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Oracleユーザーを管理する - (2007/11/12 (月) 14:42:36) の編集履歴(バックアップ)


 Oracleデータベースでは、次のユーザーが自動作成されます。
ユーザー名 説明
SYS データベースの管理ユーザー。データディクショナリの実表やビューを所有する
SYSTEM データベースの管理ユーザー。ツールや製品で使用される内部表などを所有する
SYSMAN OEM(Oracle Enterprise Manager)の管理ユーザー。OEMに接続して管理作業を行う
DBSNMP OEMの内部ユーザー。データベースを管理する際、内部的に接続して操作を行う
サンプルスキーマ サンプルスキーマをインストールした場合に作成される。HR(Human Resources)による人事データ(EMPLOYEES表、DEPARTMENTS表など)、OE(Order Entry)による受注データ(CUSTOMERS表、ORDERS表など)、SH(Sales History)によるデータウェアハウスデータ(SALES表、PRODUCTS表など)が該当する

OEMを使用して新規ユーザーを作成するには、「管理」タブ→「セキュリティ」リージョンの「ユーザー」ページを使用します。完全な新規作成だけでなく、既存のユーザーを使用した類似作成も可能です。ユーザーの作成時に設定できる情報には次のものがあります
設定項目 説明
ユーザー名 必須情報。後から変更できない。ほかのユーザー名やロール名と競合しない名前にする
プロファイル リソース制限やパスワード管理に使用するオブジェクトであるプロファイルを指定できる。特に使用しない場合、「DEFAULT」を選択
認証タイプとパスワード 認証タイプに「パスワード」を指定する場合、パスワードの入力は必須
デフォルト表領域 セグメント作成時に表領域を指定されない場合、使用する表領域を設定
一時表領域 ディスクソートなどを行うときに使用する表領域を設定

スキーマ
オブジェクトが誰のものかあらわすもの。名前空間。
Oracleデータベースの場合、Oracleユーザーを作成すれば、そのユーザー名と同じスキーマが自動的に作成されます。
オブジェクトは、「スキーマ名.オブジェクト名」、つまり、「誰(スキーマ)の何」で管理される。

例) SCOTT.EMP ALLEN.EMP

データベースの起動や停止を行うために、SYSDBA権限とSYSOPER権限という特別な権限があります。
権限 説明
SYSDBA 起動、停止、データベースの作成、リカバリなどとすべてのデータベース権限
SYSOPER 起動、停止、基本的なリカバリのみ。データディクショナリなどへのアクセスは不可




【 期限切れパスワードについて 】

ユーザー・アカウントが期限切れパスワードの場合、データベース
 の接続時に、パスワードの変更要求が行われます
 パスワードを指定すると期限切れパスワード(EXPIRED)のチェックは、
 自動的に解除されます

《参考》ユーザー・アカウントがロック(LOCKED)の場合、ユーザーは、
データベースには、接続できません。データベース管理者が、ロック
を解除すると、データベースに接続できるようになります
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