登録日:2025/10/24 Fri 18:05:00
更新日:2025/11/14 Fri 16:23:19NEW!
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『
Pokémon LEGENDS Z-A』とは、2025年10月16日に発売された『
ポケットモンスター』シリーズのゲーム作品の一つ。開発はゲームフリーク。
概要
2024年の『Pokémon Day』となる2024年2月27日に映像配信された
『Pokémon Presents 2024.2.27』で発表された、『
ポケットモンスター X・Y』の続編的な立ち位置にあたる作品。
その後は近年の『ポケモン』にしては珍しく
長らく続報が一切なく、続いて2ndトレーラーが公開されたのは『Pokémon Presents 2025.2.27』、つまり翌2025年の『Pokémon Day』まで丸1年開いている。
それ以降はSwitch 2対応で
Nintendo Directにピックアップされたり、『Pokémon Presents』がさらに開催されるなどしたりで、プロモーションの頻度は普段通りに収束している。
追加コンテンツの『
M次元ラッシュ』も、
発売前のプロモーションの中で発表されたものの1つ。『
ソード・シールド』や『
スカーレット・バイオレット』では本編発売後の発表なので、なんとも気が早い話である。
そんな追加シナリオの配信開始は2025年12月10日。本編発売のおよそ2ヶ月後と中々に早い。
本作は当初
Nintendo Switch向けの作品として発表されたが、
Nintendo Switch 2 Editon及びアップグレードパスが存在し、これを適応することでSwitch 2の性能を余すことなく活用し、フレームレートの上昇などのグラフィックが強化されたバージョンで遊ぶことができる。なお、Switch 2 Editonでしか手に入らない要素は一切ないのでご安心を。
ちなみにSwitch版Z-A+アップグレードパスとSwitch 2 Editonはそこまで値段が変わらない。
『
Pokémon LEGENDS アルセウス』の系譜に連なるアクションRPGの『ポケモン』で、
遂にターン制バトルが撤廃され、戦闘にもアクション要素を取り入れたものとなった。
なおいつもの『ポケモン』と異なり、『赤』と『緑』のようなバージョン商法ではなく、『Z-A』で一つのタイトルである。バージョン違い展開がないのも『LEGENDS アルセウス』と同様である。
本作を詳しく語る上において『X・Y』および『アルセウス』という2つの作品解説が欠かせないため、簡単ではあるが前提知識として解説する。
『
ポケットモンスター X・Y』は、本作発売の12年前である2013年10月に3DS向けに発売された作品。
世代で言うと、
ORASと並んで「
第六世代」の作品である。
フランスをモチーフとしたカロス地方を舞台にした作品で、作品内の雰囲気がとにかくオシャレ。
ポケモン本編初の3Dグラフィックという革新、主人公の服を着せ替えて遊べる、
フェアリータイプの追加、本作でもカギになっている「
メガシンカ」の導入など、シリーズに新しい風を吹き入れたタイトルだった。
その一方で対戦で
メガガルーラ、
ファイアロー、
ギルガルドらが猛威を振るうなど、調整不足・テストプレイ不足などによる作りこみの甘さもあったり、シリーズでは定番の『エメラルド』『プラチナ』に連なるマイナーチェンジの完全版や、『
ブラック2・ホワイト2』のような同一世代内・同一地方の続編が展開されない……など、完全3D化の負担や開発スケジュール不足も伺える作品であった。。
また目玉要素のメガシンカもハードがSwitchに移った第八世代からは廃止されるなど、近年は扱いに向かい風が吹いていた。
そんなこんなでカロス地方での冒険は深堀りされる機会に恵まれず、その煽りをうけて悲惨な扱いとなったのが名前からして『Z』用に用意していたであろう
ジガルデであった。
ストーリーには全く絡まず、「秩序を守る」という設定も活かされず、殿堂入り後の「終の洞窟」に
何の説明も無くポツンと立っているだけ……と(開発スケジュールの切迫もあってか)とりあえず残る伝説級を出すだけ出した、という感じになってしまったのだ。
その存在感の薄さからインターネット上では『Zなんとかさん』呼ばわりされ、「このスレはZなんとかさんに監視されています」という往時のネタAAの改変版が作られるなど完全にネタキャラ扱いだった。
第七世代の作品では新形態「10%フォルム」と「パーフェクトフォルム」、新専用技「サウザンアロー」、「サウザンウェーブ」、「コアパニッシャー」が追加されたものの、やはりストーリーには絡まず影の薄い不遇な伝説ポケモンだった。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、2022年1月にNintendo Switch向けに発売された作品。
『
DPt』の舞台であったシンオウ地方の遥か過去の時代であるヒスイ地方を舞台にした作品で、こちらも新しい仕様を数多く取り込んだ意欲作。
野生ポケモンが自身のポケモンと戦うのではなく、トレーナーである主人公を狙ってくるということが特徴的。また作中の人々もポケモンが怖い生き物であると信じており、人とポケモンの相互理解が確立する前の時代設定である。
フィールド探索やヌシポケモンとの戦いはアクションゲームとして作られており、ゲームシステム面でも新しい挑戦が繰り広げられている。
本作のシステムは『アルセウス』を洗練したものであり、勝手が異なる面はあるものの共通点は非常に多い。
『X・Y』で何が起こったのかは作中でもある程度語られるので本作単体でも十分に楽しめるが、本作をより楽しみたい場合は同作を先に一通り遊んでおくことを推奨する。懐かしのネタが随所に仕組まれており、ニヤリとさせられる場面が多々ある。
26年内には『
Pokémon HOME』との連動が予定されている。ただし、
本作で捕まえた・または一度でも本作に送った他作品産のポケモンは『HOME』と『Z-A』以外の過去作に連れていく、或いは再び戻す事が出来ないと事前告知されているため、後々送り込むポケモンを現時点で用意しているプレイヤーは要注意。
ストーリー
カロス地方にやってきた主人公はミアレ駅を降りて早々、
タウニーという少女が働いているという「ホテルZ」の宣伝動画撮影に付き合わされる。
(主人公の性別によってタウニーはガイという少年に置き換わる)
しかし主人公の荷物が撮影の隙にヤンチャムに盗られてしまった。
ポケモン勝負を通して荷物を取り返せたものの時刻も遅いので、タウニーの案内でホテルZで宿泊することに。
そこには主人公とタウニー(ガイ)を監視するジガルデ・セルの存在があった。
主人公はタウニー(ガイ)、デウロ、ピュールと共に街の安全を守る『MZ団』の一員として、
野生のポケモンの暴走メガシンカ事件を追うことになる。
世界観
『XY』から5年後の、カロス地方のミアレシティが冒険の舞台。
本作ではミアレシティの外に出ることはできないが、その分マップの密度が非常に濃い。
街中には住人である人間たちのほかにポケモンたちが至る所に姿を見せており、
実際に人間とポケモンたちが共に生活をする日常風景が広がっている。
とはいえ良い点ばかりではなく、岩やイバラ、ヘドロといったポケモンたちの痕跡が街中の道をふさいでしまうなんて事もあり、ポケモンの起こしたトラブルに奔走する人間や、逆に人間の行動により困っているポケモンの姿も見かけられる。
さらにメガシンカを引き起こすメガエネルギーの濃度がなぜか上がってきているらしく、街のあちこちにメガカケラの結晶が生える、野生のポケモンの暴走メガシンカ事件が起きるといった問題も発生している。
現在は外資系企業であるクエーサー社が「人とポケモンが共存できる街」を目指して都市再開発計画を進行中であり、その一環としてワイルドゾーンとZAロワイヤルという施策が行われている。
ワイルドゾーン
緑色のホロで囲われたゾーンで、野生ポケモンたちが集まって生息している一種の自然保護区域のようなもの。再開発の一環としてミアレシティ各所に設けられた。
ワイルドゾーン以外の街中に住むポケモンたちに比べて、ここに潜むポケモンたちは気性が荒く、人間に対して直接的に技を仕掛けてくるものが多い。
そのため相棒となるポケモンを連れていない人間の立ち入りは勧められておらず、入り口前にはゾーン侵入時の手持ちポケモン推奨レベルが注意書きとして表示されているほど。
実質的には従来作のポケモンが飛び出してくる草むらに相当する立ち位置と言える。
最初は数箇所しか存在しないが、ストーリーが進行するに連れ徐々に数が増えていく。これにより捕まえられるポケモンの種類は増えていくが、一方で人間の住む場所は減っていくということでもあり……。
実のところ、ワイルドゾーン開設に対する市民の反応はストーリー開始直後からあまり芳しいものではなかった。
まず、ポケモン世界と言えどもポケモンと一定の距離を置きたい市民は存在し、彼らからはワイルドゾーンは純粋に不評であった。
一方で共生を歓迎する者の中には、共生を謳っているが、実質的にポケモンの隔離ではないかと見る向きもあった。
このため、ワイルドゾーン撤廃を訴える集団や個人もチラホラ存在する。
ストーリーが進むと、広がり続けるワイルドゾーンを脅威に感じる人々が増えだす。
最序盤のワイルドゾーン内でミアレガレット屋が営業していることからも分かるように、元々市民の営みや憩いの場だった場所が無理やりポケモンの場所に変えられた、というのもワイルドゾーンが持つ側面の一つ。それが次々に増えていくのだから無理もない話だろう。
プレイヤー目線でも、メインストーリー等で立ち寄った人々で賑わっていた公園や道路が、ポケモンに占拠される様を何度も見せつけられることになる。
ストーリー終盤になると再開発を担当するクエーサー社から説明を受ける機会があるが、彼らにとっても度重なるワイルドゾーン設置が苦肉の策でしかなかった事がわかる。
「ポケモンとの共生」という目標の下で再開発を進める彼らだが、わざわざ街の数割をワイルドゾーンにするほどポケモンを街に呼び寄せたりはしない。ポケモンが街に異常な増えた原因は別にあり、彼らはそれに対処していたに過ぎないのだ。
…それはそれとして、ワイルドゾーンは観光名所にもなったらしい。クリア後になると、人々の諸々の苦労を知ってか知らずか、ミアレ市長が観光に予算を回しまくっていることが明らかになるのであった。
ZAロワイヤル/バトルゾーン
夜になるとバトルゾーンが出現し、
ZAロワイヤルという
ポケモン勝負の大イベントが行われている。
日没とともに赤色のホロで囲われたバトルゾーンが町の一角に出現し、中にいるトレーナー同士で1vs1のポケモン勝負を仕掛け合うイベントで、目と目が合ったらそれがポケモン勝負の合図という従来通りのトレーナー戦が行われる形となる。
とは言いつつ、敵トレーナーに気付かれる前に背後から忍び寄り不意打ちで攻撃を仕掛けることも可能。
力量差次第ではこの不意打ち攻撃で1体ノックアウトすることもでき実質相手の手持ちが-1体な状態でバトルすることもできてしまう。正々堂々勝負を挑んでもメリットはないので、積極的に奇襲を仕掛けよう。もちろんそれは主人公側にも例外ではなく、相手から先に見つけられるとこちらが不意打ちされた扱いとなりしばらく身動きが取れなくなる。地味に相手の視界の判定の優先度が高く、「こっちの不意打ちで一体ノックアウトしてるのにバトルを仕掛けられた」扱いになることもしばしば。
ほぼ確実に1~2発分の攻撃を無防備な状態で受けるため可能な限り避けたい。
参加者にはランク付けが存在し、バトルゾーンで相手を倒してポイントを稼ぐことでチャレンジチケットを入手すると、指定された相手とのランクアップ戦が発生。同ランクの中でも強者であるその相手を倒す事でランクが昇格する。
なおランクはZからAまで存在し、最強の称号であるAランクになると
何でも一つ願いが叶えてもらえるという。
ただし、叶えられる範囲はあくまで「
主催であるクエーサー社が可能な範囲のみ」。
また、ランクG到達者にはクエーサー社が
メガシンカに必要な「メガリング」を提供しており、高ランク帯になると一般トレーナーでもメガシンカを使いこなしてくる。
なお、バトルゾーンで勝利するとポイントの他に「メダル」も獲得でき、この所持数や撃破したトレーナーの人数に応じて夜明けごとに賞金ももらえる。高ランク帯ともなれば一晩10万もザラである。
ほかにも、バトルゾーンの中にはいくつか「ボーナスカード」が設置されており、それぞれに「指定されたタイプで相手ポケモンを倒せ」や「メガシンカしたまま技を当てろ」といったお題が課せられている。
このお題をクリアするとチケットポイントやメダルを追加で入手できる。
なおこのルールが適用されるのはZAロワイヤル参加者がナイトゾーンで戦った場合のみで、それ以外で行われたポケモンバトルに勝利した際に得られる報酬は従来通り現金のみ。
参加するミアレ市民の動機は様々。ランクAに到達して自分の願いを叶えたいと考えるものもいれば、単にお金稼ぎを目的にしているものもいる。
勝負後のNPCに話を聞いてみると、後述するMSBCのステータスの一環として参加している者もいるし、中にはボーナスカードを集めたいからという面白い理由の人も。
基本的に入り口は広く参加熱意も深く問わず、自由度は高いようである。
その目的は「最強のメガシンカ使い」を見つけだすこと。
ざっくり言えば、「ランクA到達者にミアレシティを救ってもらうこと」である。
なお、システム的に降格が存在しないため、このシステムだといずれ下位ランクが過疎るということも考えられるのだが、そもそもの目的からして本来であればランクA到達者が出た時点でZAロワイヤルは終了する予定だったようだ。
また「叶えられる範囲なら何でも叶える」という非常にスケールの大きい報酬をアピールする・主人公のように見込みのあるトレーナー個人に対し運営側から能動的に勧誘を行うなどして新規参入者は十分に確保していたものと思われる。
尤も、最終的にミアレシティを救うという大役を任せる都合上、報酬は大きく・頂は遠く設定したこと自体は利にかなっている。
さらに言えば最強のメガシンカ使いを決める過程で、ミアレを襲う危機に対処できるトレーナーを増やすというのも目的の一つ。
上位ランカーが増えることは、クエーサー社にとってむしろ喜ばしい事が伺えるセリフも存在する。
またそれの結果として、物語最終盤にミアレシティが未曽有の危機に襲われた際には、多くの優秀なトレーナーたちが事態収束に動いたことがマスカットから語られている。
このように、トレーナーの鍛錬と実力底上げを目的としている訳で、
本質的にはポケモンリーグと変わらないのである。
なお、願いを叶えることに関しては本当に可能な範囲でならちゃんと叶える気であった。
シローの「ワイルドゾーン全撤廃」のようにクエーサー社の活動と相反する願いを要求された場合にはどうする気だったかは不明だが、主人公が「街のポケモンを増やす」を提案した場合はやんわりと断られていた。
しかし、ランクAに到達した主人公が「ZAロワイヤルの継続」を願ったため「ZAロワイヤル∞(インフィニティ)」と名を変えて続行。ランク分けは廃止され、チャレンジチケットを獲得したもの同士が「リワード戦」を争い、勝った側にレアなアイテムが授与される、という風にルールも変わった。
余談だが、ザックが100敗しているらしいので少なくとも主人公が現れるまでに100日は運営している可能性があるのだが、それでもランクA到達者が1人も出なかったということは、飛び級がなければかなり険しい道のりだったのではないかと思われる。
地道に頑張ってCやBまで行った人が突如現れた新人(主人公)およびミアレ市民(タウニー/ガイ)に飛び級で抜かされたのはちょっとかわいそうな感もある。
ところで、このバトルゾーンのシステムおよびランクアップ戦については、いくつか問題点がある。
まず、バトルゾーンになるエリアは複数あるが、どのエリアがバトルゾーンになるかは事前に告知されない。
作中冒頭のように自分のいる場所が突如バトルゾーンになったり、上記の通りバトルゾーンの壁に閉じ込められたりする。
バトルゾーンはワイルドゾーン同様出入口も固定であるため、出口まで遠回りを強いられることも。
主人公も冒頭で経験しているが、参加していないから戦う意思はない、と思っていてもバトルゾーンにいるだけで勝負を仕掛けられるという問題もある。
次に、ランクアップ戦の相手がランクアップ戦をできる状態でなくとも決定される。
自分がランクアップ戦をしたくても、相手ができるようになるまで待たなくてはならない。
また双方の合意が必要であるため、相手がランクアップ戦をする気がない場合はいつまで経っても始められない。
さらに、ランクアップ戦は参加者同士が直接会わないと開始できない。
両者を主催者が呼び出したり、互いの連絡を仲介することもないので、決定した対戦相手が知らない人だとそもそもその相手を探すところから始めなくてはならない。
しかもチャレンジチケットの縛りもあるので、どうにか相手のところにたどり着いてバトルの約束を取り付けたとしても、相手にチケットを得るまで勝利を重ねられる力量が無かったら実質詰みである(格下狩りでもポイントは貯められるが…)。
この他ランクごとの階級分けがされていないので初心者狩り・格下狩りが可能だったり、参加意志がないことを表明する手段がないなど、さまざまな問題がある。
ゲームではランクアップ戦のための人探しや、相手の同意を得るための依頼が複数回あり、この問題とつきあうことになる。
クリア後のリワード戦では対戦相手も主催者が呼び出す形になるのでいくつかの問題は解消されるが、最も大きいバトルゾーンの問題は残ったままである。
少なくともバトルゾーンを発生させてるのは主催側なので事前告知はできるはずなのだが…
ただ家に帰りたい人とかどうすればいいんだろうか
なお、エンディング前まではどこか1ヶ所でしか発生しなかったバトルゾーンだが、エンディング後の「ZAロワイヤル∞」だと3ヶ所で同時発生する事に。「バトルゾーンが増殖した!?」「なんですって!?」
…ゲーム的には稼ぎ場が増えた上でエリア選択もできるようになると良い事尽くめだが、ZAロワイヤルを行わない(興味が無い)一般市民にとっては生活面で悪化の一途を辿ってしまっている。
上記の通り、昼と夜が切り替わるミアレシティ。夜限定で出るポケモンもいたりするのでバトルよりもポケモンゲットをした方がいい時もある。
過ごしていくうちにアナウンスが流れ、夜になろうとしていたり、朝(昼)になろうとしていることが分かるのだが、
ここで注意するべきなのは、切り替わり画面になるとやっていたことが場合によってはリセットされる。
そろそろポケモンがゲットできそう→切り替わり、でポケモンが消えたりしてしまうこともある。最悪のパターンはボールを当ててゲット成否の判定中に切り替わった時。そこはどうにかならなかったのか。
そしてちゃんと「いつ寝ればいいんだ」とNPCが言っている。いつ寝ればいいんだろうなこれ。まあ過去作のポケモン世界のベッドはトレーナーが短時間寝るだけでポケモンの体力回復とかできたりするので、細かく気にする事でもないと思われるが……
また、バトルゾーンがどこに出るかはランダムなため買い物してたらバトルゾーンに閉じ込められ朝まで出られなくなったNPCも存在する。
登場人物・キーポケモン
MZ団
裏通りにある「ホテルZ」を拠点としてミアレシティの平和を守る自警団・ヴィジランテ的なチーム。
ホテルオーナーであるAZの願いを受け、リーダーであるタウニー/ガイを中心として活動を行う。
カロス地方ミアレシティへ観光をしにやってきた少年、もしくは少女。
PVでの名前はキョウヤ(男)とセイカ(女)となっている。おそらく『
共生』からだろう。
タウニーからポケモンを渡されてポケモントレーナーとしてデビューし、ZAロワイヤルのランクを上げつつ暴走メガシンカ事件も追うことになる。
拠点であるホテルZには自室があるが、一つの
ビッグな例外を除いて、模様替えなどはない。
『アルセウス』の主人公以上に身体能力が高く、ロトムグライドも駆使してミアレシティを駆け回る。
物語の開始前からジガルデに目をつけられており、最強のメガシンカ使いになることを期待されている。
ランクアップ戦での受け答えの選択肢にやたらと煽る強気な文言が含まれており、基本的に喋らない歴代主人公の中でも妙に癖の強いキャラクターとなっている。
まあ「作中人物に発言に珍妙な返答を選べる」というのは理解できるのだが一部のサイドクエストで「⚪︎⚪︎があります。どうしますか?」などの
ゲーム内UIにすらひねった返答をしたりする
パンクな人物である。
それ以外にも、仮にも所持金わずか1万円&かなりの軽装かつカバン1つで宿も決めず観光に来たはずなのにMZ団の活動一辺倒の状況に一切不満の選択肢がなかったり、仮にもヤの人であるカラスバに全くビビらなかったり、主人公を知る地元の人みたいなものも登場しなかったりと歴代主人公でも謎に満ち溢れている。誰が呼んだか『ムショ帰り』
一応ただ何となくミアレに遊びに来ただけで最初は長期滞在するつもりは無かったと見るのが妥当と思われるが、やはり推測の域を出ない。
ちなみに観光を終えて帰ろうとすると、夢オチ扱いでポケモンセンターに戻される。
SVに続いて細かい顔パーツまで指定できる上に全メイク、全ドレスアップアイテムが男女共用。さらに今作から髪色のメッシュ・グラデーションが可能になった。
もっと言えば
男女問わずキュロット(スカート風ズボン)を着用できる為、前作以上にこだわり抜いた
男の娘・イケメン女子が作成可能となっている(ただし、男主人公の場合は
低音の男声な上、例外一つを除いて
後ろから見たらスカート風でもなんでもないただのズボンにしか見えない残念仕様)。
ちなみにグローブや靴といった小物の中には登場キャラと同じものも存在するが、プレミアがついているのか総じて値段が馬鹿高い。上記のスカート事情との兼ね合いか、小物と違いキャラの衣装はないためお揃いコーデなどはできない。
過去作主人公と比べると外見年齢がやや上がった分体格も男女の特徴が出ているので、本気でキャラメイクする場合はそれらをどのように活かすor隠すかが肝。
一方でアクション要素が増えた影響か、髪型の自由度は下がっており、特に長髪系は全く無く、セミロング程度のソバージュが限界となっている。もっといえばソバージュ程度の長さのストレートなどもないため、伸ばしたいならソバージュで妥協しなければいけない。
ホテルZのオーナーであるAZに恩返しするためにホテルZの宣伝を頑張っている少女/少年。
主人公が男の子ならタウニーが、女の子ならガイが登場する。
なお、いちいち併記するのは煩雑なので、この項目では区別する必要がある部分以外はタウニーを基本として記述し、代名詞も「彼女」を使用するものとする。
髪色がデフォルトと違うためパッと見わかりにくいが、彼女の顔パーツは主人公と同じもので、本編シリーズでは『XY』以来ご無沙汰となっている『選ばなかった方の主人公』枠とも言える。
なお、歴代初となる初期から主人公が選ばなかった御三家を2匹引き取るライバルでもある。
『SM』~『SV』は3匹目はメインキャラではない御三家をくれた大人が引き取り、どうしても1匹だけ出番が少なく除外された扱いになってしまっていた為、メインキャラであるライバルが引き取る事で、その問題を解決する為と思われる。
尚、『SV』のネモも最終的に2匹目の御三家を持つが、彼女の場合はDLC版後期のイベントであり、2匹目は違う地方の御三家で(DLC後期で過去作の8世代までの御三家24匹が条件を満たせば野生出現する為、様々な固有キャラが歴代御三家を持つファンサービスの一種である)、相当する地方の御三家の3匹目はクラベル校長が引き取っている為、本編では1匹だけなので例外。
その為、ライバルで相当する地方の御三家を初期から2匹選ぶのはタウニーが初である(『剣盾』のホップは初期からポケモンを2匹持っているが、1匹は一般ポケモンである)。
エムゼット団の発案者にしてリーダーで人一倍思い入れがある。
母親の形見である破れたジャケットを愛用しており、ドレスコードの可能性を鑑みて着替えを勧められても「これが自分の正装」と主張して拒否している。
街の探偵マチエールには人探しの依頼をしているようだが……?
人助けが趣味というぐらいの根っからの善人で、ミアレに来たばかりの主人公の事も親身になって付き合ってくれている。
人の善意を信じすぎる……と言うより、ぶっちゃけ自分の目的に盲目すぎるきらいがある。
初対面からしていきなり駅から出てきたばかりの観光客(主人公)を捕まえて動画撮影に協力させたりとその傾向はあるが、特にそれが致命的となるのがDランクでのメインイベント。
このイベントでは、後述するサビ組、つまりヤクザに借金を作ってしまう。その結果、不当な契約書で莫大な利子がつき、MZ団は窮地に陥る事になる……のだが、タウニーは反省するそぶりをほとんど見せないばかりか別の「人助け」でどこかへ行ってしまい、サビ組への対応をまるっきり主人公(とデウロ)に丸投げするのだ。なおこの時のイベントの流れで「この街が好きになっていって、そしたら困ってる人達がいたら助けたくって~」という台詞があるがその台詞を向けている相手が彼/彼女の借金のせいで困ってる主人公である。
と言うかそもそも借金自体「ホテルZの宣伝動画を作るため」という動機だが、その動画の効果は一切上がっておらず、ヤクザ云々を抜きにしても完全な無駄遣いである。
その後、主人公がサビ組の「タダ働き」に協力したことでカラスバに気に入られ利子をチャラにしてもらい、元本もカラスバがホテルZに宿泊した際のチップで返済することができた。
…そう、利子どころか元本すらも、結局自分の金では一切返済していないのである。
このイベントで、彼/彼女への好感度がドン底まで下がってしまったと言うプレイヤーも多い。
その後、Bランクのメインイベントで高級ホテルでのバトル大会に招待された際にも、主人公がドレスコードを守って正装するのに対して「これが正装だから」とラフな格好を譲らなかった。
さらに、暴走メガシンカの一報が入るや否や主催のユカリと他の参加者に事情をほとんど説明せず一方的に退場し、諸々解決して戻ってきた後も一切謝らなかった。
一応、この件に関しては、暴走メガシンカ自体が緊急かつ秘密裏に対処しなければならない案件であることや、ユカリ側の強引さも考慮すると一概にタウニーだけが悪いわけではない。が、それを踏まえてもかなり失礼な態度や行動ではあった。さらにその後ホテルが出た後すぐに人助けの要請が来たからということで先にホテルに帰ってくれと言う趣旨の発言をし一応緊急事態なのに人助けを優先にするなどやはり優先順位が曖昧なところがある。
なお、料理の腕自体は自他共に認める程高いようだが、食事のセンスは独特で、タワー状に盛りつけたカレー(つまり中にライスが入っている)の周りに3つもクロワッサンを置いた「クロワッサンカレー」ばかり作る。
本人はこれをホテルZの名物にしたいらしい。
デウロからの受けはいいが、ピュールは「別々がいい(意訳)」と意地でも食べない。
なおタウニーの場合、「これはなに?」と困惑する主人公に「質問される意味がわからない」「食べて」と凄い圧をかけてくる。
主人公と肩を並べて順調にZAロワイヤルのランクを伸ばしていき、同着でAランクに到達。
それと時を同じくして、プリズムタワー…もといその中に隠されていたアンジュが暴走の兆しを見せ始める。
マスカットから、ZAロワイヤルの本当の目的が「最強のメガシンカ使いを探し出し、メガフラエッテと共にアンジュを制御し暴走を食い止めてもらう」であったことを説明され、主人公とタウニーは、ミアレシティを守る大役を賭けてZAロワイヤル最強決定戦に臨むことになる。
主人公が勝利すれば、メガフラエッテと共にアンジュに乗り込むのは主人公と決定する。
……のだが、ここでタウニーが「それでも自分にやらせてほしい」と食い下がったため、結局はタウニーがアンジュに乗り込む役目を果たすことになる。
その理由は「だって…ミアレのみんなやポケモンを守りたいし」というもの。
一応、彼女がそう言った理由としては「主人公はジガルデに認められたトレーナーであるため、もしものときはジガルデと共にミアレを守ってもらう」という意図があったようだが、だったら何故この緊急事態にわざわざバトルをして時間を無駄にしたのかと言う突っ込みは避けがたい。
最初から役割分担を申し出れば良いだけの話であろう。
ともあれフラエッテと共にアンジュに乗り込んだタウニーは、アンジュの制御室でアンジュの制御を開始。
ところが、アンジュは制御どころか更なる暴走を起こし、アンジュからはフラエッテのえいえんのはなのような触手があふれ出し、ミアレシティを破壊。さらにあふれ出すエネルギーで街中の野生ポケモンたちが暴走メガシンカを起こしてしまう。
幸い、タウニーはアンジュの中でメガフラエッテに守られているため無事で、タワーの上からの景色を通話してきたあと、ローズ地区にいるジガルデを発見。
主人公にジガルデとの合流を促し、主人公は街で出会った仲間たちの力を借りながら、ジガルデとの合流、そしてアンジュフラエッテの鎮圧へと挑んでいくのであった。
……というのが最終盤の物語なのだが、この通り、ぶっちゃけ自分で申し出た割に大して役に立っていない。
アンジュの力が予想以上に強かったせいであり、彼女自身にそこまで非がある訳ではないのだが、これまで下がっていた好感度を回復する(本編での)最後のチャンスも不意にしてしまった感がある。
なお、彼女との最強決定戦は敗北した場合もやり直しにならずストーリーが進行する。
その場合はもちろん彼女が最強のメガシンカ使いとしてアンジュに乗り込むので、どちらかというとこちらのほうが流れとしては自然で正史っぽさがある。
だがそもそもの話として、
- 本編で彼女が戦闘を行う機会がかなり少ない
- 暴走メガシンカポケモンの対応では「主人公が一番強いから」と特別扱いして3箇所対応する一方、彼女/彼はデウロやピュールと同じ一箇所のみの扱い
- スーパーユカリトーナメントで、鍛え直したとはいえこの時点で主人公よりランクが下のカラスバに普通に負けている
……などなど、ライバルとしては扱いが悪く、そもそもAランクまでほぼ同時に上がってくる事自体に違和感を覚える人も少なくない。
挙げ句の果てに最強決定戦においても直前のAランクへのランクアップ戦で戦う相手の方がよっぽど強いため、タウニーに負けるルートを見る可能性はかなり低い。
加えて、ここでタウニーに手こずるレベルだとその後のストーリー上のバトルが相当厳しいことを覚悟しなければならない
ストーリー中にて、マチエールに人探しを依頼していること・着ているコートは母親の形見であることを明かしているが、クリア後のZAロワイヤル∞を進めているとようやく自身の話をしてくれる。
タウニーがミアレにいるのは亡き母の母…すなわち自身の祖母を探すため。
彼女の母親はミアレ各地で使われているホログラムの研究者だったそうだが、会社の偉い人でもあった祖母と意見が合わなくなってしまい、結果出奔してしまう。
時間が経って母親は祖母に謝りたかったようだが、体を壊してしまい遠方の地で療養にあたるも、その後死去。
タウニーはその言葉を伝えにミアレに来訪しており、マチエールに依頼して祖母探しから始まったようである。
なお、そのジャケットは実際にはその祖母から送られてきたことが分かる。
その真相と結末は…是非とも自身の目で確認してほしい。
ダンサーが将来の夢の少女。相棒はヒトデマン→
スターミー。劇中ではあまり強く押し出されないが
食いしん坊で、クロワッサンが好物。笑うとタレ目全開になる。かわいい。
一見お調子者っぽい雰囲気だが、MZ団では一番の常識人にして苦労人。暴走メガシンカ対策の作戦会議も基本的に彼女が率先して進行する。誰かさんより余っ程リーダーしている気が⋯⋯
そして……
- タウニーの無茶振りで暴走メガシンカポケモンを3体全て鎮めて回る主人公を気遣う
- タウニーの不注意を叱りつつもトラブル解決のため、主人公と共に危険を承知でヤクザの事務所に乗り込む
- タウニーの目的の一つであるホテルZのイメージアップに協力すべく、正装でセレブ集団MSBCと対等に接し、彼らとコネを作ってプロデュースに協力してもらうという粋な作戦を立案する(結果は上述のタウニーの正装の記述を参照)
など、大変仲間思いな優しい性格。
あるいは、無鉄砲・おてんば・気難し屋の3匹のワンちゃんを育てる飼い主みたいなんて言われていたり
プロのダンサーを目指してミアレに来
て路頭に迷いかけたところをタウニーに声を掛けられてホテルZに住む代わりにMZ団に加入した。
頭頂部の特徴的な髪型と名前の関連性と「兄がいる」との発言から『XY』の
ティエルノの妹かと思われる。
彼女が戦闘前に踊るダンスも、ティエルノが本編で踊る動きと酷似している。
ティエルノのTシャツの柄にバニプッチが描かれていたからか、彼女の手持ちにもバニプッチが入っている。
ファッションデザイナーが将来の夢の少年。相棒はズルッグ→
ズルズキン。
既に相当な技量を持ち合わせており、主人公のジャケットや作戦会議室のMZ団旗も彼のお手製。
祖母に自分の仕事道具を捨てられたショックで家出していたところをタウニーに声を掛けられて、仕事部屋の提供を対価にMZ団に加入する。
見た目がショウヨウジムのジムリーダー、ザクロに似ているがデウロほど決定的な情報もないため実情は不明。
ファッションデザイナーとしては自己評価は低めだが、界隈では噂の新星と警戒されてるレベルには腕がある。
一方でネットアイドルであるカナリィのガチオタクなんて一面もある。
しかも、
- 会議中でも配信が始まったらリアタイ視聴を優先する
- カナリィを呼び捨てにされたら「さん」付けを強要する
- 自分を「俗なファンとは違う」と自負しあえてDG4にも入会しない
などカナリ(カナリィだけに)面倒くさいタイプのオタクである。
彼女の配信は欠かさずチェックしており、いつか自分のデザインした衣装を着てもらうのが夢だとか。
マイペースな性格と他人への関心の薄さから序盤はやや冷たい印象を受けるものの、
中盤では主人公がカナリィとランクアップ戦をするためにクイズ大会の
カンニングサポートをしたり、突如出現したポケモンに驚き可愛らしい反応をする、主人公だけに苦労を背負わすまいと暴走メガシンカの鎮圧に積極的に協力するなど、ストーリーを進めるに連れプレイヤーからの好感度はまさに
シビルドン登りである。
ミアレに住む人とポケモン
『XY』の終盤で再会したフラエッテと共にホテルZを営み、客数は少ないものの穏やかな余生を過ごしている。
だが、3000年生きた身体には流石にガタが来ているようで常に杖をついて歩いており、終盤では咳き込むようにもなる程衰弱してしまうが…
3000年前、戦争の際に最愛のポケモンであるフラエッテを喪う。
深い悲しみに暮れたAZは他のポケモンの命を犠牲にしてポケモンを生き返らせるキカイを造りフラエッテの蘇生に成功。
それでも愛するポケモンを傷つけた世界への怒りは治まらず、そのキカイを最強の最終兵器へと改造し地表を焼き払う。
しかしフラエッテは気付いていた。自分の命は他のポケモンという生贄の上に立っていることに。
やがてフラエッテはAZの元を離れた。AZは嘆き悲しみ、彼には贖罪の意識が芽生える。
最終兵器の副作用で寿命が長くなりすぎたAZは孤独のまま3000年間彷徨っていた。
2000年前、放浪の旅の中で彼は時の権力者に頼まれ、カロスの中心地に「アンジュ」を建設する。
フラエッテの過剰な生命力を分け与えることが目的の装置であり、
これが彼なりのフラエッテへの贖罪だった。
現在はプリズムタワーとして外装が変わっている。
5年前、愚かな人類の粛清を目的とするフレア団に最終兵器のカギを奪われ起動されるが、結果的には3000年前のような最大出力で発射されなかった。
最終兵器を止めた聡き少年少女のお陰でAZは最終兵器を起動する前の心を取り戻し、
彼は3000年ぶりにフラエッテと再会することができた(これが『X・Y』の物語である)。
しかし最終兵器の影響で本来の主であるメガフラエッテが存在しないままに、
アンジュ内で生成されたメガエネルギーを放出しており、
このメガエネルギーが原因でメガカケラが結晶化して街に点在したり暴走メガシンカが問題となっている。
なおメガシンカという概念も
かつてAZがホウエンで研究して見出したのが発端
と本作で明かされているため
本作のテーマ要素によくも悪くも関わっている人物である。
AZの最愛のポケモン。
このフラエッテが持つ花は他のフラエッテでは見られない尖った独特な色と形をしており、内部データ的にも通常のフラエッテとは別種として扱われている。
最終兵器の影響で永い寿命を持っており、このフラエッテにしか使えない「はめつのひかり」というフェアリータイプでビーム系の技がある。
序盤、この「はめつのひかり」を、意図せずバトルゾーンに入った主人公に絡んだチンピラを追い払うために威嚇目的で
ぶっぱ披露するのだが、そのエフェクトが
はかいこうせんよりも遥かに大きい。
王のお気に入りという立場にありながら徴兵されたことや、遺体が恐らくは五体満足で帰って来たことから、元々高い実力はあったのだろう。
伊達に戦場と死は経験していない。
こんなノリなので、ファンからの愛称は専ら"姐さん"、"フラエッテの姉御"。相性有利のサビ組の連中でさえ彼女には頭が上がらないことだろう。
なお彼女がAZ
と別居から離れた理由は他のポケモンの命を使って生き返らせたという理由は語られてるが、キカイを使って地象を焼き払い戦争を終わらせたことに関しては言及はしていない。一応思うところはあっただろうがそこら辺は戦争帰りという事もあり割り切ってた可能性もある。
黒い犬のような姿をしたポケモン。
主人公を導くように現れては「しんそく」で去り、時には自身との戦闘によってその力と素養を見極める。
ある時には小さな石ころをくれるが……?
5年前の最終兵器の事件にて、語られてはいなかったもののジガルデもまた秩序を護るために戦い、最終兵器の光から人とポケモンを護っていたことが語られた。
『SM』のアローラ地方でセルの状態で拡散されていたのは休息のためであり、その際に
Zワザの力も吸収していた。
アンジュが暴走した際には主人公を呼び、キズナを結んだ相手として認め共にアンジュフラエッテ撃破のために力を貸す。
その戦いの最中かつて主人公が受け取ったいしころが輝きジガルデナイトへと変質する。
主人公とのキズナを力にしたジガルデはメガジガルデへとメガシンカ。
アンジュの光線を打ち消す力を持つ全力のコアパニッシャー「無に帰す光」を撃ちミアレの秩序を護った。
その後プリズムタワー跡地にて改めて主人公の力を見極めると、主人公を認め主人公のポケモンになる。
なお余談だが、ストーリー中では後述するユカリのトーナメントに乱入して来るイベントがあり、その際はきちんとトーナメント表に追加される。
つまり、トーナメント表のための写真を大人しく撮らせたという事になると言うのをプレイヤーからネタにされる。
ちつじょポケモンだけあって乱入さえも律儀である。
ミアレでは有名な凄腕の探偵兼ポケモントレーナーの女性。
5年前に親同然に面倒を見てもらった
国際警察の意志を継ぎ、現在は探偵事務所「ハンサムハウス」の2代目所長を務めている。
相棒は
とある人物から受け継いだ
カラマネロ。それとは別に、バトルはしないパートナーとして「もこお」という名前の
ニャスパーを連れている。
なお、とある人物からはクロバットも受け継いだはずなのだが
、今作では内定していないというメタ的な事情もあってか登場しない。
また、居眠りしていたのを誤魔化す際など、言い訳する時の言動は初代所長に似てきた。
『X・Y』当時と異なり識字力も格段に上がったようで、テキストには漢字表記も混じるようになった。
ピチピチのイクスパンションスーツの上に、上半身しか覆わないコートだけを羽織るという尻フェチには眼福極まりない格好。なおエスプリ時代の癖が残っているのか、走り方は所謂ナルト走り。
元
フレア団科学者の女性。司法取引により服役せずに済んだようで、現在は監視も兼ねてポケモン研究所で所長代理のポストを与えられている。
自身の過去については隠してもいないが公にもしていない。フレア団時代に着用していたゴーグルを机の上に置いていたり、使っている椅子やPCにはフレア団のロゴが刻まれていたりと、古巣には愛着がある様子。
現在の業務はワイルドゾーンの調査が主。ミアレ市長からあれこれせっつかれているようで、主人公が所長室を訪れると彼女が鬱憤を叫ぶ様を耳にすることがある。また、よほど忙しいのかゲーム後半になると目の下に隈ができている。
主人公には調査協力として「モミジリサーチ」なる活動を依頼してくる。
図鑑を埋める・ポケモンを進化させる・街中にあるメガ結晶を破壊するなどのタスクをこなしてミッションをクリアするとポイントを得られ、一定数貯まると調査レベルがアップ、その報酬として
わざマシンなどのアイテムを受け取れるという仕組み。
最終的には色違い厳選のお供の
ひかるおまもりを貰えるが、このために避けて通れない
とあるリサーチが鬼畜の極みとプレイヤーからはもっぱらの評判。
- ポケモン図鑑に登録……さまざまな種類のポケモンを図鑑に登録すること。捕獲や進化など方法は問わない。
ポケモン図鑑のつかまえたかずの登録数を増やす、いつもの収集要素。
本作ZAのポケモン図鑑には全230種のポケモンが登録可能で、それを5種類ずつの計46個のミッションが用意されている。
なお、本作単体だけで230種全てをコンプリートするには、エンディング後のメインミッションを最後まで終わらせる必要あり。
それと、通信交換で進化するポケモンの一部は野生出現しないため、そいつらを入手する際は通信交換も必須となる。
『Pokémon HOME』とは26年内に連動できるようになると告知されており、連動開始後は他作品から持ってくるという形で単独での入手が緩和される事だろう。
- メガシンカ図鑑に登録……メガストーンを入手してメガシンカ図鑑に登録すること。
読んで字の如く、メガストーンを手に入れる事で埋められるメガシンカ図鑑のページを増やす。
本作の通常プレイにて入手できるメガストーンは全部で62種類存在し、計12個のミッションにそれぞれ分けられている。
ストーリーのイベントで手に入る物もあるが、それ以外のメガストーンはクエーサー社にてメガカケラとの交換か、いしやで大金を投じて購入のどちらか。どちらの場合でも集めるのは中々の手間。
ちなみに、あるポケモンのメガストーンはエンディング後のメインミッションを進めないと入手できないので、こちらもエンディング後でないと全達成は実質不可。
なお、「ゲッコウガナイト」のように『ZAバトルクラブ』で一定ランクまで上げないと入手できないメガストーンは、メガシンカ図鑑登録ミッションには必要なく、登録カウントの総数にも含まれない。
- 通信交換で進化……通信交換によってポケモンを進化させること。種類は問わない。なお送った側はカウントしない。
通信交換で進化するポケモンの進化を見る事で達成できるミッション。ぼっち潰し
ミッション説明に「送った側はカウントしない」と書かれている通り、こちら側が相手に通信進化ポケモンを送っても、その通信進化が見れるのは相手側だけ。
なので、相手側から通信進化するポケモンをこちら側に送ってもらわなければミッション達成できない事に注意。
1匹・3匹・5匹と計3個のミッションが用意されており、いずれも2000ポイント設定。交換してくれる相手さえいればポイントをお手軽に稼げるぞ。
なお、プレイヤー間では「遠くの人との交換で、進化前の図鑑ナンバーを通信パスワードに設定」と言う方法が自主的に編み出されている(例えばゴーストなら図鑑ナンバー66なので「0066 0066」など)。プレイ人口が多い時期のみ使用出来る手段だが、試してみよう。
その際、アイテムの必要なポケモンは持たせるのを忘れないように。特に非売品の「ホイップポップ」「においぶくろ」を持たせての通信交換で進化するペロッパフとシュシュプは、相手側のポケモンが進化アイテムを持たせているか確認してから交換する事。残念なことにわざと持たせずに、またはかわらずのいしを持たせて交換し持ち逃げする輩が少なくない数確認されているので余計に。
ついでなんだかんや何時でも人口が多くいるコミュニティのため、ネット環境さえ整ってれば昔よりは通信進化のハードルが下がっている。
- ポケモン勝負に勝利……トレーナーとのポケモン勝負に勝利すること。レギュレーションは問わない。
モミジリサーチをこなす上での最大の関門。前述した
とあるリサーチが鬼畜の極みとはコレの#15を指す。
トレーナーとポケモンバトルし、勝つ事でカウントされる。計15個。
「雑魚トレーナーを狩り続ければ楽勝じゃん!」……と思うかもしれないが、その回数設定が矢鱈多いのが特徴。
最初の#01は「5回勝利」から始まり、以降5勝刻みで#13が「100回勝利」とまだ良心的な回数だが、ここからが問題。
続く#14で
「500回勝利」と急に要求数が大きく増加し、最後の#15は
更に倍の「1000回勝利」。ZAロワイヤルによるバトルが街中で日夜盛んに行われているとはいえ、中々に狂った回数設定である。
あまりにも唐突な倍化具合はシュウゾウを彷彿とさせる
なお、これ以外(#15の「1000回勝利」)のモミジリサーチを全て完遂した場合、リサーチレベル49で残り100ポイントの状態で止まってしまう。もしかして:妖怪1足りない
したがって「ひかるおまもり」を入手したい場合は、このリサーチミッション#15のスルーは一切許されず、何が何でも1000勝しなければならない。実に鬼畜。
ストーリーをサクサク進めてエンディングを迎えても、その時点での勝利数は良くて2~300勝程度だと思われ、そこから1000勝までやるとなると険しい道のり。
エンディング後はZAロワイヤル∞からリワード戦が行えるようになり、そのリワード戦に勝つとレアなアイテムが報酬として貰える事がある(確実に貰えるとは言ってない)。
なので、賞金やレア報酬を目当てにZAロワイヤルでバトルに明け暮れれば、いつの間にか達成している……かもしれない。
ZAロワイヤル下のバトルは、どのバトルゾーンで戦うかにもよるが慣れれば20勝以上は余裕であり、ガチでやれば30勝以上も十分狙えるので、とにかくやり続けよう。
…なお、前述したあるポケモンのメガストーン入手にはZAロワイヤル∞を嫌でもやらなければならないので、1回20勝を目標に進めれば、それだけで300勝ほどカウントを稼げるだろう。
単調作業が苦に感じるなら、レストラン一つ星で連射機能コントローラーを使ってバトルの勝利数を稼ぐ放置プレイもある。
こちらはZAロワイヤルと無関係なバトルを3連続で行うもの(途中回復無し)で、1回3000円。敵は弱いが副産物はショボく、賞金もロクに稼げないので隙間時間で勝利数を稼ぎたい人向け。
- メガ結晶の破壊……ポケモンに技を指示してメガ結晶を破壊すること。
ミアレシティ内にポツポツ出現・発生しているメガ結晶を壊すとカウントされる。
計10個のミッションが存在し、こちらも上記の「ポケモン勝負に勝利」と同じく、最後の#10が「1000個破壊」と要求数が異様に多い。
数は一見多いように見えるし実際多いのだが、上記のメガシンカ図鑑を埋めるためにメガ結晶の破壊が必要なので、あちらを達成する頃にはこちらも達成できているはず。メガストーンのためにも、範囲攻撃を覚えたポケモンで見つけ次第壊しまくろう。それ以上にメガかけらの所持数上限でメガストーンを交換する前に溢れてしまうことが問題か。
メガストーンを集めていればおまけで貰えるとはいえ、貰えるポイントは100×10だけで、全部こなしても1000ポイントにしかならない。必要個数に比べるとショボすぎるポイント設定である。街を良くする事しか考えてないミアレ市長へのあてつけだろうか
「ひかるおまもり」を渡した後、「ひとまず終わり」と口にする。現時点ではそれだけ。
ひとまず、という事なのでDLC『M次元ラッシュ』が展開された際に新たなモミジリサーチが別枠で増えるのだろうか。
なお、現在出されているモミジリサーチ213個を全て終わらせると、研究所内でモミジに話した時の反応が少しだけ変わる。
完成後にモミジに話しかけても、何も言われないし祝われない。
たとえ前述のモミジリサーチ全213個をやり終えたとしても、ポケモン図鑑に関しては何も言及しないまま。
彼女はミアレシティに集まり増え続けるポケモン達の生態には強い関心を示しているものの、主人公に対し「ポケモン図鑑を完成させてほしい」とは作中では一言も口にしてない。
つまりモミジにとっては研究のためのリサーチが最も重要であり、図鑑の完成は二の次なのだろう。
そもそもミアレシティどころかカロス地方全体の図鑑が5年前に完成しているだろうし
ミアレシティで活動しているバックパッカーの女性。
当初はコレクターのアンドレと共に手持ちのヤンチャムを使った置き引き等を働いており、ターゲットとなり荷物(バッグ)を取り返しに来た主人公と交戦。
タウニー/ガイとは本編開始前より先にZAロワイヤルで戦った事があるようだが、アンリ側が惨敗した模様。タウニー/ガイ曰く「弱すぎて名前すら覚えてなかった」。
本作にて最初に戦うこととなるトレーナーで、バトルのチュートリアル担当とも言える。相方のアンドレはタウニー/ガイに画面外でリベンジするも再度瞬殺された。
なお、この対戦前に主人公はタウニーから使用するポケモン(=主人公にとって最初のパートナーとなるポケモン)を選ぶよう指示されるが、この際通常の選択肢となるミアレ御三家ではなくアンリのヤンチャムを選ぶこともでき(選べるだけで実際に使用はできない)、実際に選択すると当然ながら「図々しいね!ヤンチャムはあたしのポケモン!」と返される。
他人の荷物を勝手に持っていった図々しい人間に言われる筋合いはないセリフである。
戦闘終了後はバッグを盗った事を謝りつつ、その場にバッグを置いて走り去っていった。
その後は改心したらしく、とあるサブミッションでは真っ当な運び屋としてヤンチャムやアンドレ(スマホロトム経由での会話のみ)と共に活動している様子を確認することができる。
ZAロワイヤルでの対戦相手として登場する事はないが、エンディング後のZAロワイヤル∞のリワード戦では登場・再戦が可能。手持ちが4匹増えているが、エースは引き続きヤンチャム。
後述のザックとは違いレベル70を超えているものの手持ちにあくタイプがいないのか、はたまたヤンチャムが大好きだからなのか(ZAロワイヤル用の写真はヤンチャムとのツーショット)、ゴロンダには進化していない。
ミアレシティの名物タクシー運転手。いつもラシーヌ工務店向かいにあるタクシー乗り場でお客さんを待っている。
ZAロワイヤルにも参加しており、腕前は
永遠のZランク。主人公のランクアップ戦初陣の相手となる。
と、これだけなら序盤のぽっと出なザコトレーナーの1人に過ぎないが、実は元レーサーかつ、タクシー運転手としては超優秀。
彼にタクシーを頼んでみると快適な運転と、目的地までの世間話として
エアームドとカーチェイスを繰り広げた話や、
過去作のある人物にまつわるとんでもない話など、実に様々な面白い話を聞くことができる。
本当にポケモンバトルの才能だけがない男。
ストーリークリア後に再戦できるが、他の再戦トレーナーは手持ちポケモンのレベルが軒並み70前後まで上がっているのに対し、ザックのみなぜか初戦から据え置きのレベル10前後。
クリア後にはこちらの手持ちも大体レベル70にはなっているので負ける方が難しい。
ZAロワイヤルで最初のボスという立ち位置、ミアレシティの元ネタがフランスであることや今まで99敗し主人公との対決で見事100敗を記念することから元ネタは
パンチアウト!!シリーズのグラス・ジョーである可能性が高い。
大都市らしくいわゆるNPC・モブと呼ばれる存在に相当するキャラクターが街に多数存在し、賑やかさをもたらしている。
……のだが、今作では上述のザックを始めとして、
自爆技を覚えたポケモンだけで戦う芸術家、12匹ものコフーライを美術館の中で迷子にしてしまうカップル、スターミーを崇拝する謎の宗教団体など、やたらと存在感が強いモブが多く、お陰でメイン並に濃いサイドストーリーも多く存在する。
またミッションに絡まない人物からもシリーズ関連の貴重な小ネタ話を聞ける機会があるので、積極的に話しかけてみてコミュニケーションを取るのもおすすめ。
本作に登場しないはずの幻のポケモンについて言及してくるNPCもいたりする…
剣盾・SVと同様に、近くを通った際に会話や独り言の吹き出しを出す住民も多数。街を歩いている最中には耳を傾けてみても楽しい。平凡な会話をしていたり、自身のポケモンについて語っていたり、世知辛いぼやきを言っていたり、ポエマーだったり、含蓄のある格言を述べていたりと様々。
ストーリー中盤で登場する面々。
「町にポケモンがやってくるのはクエーサー社の仕業」との噂を確かめにミアレ銀行付近に来ていたジェットへ直接抗議していた。
そこに居合わせた主人公とカラスバの2人を相手に「俺らの正義を邪魔するなら自慢のポケモンで追い払うぞ」と言ってのけ、代表の青年がバトルを挑んでくる。
なお肝心のバトルだが、レベルはモブとして相応なもののメガシンカは使わない(そもそもメガシンカ関係はクエーサー社が管理しているため、クエーサー社に反対する彼が関連アイテムを持っていないのは当然だが)し、主人公はカラスバとコンビを組んで2VS1の数的有利でバトルできるため、超弱い。
しかもその場にいた他の会員達は一方的にリンチされてる代表に加勢すらせず、彼らのバトルを見ているだけ。ポケモンすら持ってない非戦闘員だったのか、サビ組が怖くて加勢しなかったのかは不明
孤立無援な代表が2人に負けると「いつかクエーサーの欺瞞を暴くからな 覚えてろ!」と吐き捨てて会員共々逃げ去っていくのであった。
カラスバからは「捨て台詞として美しいぐらいテンプレ」「要するに個性がない」とバッサリ切り捨てられた
以上で出番終了。以降、メイン・サイド両ミッションに登場しない。
メタ的視点で言うなら代表者に名前が設定されていない時点で彼らの存在の程度はお察し、ということなのだが。
というかクエーサー社に乗り込んで過激な活動しているところをカラスバにシメられて終わり、というだけの役割なので、本拠地もマップに見えなければ、会員が普段何をしているのかすら不明。
つまり実質はそこらのモブと大差ない程度の存在なのである。代表も個別モデルがあるわけでなく、モブの色違いという徹底ぷり。「要するに無個性」はメタ的な意味でもその通りだった
一部プレイヤーから「代表の目に曇りがなくて、ある意味不気味」と言われることがあるが、その色違いモブキャラと顔パーツに違いはないため、言動の印象によるところが大きいのだろう。
その会の名前と正義の名の下に実力行使する姿勢に対し、本当のミアレの危機と言える最終決戦やその後の復興作業に姿が見えないことから「口だけでいざと言う時はロクに役に立たない」と一部のプレイヤーからネタにされている。
一応、主人公の前に現れなかったと言うだけで、画面外で活動していると言う可能性はある……と言うかメタ的に言えば「所詮はモブなのでその辺りも描写されなかった」と言うだけだろうが(実際、本当に役立たずとして描写したいなら「不満を述べるだけで何もしない描写」も有って良い訳だが、それすらもない)。
実際に判明するクエーサー社の目的からすると彼らの活動は空回りだった一方で、劇中のミアレシティの情勢や、クエーサー社の情報開示の姿勢からすれば、彼らのような意識の市民がいるのは仕方ないとも言える。
また、彼らもミアレに家族や仕事仲間がいた可能性があり、仮にワイルドゾーンの増加で家族との生活や仕事に影響が出たとすれば、彼らがああして行動しなければ家族や仕事仲間に面子が立たなかったという風にも考えられるので、やはり簡単に片づけていい話ではないと言えよう。。
このようにその出番の少なさとカラスバの評に反して、良くも悪くも語り草な一団である事は確か。彼らをどのように解釈するかはプレイヤー次第ではあるが、どんな考えにいたるにせよ彼らのように暴走する事は無いようにしておきたいものである。
余談だが、代表の手持ちはカイロス・イワーク・オニゴーリという構成で、イベント発生場所がルージュ地区の一角である事から、一部のプレイヤーからはこれらをネタにする某実況プレイヤーが元ネタではという推測がされることも(本人も反応している)。
前述のモミジが度々言及しており、「クッソ!」から始まる彼女の愚痴の対象人物。
名前や性別や容貌等の人物像まで一切不明で、そもそもミアレシティ内のどこにもその人と思しき存在が確認できない。市長なのに居住実態が無いってどういうこと?どこに住んでるんだよ
ゲーム中に登場していないため、その人となりですらNPCからの言及でしか分からないが「ミアレシティの再開発は市長の一存で決まったらしい」とポケモン研究所付近にいるモブNPCが口にしていたりも。
下記のクエーサー社に任命した再開発事業やミアレ観光事業といった市政には力を入れる一方で
モミジが所長代理を任せられているポケモン研究所に対しては予算をロクに回さないと何とも両極端。
そんなモミジ本人は元フレア団なのもあってか「(市長の決定には)あまり強く出られない」とも口にしており、5年前にフレア団が起こした大事件から彼らの事は今現在もよく思っておらず、冷遇し続けているのではないかと思われる。
あるいはポケモンそのものには関心が無いか、他の事に手いっぱいすぎて研究所などを細かく気にかける余裕すら無いのか…?
クエーサー社
2年ほど前にミアレに進出し、現在ではミアレシティの再開発事業を一気に引き受ける外資系大企業。
ホロ技術を駆使してワイルドゾーンやバトルゾーンの設置・展開を行ったり、ZAロワイヤルの運営を行うなどの活動も行っている。
しかし一方で、暴走メガシンカ事件について住民に非公開のまま事態を収めようとしたり、次々にワイルドゾーンの設置を行ったりという行動から、一部市民からは不信感や反感を抱かれている。
あの人や
この人の件から発売前は実は黒幕なのでは?と言われていたが…?
クエーサー社の社長。本作の「ポケットモンスターの世界へようこそ!」を担っていたりもする。
ミアレの再開発計画を進める一方で住民からは抗議活動も受けている。
暴走メガシンカ事件について把握しているが公表はしていない。
タウニーの愛用しているジャケットに見覚えがあるらしく、元の持ち主であった母親に心当たりがある節が見受けられる。
クエーサー社の社長秘書。体格のよい大柄な男性。素顔は強面だが、物腰丁寧でとても優しい性格。
常にサングラスをかけているが戦闘時に一瞬外すほか主人公に負けるとサングラスがズレる。
ヤンチャムとミミロルの髪留めがチャームポイント。かわいい。
相棒は
ジジーロン。なお、パーティにはいかついポケモンの中に
実際にミミロルが入っている。本人曰く「捕まえたて」らしいが、ある意味ちゃんとポケモントレーナーしてる人。
暴走メガシンカ事件解決には奔走しており、暴走メガシンカが発見された際にはエムゼット団との連絡係も務めている。
娘がおり、バトルに負けて帰ると怒られるらしい。
終盤、ジェット社長が主人公たちにクエーサー社の目的について語ってくれる。具体的には以下の通り。
『人口流出や風評被害による土地の資産価値低下を防ぐ目的でミアレ都市開発が計画されました。とはいえリスクのある計画のため引き受けようとする企業はなく、弊社が担当することになったのです。』
……以上。実のところクエーサー社は裏も何もなく、単にカロスの企業が手を出そうとしなかった「ミアレ都市開発」という火中の栗を拾い、その完遂に向けて頑張っていたに過ぎなかったのである。
引き受けるにあたり、なぜ外資系企業なんぞが、と思われる危険性も十二分に承知していたが、「それでもやるべき事業ととらえた」とのこと。
またモブの台詞の中に「(再開発を外資企業がやることへの疑問に対して)フレア団があんな事件を起こさなければ」というものがあるので、フレア団のせいでフラダリと繋がりのある地元の企業達は信用が失われて引き受けることができなかった可能性もある。
ともあれ、プレイヤーからの疑念については前作のクラベルと同じように完全に風評被害であり、社長もマスカットさんも人格者というにふさわしい人物である。
むしろ誰もやりたがらないけれどカロスのためにはやる必要がある都市開発を引き受けたのに、その都市がとんでもない爆弾を抱えていた事に対して、とんだ貧乏くじを引かされた企業だと同情する声もある。
ポケモンとの共生も開発当初から掲げられた理念であり、本編でいうワイルドゾーンのような場所も最初から用意するつもりではあった。
しかし、ゲーム本編で起きた野生ポケモンの異常増加は全くの想定外であり、街の数割を占めるワイルドゾーンが出来てしまったのは彼らにとっても不本意だったようだ。
ただ、事情があるとはいえかなりの秘密主義であるため、ミアレシティの住民からすれば理不尽な批判ばかりとも言い切れない。
もちろんクエーサー社の側にも立場があり、下手に世間に公表すればミアレシティからのさらなる人口流出、最悪の場合は都市機能の崩壊を招く可能性は高い。
カロス屈指の中央都市が衰退すれば、地方全体まで問題が及ぶ事は想像に容易く、その問題を避けるために秘匿していたのだろう。
だが一方でミアレ市民からすれば「都市や地方のためと言う名目で、自分達市民の身に降りかかっている問題の理由や命の危険すらも秘密にされていた」という事になる。
本編では主人公などの活躍もあって無事に収まったが、もし失敗していれば何も知らないままミアレシティ崩壊に巻き込まれて命を落としていた可能性すらある訳で、批判も当然であろう。
そうした「都市や地方の都合」と「市民の都合」は相容れるものではなく、クエーサー社はその板挟みとなっていたとも言える。
……あとそういう事情を抜きに、前述の通りZAロワイヤルの運営はもうちょっとちゃんとすべきでは、というのはプレイヤーからのツッコミどころである。
DG4
ミアレを中心に活動するネットアイドルの「カナリィ」およびそのファン「カナ友」が所属するグループの名前。
かなりの人気を誇っているらしく、街中には彼女のファンらしきオタクがちらほら見かけられる。
グループ名はカナリィの相棒ポケモンが使う得意技「
でんじほう」をもじってつけられたもの。
ピュールは「会員番号一桁にもならないのに参加したところでただのモブ」というこだわりの強さ故に所属していない模様。
ゲーム配信を中心として活躍しているネットアイドル。
ぼくっ娘で、
大きい。でんきタイプの使い手で相棒は
シビルドン。
キレのある毒舌トークが特徴で、ネットでの人気もシビルドン……いや
うなぎ登り。
だって本人が「メガシンカでうなぎのぼれ」って言うし……この世界ウナギいたんだ
配信業のみならずポケモン勝負の腕前も高く、ZAロワイヤルではFランク。
しかしゲームの方が好きでポケモン勝負には積極的でなく、彼女が対戦相手に選ばれたせいで主人公はわざわざファンイベントでお願いを聞いてもらう権利を獲得しに行く羽目になる。
主人公がカナ友ではなく、裏にいる誰か(ピュール)に助言を受けていた事を見抜きながらも咎める事なく、その誰かへのプレゼントを用意するなどファンサは忘れない人物。
同じく配信者キャラの
ナンジャモとは、使用するポケモンのタイプ・一人称・ツートンカラーの髪と色々共通点が多い。
ラシーヌ工務店を率いる老人。
じめんタイプの使い手で相棒は
ドリュウズ。
ミアレシティにはラシーヌ工務店が制作したアスレチックのような組立足場が設置されている。
実はタラゴンは
カナリィの祖父。
孫娘のカナリィを溺愛しており、彼女がやりたがらないファンミーティングなどは
タラゴンがカナリィのホロに扮して行っている。要するに配信はカナリィ、リアイベはタラゴンがやっているのだ。
作中の描写ではギリギリまでカナリィ本人の存在は伏せられておりタラゴンがホロカナリィの正体を明かした際に落胆しかけたトレーナーは多いだろう。
直後の台詞で実在が判明するが、バ美肉と本人のハイブリットというのは中々に斬新な設定である。
基本的に孫のアイドル人気促進のためにやっており、主人公が(配信者としての彼女に興味があった訳ではないため)ファンミのクイズ大会の報酬としてランクアップ戦を要求して来たとこは驚きのあまり孫の演技を忘れ素に戻っている。
一応カナリィからも許可は取っているが
ドン引きはされている。
(そりゃそうじゃ)トレーナーとしての肩書もカナリィファンクラブであるDG4である。
初見プレイヤーは覚えていない可能性が高いが、初対面の時点でガイ&タウニーに対して
「素人の動画配信で客を増やすのは難しいぞ
うちのカナリィにCMしてもらおうか?
」と主人公のいる前で話しているので
カナリィに配信をさせられる立場であることまでは隠す気がない模様。
もし頼んだとしても中身はあんたなんだろうな
また前述の足場アスレチックで拾える
カラフルなネジを集めると、カナリィを模したぬいぐるみと交換してくれる店員がいる。
ポケモンの
ダイレクトアタックで主人公が気絶しにくくなる効果や獲得経験値アップ効果など、冒険を便利にしてくれる追加効果が得られるので、気が向いたら集めて交換しよう。なおカナリィぬい全種と交換するだけなら全て集めなくても問題ないが、全て交換しきると嬉しいプレゼントがもらえるという噂もあるぞ!
なおこの店員、何も交換せずに立ち去ろうとすると「なにしにきたんだよ」とクッソ雑な対応で返す。じいちゃん教育しろ
DG4の会員番号1ケタ(4番)で、自称最古参のカナリィオタク。
見た目も言動も古典的なオタク像そのものである。
カナリィカルトクイズ大会では常に優勝を飾っているらしく、成り行きで参加する事になった主人公に対しては激しくライバル心をぶつけてくる
ため、ピュールからはマウント取ってくるタイプのオタクと不評。
しかしいざ主人公が優勝すると事情を察しつつ称えてくれる、良くも悪くもストレートかつ熱いオタクである。
メインシナリオでの登場後も、サイドミッションなどではカナリィ本人以上にちょくちょく出番があったり、ストーリー終盤でも主人公達の援軍に駆けつけるというか近くにいたので巻き込まれた。
またメガシンカは出来ないがポケモンバトルの実力は中々のものであり、仲間内での切磋琢磨や訓練も欠かさないため見た目に反してかなり高スペックなオタクである。
使用ポケモンは全てでんきタイプ。曰く、本人そっくり(?)のかわいいポケモンたちであるらしい。冗談も上手いようだ。……まぁ言われてみれば、確かにライチュウのお腹などはそっくりと言えなくもないかもしれない。
ボールはクイックボールで統一。でんきタイプのイメージでボールを統一しているのかもしれないが、カナリィのイメージカラーにあわせているのだとしたら確かにかなりのガチ勢である。
ZAロワイヤル∞にもリワード戦で参加し、アローラライチュウも使用する。リワード戦では数少ないリージョンフォームのポケモンを使用するトレーナーでもある。
ジャスティスの会
筋骨隆々な美丈夫「シロー」を頭目に、ポケモンと共に己も鍛えるトレーナーの集団。「ジャスティスの会」という組織名はそのまま武道の流派の名前でもあるらしく、シローはその開祖だとのこと。
ジョーヌ地区に和風の道場を構えており、昼間は格闘家の道着を着た門下生がシローの指導の下で鍛錬を行い、夜は祈祷師風の格好をした門下生がシローの妹の「ムク」の監督下で瞑想?を行っている。なお、門下生たちはなぜか全員女性である。作中では男性に勧誘を行っている描写もあるため、ここまで男女比が偏っている理由は謎。
昼間の部の門下生はかくとうタイプ、夜間の部の門下生はゴーストタイプの使い手であるため、過去作で言う「かくとうジム」「ゴーストジム」に相当する集団と言えるが、彼らと違い「ワイルドゾーンの撤廃」という目標を掲げた、ある種の思想団体でもある。その主張は以下の通り。
- ミアレシティが真に野生ポケモンとの共生を謳うなら、ワイルドゾーンそのものを無くした方が良い。
- 野生ポケモンが怖いのはわかる。だから、ジャスティスの会に入門してポケモンバトルの腕前はもちろん、トレーナー自身の力も鍛えて欲しい。上段者になれば素手でポケモンと戦うことができる。
- 「ミアレシティのみなさんがジャスティスの会で強くなれば、ワイルドゾーンはなくせるのです。」
つまり、「野生ポケモンと隣り合わせの生活でも問題ないぐらい、人とポケモンが己を鍛えるのが真の共生の道」というのが彼らの主張である。これに対するミアレ市民の反応だが、タウニーの言葉を借りると「なかなかおもしろい理想だね。実現不可能だけど」「ズレたまままっすぐの人ってメンドー」とのこと。
ともかく、シローを始めとする会員たちは上記の主張を日課とする演説で広めており、ミアレシティ各所では勧誘活動に励む門下生が確認できる。主張を無理強いするつもりはないようだが、シローは理想実現のため「発言力 影響力を増す」ことは望んでいるようで、そのためにZAロワイヤルに参戦している。
ノースリーブから覗く丸太のように太い二の腕が目を惹く青年。姫カット+端正な顔立ちをしているため、その筋肉量にも関わらず一瞬女性と見間違えかけたプレイヤーもいるとか。
ジャスティスの会開祖を名乗るだけあり、人間としての実力であれば作中トップクラス。ストーリーを進めれば、彼の常人離れした力をイヤと言うほど見せつけられるだろう。
主人公とは日課の演説で邂逅した後、とある理由でしばらくの間行動を共にすることになる。
ZAロワイヤルでのランクはEランク。
イメージに違わずかくとうタイプの使い手で、相棒は
タイレーツである。腰にタイレーツを模したポーチをつけている事がヒントとなっている。
余談だが、彼とムクだけは後述する「F」を目撃しても一切特殊な反応を見せない。このため、彼の正体や作中で5年前に起きた事件について詳しく知らない可能性が高い。
シローの妹。シャンデラ風の帽子を被った祈祷師のような格好をしている。
容姿からは幼そうな印象を受けるが、主人公の会話選択肢は全て敬語遣いになっているため、
意外と年上なのかもしれない。
兄と違い運動はあまりできないが、ゴーストタイプのエキスパートとしては門下生はもちろん、ジャスティスの会の外にまで名が知られるほど。
クールな性格だが冷淡な人間ではない。
シローの5番弟子を自称する少女。ストーリー序盤、ハンサムハウスに向かう主人公らとルージュ広場で対面し、主人公と交戦。ポケモンはシローと同じく
かくとうタイプが主体。
真面目でひたむきな性格で、尊敬するシローに近づくべく日々稽古に勤しんでいる。
ストーリー中盤、大きくランクを上げた主人公と再戦。主人公の勝利後は『アルセウス』の警備隊長同様に彼女にかいでんのタネ(コタネだけに)を渡すと、メガエナジー消費で特定の技を1度だけ強化する機能「ワザプラス」を解放してくれるようになる。
サビ組
「街の汚れの掃除人」を自称する団体。
…なのだが、サングラスをかけて顔にキズのついた強面たちが構成員として所属する
どう見てもそっち系の団体。
つまりは
本作における敵対組織枠である。
あまりお関わりになりたくないし、ならない方が良いタイプの人々だが、主人公たちはある事情から彼らと対面せざるを得ない羽目に…
サビ組のボス。コガネ弁で遠回しな脅しをかけてくる、どう見てもインテリ方面のヤのつくお仕事の方。
こんなナリだが警察の厄介にはなったことがないらしい。
顔つきは厳ついが身長は主人公と同じぐらいで、成人男性キャラの中ではかなり低い方。
またボールの投げ方や走り方が独特。
「お金の話でなあなあはアカンやろ?」の台詞からわかる通り、金に関するケジメは厳しく、どうやら借金でクビが回らない人に無償の強制労働させているとの悪評が広まっている。
エムゼット団もタウニーが作った100万の借金の利息返済のため働くために。なお返さない場合は「毎晩ホテルZでポケモン大会をやる」と脅しをかけた。
「雑居ビルを占拠するヤンチャなモンの始末」「街にはびこるゴミどものおかたづけ」「よその組のモンとの血で血を洗う争い」を主人公はこなすことになる。
やがて主人公のことを気に入ったため借金の利子はチャラにしてくれた。
ZAロワイヤルではDランク。
どくタイプの使い手で相棒は
ペンドラー。フラダリに援助を受けた過去があり、最終兵器の事件を経てもなおフラダリへは恩返しをしたいと思っている。
そのためか手持ちにはギャラドスが入っている。
サビ組のNo.2。カラスバとは対照的に大柄な体格の、いわゆる武闘派構成員。こっちもヤクザにしか見えない。
はがねタイプの使い手で相棒は
エアームド。しかもZAでも非常に貴重なヘビーボールに手持ちを入れている。
一つだけでいいので分けてください。
カラスバと出会うまではサビ組のボスだったが、カラスバの才能を見込んでボスの座を譲っている。
ある下っ端によれば、どくタイプを無効化するはがねタイプを愛用しているのは、カラスバのカリスマに対して信頼はしても妄信はしないように自身を律する為とのこと。
また当の本人もメガシンカを使用できるため、カラスバと互角以上の実力を持っており、手持ちはなんと全員メガシンカ出来る個体になっている。
トレーナーではないサビ組の構成員。常に1階入口の受付におり彼女に話しかけると努力値のリセットを行ってくれる。
しかもメガカケラ5個という超お手頃価格。
旅パの努力値を振り直して対戦用に仕上げたり捕まえたオヤブンに振られてるHP252のリセット目的に訪れる事になる。尚、本作は余りSが重要視されてないのは内緒だ。
ミアレソシアルバトルクラブ
ミアレシティの上流階級に属する子息がポケモン勝負を嗜む会合で、略称はMSBC。高級グランドホテル「シュールリッシュ」を本拠地にバトル大会や、遠い地方のチャンピオンを呼び寄せての講演会などを開催し、バトルを愛でることでポケモンに対する愛と理解を深めることを目的としている。
MSBCの主催であるお嬢様。『ポケモン牧場』に同名の人物がいたが無関係。
フェアリータイプの使い手で相棒は
ピクシー。褐色肌に薄いピンクの超ボリューム縦ロールの髪、ピンクと紫基調のド派手なドレス調スーツ(?)、そして
見る者皆吸い込まれるほど煌めく瞳と、
ディアンシーの擬人化みたいな姿である。
ポケモン勝負がとにかく好きで、作中では自分が目を付けた強いトレーナーを招待してバトル大会「スーパーユカリトーナメント」を開催した。
が、この方、少なくともポケモン勝負においては、自分の望みを是が非でも叶えようとする悪癖を持つ。
主人公達が暴走メガシンカに対応するため前述の大会を辞退すると、何がなんでも彼らを大会に復帰させるため行動を開始。
- MZ団の作戦会議に参加して大会への復帰を催促。
- 暴走メガシンカへの対応中もホログラムを通じて接触。ミアレを守るための取り組みであることは認めつつ、早く終わらせて大会に復帰するよう催促。
- ホテルZの出口をユカリゾーンと名付けたホロで塞ぎ、臣下のハルジオたちを向かわせて大会への復帰を催促。
- 主人公たちが復帰するまで、他の参加者たちはシュールリッシュに軟禁。
- そのトーナメントでも、自分を「優勝者と戦うスーパーシード枠」に置く
などなど、傍若無人さをこれでもかと発揮する。
その一方で自分の目的から大きく逸れていない部分では寛容であり、前述の通り、暴走メガシンカの対応を優先する事自体は認めてくれる(催促はしてくるが)。
さらに、自分と主人公の対決直前にトーナメントに
乱入者が現れても、拒むどころかむしろノリノリで受け入れ、トーナメント表を書き換えてくれる。
そして「
セレブは皆を導くもの」という信条を体現する人物でもあり、有事の際には頼りになる。
特に終盤は上記のユカリゾーンで暴走メガシンカしたポケモンから市民を守るためプリズムタワー周辺を隔離し街への被害を最小限抑えたうえで自分も暴走メガシンカの鎮圧に回るという活躍をする。
こうした行動から、彼女のキャラ付けは原義に近い妖精を意識しているのではないか、と言われている。
ZAロワイヤルではCランク。彼女と戦う際のBGMは力作揃いの今作でも特に好評を博しており、「ユカリの性格は苦手だがBGMが良すぎて嫌いになれない」と言うプレイヤーすらいるほど。
そしてエンディング後、ZAロワイヤルでさらに勝利を20勝ほど繰り返すと彼女から連絡があり、凄まじい戦闘狂ぶりを見せつけてくれる。
ユカリの専属メイド。
礼儀正しい言葉使い、服装はメイド服と、実にテンプレートな従者キャラ……
というのは、主人であるユカリに強要されている姿。
素の性格は勝気かつ粗暴。ポケモンバトルでも生身での戦いでも強者を相手にすることを好んでおり、さながらスケバンか女レスラーのよう。
2年前にユカリに敗北したことで彼女の従者になる約束をさせられ、メイド服もユカリの指示で着ている。
実は服装をよく見ると上半身はメイドらしいエプロンドレスだが下半身はホットパンツにストラップシューズと、非常に動きやすそうなあつらえとなっている。さらに耳にはピアス跡があり、元々パンクな恰好をしていたことが窺い知れる。
トレーナーとしてはドラゴンタイプの使い手で、相棒は
ドラミドロ。毒タイプ持ちが相棒なのはフェアリー使いであるユカリに逆襲したい気持ちの表れだろうか。
フェアリー使いに服従させられるドラゴン使いというのは本家でも例がない、どことなく可哀そうな……前作の
この人たちとある意味で真逆である。
またハルジオの吊り目がちな容姿は、どことなく
過去作に登場したドラゴン使いたちを思い出させる。このため、実は名のある一族の出ではないかと考察するプレイヤーもいる。
???
Aランク昇格戦で主人公とマッチングする謎のポケモントレーナー。トレーナーズカードにも素顔の写真が掲載されていない。
マチエールはその正体を知っているようだが、断片的な情報しか提供してもらえないので、あとは主人公が独自に捜索して見つけ出さなければならない。
フレア団ヌーヴォ/ヌーヴォカフェ
その正体は『XY』に登場した
悪の組織である
フレア団の元構成員。
「
ヌーヴォ」とはフランス語で「新しい」を意味する。日本語に直訳すればさしずめ「新生フレア団」といったところか。
こう書くとかつて残党として再起を図った『金銀』のロケット団や『BW2』のプラズマ団みたいな存在と例えられがちだが彼らは前作で悪事を行った者たちではなく、準構成員としてその影響下に居た子供たち…見方によっては宗教二世とも捉えられる立場の人々である。
『XY』でフレア団が事実上崩壊した後、世間から偏見の目で見られ迫害される子供時代を強いられる事になってしまった彼らだったが、それでも当初のフレア団が掲げた「善き世界を作る」という理想、そしてミアレシティという街への愛着を捨てられない者たちによって、自助活動団体「フレア団ヌーヴォ」が立ち上げられ、水面下で慈善活動を続けていたのだった。
物語の最初に訪れた、プリズムタワーのふもとに設営しているキッチンカー「ヌーヴォカフェ」は、実はフレア団ヌーヴォの面々が世を忍び世間の風評をかわすための仮の姿。それと同時に、持たざる者への施しというフレア団が掲げた理想の世界を作るためのボランティア活動という側面もある。
このキッチンカーの側面に描かれたヌーヴォカフェのロゴをよく見るとフレア団のロゴを傾けて「N」の字で上書きしたものとなっており、グリ達の顔立ちもあってかなり露骨な伏線となっていた。
なおカフェ自体はかなり好評で、立地もいい場所のため客入りも良い。
そのためか2号店や3号店も存在し、話を聞く限りこれらの店舗もフレア団ヌーヴォの面々が営業している模様。
キッチンカー・ヌーヴォカフェ1号店のマスターにして、フレア団ヌーヴォのボス。
相棒の
リザードンはカフェの看板ポケモンとなっているほか、バトルの際にはメガシンカによりメガリザードンXの姿を取る。
キッチンカーでのマスターは世間に扮するための仕事であり、ZAロワイヤルの覇者となってミアレシティを救う資格を得ることで、フレア団の名誉回復と、フラダリが引き起こした事件の贖罪をしようとしていた。
グリーズよりは落ち着いた性格をしているが、かつての過去を「クソッタレの灰色の青春」と語るなど心には熱いものを持っている模様。
フレア団ではあるが、炎タイプより悪タイプのほうが多い。またこのゲームで数少ない6体フルメンバー・600族も複数いるなど、非常に手強い相手である。
本音を吐き出したグリはフレア団の怨念とでもいうべき形相をしているが、戦闘後はその怨念を乗り越え、安らかな顔で主人公にコーヒーを振る舞ってくれる。
また、世を忍ぶ仮の姿とはいえキッチンカーでの仕事には真摯で、主人公が注文したコーヒーの挽き加減をちゃんと覚えていてくれる。
なおED後は心情にケリが着いたためか、慈善活動しながらもカフェを続けている。
フレア団ではあるものの当時から悪事を行っておらず、またフレア団壊滅後も環境のせいにして腐るどころか仲間たちやカロスのため慈善活動を続ける人格者と呼ぶにふさわしい人物であるため、一部のプレイヤーたちに疑われていたのはクエーサー社以上に風評被害だったといえる。
と言うか、本作は何かと癖の強いキャラが多い事もあり、随一の人格者と評価が高い。
ヌーヴォカフェ1号店の接客担当かつ、評判の看板娘。なかなかの美人
な上に胸が大きい。
相棒は
カエンジシ(オス)。
元々若干短気な性格で、普段からツンデレカフェのような接客態度をとっているが、彼女もまたグリ同様にフレア団員の娘。
風当たりの強い世間と発端となったAZへの恨み、そしてフラダリへの複雑な感情を持っている。
こちらはフレア団らしく炎タイプが中心だが、こちらも手持ちのレベルが高く、しかも
メタグロスまで手持ちにいるため要注意。
グリーズもグリと共に朗らかに戦闘後のコーヒーブレイクを提供してくれる。もちろん、淹れてくれるのはポケモン達が全回復するほど普通に美味しいコーヒーである模様。
スタッフロール中に流れる一枚絵にはグリと共に穏やかな笑顔で飲み物を振るまうものがあり、どうやら彼女もある程度心情にケリを付けられたようだ。
髪型が色も合わさって
ヒスイゾロアークに似ているが、実際のところ髪色はフレア団の灰色の青春とその中にまだ宿っている炎を表していると思われる。
余談だが、直球そのままではないにせよ二人の外見のモチーフはフランスモチーフのカロス地方にちなんで往年のフランスの歌手、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンではないかという説も。
ジガルデに導かれている謎の男。
ジガルデが目をつけている主人公のことも気にかけており、時折主人公の前に現れては助言を行う。
過去の事件が原因で左目の視力を失った隻眼であり、常に左目を閉じている。
『XY』に登場した
フレア団のボスフラダリその人。ただしマチエールに「悪意は感じられない」「完全にシロ」と言われた通り本作では
100%味方。
ちなみに(隠してるわけではないが)フラダリであることは作中人物たちもすぐに気がついており、彼にかつて助けられたカラスバをはじめとしたミアレシティの人間は今の彼に複雑な感情を抱いている。
最終兵器によるフレア団秘密基地の崩壊に巻き込まれながらもジガルデによって助けられていた。
当時の記憶は失っており、穏やかな性格なのも元の気性が現れているものと思われる。
ジガルデの指示のままにジガルデ・セルを集めており、同時に彼なりの贖罪も探している。
ミアレの危機が救われた後、ホテルZを訪れ主人公にポケモン勝負を挑んでくる。
勝負中に限り閉じていた左目を開く。
その際にはかつて使っていた指輪と共に
ギャラドスをメガシンカさせてくる。
かつてのAZ同様に寿命が極端に永くなっており、服装には継ぎ接ぎがあるのでAZのように身長も伸びていると思われる。去り際には
「ものを与えるのではなくそれを得るやり方を教える」ことを目標として3000年間生きていくと言い残し去っていった。
これから過酷な人生を生きるだろうが、幸いなのは彼がかつて灯した正しい炎はミアレシティの若者達によって受け継がれた。
バトルシステム
本作の戦闘はターン制ではなく、アクション要素を取り入れたリアルタイムコマンドバトルである。
相手をZLでロックオンすると、今出している自分のポケモンの覚えている技が4つ表示されるので、技に対応するABXYのボタンを押して指示を飛ばす事で戦いを進めていく。
『アルセウス』同様、トレーナー戦の場合は主流作品のようにポケモンを出し合い、倒れたら次のポケモンを出す形式で進むが、
野生ポケモンとの戦いの場合はインターバルは挟まず、トレーナーのみを残してそのまま戦闘が進行。次のポケモンを出す前にトレーナー自身がやられてしまうと全滅扱いとなる(後述)。
キズぐすりなどトレーナーが使う道具は好きなタイミングで使用可能だが、一度使うと一定時間が経つまで再使用不可能となる。
技の仕様について
今作の技の発動は以下のような順で行われる。
- トレーナーがポケモンに技を指示:この時点で他の技への切り替えや指示し直しはできない。
- ポケモンは相手に技が届く範囲に移動:相手にかける技のみ。自分への補助技などの場合はスキップされる。
- 準備行動:公式の名称がないため、この項目では発生と呼ぶ。
- 技の発動:実際に攻撃や補助効果が発動する。
- クールタイム:こちらも公式名称がないため、この項目では硬直と呼ぶ。
- 次の指示が可能になる
一度技を出した後は連続で同じ技を出す事は出来ず、「発動時間」というリキャストタイム(以降も発動時間のことをリキャストタイムと表記)が出した技に対して発生。リキャストタイムが過ぎれば再び同じ技を出す事ができる。
このため今作では技のステータスにPPの概念が無く、また技の連続使用による弱体化補正も存在しない。
ただし、技によって発生や硬直、リキャストタイムが異なるため、技を覚えさせる時には気を付けよう。
基本的に強力な技ほどリキャストが長く、遠距離攻撃や範囲攻撃ができる技の方が発生・硬直が大きい傾向にある。
このためポケモンの素早さステータスの効果も変わっており、素早さが高いほど技のリキャストが短くなる。
なお、ステータス画面で「発動時間」として数値化されて確認できるのはリキャストタイムのみなので、発生や硬直に関しては実際に使ってみるまでわからない。
ジャスティスの会の道場には技を打つための演習的があるので、そちらを相手に試してみると良いだろう。
また、命中率も撤廃はされているものの、トレーナーについてくるポケモンの挙動を利用すれば
アニポケさながらの技をかわすような動きが可能。
特に発生が遅い技や、攻撃範囲の狭い技ほどかわしやすいと言えるが、技を命令すると動きが取れなくなるのはこちら側も同じ。そのため、どのタイミングで技を打つかという読み合いも重要となる。
この仕様のため、野生のポケモン戦に限り「どくどく」などの継続ダメージ技を使い、
ポケモンを引っ込めて相手が倒れるまで技を回避し続けるという強引な戦法も可能で、序盤から格上のオヤブンをジャイアントキルすることもできる。
「でんこうせっか」や「アクアジェット」などターン制で先制技だったものは、特に攻撃モーションが短く発生が早いように調整されている。
また「
せんせいのツメ」の効果は一定確率で発生が短縮されるというものに変わっている。
今作において「ドわすれ」「てっぺき」など積み技によるランク補正は1.5倍、1倍、0.5倍の3段階に変更されており、時間経過で効果は消える。
そのため2段階上がる技などは効果時間が他の技よりも長いことで再現されている。
なお、素早さランクの増減は技のリキャストタイムには影響せず、ポケモンの移動速度自体が変化するようになる。
ただし、今作の仕様上何かをロックオンした状態でないと技が出せないため、相手の技の届かない範囲でひたすら積むような戦法は基本的に取ることができない。
メインストーリーでは不意打ち前に積む事が可能だが、通信対戦ではまず不可能と考えた方が良いだろう。
「まもる」「みきり」をはじめとする従来は1ターン分の攻撃を無効にする技については、本作では前述した技の発生が0秒で、技を命令した瞬間に効果を発動し短い間だけ攻撃技を完全に無効化するという、アクションゲームのジャストガードや
パリィのような効果となっている。
なお「まもる」のわざマシンはモミジリサーチLv4の報酬という早い段階で入手できるようになっており、かつ序盤で仲間にできるポケモンのほとんどが覚えられるため、積極的にストーリー攻略へ導入できる。
ちなみに「みきり」の方は「まもる」よりも無敵時間が短い代わりにリキャストタイムも短いため連発しやすいという特徴を持つが、わざマシンはないので使いたければ覚えるポケモンを仲間にするしかない。
ポケモンの状態異常だが、本作は一部の状態異常の効果が異なっており、完全に動けなくなってしまうバッドステータスは
こおり以外にはない。
どく・もうどく、
やけど、こおりは従来とさほど変わらない。ただし、どくややけどは戦闘中以外でもポケモンをフィールド上に出しているとじわじわとHPを削られていくため、これらにかかったら早急に治療したい。
まひは素早さランクの低下と同様にポケモンの移動速度が遅くなる。一定確率で動けなくなる効果はない。
ねむりは『アルセウス』同様「
ねむけ」という名称となっているが、効果は大きく異なり技のリキャストタイムが2倍になってしまい、時間経過で回復することはない。こちらも一定確率で動けなくなる効果は備わっておらず、『アルセウス』のような被ダメージ増加の効果もない。
こんらんは一定時間ポケモンの動きがふらつくようになる。自傷ダメージが無くなっており、効果も大したものではないため状態異常の中ではかなり軽微な部類。
本作では『
ピカブイ』ぶりに
メガシンカが復活、
ごく一部のポケモンを除いて
『XY』~『ORAS』で登場したメガシンカ可能ポケモンが全員登場し更に第3世代を除いた第1~8世代の一部ポケモンに新規メガシンカが実装、更に『M次元ラッシュ』のPVで
チリーンと
セグレイブのメガシンカが発表されたため
第1~第9全ての世代の一部ポケモンにメガシンカが実装されることになった。
ストーリー中盤でメガリングを受け取った後は画面内にメガエネルギーが表示されるようになる。技を繰り出す度にエネルギーが貯まっていき、このゲージが満タンかつポケモンにメガストーンを持たせているとメガシンカさせられる。
メガシンカ後は時間経過と技を出した際にメガエネルギーが減少していき0になるとメガシンカが解除される。
メガシンカしたポケモンは、すべての技が威力と効果範囲や効果時間が強化されている他、効果抜群時の威力上昇補正も強化された「ワザプラス」で発動される。先述したガード技を使われた時でもワザプラスであれば威力は低くなるがガードを貫通して攻撃を入れることが可能。
ワザプラス自体は通常時でも皆伝済みの技なら出すことができるが、メガシンカしている時よりもエネルギーコストがかなり大きく、メガエネルギーをゲージの1/4分消費してしまう。
ただこれでも後述の暴走メガシンカ戦でメガシンカを持っていないポケモンで対抗する際の救済措置ともいえるので、メガシンカを持ってないポケモンで戦うなら積極的にワザプラスを使っていこう。
なお、ワザプラスはレベル技なら特定のレベルになった時に皆伝するが、わざマシンで覚えた技を皆伝させるには『アルセウス』の力業/早業と同様に「かいでんのタネ」を特定の人物に渡す必要がある。
本作では一部の行動に一時的な無敵時間が存在し、無敵状態の相手に攻撃しても無効化される。
また、無敵時間中の相手はロックオンすることができない。
- ① 技の無敵
- そらをとぶ、あなをほるといった姿を隠す技には長い無敵時間が存在し、相手の技を回避するのが簡単である。
- ヘビーボンバー、ドラゴンダイブ等一部の技は姿を隠す技程ではないが僅かに無敵時間が存在し、タイミングを合わせれば相手の攻撃を避けることが可能である。
- 前述のガード技に関しては発動中もロックオンが可能である、ワザプラスは防ぎきれずダメージがあるなど無敵時間の仕様は大きく異なる。
- ② 交代時の無敵時間
- ポケモンの交代時には無敵時間が存在し、相手の技の攻撃判定にタイミングが合えば交代先のポケモンが被弾することなく無償降臨できる。
- ランクバトルでは交代回数に制限があるがそれでもリターンが大きいので積極的に狙って行きたい。
- ③ メガシンカの無敵
- ポケモンがメガシンカする際には無敵時間が存在する。こちらの方が交代時の無敵時間よりも長く入力猶予も長い。
- メガシンカではないがジガルデのスワームチェンジも同様の仕様。
ポケモンのステータス
『アルセウス』とは違い、本作は『SV』までの主流作品とほぼ同等の仕様となっており、
個体値と努力値が普通に存在する。
個体値を最大まで上げる「すごいとっくん」も『SV』のレベル50から可能という仕様を引き継いでいるが、そのために用いる「ぎんのおうかん」が本作では店売りされておらず、モミジリサーチの報酬で10個貰える以外の入手手段がクリア後のZAロワイヤル及びランクバトルのランダム報酬のみで少し面倒。ZAロワイヤルはかなり低確率だが、ランクバトルでは比較的高確率で貰えるので上位を取る実力があれば王冠の入手は容易である。
タマゴのシステムも本作にはないため、後述のオヤブン厳選といった個体値厳選がSVよりも重要になっている。
一方で性格の能力補正を変えるミントは普通に店売り(種類問わず1個20000円)されているため、こだわりがない限り理想性格を粘る必要はない。
努力値の一括リセットも実装されており、サビ組の事務所に赴けばメガカケラたったの5個で行ってくれる。
それとは別に努力値を下げるきのみも街中にある一部の花屋で店売り(1個200円)されており、サビ組の事務所にまだ赴けない時期や、リセットではなく一部だけを下げたい場合はこの方法にて下げる事も可能。
ただし『アルセウス』に引き続き、本作でも
特性の概念はない。
これを補うために「ちからもち」や「ヨガパワー」をデフォルトで持つ
チャーレムや
メガクチートの攻撃種族値が1.4倍になったり、
ギルガルドや
ジガルデは特性に依存しない形でフォルムチェンジも可能な特殊仕様になっている。
なおギルガルドはこのせいで割と性能が残念な事になっているが…詳細は個別項目で。
一方ホルードは隠れ特性なのが災いしたのか攻撃力据え置き。
また、すばやさだけは仕様が大きく異なる。
- 素早さ実数値が影響するのは技のリキャストタイムのみ。
- ポケモンの移動速度は種族ごとに固定であり、個体ごとに変化しない。
- 素早さランク補正はポケモンの移動速度を変化させる。
本作において素早さがリキャストタイムに与える影響はかなり微々たるもので、ちょっとやそっと上げただけでは劇的に変化するわけではない。
素早さが高いほど同じ技が連発できるようになるとはいえ、従来のようにわずか1の差でバトルの行方が大きく左右するわけではなく、異なる技を交互に連発した方が遥かに強いため、素早さの重要性は従来よりもかなり低くなったと言える。
更に本作は特に対人戦において混戦が発生しやすいため、とにかく火力と耐久が物を言うゲームバランスになっている。
そのため、素早さに努力値を割く必要性はかなり薄く、HA/HC振りが対人戦における主流のようだ。
『アルセウス』では捕まえた個体毎にたかさとおもさが異なっていたが、本作ではサイズとして明記・分類されるようになった。
サイズはXS・S・M・L・XLの5種類。大体の通常ポケモンは捕まえても標準的なMサイズだが、たまに小or大個体が混ざっている事も。
このサイズ差は実際に反映されており、XS個体は特に小さく、XL個体はそれなりに大きい。
街中での連れ歩き移動をスムーズにしたい、敵の攻撃による当たり判定をなるべく小さくしたい、物陰からの隠密行動を重視したい場合はXS~Sのサイズ厳選が推奨される。
ちなみにオヤブン個体はXL固定で他のサイズにはならない上、通常個体のXLサイズよりも一回り大きいXXLとでもいうべきサイズ。
基本的には『アルセウス』と同様のボス的な存在。
野生のポケモンの中にはオヤブンと呼ばれる通常個体のXLよりも更に大きな個体が存在し、眼を赤く光らせ主人公の前に強敵として立ちはだかる。
基本的に主人公が近付くと割とすぐ反応する他、近くで他の野生ポケモンと戦っているとやや遠くから反応する事も。またオヤブンが咆哮を放つと、その周囲にいた他の野生ポケモンもオヤブンへ加勢するようにこちらを狙い始めるので乱戦不可避。
オヤブンは通常だとわざマシンでしか覚えられない技を一つ覚えており、相手の弱点が突けるなら弱点を突こうとする程に思考パターンも賢い上、敵としてのオヤブンにはHP補正がかかっており、同レベル帯かそれ以下だと殴り倒すのが難しいほど非常にタフ。
しかし状態異常には耐性が無い(タイプ特性による無効化は除く)ので戦闘システムの都合上「どくどく」を入れて逃げまくれば何もできずに毒でダウンすることもしばしば。けいけんアメや「かいでんのタネ」稼ぎに使えるため、覚えておいて損はない。
なお『アルセウス』と同じく個体値が3V確定となっている。上述の通り本作は「ぎんのおうかん」ですら入手に手間のかかる品になっているため、少しでもおうかんを節約したいならばオヤブンの厳選は重要。
加えて最初からHP努力値が最大なので努力値振りの手間が省けるということもあり、その点においてもオヤブン個体は人気。ただしオヤブンの仕様上、図体がデカすぎるため街中の狭い場所を通ろうとすると、よくつっかえたりも…。
また技を打った時の効果範囲についても通常個体に比べて一回り大きいため、攻撃を当てやすいが当てられやすくもある。
固定シンボルで登場するオヤブンもいれば、『アルセウス』の時のようにその辺に出現する野生ポケモンがオヤブン個体として現れる事も。
そんな固定シンボルのオヤブンとしては…
- ワイルドゾーン2に生息する、たかがコイキングと思って油断している所にハイドロポンプをぶちこんでくるオヤブンコイキング
- ワイルドゾーン17に生息する、♀のカエンジシのハーレムを率いて屋根の上まで追尾してくるだいちのちからの包囲網で数多の主人公を葬ったオヤブンカエンジシ♂
- 夜間であればカエンジシ達は最初寝ているため、余裕をもって先制攻撃が行える。
…辺りが特に語り草。
ちなみに化石ポケモン3種(チゴラス・アマルス・プテラ)は野生出現せず、彼らは化石の復元から入手するしかないのだが、この化石ポケモン達もオヤブン個体になる事がある。
もっとも彼らの場合はオヤブン自体がたまにしか混ざらないため、オヤブン個体入手には試行回数と運が絡む。復元入手に関してはオートセーブが挟まれないので復元前にセーブし、出なかったらリセットで狙ってみよう。
フィールドアクション
バトル/捕獲
野生ポケモンとの勝負やZAロワイヤルでは、相手に気付かれない場所からポケモンに技を指示することで不意打ちが可能。
不意打ちに使った技のリキャストは戦闘開始時には即回復している上に、不意打ち成功時にはダメージが上昇するので積極的に狙っていこう。
また『アルセウス』と同様、本作では野生のポケモンとバトルせずとも捕まえることができる。
その際はポケモンに気付かれない内にボールを背後に当てることで捕獲率が上昇する。
ロックオンしていると^このような記号が出て、この^が多いほど捕獲しやすい。
バトル中にも随時ボールを投げられるため、こちらの技のクールタイムを稼ぐ目的で投げる事もできるが、捕獲失敗してボールから出るとポケモンが怒り状態になる場合があり、こうなると怒り状態が解除されるまでボールを投げても入らなくなるため要注意。
戦闘で野生ポケモンの体力を0にした時も一度だけ捕獲のチャンスがある。この時も捕獲率が上昇するが確定ではない。
ボールを投げられるのはピヨっているわずかな間だけのため、投げるボールは予め決めておこう。この時の捕獲にも失敗(またはボールを投げずに放置)すると、そのポケモンはそのまま消える。
ボールを外してしまっても、各地にあるポケモンセンター近くにいるロストボール回収屋に話しかければ、1種類につき2000個以内であれば外したボールを全て返してもらえる。
どうやってボールを回収しているかは不明で、そもそも回収屋がボールを回収しているところは誰も見た事がないとされている。ボールを投げた人物をどう特定しているのかも謎。
ただし怒ったポケモンに当てて消えたボールと、ポケモンに投げ当てたが捕獲に失敗したボールは回収してもらえない点に注意。
トレーナーへのダメージ
『アルセウス』以外のメインシリーズ作品同様、戦闘の場に出せるポケモンが居なくなった場合は「目の前が真っ暗」になって、ポケモンセンターに戻される。
その一方で、野生ポケモン戦の場合は相手ポケモンがトレーナーに直接攻撃を仕掛けてくることがあり、『アルセウス』と同様に一定のダメージがトレーナーに累積して自分自身がダウンしても「目の前が真っ暗」になる。
ダメージの蓄積は画面周りに黒い(体力残り僅かの時は赤い)もやで表現され、野生ポケモンに見つかっていない場合のみ時間経過で回復するのも『アルセウス』と同じ。
さらに今回は『アルセウス』の時とはターゲッティングの処理が異なるらしく、ポケモンを出していても無視してトレーナーを襲ってくる事もしばしばある。
前述したラシーヌ工務店で貰える「みどりのカナリィぬい」を集めることでトレーナーへのダメージを軽減できるので、苦手な人は頑張ってカラフルなネジを集めよう。
その代わりダウンした時のペナルティはなく、持ち物も所持金を失うこともない。
余談だが、ターゲッティングの優先度処理が『アルセウス』と異なる点について、なぜ仕様変更されたのかについては様々な推測が交わされているものの理由は不明。
特にオヤブンカエンジシの縄張りであるワイルドエリア17は、この仕様のせいで歩くのも大変である。まあ倒さず横着しようとするのも悪いのだが
この点については、システムではなく舞台設定からくる理由として、「ほぼ100%野生の猛獣であるヒスイ地方のポケモンと違い、カロス地方ワイルドエリアのポケモンはポケモントレーナーという存在に慣れている。そのため司令塔である人間さえ動けなくなれば連れているポケモンも機能停止することを知っているため隙あらばトレーナーを狙ってくるのでは?」という考察もあるという。
トレーナー自身のアクション
特にアイテムを獲得せずとも初期段階で走ること(ダッシュ)や、しゃがんで忍びつつ移動することが可能。
さらに斜目になっている壁で、主人公の目線くらいの高さであればよじ登る事もできる。
本作のダッシュは『アルセウス』と異なり、どれだけ走っても息切れしないようになっており、立ち止まらない限りは延々と走り続けられるようになっている。
また回避行動としてローリング回避が存在し、相手のポケモンの技を避けることができる。
オヤブンポケモンや暴走メガシンカポケモンなどとの戦いでは、このローリングで敵の攻撃を上手く避けなければ、上述の通りポケモンは無事でも主人公が力尽きることになる。
なお、本作では『アルセウス』と違いライドポケモンは登場しない。その代わりとしてスマホロトムが活躍する。
高いところから落下したときには『SV』にもあった安全落下機能でふんわりと着地させてくれるため、落下死を恐れる心配は一切ない。
この他にもストーリーを進めていくとその安全落下機能を応用して、二段ジャンプのようにふわっと空中浮遊する「ロトムグライド」を使えるようになり、建物の屋根から屋根へ飛び移ることができるようになるなど、移動の自由度が大幅に上がる。本来安全装置としての落下防止機能なのにそれをショートカットとして使うミアレの住民はやはりアレである
ただし『SV』にあった落下時に元の位置に戻る機能は、アスレチックとの兼ね合いか搭載されていない。
わざマシンや前述した「カラフルなネジ」はラシーヌ工務店の立てたアスレチックや、高い建物の屋上に置かれていることが多いため、
プレイヤーのアクションをフルに活用することで収集する事ができるようになっている。
暴走メガシンカ
本来であればメガシンカはポケモンに持たせたメガストーンとトレーナーが持つキーストーンを共鳴させて初めて成立する現象であるが、街に発生した過剰なメガエネルギーによって、野生ポケモンが強制的にメガシンカして暴れてしまう。
ストーリー内においては、MZ団メンバーでこの暴走メガシンカしたポケモンを鎮めるという場面が何度か発生する。つまりは『アルセウス』におけるキング/クイーン戦に相当する要素。
暴走メガシンカポケモンは通常の何倍にも巨大化しており、技も通常のものとはまた違う強力なものを繰り出してくる。
当たったらほぼ間違いなく
一発KOな大技が繰り出されることもあり、本作の戦闘のアクション要素はこれのためと言ってもいいかもしれない。
敵のHPも膨大になっており、こちらの技も通常時だと殆どダメージを与えられない。
そこでこちらもポケモンをメガシンカさせて暴走メガシンカに対抗する。ワザプラスならば暴走メガシンカポケモンに対して大ダメージを与えられる。通常時のワザプラスでもダメージが通るが、前述の通りコストが大きいため、効率よくバトルを有利に進めるにはやはりメガシンカに頼ることになるだろう。
敵に攻撃を当てるとエネルギーオーブをいくつか落とすので、これを拾いつつメガエネルギーを溜めてメガシンカしよう。
またキング/クイーン戦とは違い、時間経過でトレーナーの体力が回復する親切仕様。危ないと思ったら一旦ポケモンを引っ込めて回避に専念したい。
なお、途中で負けてしまってもそれまでに削ったHPを持ち越してそのまま再戦することもできるので、アクションに不慣れな人もめげずに何度も挑戦すれば勝機は訪れるだろう。
勝利後は暴走メガシンカポケモンに応じたメガストーンを入手できる。
通常のバトル形式と違うのはキング/クイーン戦や
テラレイドバトルなどと同じなのだが、これらはプレイヤーへの説明不足が目立った。
その反省を踏まえているのか今回の最初の暴走メガシンカ戦はいわゆるチュートリアル戦闘になっており、仕様をプレイヤーが理解しやすくなっている。
それ以降の暴走メガシンカ戦も共に戦うMZ団メンバーが戦闘前と戦闘中にアドバイスをくれる。
クリア後はクエーサー社のシミュレータでウツボット、ルチャブル、バンギラスとの再戦があり3つともクリアするとシミュレータの全機能が解禁、今まで戦ってきた暴走メガシンカポケモンとの再戦ができる。ただし味方はいないので注意。
ミッション
本作では物語の進行を司るメインミッションと、任意受注可能なサイドミッションの2種が用意されている。
メインミッションは本編のことなので、ここではサイドミッションについて説明。
サイドミッション
メインミッションにてマチエールの依頼で3件のサイドミッションを受注・達成完了後に解禁される要素。
メインミッションと並行して行うことができるミニイベント。街中の様々な場所で、人やポケモンが!の吹き出しを出しているので、そこを訪問することで開始される。!を出している人の場所は地図上で確認可能。主にメインミッションの進行で各ミッションの受注が解禁されていく。メインミッションの進行で消滅するということはないので好きなタイミングで臨むといいだろう。
内容は指定したポケモンを連れてくる、あるいは譲るというものであったり、バトルであったりと様々。
手持ちポケモンやバトルと関係なく探索やちょっとしたミニチャレンジによって達成できるものもある。
チュートリアルやバトルのテクニック伝授を兼ねていることもあるので、話もよく聞くとためになる。
またそれ以外でも、人とポケモンとのつながりについてのストーリーを兼ねていることが多いので、ポケモンとの交流が好きであればぜひ受注しよう。
X・Yにまつわる小ネタがいくつもあるのが見所。たまにツッコミ待ちなド天然イベントだったり理解が困難なほど奇妙な茶番だったりするけど……。
また、シリーズものになっているサイドミッションもある。それらは前段階のものをクリアしないと次が解禁されないという点のみ注意。
報酬はお金やけいけんアメ、木の実や各種便利な消耗品など。
たまにバトルを有利にするポケモンの道具やわざマシンが貰えることもある。これはサイドミッションで入手しない限り手に入らないので、見逃さないように!(ポケモンの道具については、エンディング後にある場所で購入することは可能になる)
事前に報酬は教えてもらえるので、欲しいグッズがある場合には報酬の欄を確認してみよう。
その他、ホロベーターの解禁条件になっていることもあるのでマメにこなせば移動が快適になる他、場所によっては結果的にメインミッションを達成するために必須だったりすることもある。
また、たまに御三家や色違い、他地方のリージョンフォームなど貴重なポケモンを入手できるミッションもある。
- No.1「でっけぇホルビー」
- No.2「進化の石を使いたい」
- No.3「墓地のヤミラミ」
メインミッション中にマチエールから受ける三件のサイドミッション。
序盤ということで簡単なものばかりでありNo.1はオヤブン、No.2は通信交換と進化の石に関するチュートリアルミッションと言っても過言ではない。
なお交換で種族値500のポケモンである
ヘラクロスの
「ボワ」が入手できるので、その強さから
ボワ様と呼ばれる事もある。
No.3のみとくにチュートリアル的内容ではないのだが、ストーリーを進めるとこの依頼が出された理由を理解することになる。
- No.7「やる気満々ハリマロン」
- No.8「フォッコのためにできること」
- No.9「ケロマツの挑戦状」
カロス御三家にまつわるサイドミッション。クリアすることでそれぞれのポケモンを入手可能。
このサイドミッションの解禁は物語最初であるため、今作ではカロス御三家を最初に3体全員揃えることができる。
別にこのミッションを達成せずとも、カロス御三家は物語中盤あたりで野生個体を入手可能なので、図鑑コンプリートのために必須ではない。
とはいえ、知っての通り、3体とも全編通じた活躍を期待できるポケモンなので、ぜひ最初から仲間に加えておきたい。
ただし難易度には雲泥の差があり、
ハリマロン:ハリマロンを3回連続で倒すだけ(オヤブン個体レベルにタフではあるがレベル自体は適正程度の為何とかなる)
フォッコ:とある場所に何個かのダミーに紛れて落ちている必要なアイテムを拾って届ける
……と書けば簡単そうだが、その場所への入口がヘドロで塞がれている(除去方法はノーヒント)+その先にLv27オヤブンホイーガが待ち構えているため、通常個体のフシデもいる中逃げ回りつつ片っ端からダミーも含めたアイテムを拾いに行き、正しいものをゲットして脱出しなければならない。しかもフシデも好戦的な思考ルーチンの為、プレイヤーを見ると普通に襲い掛かって来る。
一応この時期の適正レベルでもこのオヤブンホイーガを撃破したという報告はあるが、それも回復アイテムを大量に購入して朝一から回復しまくりながらチクチクHPを削り、日没直前にようやく撃破という内容のため、真正面からやりあうのは明らかに現実的ではない。
ケロマツ:アスレチックのタイムアタック3回(回数ごとに難易度上昇)。それなりにアクションに慣れていればさほど難しくはないが、苦手な人は躓く。ちなみに時間制限が課されるサイドミッションは全サイドミッションの中でもこれだけである。
ただ、いずれもストーリークリア……もといミアレシティが抱える問題を解決するためにはほぼ必須レベルのスキルになるため、苦手分野を敬遠せずにトライしてもらう、というデザインのミッションなのかもしれない。
ちなみに、手に入るポケモンの個体性能(性格・個体値(3V)など)は固定化されており、各々の性別もハリマロン・フォッコがメス固定、ケロマツがオス固定。
理由は不明だが、恐らくアニメXYの声優の性別に合わせている可能性がある。
こちらはカントー御三家にまつわるサイドミッションで、なんと3匹の中から1匹を選んでタダで譲ってもらうことができる。
カントー御三家はここで貰わなかった場合エンディング後まで入手できないので、パーティに加えるならば慎重に選びたい。
個体値は3V確定で、性格などの個体性能はゲット時にランダムで決定される。
ちなみにこのサブミッションは発生した段階で研究所3F左側にカントー御三家が出現し、彼らに近付くとモミジがやって来て、どれか1匹を選ぶようにせっついてくる。
なのでカントー御三家に少しでも近づかない限りは、そのまま待機した状態となる。
エンディング後にはモミジと関わるメインミッションがあるのだが、彼女に会うよりも先にカントー御三家へ近付くとサブミッションの方が優先され、御三家選択を終わらせるまでの間、モミジ関連のストーリー進行が止まってしまう。
注意点として、カントー御三家に近づいてイベントが発生した時点でレポートが書かれ、また御三家を選ぶまで部屋から出ることができなくなるためそこまで来ると「選ぶこと自体を保留にする」ということが出来なくなる。すぐ野生捕獲が出来るエンディング後や解禁が近い後半ならまだしも、まだまだ先が長い序盤かつどの御三家をもらうか決めきれていない場合はこのイベント自体を進めないようにするのも手ではある。
またフシギダネ(フシギバナ)は他2匹に比べメガストーンの解禁が遅い、という点も悩みどころの一つとなる。
コフーライ好きのモブ客2名が連れて来た12匹のコフーライが美術館の中で迷子になっているので、それを探すミッション。
そんなコフーライ達はみな美術館を満喫している。中には展示品に乗っかったり、ガラスケース内に侵入してる子もいる。美術館の鑑賞も兼ねて捜索してあげよう。
死角になりがちな場所にいることはあるが、意地悪な隠れ場所にいるなどはほぼないため、達成難易度は低い。どちらかというと美術館とコフーライを楽しむためのイベント的ミッションになっている。
ちなみにこのミッション達成後に何故かコフーライが13匹いたためその内の1匹を譲ってもらえるが、このコフーライはトレーナーメモに「ミアレ美術館で出会った」と記録される唯一の個体で、マリン模様のビビヨンに進化するレア個体。貰った後に間違えて逃がしたりしないよう注意。
- No.29「戦いのフルコース・一ツ星」
- No.60「戦いのフルコース・二ツ星」
- No.73「戦いのフルコース・回ル夢」
- No.94「戦いのフルコース・三ツ星」
各地の飲食店が開催している連戦イベント。
回復禁止でポケモントレーナーたちと連戦するというおもてなしを受けるミッション。
回ル夢では何と1VS3のバトルとなる。XYではダブル・トリプル・ローテーションバトルが出来たため後者2つの再現だろうか。しかしシステム的には野生ポケモン戦扱いのため、主人公も動き回らないとダイレクトアタックで斃れる可能性もある。ZAロワイヤルでもやらないような事を……
最後の三ツ星に至っては10連戦という最難関のサイドミッション。しかも1戦目は全員がどくどくを使ってくるため、先発をはがね・どくポケモンで対処するのはほぼ必須。
(バトルが得意であればNo.93「エレザードのお部屋探し」のほうが最難関だったという人もいるかもしれないが)
登場トレーナーは固定でそれぞれ戦術に特色のあるポケモンを連れているので、うまくいかなくとも何度も挑戦して攻略法を探されたし。レベルも固定なので、どうしても難しければ後回しにしてレベル差でゴリ押してもOK……
ミッション発生中は料金無料、それ以降も何度も挑むことはできるがお金がかかるようになる。
2回目以降の報酬では、けいけんアメ等と換金アイテムがもらえる。バトル勝利時も賞金をもらえるので、対策用ポケモンをそろえれば非常に有用な経験値とお金の稼ぎポイントとなるし、モミジリサーチの達成にも一役買ってくれるだろう。
ただしローリングドリーマーで行われるバトル5連戦は、いずれもトレーナー戦ではなく野生ポケモン戦と同じ扱い。
そこだけはミッション内外を問わず、何連勝してもモミジリサーチのポケモンバトル勝利数には一切カウントされないので要注意。
- No.47「めざせトリミアントリマー」
- No.62「めざせ凄腕トリミアントリマー」
- No.87「めざせ神業トリミアントリマー」
Z-Aでは「ポケサロン グルーミング」が撤退してしまっている。
しかしトリマー志望者がミアレシティ東、セゾン運河の付近におり、彼女からこれらクエストを受注し達成することで
トリミアンのトリミングが解禁される。
それぞれ指定された技を、用意された身代わり人形に当てるだけで良い。
「きりさく」「はっぱカッター」「サイコカッター」。どのポケモンが使えるか分かっていれば達成難易度が低い。
覚えるポケモンは多い。なんならストーリー上必ず仲間になるアブソルに頼めばいい。
フラベベなりマダツボミなり、これも覚える草ポケモンは多数。もちろんチコリータかフシギダネも得意。(ハリマロンは覚えないという点だけ注意)
これは少し難しいが、ヒトツキをLv.22にするのが簡単かと思われる。手っ取り早く達成したいならワイルドゾーン9のオヤブンユンゲラーで一発で解決。
ミッション達成ごとに取り扱うカットが増えていくので、トリミアンをパーティに入れているなら優先的に解禁させよう。
これらをすべてを達成すると、No.103「トリミアンリーグへの挑戦」のサイドミッションが解禁。
雨が降る中対戦を行う。
これだけなら特筆する事はないが、このバトルは本作では中々降らない雨を確定で降らせることができるため、ヌメルゴンの進化を狙う時には非常に便利となる。
あるジムリーダーの
「命、爆発!」の格言に感銘を受けた
目つきがヤバい芸術家とのポケモンバトル。
しかし、芸術的に戦うとはどういうことなのか?
彼女の理念は至極明快。
芸術は爆発だ。
つまり、
全ポケモンが自爆技を使ってくるのだ。
ちなみに彼女は、「戦った後にすぐポケモンセンターに行くので大丈夫」だそうだ。
ポケモンたちはたまったもんじゃないが、まぁ「私もポケモンも目覚めた」との事なのでポケモンたちも気にしてないかもしれないが……
ミアレシティにいるトリミアン四天王を撃破し、トリミアンチャンピオンに挑むという、シリーズお馴染みのシチュエーションを自分も相手もトリミアン限定で行うトリミアンバトルイベント。
チャンピオンに至っては6匹もトリミアンを連れている上、最後のトリミアンは色違い。色違いのポケモンを連れているトレーナーというのは非常に珍しい。
このイベント、バトルに勝てるトリミアンを育てていないとクリアできないので修羅の道。
もしトリミアンをパーティに入れているトレーナーであっても、チャンピオン戦はトリミアン6匹が相手になるので厳しい戦いになる。
チャンピオン戦はこちらもトリミアンを6匹連れて行くことができるのだが、果たしてこの時に戦える状態のトリミアン6匹を用意しているトレーナーがいるだろうかという話である。
しかしこのサイドミッション、よりによって超貴重な『きんのおうかん』を入手できるのでスルーすることもできない。
よって、これまで蓄えていたアメをトリミアンに全部ぶちこむトレーナーが続出しているという噂が……
フルトリミアンパ(で名称あってるのか?)をトリミアンチャンピオン戦のためだけに用意するのは大変であるため、律儀に6・トリミアンを揃える以外にも様々な工夫が考案されている。
実はある程度のレベルがあればゴツゴツメット+コットンガード+まもるで立ち回りつつ回復をすればこちらが1匹でも楽に勝てる。初期状態でHP努力値が最大であるオヤブン個体ならもっと楽。
または十分に戦えるトリミアンを1匹用意して、あとは捕まえたてのトリミアン5匹を手持ちに入れてアイテムのクールタイム時の時間稼ぎ用に繰り出すというのも戦術であったりする。トリミアンを愛する者がする事だろうかというツッコミはナシだ。
なつかしきスカイバトルの再現。ひこうタイプ限定での勝負。ルールが正確にはちょっと違うが、ノスタルジアを感じる。
- No.55「獰猛怪魚キバニア」
- No.105「悪霊老樹オーロット」
- No.115「狂暴顎龍ガチゴラス」
ミアレシティ内でロケを行っている映画撮影集団から依頼されるミッション群。地方は違うがなんとなく
ポケウッドを思い起こさせる。
ガチゴラスの頁に詳細あり。
絶対に夜にはやらないこと。
(報酬が最強候補のどうぐであるいのちのたまであるため避けても通れない……)
スター
スター
スター
スター
スター
わけがわかりません。
クリア条件はスターミーを連れて行くだけ。一応、メガシンカした状態で連れて行ってもOK。すると何とは皆まで言うな。
クリア後に何かが落ちた先に行くと…?
Z-A Battle Club
いつもと異なるバトルシステムを採用している本作は、通信対戦においても一味も二味も違う。
本作の通信対戦は最大4人で制限時間内に倒したポケモンの数を競い合うバトルロイヤル形式となっている。
なお基本的にボックスから出場メンバーを選出する。手持ちからも出せなくはないが、本作では「手持ち」というチーム扱いをされており、オンラインに入る前に予め3体にしておかなければならず、順番なども変更不可と不便な仕様。特に旅パからメンバーを選ぶ場合に面倒となっている。
3分間の制限時間内で4人のトレーナーがポケモンと共にステージ上を駆け回り、相手を攻撃していく。
この時はポケモンの交代にも制限がかかっており、相手にポケモンが倒されるまでに3回まで交代が可能となっている。
一度自身のポケモンが1体でも瀕死になったら戦闘開始地点に戻され、パーティーのポケモンが全快した状態でリスタートとなり、交代可能数もリセットされる。また、その試合で初めてやられたトレーナーにはメガエネルギーが2本分付与される。
ステージ上にはアイテムが出現することもあり、拾うと有利な効果を発揮する。なるだけ相手には取らせないようにしたい。
- 赤のアイテム:自身のポケモン全員の攻撃と特攻が2倍に上昇
- 青のアイテム:自身のポケモン全員の防御と特防が2倍に上昇
- 緑のアイテム:自身のポケモン全員のHPと状態異常を全回復
- エネルギーオーブ:メガエネルギーが溜まる
メガシンカで真っ当に戦うのもあり、オヤブンの質量攻撃で蹂躙するのもあり。中には迷彩が如く視認性の低い服を身に着け小型かつXSサイズのポケモンを使い隠密行動に特化するプレイヤーもいるなど戦略も様々。
ローカル通信以外にも世界中のトレーナーと競い合えるランクバトルも実装されており、本編中のZAロワイヤルと同じくZ~Aでランク付けされる。
順位や倒したポケモンの数でのポイント加算以外にも「初めてメガシンカさせた」「効果抜群の技を当てた」といった行動に応じてボーナス点がプラスされる。
更に本家ポケモンのランクバトルと違ってポイントのマイナスはなく、参加して放置同然にボーナスを得れなくととも何も下がることはなく、少しでもボーナスがあればプラスと、テクニックやポケモンの能力が皆無で最悪万年ビリであろうとも時間をかければ最高ランクであるAランクに行けるので、積極的にボーナス点を狙っていこう。
特定のランクになると、ここでしか手に入らないメガストーンが手に入るため、頑張って入手したい。
また、シーズン2からは上位入賞すると高確率でおうかんや
ガンテツボールもごほうびとして入手できることがある。
また、バトル開始前に表示されるトレーナーカードには「
称号」を最大3つまで表示することが可能。
特定のタイプのポケモンをたくさん使用した証の「○○タイプ使い」やランクバトルで1位をたくさん取った証の「エリートトレーナー」といったものの他にも、色違いのポケモンを捕まえた「色違いコレクター」や図鑑完成時に貰える「ポケモン博士」など、ランクバトル内外問わず様々な称号が用意されている。つまりはポケモンでは非常に珍しい
実績システムのようなもの。
各称号には金・銀・銅の3つのランク分けがされており、回数をこなすごとにランクも上がる。逆に取得が難しい称号は最初から金に分類されているものも。
シーズン2にして早々に
伝説達と
幻が解禁されたので、是非とも採用しよう。なおその3匹は同時に手持ちに入れることはできず、どれか1匹を選ぶことになる。
シーズン2のトップメタは、
- 600族ドラゴンなどに強く、メガシンカこそできないが、伝説の種族値によってすべてを破壊するゼルネアス
- そのゼルネアスに強く、600族の溢れる種族値と恵まれたタイプによって安定した活躍を見せるメガメタグロス
- そのメガメタグロスに強く、A170の超高火力でかつての鬱憤を晴らすが如く暴虐の限りを尽くすメガガブリアス
そしてそのガブリアスに強いゼルネアス…と高種族値組の間だけで補完可能な三竦みが出来上がっている。特性がないことも相まって純粋な数値の暴力が効果的だ。
余談
- 本作におけるミアレ御三家はチコリータ、ワニノコ、そしてポカブの三匹。
ジョウト御三家のうち『アルセウス』で御三家だったヒノアラシがポカブと入れ替わった形となっている。ついでに全員なんと3V確定個体である。
本作では三匹ともタウニー(ガイ)の手持ちであり、主人公が選んだ以外の2匹は、タウニーがそのまま使う事となる。
- 本作はオートセーブがデフォルトであり、過去作のようにこれをオフにすることはできない。
どういった時にオートセーブされるかは「メインorサイドミッションを問わず、ミッションが開始ないしは完了した時」「ポケモンの捕獲に成功、またはイベントで入手した時(化石ポケモンの復元→入手だけは唯一の例外としてオートセーブが挟まれない)」「ZAロワイヤル下でモブトレーナーとのバトルが終了した時」「マップ画面からファストトラベル機能で移動した時」「ポケモンセンターを利用した時(正確には受付嬢と会話し終えるとオートセーブされる)」等々、あらゆる場面でオートセーブが挟まれるようになっている。
そのため個体厳選が事実上不可能になったと思いきや、タイトル画面で↑+X+Bを同時押ししてバックアップデータを読み込むことで一応厳選はできるようになっている。
ただし最後に寄ったポケモンセンターまでのセーブデータに戻される(=ポケセン手前から再開する)ため、従来のような「固定シンボルの手前でセーブし、理想個体が出るまでリセットの繰り返し」といった厳選は原則として不可能。逐一固定シンボルのもとまで赴かなければならない。
- 今作はシリーズでも異質なレベルで社会風刺的な側面が垣間見え、特に近年取り沙汰されることの多い移民問題を(ポケモンフィルターをかけてとはいえ)真っ向から描いている。
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』の続編ともいえる今作だが、時代も地方も違うので、関連は薄い。
ただし、ミアレ美術館でちょうど「大ヒスイ展」が開催されており、当作に登場したオブジェクトの展示や資料を見学することができる。ちゃっかりシュウゾウの功績が後世まで残っていたり、ノボリがその後どうなったのかの逸話を知ることもできる。
また、他の見学者に話を聞いてみると、自分が着用していた古代シンオウ人の服を寄贈した人が、ラベン博士のスケッチを懐かしそうに見ていたという奇妙な噂を耳にすることになる……。
前述の通りエピソードこそ知る機会は多いものの、意外にも前日譚でもある『X・Y』から引き続き登場するキャラクター自体は4人と、ほとんどいない。シナリオ上の整合性などの要素も鑑みた上での敢えての措置と思われる。追加ストーリーでの顔見せに期待しよう。
ここではNPCからの話で知ることができる『X・Y』キャラの現状を記載する。
(モミジの項での記述から察せられると思うが)研究所をモミジに預けて所長を引退。
「既にホウエンでメガシンカが確認されていたにも拘らずカロスでしかメガシンカが存在しないと『X・Y』当時に発言していたことから、『専門分野での発表に誤りがあった』という理由で博士をクビにされたんじゃないか」と勘ぐる
ひねくれたプレイヤーもいる。
現在はトロバと共に遠い地方へと研究をしに行っている模様。
……ただ、この博士のかつての研究内容は進化について、もっと言えばメガシンカについてである。
本編で出ると話がややこしくなる(察してください)とは言え、研究テーマであるメガシンカがミアレシティでどえらいことになっている中不在にしているのは何とも間が悪いというか……
なお、研究所の3階に彼が写った2枚の写真が飾られており姿自体は見ることが出来る。
ハリマロン、ガブリアスと共に撮影されたもので、特にガブリアスとの1枚は
アニポケからの逆輸入のファンサービスとして非常に好評。
どうやら写真からも香水の良い匂いがするらしい。
上述の通り、プラターヌ博士と共に研究をしに遠い地方へ行っている。
この事から研究所のメンバーとなり若くしてプラターヌ博士の助手となっている模様。
ダンサーとして大成したようで
イッシュ地方で大活躍中。
妹と思われるデウロも恐らく兄と共にカロスからイッシュに移住したが、彼女のみカロスに出戻りした……という経緯を辿った可能性がある。
AZとはどこかで面識があった模様で、自身の
ルカリオを護衛として託していたようだ。
なお、そのルカリオは最初の暴走メガシンカのメガアブソル戦で借りることとなるほか、上述の通りストーリークリア後にはAZからこのルカリオを譲渡される。
シトロンは発明王、ユリーカはクイズ王となっている模様。
ただ、ミアレジムのジムリーダーとして再登場する……かと思いきや全然しなかった。
再開発の影響か、ジムがあったプリズムタワーから既に退去しているのが原因と思われる。
街の広告で見かける事があるので、現在もクノエシティでファッションデザイナーをしていると思われる。
また、作中では「MARSHU KAWAGUCHI」なるブランドについて言及しているふりそでがいる。「KAWAGUCHI」が彼女の苗字なのか、共同経営者や地名など彼女と直接関係ない単語なのかは不明。
四天王を引退して料理修行をしに行っている模様。
現在も四天王を務めていることが後述の鎧の解説で判明している。
ミアレ美術館で開催されている「大ヒスイ展」では、自身が着用している鎧によく似ているデンボクの鎧についての彼の考察を読むことができる。
曰く「自身の先祖がガラルに譲った物の一つがジョウトに伝来したのでは?」とのことだが、カロスとガラルが現実のフランスとイギリス宜しく不仲だったらしく真相は不明。
チャンピオンを退任して女優業に専念している模様で、街中で彼女が出演する映画の広告を見ることが出来る。
後任のチャンピオンは話の流れからすると『X・Yの主人公である可能性が高いが、言及はされておらず正式には不明である。
ある意味その消息が一番の大問題となる人物。
ある時から四天王やニュースキャスターの仕事を全て放り出し失踪。現在行方不明とのこと。
恐らくだが、ヌーヴォのグリとグリーズの名付け親及びトレーナーとして育て上げたのは彼女と思われる。
そして彼らの発言で、パキラが「フレア団の幹部(同時にカロスリーグにスパイしていた裏切り者)」である事が明確に証明された。
フレア団の「正義」を盲信し、5年前(『X・Y』)ではまんまと「勝ち逃げ」したポケモン史上屈指の策士が、何故今更になって守りきった地位も名誉も捨てて雲隠れしたのか…?(NPCの話ではパキラがフレア団である事は未だにバレていない。なのでわざわざ姿を消す理由が見当たらない。)
果たしてそれが明かされるのだろうか……。
…と、このように、遠い地方に行ったり消息不明だったりと、全体的にどこか不穏な雰囲気を漂わせている。
『X・Y』の時点からチャンピオンは退任済み、さらに四天王からも2人が退いていることは確定している。(
ひとりは一切話題に上がらないため四天王を続けているのかも不明。)
リーグ絡みの描写が乏しいため詳細は不明だが、カロスリーグ自体が『X・Y』の時とは全く違う装いになっている可能性もある。
これから新生カロスリーグがお披露目される時が来るのだろうか…?
メガ追記・修正は最強のメガシンカ使いにお願いします。
- メガカケラ最大所持999は少なすぎるよな。メガストーン1個300以上の物があるのに。 -- 名無しさん (2025-11-03 04:58:16)
- タウニーガイ=モンハンWのウケツケジョーってのを見てあまりにも納得してしまった -- 名無しさん (2025-11-03 22:31:35)
- ラストでずっと出てこないし社長黒幕だと思ってたわ -- 名無しさん (2025-11-04 02:05:20)
- サイドミッションは面白いのが多かったわ。ただ絶対に捕まらないクチートとかユキメノコみたいに暴走メガシンカしたと思われる個体の再登場がもっと欲しかった。 -- 名無しさん (2025-11-04 03:29:41)
- 人とポケモンの共生より人と人の共生の方が遥かに困難だし普通に無理とわかったことがこの作品で1番の収穫だった -- 名無しさん (2025-11-04 03:56:49)
- ピュールはザクロじゃなく、SV藍のシアノの関係者じゃないかて言われてるな。同じ黒人系、刈り上げタイプの髪型、ヒトツキ系等のタイという共通点から。ただその場合、シアノが生徒どころか肉親まで軋轢でギスってるというヤバ要素が加点されるが。 -- 名無しさん (2025-11-05 01:37:59)
- ガイはカラスバ周りで急に悪目立ちするくせにその後明確な汚名返上の機会がないままEDに行ってしまったのがほんとうにいただけない。うまくやればホップやペパーみたいな存在になれただろうに… -- 名無しさん (2025-11-05 07:06:46)
- ↑嫌いとかは別に良いんだけど何故か話を盛って叩く奴がいるのでそこは訂正しないと…ってなるのがめっちゃ厄介という… -- 名無しさん (2025-11-05 16:44:26)
- ガイタウニーはあれだけ人助け人助けで飛び回ってる割には、作中でMZ団以外に感謝してる人があんまり出ないってのもあるかもプレイヤーから見ると -- 名無しさん (2025-11-05 20:42:19)
- ガイタウニーの話を盛って叩く奴に関しては確かにそう言う内容を見つけたら絶対に訂正するべき部分だけど同じように話を捏造して擁護する人もいるからそっちも見つけたら同じように訂正する必要があるよね -- 名無しさん (2025-11-06 05:45:48)
- 割と高いレベル要求値にアクション要素まで加わって、手ごたえあるなーくらいに思ってたけど、シリーズ初心者はタイプ相性の把握とかまで加わるから実はシリーズ屈指の難易度なのでは…?って思えてきた -- 名無しさん (2025-11-06 16:57:20)
- DLCにコルニ出るぞ -- 名無しさん (2025-11-06 23:05:53)
- レベル100の壁ついに超えちゃうかあ…ポケマスかな? -- 名無しさん (2025-11-06 23:34:38)
- セグレイブ、メガシンカ貰うの早すぎない?w まさかパルデアカラ出張してくるとは思わないよ -- 名無しさん (2025-11-07 03:09:45)
- ↑5むしろそっちの方が多いという…ここのコメ欄にもいるし。押しキャラだからって頭冷やせよ、と思う -- 名無しさん (2025-11-07 23:35:49)
- ↑5いつものポケモンほどレベル差によるごり押しもできないしな -- 名無しさん (2025-11-08 16:24:48)
- 素早さって技のリキャストが短くなるだけで技の出は早くならない筈では? -- 名無しさん (2025-11-08 19:19:42)
- ↑技を出した後のリキャストタイムのことを発動時間って呼んでるから文章自体は間違ってない。一見発生フレームのことに思えてしまうネーミングが分かりにくいけど公式名称だからどうしようもない。せめて「再発動時間」なら分かりやすいんだけど…… -- 名無しさん (2025-11-08 23:04:03)
- ガイタウの歪さも気になったけど、個人的にはマチエールが思ってたよりも出番がなかったのと、シトロンに関する言及がまるでなかったのがモヤっとしたな。両者ともDLCで補完があるかもしれんけど -- 名無しさん (2025-11-09 01:54:02)- ログ化しました -- (名無しさん) 2025-11-09 08:07:06
- 技の出が速くなるとかだったら素早さの価値も絶大だったろうなあ。 -- (名無しさん) 2025-11-09 08:37:08
- ↑3「はつどうじかん」の事だったんですね、確かに分かりにくい… -- (名無しさん) 2025-11-09 13:02:38
- 今さらだけど、サイドミッションの内の「〜を見つけて」とか「〜に連れて行って」はともかく「ポケモンバトルして」とか「(怪しい)宗教に参加して」とかは探偵の…そして探偵助手の仕事なんだろうか? -- (名無しさん) 2025-11-11 12:42:19
- ミアレシティがこんなに野生のポケモンに侵略されとるとはカロス地方は一体どうなってしまったんだ・・・ってのが感想。普通に考えたら街中ワイルドゾーンだらけになるのは怖い -- (名無しさん) 2025-11-11 18:31:48
- ガイタウニーはもっとバトル強い描写があれば良かったかもね。暴走メガシンカポケモンの対処毎回2カ所くらい1人でやってるみたいな -- (名無しさん) 2025-11-11 18:35:47
- ↑3ヶ所の内1か所をガイタウニーが1人で対処、残り2つを主人公&デウロorピュールがコンビで対処、みたいにしてるのなら、よな -- (名無しさん) 2025-11-12 23:26:47
- カラスバもそれなりに、ムクに至っては滅茶苦茶荒れたのを鑑みるにガイ(タウニー)の記事作成は要相談リストに入れた方が良さそうだと思う。間違いなく先に建った2人とは比較にならないくらい酷い荒れそう。 -- (名無しさん) 2025-11-13 06:13:44
- ジプソ「わたくしどももお金をお貸しするときに(利子のことは)そうお伝えしています。ですがガイさんは動画を撮れば明日には返せると」→ガイ「はあそんなわけないだろちゃんと借りる時に確認したぞ…え?拡大したら見える程度に利子のことが書かれている!」 これおかしくね?今見るとガイが騙されてたっていうか、ガイが今気づいたように見せてるように見える… -- (名無しさん) 2025-11-13 20:00:17
- ↑利率についての説明が不十分だったとか。なんにせよ前の晩に連絡が来てるから借金があることは把握してるはず -- (名無しさん) 2025-11-13 20:39:00
- 「はあそんなわけないだろ」は利子が100万になってる事についてだから利子の説明は受けても利率の説明はしなかったんだろ。ジプソ「お金は貸しますが利子がありますよ」ガイ「大丈夫です契約書にサインします」で利率の詳細は契約書に小文字で記載されてたから気付かなかったって事じゃね。もしくは利子について契約書の見える位置に良心的な利率を書いて小文字の部分は「ただし○日以内に返済しなければ利率が上がります」って書いてたとか。 -- (名無しさん) 2025-11-13 21:13:04
- (2025-10-29 00:17:58)、(2025-10-30 10:26:14)、(2025-10-30 13:44:22)のコメントをコメント整理に関する相談ページに報告しました。 -- (kayuinemui) 2025-11-15 00:23:02
最終更新:2025年11月14日 16:23