の周りにクロワッサンを置いた「クロワッサンカレー」が得意料理。デウロからの受けはいいが、ピュールは「別々がいい(意訳)」と意地でも食べない。ガラル出身なのだろうか。
なおタウニーの場合、「これはなに?」と困惑する主人公に「質問される意味がわからない」「食べて」と凄い圧をかけてくる。
街の探偵マチエールには人探しの依頼をしているようだが……?

髪色がデフォルトと違うためパッと見わかりにくいが彼/彼女の顔パーツは主人公と同じもので、本編シリーズでは『XY』以来ご無沙汰となっている『選ばなかった方の主人公』枠とも言える*7
母親の形見である破れたコートを愛用しており、ドレスコードの可能性を鑑みて着替えを勧められても「これが自分の正装」と主張して拒否している。

  • デウロ
ダンサーが将来の夢の少女。相棒はヒトデマン。
MZ団では唯一の常識人にして一番の苦労人。
プロのダンサーを目指してミアレに来て路頭に迷いかけ*8ところをタウニーに声を掛けられてホテルZに住む代わりにMZ団に加入した。
頭頂部の特徴的な髪型と「兄がいる」との発言から『XY』のティエルノの妹かと思われる。

  • ピュール
ファッションデザイナーが将来の夢の少年。相棒はズルッグ。
既に相当な技量を持ち合わせており、主人公のジャケットや作戦会議室のMZ団旗も彼のお手製。
祖母に自分の仕事道具を捨てられたショックで家出していたところをタウニーに声を掛けられて、
仕事部屋の提供を対価にMZ団に加入する。
見た目がショウヨウジムのジムリーダー、ザクロによく似ており親族と思われる。

ネットアイドルであるカナリィの濃いオタクであり、カナリィの知識は相当のもの。
カナリィを呼び捨てにされたら「さん」付けを強要するなど、こだわりが強すぎる一面も。



ミアレに住む人とポケモン

「えいえんのはな」という特別なフラエッテと二人でホテルZを経営している。
『XY』の終盤で再開出来たフラエッテと共にホテル経営を営み、客数は少ないものの穏やかな余生を過ごしている。
だが、3000年生きた身体にはガタが来ているようで常に杖をついて歩いており、終盤では咳き込むようにもなる程衰弱してしまうが…


AZの最愛のポケモン。
このフラエッテが持つ花は他のフラエッテでは見られない尖った独特な色と形をしている。
最終兵器の影響で永い寿命を持っている。
このフラエッテにしか使えない「はめつのひかり」という技がある。

黒い犬のような姿をしたポケモン。
主人公を導くように現れ、時には自身との戦闘によってその力と素養を見極める。
ある時には小さな石ころをくれるが……?


ミアレでは有名な探偵の女性で、探偵事務所「ハンサムハウス」の2代目所長。
相棒はとある人物から受け継いだカラマネロ。それとは別に、バトルはしないパートナーとして「もこお」という名前のニャスパーを連れている。
『XY』当時と異なり言葉を普通に喋れるようになっている。
ピチピチのイクスパンションスーツの上にコートだけを羽織るという尻フェチには眼福極まりない格好。
とある人物からはクロバットも引き継いだはずなのだが、今作では内定していない為出てこない。

  • モミジ
フレア団幹部の女性。司法取引により現在は監視という名目でポケモン研究所で所長代理を務めている。
フレア団の過去については隠してもいないが公にもしていない。
クエーサー社の都市再開発計画には振り回されているようで目の下には隈があり、主人公が訪れる際は業務への鬱憤を叫んでいる。



クエーサー社

2年ほど前にミアレに進出し、現在ではミアレシティの再開発事業を一気に引き受ける外資系大企業。
ホロ技術を駆使してワイルドゾーンやバトルゾーンの設置・展開を行ったり、ZAロワイヤルの運営を行うなどの活動も行っている。
しかし一方で、暴走メガシンカ事件について住民に非公開のまま事態を収めようとしたり、次々にワイルドゾーンの設置を行ったりという行動から、一部市民からは不信感や反感を抱かれている。
そもそも都市の再開発なんて重要な事業を外資に委託すること自体を疑問視する声も挙がっている。

  • ジェット
クエーサー社の社長。
ミアレの再開発計画を進める一方で住民からは抗議活動も受けている。
暴走メガシンカ事件について把握しているが公表はしていない。
ダウニーの愛用しているコートに見覚えがあるらしく、元の持ち主であった母親に心当たりがある節が見受けられる。

  • マスカット
クエーサー社の社長秘書。体格のよい大柄な男性。
ヤンチャムとミミロルの髪留めがチャームポイント。
相棒はジジーロン。
暴走メガシンカ事件解決には奔走しており、暴走メガシンカが発見された際にはエムゼット団との連絡係も務めている。
娘がおり、バトルに負けて帰ると怒られるらしい。



DG4(でんじほう)

ミアレを中心に活動するネットアイドルの「カナリィ」およびそのファンが所属するグループの名前。
かなりの人気を誇っているらしく、街中には彼女のファンらしきオタク君がちらほら見かけられる。
グループ名はカナリィの相棒ポケモンの得意技からつけられたもの。
なお初回バトル時には誰もでんじほうを覚えていない
同じくカナリィのガチファンであるピュールだが、出遅れたのか「今更参加したところで精々モブ止まり」というこだわりの強さ故に所属していない模様。

  • カナリィ
ゲーム配信を中心として活躍しているネットアイドル。ボクっ娘で…大きい。
でんきタイプの使い手で相棒はシビルドン。
キレのある毒舌トークが特徴でネットでの人気はシビルドン登り。
配信業のみならずポケモン勝負の腕前も高く、ZAロワイヤルではFランク。

  • タラゴン
ラシーヌ工務店を率いる老人。
じめんタイプの使い手で相棒はドリュウズ。
ミアレシティにはラシーヌ工務店が制作したアスレチックのような組立足場が設置されている。




ジャスティスの会

ワイルドゾーンの撤廃、そして人々の成長を目標に掲げる武闘派思想団体。
街の一角に(勝手に)道場を構えており、そこで日々鍛錬などの活動を行っているという。
その目的や、リーダーを務めるシロー以外の構成員が全員女性という実態から、かつてイッシュ地方に跋扈した怪しげな宗教団体を思い出した人も少なくないはず。
しかしその実態は…

  • シロー
ジャスティスの会でリーダーを務めるトレーナー。姫カットに綺麗な顔をしているが男性である。
ワイルドゾーンの撤廃を望んでいるが、「野生ポケモンは危険では?」という声に対して筋トレで自分を鍛えようと返している。

  • ムク
シローの妹。ジャスティスの会の一因として彼を支えるが、時折姿を消してしまうという。



サビ組

「街の汚れの掃除人」を自称する団体。
…なのだが、サングラスをかけて顔にキズのついた強面たちが構成員として所属するどう見てもそっち系の団体
あまりお関わりになりたくないし、ならない方が良いタイプの人々だが、主人公たちはある事情から彼らと対面せざるを得ない羽目に…

サビ組のボス。コガネ弁で遠回しな脅しをかけてくる、どうみてもインテリヤクザ。
以前某ヤクザゲームが本シリーズをパロディした「スジモンバトル」なる要素を入れたことが話題になったが、彼の情報発表時は本家にもスジモンが出たとネタにされた
こんなナリだが警察の厄介にはなったことがないらしい。
顔つきは厳ついが身長は主人公と同じぐらいで、成人男性キャラの中ではかなり低い方。
ボールの投げ方や走り方など、微妙に運動神経が良くないと思える描写も見られる。


  • ジプソ
サビ組のNo.2。カラスバとは対照的に大柄な体格の、いわゆる武闘派構成員。






バトルシステム


本作の戦闘はターン制ではない。
相手のポケモンをロックオンするとポケモンの覚えている技が4つ出てくるのでそこから選ぶことで行うリアルタイムコマンドバトルである。

PPの概念が無い代わりに、技によって発動までの隙や使用後のリキャスト時間が異なるので、技を覚えさせるときには気をつけよう。
基本的に遠距離から攻撃できる技の方が発動までの隙が大きく、強力な技ほどリキャスト時間が長い傾向にある。

また、命中率も撤廃はされているものの、トレーナーについてくるポケモンの挙動を利用すればアニポケさながらの技をかわすような動きが可能。
特に隙が多い技ほどかわしやすいと言えるが、技を命令している間は発動準備のための動作が入る為、どのタイミングで技を打つかという読み合いも重要となる。

この仕様のため、野生のポケモン戦に限り、どくどくなどの継続ダメージ技を使い、ポケモンを引っ込めて相手が倒れるまで技を回避し続けるという強引な戦法も可能となっている。


ランク補正は1.5倍、1倍、0.5倍の3第階に変更されている。
そのため2段階上がる技などは効果時間で再現されている。

  • メガエネルギー
メガリングを受け取った後はメガエネルギーが表示されるようになる。
このゲージが満タンかつポケモンにメガストーンを持たせているとメガシンカさせられる。
メガシンカ後は時間経過と技を出した際にメガエネルギーが減少していき0になるとメガシンカが解除される。
メガシンカしたポケモンは、すべての技が威力と効果範囲や効果時間が強化されている他、効果抜群時の威力上昇補正も強化された「わざプラス」で発動される。
「わざプラス」自体は通常時でも皆伝済みの技なら出すことができるが、メガシンカしている時よりもエネルギーコストがかなり大きい。


  • オヤブン
基本的には『アルセウス』と同様のボス的な存在。
野生のポケモンの中にはオヤブンと呼ばれるXLよりも大きな個体が存在する。
オヤブンは通常わざマシンでしか覚えられない技を一つ覚えている他、HPの努力値が最大まで振られておりタフ。
眼を赤く光らせ主人公の前に強敵として立ちはだかる。
なお個体値が3V固定である。


フィールドアクション


本作ではポケモンをバトルせずとも捕まえることができる。
その際はポケモンに気付かれない内にボールを背後に当てることで捕獲率が上昇する。
ロックオンしていると^こんな記号が出て^が多いほど捕獲しやすい。
またポケモン勝負を仕掛けて勝利した後も一度だけ捕獲のチャンスがある。

野生ポケモンとの勝負やZAロワイヤルでは、相手に気付かれない場所からポケモンに技を指示することで不意打ちが可能。
不意打ちに使った技のリキャストは戦闘開始時には即回復している上に、不意打ち成功時にはダメージが上昇するので積極的に狙っていこう。

本作では『アルセウス』と違いライドポケモンは登場しない。その代わりとしてスマホロトムが活躍する。
高いところから落下したときには『SV』にもあった安全落下機能でふんわりと着地させてくれる。
またストーリーを進めていくとその安全落下機能を応用したロトムグライドを使えるようになる。
空中で追加ジャンプのような軌道で動けるようになり、これが解禁されると移動の自由度が大幅に上がる。


また回避行動としてローリング回避が存在し相手のポケモンの技を避けることができる。
暴走メガシンカなどとの戦いでは、このローリングで敵の攻撃を上手く避けなければ、ポケモンは無事でも主人公が力尽きることになる。
ただし『アルセウス』と違い力尽きた際のデメリットはなく、持ち物は失わないし、過去作のように所持金を失うこともない。
また、与えたダメージ分のHPを減らした状態で再戦することも可能。

本作におけるミアレ御三家はチコリータワニノコ、そしてポカブの三匹。
ジョウト御三家のうち『アルセウス』で御三家だったヒノアラシがポカブと入れ替わった形となっている。
本作では三匹ともタウニー(ガイ)の手持ちであり、主人公が選んだ以外の2匹は、タウニーがそのまま使う事となる。
なお、その際に一悶着起こした相手のポケモンを選ぼうとすると、やっぱり注意されてしまう。


メガ追記・修正は最強のメガシンカ使いにお願いします。



この項目が面白かったなら……\ゼドアッ!!/

最終更新:2025年10月25日 06:51

*1 『赤・緑』が1996年2月27日に発売されたことに由来する記念日。

*2 実は過去のゲームの内部解析において開発コード「XZ」「YZ」とされるバージョンが開発されていた痕跡が発見されていたのだが、発売されていない以上開発中止・お蔵入りとなった可能性が高い。

*3 ブラック2&ホワイト2と同時開発だった模様

*4 というかボーナスカードには「勝負を仕掛けてノックアウトしろ」というミッションがある

*5 ゲーム上では双方がチケットを入手してランクアップ戦が開始されるのではなく、ランク中の強者にチケットを持ったものが挑むという形式がとられている可能性がある。が、「対戦したどちらかが昇格する」ということは明言されているので便宜上この設定で話を進める

*6 特にキョウヤはシャツ一枚と旅行とは思えない恰好である

*7 LEGENDSシリーズとしては前作の「アルセウス」もこれにあたる

*8 住居をルームシェアで賄っていたのだが、シェア相手が速攻でオーディション受かった結果1人では家賃を払い切れなくなりかけていた

*9 自身が「長命」ではあるものの「不老不死」ではないと言う事もあり、自分が亡くなった後のフラエッテの生きる理由にもなって欲しい、と言う考えもあったとの事

*10 なお、元々借りたのは10万だったが、小さく見辛い文字で法外な利子があり、ここまで膨れ上がった。ポケモン世界に出資法とかはないのだろうか?

*11 ネタっぽいが、本作のポケモンの猛威を見ると割とシャレにならない話である……。

*12 「記憶」は失っているもののかつての自分が何をやったのかは当時の「記録」を読む事で大体は把握している