&bold(){・朗庵(ろうあん)} 「なぁにぃ? 転んだ? 舐めときゃ治るわ。こっちの奴ぁ腕取れかけてんだよ、邪魔すんな」 人間/男/42歳 法術9レベル、学術7レベル、一般職「医者」を最低でも有している 都の郊外に手配所を構える壮年の男性。 法師であるが、あやかし狩りからは手配所の親父さん、周辺住民からは頼れるお医者さん、としか思われていない。 当人のかもしだす大雑把さとけだるさが多分に影響している。 料理の腕はからっきしで、手配所にやってくるあやかし狩りをもてなすのはもっぱら弟子であるすずの役目である。 常仁東宮が初陣で瀕死の重傷を負った折、彼の治療を手がけている。 龍面とは直接の面識はなく、闇組織の存在はうっすらとしか知らない。 ---- &bold(){・すず} 「るっさいなぁ、俺の体は一つしかないんだぞ、朗庵!」 鬼/女/14歳 陰陽術2レベル、法術3レベル、一般職「医者」を最低でも有している 朗庵の元で修行と称しての雑用に追われる男装の少女。 短く切りそろえた髪を頭布で包み、きりっとしたいでたちで立ち働く様は、あやかし狩りや周辺住人の憩いになっていたりもする。 産まれた時に母を亡くし、すぐに父に捨てられて、餓死するかあやかし、獣に食われて死ぬかという瀬戸際で朗庵に拾われた。 その恩に少しでも報いようと、文句は言いながらも健気に働いている。 ---- &bold(){・常盤(ときわ)} 「気にすんな。見つけっちまうと放置できねェ性分でね」 常仁東宮の市井での名。 派手な着物に身を包み、煙管片手に下京をぶらつく風来坊。 また大変な遊び人でもある。 しかしそれは、闇組織の一員としての諜報活動である。多分に趣味に偏っているとはいえ。 ---- &bold(){・羽鳥太夫(はとりたゆう)} 「ああ、よく来たな。今夜は泊まっていくのか?」 あやかし/女/?歳 陰陽術6レベル、邪術9レベルを最低でも有している 都の郊外にある遊郭に部屋を持つ太夫。常盤の馴染みでもある。 遊女にしては怜悧な容貌を持つが、中性的・神秘的な美貌から人気は高い。 実態は[命喰らうもの]に属するあやかしであるが、人族に対し友好的であり、常盤のよき協力者となっている。 ---- &bold(){・和威(かずい)} 「お、こいつに反応するとはお目が高いね!こいつは俺の郷でも指折りの駿馬でさ!」 人間/男/17歳 弓術3レベル、乗術7レベルを最低でも有している 都のはるか東に位置する「黒川郷」の出身。 黒川郷の特産は馬であり、和威も馬と共に生まれて馬と共に育ったと胸を張る。 都へは運搬や馬貸の仕事でたびたび現れる。 ---- &bold(){・群雲(むらくも)} 「ようこそ。本日のご用件は?何であれ用立ててご覧に入れましょう」 人間/男/30歳 技能指定なし 渡来商の男。 ---- &bold(){・菫青(きんせい)} 「」 御石/?/(未定)歳 学術7レベルを最低でも有している 透明な菫色の体を持つ御石。 国土の測量のため、のんびりと国中を放浪している。