「【ダメ人間なのび太も奮闘!】「のび太と地球鉄人兵団」(カイカイさま)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「【ダメ人間なのび太も奮闘!】「のび太と地球鉄人兵団」(カイカイさま)」(2009/12/19 (土) 16:27:04) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
「今知ったんだけど、もうここいらに"腕が伸びる”ムショでも懲役作業でプログラミングをしてるらしいね」。
朋友の「今」、さっきテレビを観てたのか今しがた何かを受信したのかわからないのがのび太を飽きさせない。
「エエ、インド人はともかく懲役マンにまで委託すんのか。そのうち、池沼が参入してこないだろうな」。
「ところでインド人はどっち側なんだろうか。辛うじてこっち側なんだろうか」。
この場にララァさんが居たら、22世紀の"時裁”へ訴えられる発言。
「知ってるか、のび太くん。僕らロボット界でも屈指の闘士・Dr.ワイリーの偉人伝」。
Dr.ワイリー。22世紀では闘士か戦犯かで意見の分かれる人物だ。ドラえもんは平凡に肯定派。
ワイリーは、常人なら7時間も保たず精神をやられる電子回路設計作業から
監視の一番厳しい板金工場まで、いろいろな作業ができた。そして、幾度目かのロボットを率いた内戦を起こす。
その偉業を支えたのが、各種の電子設計作業だ。
「最近、過去の世界にロボットの理想郷を作る動きが出ている。普通に暴挙なんだが、なぜか推し進められてるんだ」。
「いい結果が出るとは思えない。だけど、一度は見たい夢だ」。後半、主語が抜けている文言。曖昧なコトバ。
坂崎さんちに住んでる謎のロンゲ男なら、こんなとき違和感を感じて”スイッチレバーが下がり始める”ことだろう。
しかし、相手は未だ目覚めぬダメ人間。しかも、喩えじゃなしに、まだほんの子供だ。
のび太は、ねじまき都市のことを覚えてはいたが「まぁいいや」で済ませてしまう。
そして、ドラえもんの提示したロボットの受け取り証をバンダナのように頭に被り、契約の意志をその繊維に滲み込ませる。
のび太はドラえもんのオーナーではない。子守ロボットで、ポンヨウだ。だから、のび太がロボットを持つのは初めてだ。
のび太が体を動かしたくなったからと遊びにでかけてから、ドラえもんは畳に落涙した。
こうするしか、なかった。静かな侵略戦争。地球人類は今、外なる文明の産物たる22世紀のロボットたちに脅かされ始めていた。
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: