【概要】
モナークソリューションズの表に顔を出さない陰のCEOであり、クロノンシンドロームと呼ばれる症状に苦しむ超常存在クロノン破壊波動関数生命体/シフター(と化した人物)でもある。
元のポール・セリーンは野心家ではあったものの良識を持ち合わせ、親友であるジャック・ジョイスとの友情を大事にする人間であった。
また、実写ドラマパートではリアム・バークと並ぶ主人公格となっている。
レメディー作品のラスボスとしては引っかき女/バーバラ・ジャガー、ミスター・スクラッチに次ぐ三人目の超自然的な存在である。
【能力】
- 短距離を瞬間移動するタイムドッジ
- 高速移動するタイムラッシュ
- 一定範囲の時間を止めるタイムストップ
- 物理攻撃を遮断するタイムシールド
- クロノンエネルギーの塊を直接敵にぶつけて物理的被害をもたらすタイムブラスト
また、未来視能力であるタイム分岐も会得している。
【来歴】
群像劇なのでジャック、ベス、リアム、ハッチらの項目も参照されたし。
本編以前 ~ポール・セリーンとして~
ジャックと共に遵法意識は低く、お気に入りのバンに乗ってユタ州に旅行へ出掛け、雄羊の像を警察署から盗み出して記念の宝物にするなどヤンチャを超えた悪ガキであった。
11か12歳の頃(1999年)にジャックと共にビルから飛び降り自殺する浮浪者を目撃したが、そのことは誰にも話さなかった。
2010年、ジャックは悪ガキからチンピラにランクアップし、銃火器の扱いを学ぶためにタイへ行き、ポールは過去の功績からリバーポート大学でタイムマシンの開発計画「プロジェクトプロムナード」のプロジェクトリーダーとなるなど別の道を歩むことになるが、その後もメールでのやり取りを続けていた。
表向きにはキムは死亡したとされ(ポール自身にも真相は明かされなかった)、さらにキム博士の後任者にしてジャックの兄ウィリアムがタイムトラベルに関する誤算や危険性を公表したため、出資者達を怖がらせる結果になってしまった。
プロジェクトが行き詰まることを恐れたポールはジャックに連絡を取り、二人で秘密裏にタイムマシンの実験を行い安全性を出資者達に訴えることを決意した。
『Quantum Break』本編 ~クロノン活性~
試しに2分前にタイムトラベルしようとしたその瞬間、2分後の自分(=2分前にタイムトラベルしてきた自分)と遭遇したことで実験は成功したが、再度の実験を試みようとしたところ、タイムトラベルを危険視するウィリアムが銃をもって乱入。ここでウィリアムが意図的に仕組んだ不具合によりタイムマシンは誤作動を起こし、ジャックとポールは逆流してきたクロノンエネルギーに大量被曝しクロノン活性(*3)してしまう。
+ | やがて…… |
二度目の1999年 ~モナークアクチュアルとして~
+ | しかし…… |
ライフボートプロトコル計画 ~かつての自分がタイムトラベルしたあの日へ~
+ | 終盤までネタバレ格納 |
【ラスボス戦】
+ | ネタバレ格納 |
【余談】
ただまあ、彼の活躍のメインはタイムトラベルして17年ほど経過した後(推定46歳?)なので演者の年齢としてはこちらの方で良かったのかもしれないが、作中では特に見た目が変わっていないし老け込んでもいない(というか元から老けてるというか)ので何とも違和感を覚える。