「表領域」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

表領域 - (2007/11/12 (月) 10:20:04) の編集履歴(バックアップ)


 Oracleデータベースで管理されるデータ(表データ、索引データなど)は、実際にはデータファイル内に格納されます。ただし、データファイルと表や索引が対応付けられているのではありません。データファイルは、表や索引を格納した表領域と対応付けられています
 1つの表領域は、複数のデータファイルで構成できます。

 表領域に格納される表や索引といったオブジェクトは、セグメントと呼ばれます。セグメントは1つの表領域に格納されますが、表領域に対応付けられている複数のデータファイルにまたがることができます。

 Oracleデータベースでは、データファイル内の領域割り当ての単位をエクステントと呼びます。エクステントは、データが格納されるデータブロックが連続した状態で割り当てられています。

 Database Configuration Assistant(DBCA)を使用して作成されたデータベースでは、次の表領域が作成されます。

表領域名 説明
SYSTEM データディクショナリや管理データなどを格納する
SYSAUX SYSTEM表領域の補助表領域。関連ツールのリポジトリとして使用される
TEMP 一時データ(セッション中に使用するメモリ上でソートしきれないときのソートデータなど)が格納される
UNDOTBS1 UNDOデータ(変更前に戻すためのデータ)を格納する
USERS 非システムユーザーが作成するセグメントを格納する。表や索引を作成するときに表領域が指定されないと、デフォルトでこの表領域が使用されるように構成されている
EXAMPLE サンプルをインストールした場合に作成される。HR(人事)データやOE(注文)データなどが格納される

オブジェクトを格納する理論的な領域
Oralceでは、最低ひとつの表領域(SYSYTEM)を必要とする。
表領域は、SYSTEMとそれ以外の2つに大別できる。
SYSYTEMには、一般ユーザのデータは格納しない。

※CREATE TABLESPACE
人気記事ランキング
目安箱バナー