SS暫定まとめwiki~みんなでSSを作ろうぜ~バキスレ内検索 / 「『絶対、大丈夫』(白書さま)45-1」で検索した結果
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『絶対、大丈夫』(白書さま)45-1
第二話<それは、未来への不安なの> 前回より少し前のお話。 「おじゃまします、小狼君。」 「ああ、いらっしゃい。」 さくらが、小狼が日本で活動する際の拠点としている、マンションにやってきた。 別に来るのは初めてではないが、二人きりというのは初めてである。なんせ、いつだっけか ここに来たときには、当時小学生だった小狼の付添い人である、衛(ウェイ)がいた。 しかし、今は完全に二人きりである。 好きな人と一緒にいられるということは、きっと人間として一番幸せなのだろう。とてもにこ やかな顔で、さくらは靴を脱いで、短い廊下を歩き、そのままリビングに入った。 ちょうど部屋の真ん中にテーブルがあり、そしてその付近にはソファ、そしてちょっと離 れた隅っこの方にテレビが置いてある……という感じの部屋は、綺麗さっぱり整理整 頓されており、埃一つないように思われる。ていうか、絶対にないと思う。 しか... -
短編SS
60kb以下の短編達です。 【職人さん別 Index】 完結した短編達 サナダムシさま短編集 バキスレにサナダムシさまが投稿された短編の数々です。 連載中の短編 ドラえもん のび太と真夜中のバンパイア(店長さま) 『絶対、大丈夫』(白書さま) 鬼と人のワルツ(鬼平さま) よつばと虎眼流(鬼平さま) 野比のび太(仮} (店長さま) ドラえもん のび太の新説桃太郎伝 (サマサさま) 無題(銀杏丸さま) 狂った世界で(proxyさま) カイジ外伝、やさぐれ獅子番外編(名無しさま) カシオスの冒険(名無しさま) ブルーグラード外伝(名無しさま) ドラゴンボール 恐怖!新たなる敵 DBIF(クリキントンさま) 再会(クリキントンさま) ... -
『絶対、大丈夫』(白書さま)
開幕 第一話<必然のデアイ> 第二話<それは、未来への不安なの> 第三話<そして、外れていく日常> 第四話<そして、外れていく日常> 2 3 -
『絶対、大丈夫』(白書さま)44-1
第一話 <必然のデアイ> 爆発。そして轟音が、学園の一角を包んだ。 その爆炎の中から、きていた黒いマントをぼろぼろにした金髪の少女と、ところど ころを損傷した、ロボット少女が飛び出る。 ロボット少女……茶々丸が、事務的な声で、金髪の少女……エヴァンジェ リンに言う。 「すいません、マスター。駆動系をやられました。どうやら、戦闘行動をとる事は 難しいようです。」 エヴァが、思わず叫んだ。 「くそっ、一体なんだというのだ!」 突如現れた、謎の敵。紅い髪の毛、そして紅い瞳の、一切感情を感じることが できない、青年。 そして、その力に、先ほどから翻弄され続けている。 ふと、壁のように立ち込める爆炎に、トンネルのような穴が開いた。そして、そこ から長身のほっそりとした、紅い髪と瞳の青年が現れる。 彼は、エヴァと茶々丸のすぐ前まで歩いてくると、かなり無愛想な声で言った。 「……悪いが、一緒にきて... -
『絶対、大丈夫』(白書さま)46-1
第三話<そして、外れていく日常> 「おい、のび太、野球やんねえか?」 と、野比のび太に言ったのは、この町一番の暴れん坊でガキ大将の、ジャイアンこと、剛 田武だった。 ちなみに、言われたのび太は、ドラえもんと共にジャイアンのほかに骨川スネ夫がいる空 地の前の道路を歩いていたところだった。嫌そうな顔をしながら、答える。 「やだよ。だって、もしそれで負けたりしたら、『のび太、お前のせいで負けたんだぞ』とか 言ってくるじゃないか。」 というのび太の言ってることは別に言い過ぎではではない。ジャイアンは友達を大切にする 情に厚い一面もないこともないが、その一方で自分の失敗を人のせいにするなどの、自 分勝手な一面もあるのだ。というか、その一面のほうが先ほど言った一面よりも強いだろ う。それだけははっきり言えた。 しかし、人というのは自分の欠点を言われると思わず逆上してしまう生き物だ。もちろん ジャイ... -
「絶対、大丈夫」43-1
「大丈夫、小狼くん!?」 「ああ、なんとか……な……」 辺りがもうすでに暗闇に包まれている、夜。 そこに、茶色い髪を短く切った、緑色の瞳の、少女。茶色い髪に、同じく茶色 い瞳の、少年がいた。 木にもたれかかって苦しそうに顔をゆがめる少年を、少女が心配そうな顔で 見つめる。 少年の服、特に腹のあたりが赤く染まっている……血だ。 少年が、痛みをなんとかこらえながら、立ち上がった。 「さくら……はやく、この場から……逃げ……ろ……」 「ダメだよ、小狼くんを置いて、逃げるなんて……」 「いいから、早く!」 言い争う、二人。 その二人に、声をかける者が、いた。 「おや、こんなところにいたのかい?」 「!?」 声がした方を振り向くと、そこにいたのは黒装束を着た、黒い髪に、黒い目の 少年が、いた。少女たちと年齢はさほど変わらないだろう……しかし、その目に はその歳特有... -
『絶対、大丈夫』第四話 47-1
第四話<そして、外れていく日常・2> とある世界────日本、某市の小学校の裏山。 そこは普段ならば、子供たちの遊び場になっていたり、鳥や狸(決して、ドラえもんのことではない)などの住家となっている、のどかな場所だ。耳を澄ませば小鳥や小動物の鳴き声が、さまざまな所から聞こえる。 人間の手による地球環境の破壊が様々なところで騒がれている中、一切人の手がかかっていない珍しいところだ──── それも、普段、の話であるが。 今は、その普段の状態では─────ない。 雑草や小さな花などが生えていた地面の所々は抉られ、中の土を露出させている。太陽の光を少ししか通さないほど生い茂っていたはずの木々が、何十本も根こそぎ倒されている。まさに、目を覆いたくなるような惨状だった。 小鳥や小動物の鳴き声など、聞こえない。 代わりに聞こえるのは────まるで花火の音を近くで... -
鬼と人のワルツ(ダーカさま)
鬼と人のワルツ(名無しさま)43-1 鬼と人のワルツ(名無しさま)43-2 鬼と人のワルツ(名無しさま)45-1 -
『絶対、大丈夫』第四話 <そして、外れていく日常3>51-1
第四話<そして、外れていく日常・3> 秀一は、時空管理局の万能戦闘母艦、ハガネの廊下を歩いていた。 向かう先は、館長室。オフィスと、自分の寝室を兼ねた部屋だ。 最近は、事件ばっかりでほとんど休めていないので、ちょっとの間、艦を部下に任せて休も う、というわけだ。それと、部屋にあるコンピュータで、個人的な知り合いにも連絡をとる、 というのもある。 「…………頭が、痛い……」 徹夜のせいだろうか、と思いながら秀一は頭をぶんぶん振る。よけいに頭痛はひどくなった。 なんとか途中で倒れたりせずに部屋に到着する。冷蔵庫から冷たいミルクコーヒーの缶を取 り出し、パソコン台の前に置かれた椅子に座る。そして、コーヒーを飲み始めた。 その片手間にコンピュータの電源を入れ、異世界間通信用のソフトを立ち上げ、通信先のア ドレスを入力した。... -
AnotherAttraction BC (NBさま)45-1
…二人の少女に逃げ場など無かった。 兵士達に囲まれ、自分達についてあれこれと話題が上る事は、突然捕まえられ籠に入れられた小鳥にも似た心境だ。 「…だからこっちの髪の長いガキ、資料にあったろ? 読んでねえのかよ」 「ああ……で、それが何だよ?」 疑問符を並べる兵士の廻りの悪さに、イヴに注目した方が焦れた。 「だから、一番下に書いてあったろ? 『捕まえて来たら賞金』ってよ」 それを聞いて、全員が軽い首肯で得心した。ならば、と一人がイヴの髪を掴み物の様に引き摺る。 「やぁ……っ!」 彼女が痛みに身を捩るも、誰一人気にしない。「命」或いは「人」等の認識が一切無いからこその行動だ。 「気ぃ付けろよ、そんなでも兵器なんだから」 「判ってる」 罪悪感など羽ほども無い、まるで日常の作業の様な間延びした会話。それがイヴには髪を引かれる痛みより、結束帯で後ろ手に きつく縛られる痛みより辛く、恐ろしい。 誰も助... -
永遠の扉(スターダストさま)45-2
彼らの世界は、彼らと、その母・早坂真由美の3人が総てだった。 「早坂家」は3人と1DKのアパートが総てだった。 父親は──… いない。 知らない。 分からない。 当時の遊びで秋水が一番よく覚えているのは、ケッコン式ごっこ。 ──健やかなる時も 病める時も ──喜びの時も 悲しみの時も ──富める時も 貧しき時も ──これを愛し これを敬い ──これを慰め これを助け ──死が二人を別つまで ──共に生きることを誓いますか? これに溌剌と答える桜花の横で秋水が恥ずかしげに答え、2人を満面の笑みの真由美が 両脇に抱きかかえるのが慣習だった。 「外は危ないから、出ちゃダメよ?」 秋水たちはいいつけを守り、終日ずっと、ずーっと家の中で暮らしながら、健やかに育っていた。 秋水は後に述懐する。 ──誓いの言葉の意味なんてよく分からなかった。 ──ただ姉さんと母さんが楽しそうだったから俺... -
ドラえもん のび太と真夜中のバンパイア(店長さま)45-2
「「「「シルク・ド・フリーク?」」」」 空き地に集められたドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずか、は声を揃えて不思議そうな声を出しながらのび太を見つめていた 「ああ、そうさ、これが昨日言ったケダムサーカスより凄いショーさ!!」 自信満々に言い放つのび太だが 「嘘くせぇ・・・・。」 これが四人の正直な反応だった 「だいたいそんなサーカス聞いた事も無い!そんなのがあのケダムサーカスより上だとは思えないね」 とスネ夫、 「そうだ!!だいたいそんな凄いサーカスならチケット代だって馬鹿にならない筈なのに貧乏なのび太が買えるわけがねぇ」 とジャイアン 二人とも意見とはしては正論だ、元々口先が旨いとは言えないのび太は押されていくが 「とにかく見ないと分からないじゃないか!!凄くなかったら手の平からパンを食べてやる!!」 どこのホムンクルスだと言いたくなるような発言をするのび太に 「おもしろい、みてやりま... -
[[永遠の扉 第009話(スターダストさま)45-4>
「武藤さん」 やや面食らった様子で秋水はその少女を呼んだ。 どうも一昨日から妙に遭遇しやすい。しかも逢うたび距離が狭くなりつつある。 路上から学校の屋上、学校の敷地内、一つ屋根の下の寄宿舎。 些細ではある。が、意図せぬところで他人と接近するのにはまだ抵抗を感じてしまう。 けしてそれは嫌悪ではない。けれども手放しで喜ぶコトはできない。 現在の秋水は一種の過渡期の中にいる。 過酷な幼少期の経験ゆえに鎖してきた心をわずかに開き、世界の中を歩こうとしている。 他者との関係を構築しようとは望んでいるが、払拭しきれぬ黒の記憶に足を引かれてもいる。 そういう未整理状態の雑駁(ざつばく)とした心持ちゆえ、喜べない。 ただ、まひろ個人への感情はけして悪くない。 桜花を慮ったりヴィクトリアの世話を快く承諾したり、演技に対して一種の活力を持っていたり ロッテリやではわざわざ秋水の食べる分を切り分けてくれたりする... -
ドラえもん のび太と真夜中のバンパイア(店長さま)45-1
「この間パパの友達からもらったチケットであのケダムサーカスを見に行ったんだけど 本当にすごかったよ、ピエロ・ボルネーゼ。100人以上に分身してさ。 あれは正に世界レベールだよ。ほら、これがその時の写真さ」 いつもの空き地の土管の上に座り興奮気味に自慢話をするスネ夫は写真を取り出した そして土管の下でスネ夫の話を聞いていたドラえもん、のび太、ジャイアン、しずかの4人は差し出された写真を見る 確かにその写真には大勢の観客の中心で135体の同じ顔のピエロが玉乗りをしながらお辞儀をする姿があった。 それを見て 「道具なしでこんなことができるなんて・・・。」 「もう人間のできる業じゃないね・・・。」 とドラえもんとのび太 「すごいわ~・・・私もこんな大勢の前ででバイオリンのコンサートしてみたいわ・・・・。」 「俺もだぜ、しずかちゃん!!」 今の話題とは的外れでそれでいて実現されたら死人が出そうな事を... -
永遠の扉 第010話(スターダストさま)45-6
関東某所の採石場。 夕闇迫るその場所で、少年が1人、細長い道を走っていた。 一般道を走っていれば次々に車を追い抜けそうな速度で。 足にローラーがついていると見まごうほどの水平移動で。 原動力は彼の踵。外側で金属質なパーツが高速回転し、じゃらぎじゃらぎと砂利を吹き上げている。 そんな彼から逃げるように、チーター型ホムンクルスが全力疾走している。 だが、距離は縮まる一方であり、やがて崖下に追い詰められた。 周囲に道はなく、崖は急勾配。俊足を持っても駆け上がるのは難しそうだ。 兵法には、「敵の逃げ道を完全に断たない」という不文律がある。 なぜならば退路を断たれた者というのは、その絶望と焦燥を転化させる。 目の前の敵を打ち倒し、活路を開こうというエネルギーに転化させる。 項羽が敵をことごとく全滅させた結果、戦うもの総ての苛烈な抵抗を招いたのはこの不文律 を破ったせいであるし、首だけを少年にねじ巻け... -
[[永遠の扉 第010話(スターダストさま)45-7>
彼は駅らしい場所に到着した。 「むーん。絶景、だね」 広々とした地下空間におどけた声が響く。 発したのは、三日月の輪郭を持つ燕尾服の男。 形相はぶきみとしかいいようがない。 鉤状に鋭く裂けた口は常に笑っているが、丸い瞳は盲(めし)いたように白く、感情が見えない。 名をムーンフェイス。 かつて防人と死闘を演じた末に拘束されていた、元L・X・Eの幹部だ。 彼の前には数人の黒い影と、巨大な列車の影。 「そういえばお礼がまだだったね。助けてくれてありがとう。おかげで晴れて自由の身」 柔らかい物腰だがどこかに嘲りを含んだ声で、ムーンフェイスは握手を求める。 だが黒い影たちは応じない。無言のまま列車へ歩いていく。 「おやおや、なんともつれない人たちだね。そうだ。じゃあ1つ面白い話でも」 ムーンフェイスは指パッチンをすると、尖ったアゴに人差し指を当てた。 「さっきキミたちがさらった照星君。彼は10年前、... -
永遠の扉 第009話(スターダストさま)45-5
第010話 「5巻表紙のカズキのヤリ持ってない方の腕がヒョロ長くて気持ち悪い。中表紙 じゃ普通なのを思うと頭ん中ザラザラする。あーっ! ザラザラする!」 略して 「レティクルに出会いし銀の星、ルーキーが踏みし銀の土」 「回復次第、残党を再編成するぞ佐藤。浜崎。それまでせいぜい上手くまとめておけ」 薄暗い実験室の片隅。大人がゆうに2~3人は入れそうな巨大なフラスコの中。 逆向はたゆたっていた。顔の修復はゆるやかに進行中。 例の光線の上にパキパキと肉片が乗り、頭蓋骨の復元肯定さながらだ。 「ま、待て。その間にココをかぎつけられたらどうすりゃいい! 戦士が来たら全滅だぞっ!?」 血色の悪いサメのような男が声をありありと震わせた。 さほど広くない部屋に情けない声が響き、逆向の顔が引きつる。 「クズが。そうならないように俺自らが新設してやったんだろうが。いかに桜花の奴がアジトの 所在をハッキ... -
戦闘神話(銀杏丸さま)44-1
part.10 少々ケレンが強すぎたか、とポセイドンは自省した。 あの場ではああ言って見たものの、その実、身体へのダメージが無かったわけではないのだ。 無論、戦闘不能になってしまうような領域ではなかったし、戦闘続行は可能だが。 本来の状態ならば、おそらく黄金聖闘士といえども鎧袖一触であっただろうし、 テンスセンシズに覚醒していない者の攻撃などまずもって攻撃にはならなかっただろう。 仮定に仮定を重ねても詮無きことであるが、歴代ソロ家の人間の中で、 破格のポテンシャルをもったジュリアン・ソロであったとしても、 過去のアテナとの聖戦によって喪われてしまった己の本来の肉体を思わずにはいられなかった。 いや、神としての力の八割を封じられた現状が痛いのだ。 本来ならば海皇の覚醒によって完成するはずの肉体変化が、四年もの歳月をかけてもまだ不十分であることが、 海皇の悩みの種の一つとなっていた。 海皇は... -
[[永遠の扉 第09話(スターダストさま)45-3>
第009話 「例えばどんな風に悲しみを越えてきたの?」 ヴィクトリアは苛立たしげなためいきをつくと、ベッドに身を沈めた。 セーラー服のままなのは、あいにくパジャマなどというしゃれた衣服は持ってきていないからだ。 着のみ着のままこの街へやってきた。そして期せずして寄宿舎にいる。 黒いハイサイソックスを履いた幼い足を短いスカートか無遠慮に投げ出し、天井を睨む。 とかく苛立っている。 が、怒鳴ったり泣き喚いたりする激しさはない。 そういう感情は100年分の鬱屈に押しつぶされ、化石の硬直で奥底に追いやられている。 例えばどんな風に悲しみを超えていけばいいか、本当に少女だった頃から分からない。 学べなかった、という方が正確だろうか。 自分とわずかでも似た境涯の者と出逢えていたのなら、もっと違った人生だっただろう。 だが、100年という人一人の一生分の歳月でそれはなく、やがて母を失った。 港町を見下... -
ドラえもん のび太と真夜中のバンパイア(店長さま)45-3
近所で『お化け屋敷』または『吸血鬼の館』更には一部の少年の間で『雷帝、神成さんゾンビバージョンが百体が竹刀振り回して襲ってくる館』 などと色々な根も葉もない馬鹿らしい異名で恐れられている町外れの潰れて今は廃墟と化した劇場 立地条件が悪く人の往来が少なく更に縁起の悪いところだったらしくすぐ潰れた場所であった それがシルク・ド・フリークの今回のショーの舞台だ。 ここで話は離れるが実はシルク・ド・フリークは違法の団体である。 のび太達一行は普通のサーカス団と勘違いしているが実際は『フリークショー』なのだ。 『昔、欲張りな詐欺師が異形の人達・・つまり見た目が普通と違い手が三本あったり鼻が二つあったり、背が物凄く高かったり低かったり そういう人達を詐欺師は見世物にして、フリークと呼び見た目以外は人と変わらないものを客を呼んで見物料を取り 笑いの種にして変人呼ばわりして獣のように扱いただ同然で働かせ... -
長編SS
60kb以上の長編たちです。といっても管理人が「これは長げぇ」という印象を持っていたら短い作品でも紛れ込んだりしますがご容赦ください。 【職人さん別 Index】 完結した長編達 虹のかなた(ミドリさま) AnotherAttraction BC (NBさま) バーディーと導きの神~暴虐のガロウズ~(17さま) 戦闘神話(銀杏丸さま) 永遠の扉(スターダストさま) 聖少女風流記 ハイデッカさま シルバーソウルって英訳するとちょっと格好いい (一真さま) オーガが鳴く頃に(しぇきさま) フルメタル・ウルヴズ!(名無しさま) ヴィクティム・レッド(ハロイさま) シュガーハート&ヴァニラソウル (ハロイさま) その名はキャプテン・・・(邪神?さま) 脳噛ネウロは間違えな... -
完結した長編集
やさぐれ獅子(サナダムシさま)<完結!> 金田一少年の事件簿 殺人鬼『R』(カマイタチさま)<完結!> どらえもん のび太の超機神大戦(サマサさま)<完結!> WHEN THE MAN COMES ARROUND (さい氏)<完結!> 修羅と鬼女の刻(ふら~りさま)<完結!> 項羽と劉邦(スターダストさま)<完結!> 涼宮ハルヒの正義、SOS団はいつもハルヒのちキョン(名無しさま)<完結!> 「人々は作者はしぇきさんであると噂しあった、そのSSや天晴れ、後書きの去り際も見事と」 Der Freischuts~狩人達の宴~(ハシさま)<完結!> 七クロ(クロさま)<完結!> ネクロファンタジア REVENGER and DEAD GIRL(ハシさま)<完結!> しけい荘戦記(サナダムシさま)<完結!> ... -
完結した短編集
素晴らしい国(キノの旅)(名無しさま) ある昼休み (鬼平さま) 二重の極め (鬼平さま) 無題 43スレ201さま 戦争を愉しむ者 (銀杏丸さま) Will Meet Again (さいさま) 一寸先は (しぇきさま) クロノート (41さま) kazikili Bey (銀杏丸さま) 18禁スーパーロボット大戦H -ポケットの中の戦争-(名無しさま) 強くなるのは、なれるのは(ふら~りさま) 魔法少女リリカルなのは外伝 ~恋は永遠の魔法なの~(VSさま) (掛川宿の噂「作者はVSさまだって!?」- まことであったか!!) 傷跡の記憶(流花さま) ハンバーガーにライ麦を(涼宮ハルヒの正義作者さま) (しぇきさま?) 力の解放 (名無しさま) サナダムシさん復活祈願! →... -
AnotherAttraction BC (NBさま)43-2
――――五日前、某所。 「……と言う訳で、このメンバーがフィブリオのクロノス支部襲撃班だ。 なお、本作戦には〝俺の部隊〟も参加する事になっている。クリードから市街戦の実戦データをせっつかれているのでな」 整然と無数に並ぶコンソールの機動音に混じり、黒服の怪物を通してクリードの下知が三人に飛んだ。 その正面にある巨大なスクリーンには、ライブの衛星画像が市庁舎を映していた。其処がこの町にある偽装されたクロノス支部で ある事は、入念な下調べの末に明らかにした物だ。 「…へえぇ、結構いいトコですねぇ」 と、渡された資料を捲りながらまるで緊張の色無く答えたのはキョーコ。 「…ああ」 と、素っ気無く答えたのはリオン。 「しかしエグい事考えるねぇクリードは。わざわざ祭りの最中を選ばなくても良いだろうにさ」 クリードの容赦無さに呆れたのはエキドナだった。 「…浮き足立った今... -
AnotherAttraction BC (NBさま)44-1
「急いで! こっちです!」 「…そんなモン置いてけ! 早くしろ!!」 「…うちの子が居ないの!! お願い、捜して!!!」 「必ず捜します! だから今は早く!!」 警備員と警官、そして幾分冷静な市民が人の波に大声で避難を促がす。 今でこそ観光地のフィブリオ市だが、古くは大国や戦乱の蹂躙を受け、それ故人災に対する危機管理能力が骨の髄まで染み付いていた。 連絡網と避難場所は完璧に確保され、平和になった今でもその為の訓練を欠かさない。 しかし―――― かなり近くからドラムロールの様な音が数回響いた。 「来たぞ!!」 警官の声に誰もが身を強張らせる。 視線の先には、瞬く間にゴーストタウンの様相となった道路の向こうからやって来る兵士達。武骨で機械的な類人猿を思わせる 戦闘服の集団は、それぞれが大仰な火器を携えていた。 ざっと見て向こうの装備は未来的なフォルムの小銃に、分隊支援用機関銃、グレネードラン... -
「BAMBOO 電王」 55-1
私立室江高校剣道部に所属する川添珠姫は、凄腕の少女剣士。 アニメや特撮物が好きで、中でも「ブレードブレイバー」は大のお気に入り。 でも、対人関係にやや難があり、自分は「おもしろくない」のでは?と悩む所も。 …そんなタマキが新しい、そして理想のバイトに巡り会った。 「趣味と実益を兼ねたバイトをしている、というのかい?」 タマキの父は、夕食の席で打ち明けられて驚いた。コクリと頷くタマキを見ながら思った。 (バイトは初めてではないからいいとして…あの子の趣味に合ったというと… アニメイト辺りか?…欲しい物があるなら、買ってあげるのに…まあいい。 本人も楽しんでいるみたいだから、とりあえずは見守るとするか…なあ、母さん。) ジーッと自分の顔を見つめるタマキに気付いた父は、仕方なく頷いた。 「わかった。タマキ。バイト頑張りなさい。」 「ありがとう... -
AnotherAttraction BC (NBさま)46-1
…怒りのままに目に付く兵士達を殺し尽くし、それでもリンスの怒りは収まらなかった。 「ふざけんじゃないわよ…何が星の使徒よ。通り魔もどきのチンピラじゃない」 幾ら裏の世界とは言え暗黙のルールがある。それは『表の世界に極力干渉しない』と言う事だ。 その棲み分けが出来て初めて悪党は成立し、社会の秩序は保たれる――――…のだが、星の使徒はそれを盛大に破ったのだ。 所詮悪党も社会に依存する生き物だ、その境界が破壊されると社会は崩壊し、果てには節度も礼儀も法も金も無い混沌が待っている。 それも含め、単純に彼らの一山幾らの殺意と根性が、リンスにはどうしようもなく見苦しかった。 「……?」 妙な気配を感じ、彼女は背後を肩越しに覗いた。しかし、其処には戦場の一風景以外見える物は無い。 「……気の…所為か」 思い直し、そのまま一歩踏み出そうとしたが…… 突然、何も無い後方へ背中越しに銃弾を放った。 「…なぁ... -
ヴィクティム・レッド 45-1
「いいえ、あの人はみんなが思っているような傲慢な人でもなければ、 死と破壊に取り付かれたような怪物でもありません。 ただ、ちょっと怒りっぽくて、世界のあり方と自分の違いに苦しんで、でもそれをなんとかしようとしている。 ──そんな、どこにでもいるような男の子です。わたしの、大切なお兄ちゃんです」 横浜──。 日本でも有数の港町であり、世界でも有数の中華街、その街並みを一人の少年が歩いていた。 真夏だというのに長袖のシャツを着込んでいるが、暑そうに感じている様子はない。 かといって涼しそうな顔をしているわけでもなく、ただ暑さも寒さもどうでもいい、そんな風情だった。 「あ、ねえねえ、あの子可愛くない? 外国人?」 「モデルとかじゃない?」 そんな声が少年の耳に聞こえてきた。それが自分を指していることは、周囲から発せられる視線と 気配でなんとなく知れた。 (……くだらねえ。なにをじろ... -
ヴィクティム・レッド 45-8
ばしっ、と平手が頬を叩く音が、実験室に響いた。 「この出来損ないが! こんな簡単なテストもクリアできないのか?」 叩かれた少年は腫れた顔を片手で抑え、眼前に立つ研究員を睨んでいた。 「なんだ、その目は!」 「……なら、お前がやれよ。簡単なテストなんだろ」 そう言うと、研究員はさらに激昂して少年を殴る。 「モルモットが口答えをするな! 私を馬鹿にしているのか!?」 今度は平手ではなく拳だった。少年の唇が裂け、一筋の血が流れる。 「まったく……同じ兄妹でも妹は偉い違いだな。やはりクズはクズか」 研究員は忌々しげに吐き捨てると、白衣の襟を正して威厳を整え、少年を省みることなく実験室を出て行った。 「ぐ、ぐうう……」 一人残された少年の瞳から涙が溢れ、それは顎を伝って床にぽたぽた落ちる。 「殺してやる……いつかみんな殺してやる……!」 長く伸ばされた金髪をぐしゃぐしゃと掻き毟りながら... -
狂った世界で 序章 48-1
「ぐうううう……!」 血管を浮き出させて、シドウが唸る。 全身を満遍なく覆ったチャクラが、別の生物のように激しく蠢き、影真似の束縛を振り払わんとしていた。 シカマルも全力で術をかけてはいるのだが、シドウの力はそれを上回る。 影真似の持続時間は、長く見積もっても、あと一~二分ぐらいだろう。 まったく。敵ながら大した奴だ……シカマルは、心中で感嘆した。 まさか、影真似からの脱出を一人で成してしまえるほどの力があるとは。 シカマルは回想する。確か、前にも音の四人衆――多由也に、力技で影首縛りを破られそうになった経験があった。 ベストを尽くしたつもりだった。それでも、ギリギリまで追い詰められた。 あの時は……いくら考えても起死回生の一手が浮かばず、絶望したものだ。 しかし、今回はあの時とは状況が違う。彼女の常人離れした力は、大蛇丸の寵愛の... -
狂った世界で 序章 47-3
音隠れのスパイ――シドウは、接触予定ポイントに到着すると、身を隠すようにして、木に寄り添った。 まだあたりは薄暗く、吹く風も若干肌寒い。もしかすると、来るのが早過ぎたのかもしれない。 軽く体を震わせて、ベストのファスナーを閉める。冷え切った指先を擦って、ささやかな温もりに浸る。 時間まで瞑想でもしようと、目を閉じた。すると、数分もしない内にこちらに接近する複数の気配。 進行方向と移動速度から推測するに、接触予定である音隠れの忍と見て間違いはないだろう。 任務から帰還する木の葉の忍だとすれば、こんな妙なルートは滅多に通るまい。 それに、自身の領地の近くであるならば、移動速度と気配を最小限に抑えているのも解せなかった。 などと思いを巡らせつつも、万が一の可能性は捨て切れない。 気配が肉眼で確認できそうな位置まで接近するのを確認して、そっと、木の影... -
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修羅と鬼女の刻(ふらーりさま)45-1
第三の幕府、江戸幕府。その末期には坂本竜馬や新撰組、薩摩や長州が 己の信念と日本の未来を懸けて戦った。 第二の幕府、室町幕府。その末期には織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らが 己の野望と天下の覇権を懸けて戦った。 そして第一の幕府、鎌倉幕府。その末期、すなわち日本国史上最初の 「幕末の動乱期」においても、前述の坂本竜馬や織田信長たちに劣らぬ 英雄たちが激しい戦いを繰り広げた。 決して譲れぬ思いを胸に、己が信じる何かのために…… 煌々と照る満月の明かりがなければ、伸ばした腕の先さえ見えないような深夜の闇。 虫や獣の声、川や滝の音以外は何も聞こえない深い山中。 だが今宵は特別、松明の明かりが辺りを照らし、男たちの争う声が響き渡り、 剣戟の音が満月に届けとばかりに響いている。その中心で、 「ぬんっ!」 剣戟、ではなく拳撃の音が響いた。腰を低く落とした男の拳が、鎧を打ち砕いたのだ。 砕かれた方の武者... -
チルノのパーフェクトさいきょー教室 2 (ハシさま)
◆◆◆ ――あたいは、そのとき。この、澱み、蠢く赫色に見つめられて。 ――どうしてこいつが震えているのか。どうしてこいつがあたいを求めたのか。それを理解して。 ――こいつの『無限に増え続ける程度の能力』と、あたいの『冷気を操る程度の能力』とを掛け合わせて。 ――あたいが最強になり、こいつがあらゆる"こわいもの"から逃れるという取り引きに、あたいは、のった。 ――そのときのあたいは、最強になるという意味も、その先になにがあるのかも、知らなかった。 ――ひとりぼっちのあたいは……大ちゃんを裏切り、またひとりぼっちになってしまったあたいは。 ――最強になるしかない。それしかあたいには残されていない。……そう、思っていたから。 ◆◆◆ 「うう……私の心無い言葉でチルノさんを傷つけてしまいました…... -
WHEN THE MAN COMES ARROUND 45-1
火渡は口にくわえていた煙草の残骸をプッと床に吐き捨てた。 そしてギラつく眼でサムナーを睨みつける。まるで彼自身の能力を象徴するかのような、 怒りに燃える眼で。 「何だ? その眼は……。貴様、どうやら“上官不敬罪”で銃殺刑に処されたいようだな」 サムナーはゆっくりと立ち上がった。心持ち腕を浮かせ前傾姿勢になっている。 彼の周囲でモーター音に似た音や、ブンッと風を切る音が響いている。 その音の正体は何一つ見えないが、何らかの攻撃態勢に入っているのは確かだ。 それに呼応するかのように火渡もまた立ち上がる。 「ならテメエは“俺様不敬罪”で火あぶりの刑だな」 火渡の周囲の温度が一気に上昇していく。既に肩の付近からは炎が闘気の如く立ち昇っていた。 「あちち! あ、熱いよ火渡君!」 彼の隣に座る千歳はまともに炎に晒され、その身を炙られた。半ベソで悲鳴を上げるのも当然だ。 「いい加減にしねえか!」 千歳の... -
被害者(サナダムシさま)
砂場で山を作るより、苦心して作り上げた山を破壊する方がはるかにたやすい。平和も 同じである。 永き闘争の果てに、この惑星は平和を実現させた。法律を整備し、異民族同士のわだか まりを解消させ、戦争に使用される武器兵器の類を宇宙に永久破棄するに至った。星中が 一つとなり、新たに「平和暦」の一歩を踏み出そうとした矢先の事件であった。 惑星の中心にて、全世界から公正な選挙で選ばれた代表者によって感動的な演説がなさ れている最中──それは起こった。 降り注ぐ閃光。大爆発。規模は半径数百キロにも及び、爆心地にいた者はむろん即死、 舞い上がった粉塵は恒星の光をさえぎる壁となり空前の氷河期を現出させ、それどころか 地軸までが狂ってしまったため気候の大異変は惑星中に及んだ。 幾千年の努力によってようやく完全平和を実現させたこの惑星は、一瞬にして平和など ... -
悪魔の歌 53-4
ロードワークから帰ってくるなり、いきなり見知らぬガラ悪いロン毛大男とスパーリングしろ、 と言われたんだから、そりゃ一歩は困惑する。 「なんでボクが?」 「ご指名なんだからしょうがねえだろ。見学者には親切に、可能な限りリクエストには 応え、入門に繋げる。ジム経営にとっては大切なこと、って八木ちゃんも言ってただろ。 ん? 何だよその、『ウソ臭い。鷹村さんらしくない。絶対なんか企んでる』って目は」 「……もういいです」 反論する気力もない一歩は、のろのろと用意してリングに上がる。 そこには、ヘッドギアとマウスピースとグローブと、準備万端のレッドが待っていた。ギラつく 目で一歩を睨みつけている。ジム内には相変わらずDMCの曲がエンドレスで轟いている ので、否が応にも殺害ムードは満点だ。 ちょっと縮こまってしまう一歩に、レツドが低い声で語りかけた。 「一つ、答えろ。お前はこの... -
ダイの大冒険AFTER(ガモンさま) 第十話 完全敗北
剣先だけでダイの剣を押すダークドレアム、次第に均衡は破られつつあった。 「こんなものか?もう少し粘って欲しいのだが・・・」 ダークドレアムは闘気を解放させた。 「ぐ、くそ・・・」 ついにダイはプレッシャーに押され、なぎ倒されてしまった。 「ダイ!!」 エスタークがダイの元へ飛んだがそれをエビルプリーストが許さなかった。 「ヒョヒョヒョ、お前は私が始末してやろう。」 「貴様!!」 エスタークが剣を構えた瞬間、エビルプリーストは背中を斬られた。 「な、何をするんです!ダークドレアムさん!!!」 「突然転がり込んできた貴様が手柄欲しさに奴等の相手をすることは許さん!!! これ以上醜い姿を晒すというのなら、俺が貴様を殺すぞ。」 「ヒヒイィ!!」 エビルプリーストは逃げる様にその場を去った。 「くそ、くそ、くそ!!!!!少しばかりあの方に気... -
ずる(サナダムシさま)
絶望が支配するこの時代よりも、ほんの少しだけ希望が持てる時代があってもよいので はないか。 わずかな望みを母が作ったタイムマシンに託し、トランクスは旅立った。 しかし、過去に向かうはずであったトランクスは予期せぬ災難に遭遇する。 「──ん? 小さな気が感じられる……」 直後、凄まじい衝撃がタイムマシンを包み込んだ。 「な、なんだ!?」 あっけなくタイムマシンは大破。超サイヤ人といえども時空相手ではなすすべなく、ト ランクスは生身で時空の渦に吸い込まれてしまった。 「うっ、うわあぁぁぁぁっ!」 ──目を覚ますと、まず木目模様の天井が目に映った。 「あっ、起きたよ!」 「よかった、お医者さんごっこカバンのおかげだ」 時空の渦に呑まれたトランクスを救助し、介抱していたのは、眼鏡をかけた少年と、青 い丸々としたロボットだっ... -
コメントスパムテストページ/コメントログ
toilet -- (aaa) 2007-01-30 13 29 33 オッパイオッパイ -- (オパーイ) 2007-02-14 14 40 41 お疲れさまです。バレさんの掲示板の -- (46スレ) 2007-03-21 12 05 28 お疲れ様です。バレさんの掲示板の閉鎖報告本当かなぁ。 -- (46スレ) 2007-03-21 12 06 18 いたずらだったみたいだ、まったく -- (名無しさん) 2007-04-03 02 25 07 ロゴが可愛い……良センス也、ゴートさん。 -- (ふら~り) 2007-04-30 23 15 27 色々とご迷惑をおかけして申し訳ございません。今日スレを閲覧して貴サイトを確認いたしました。本当にありがとうございます。 -- (バレ) 2007-05-06 15 21 34 >ふらーり... -
戦闘神話(銀杏丸さま)
第二回 part.7 part.8 part.9 part.10act1 幕間 ~師と仇と part.10 act2 part.11 幕間 Dawn part.12 第三回『宣戦布告』 part.1 part.2.act1 act2 part.3.act1 act2 act3 part.4.act1 act2 act3 part.5.act1 act2(前半) act2(後半) pa... -
月の勇者(サナダムシさま)
滅亡寸前の王国があった。 魔王軍の侵略は苛烈にして執拗。すでに城は落ち、国土の大半が焼き尽くされた。 わずかながら逃げ延びた王族は、散り散りとなった兵と国民を集め、各地でささやかな 抵抗を展開する。いくらかの勝利こそ収めたが、戦況を覆すにはまるで至らない。 彼らの集落が発見され、総攻撃を受けてしまえばそれまで。まさに風前の灯。 しかし、彼らは希望を捨ててはいなかった。 王国に古くから伝わる一文。 『国亡びし時、異国より勇者現る。其の者、月を自在に操り、魔を打ち破るであろう』 王国にも月は浮かぶ。もし操ることが可能ならば、さすがの魔王軍とて一日と待たずに 壊滅するはず。もはや人々はこの伝承にすがるしかなかった。 幸い、王家の血を引く者には伝承に相応しい力が備わっていた。 ──異界から無作為に生命を召喚する能力。 平時では使用を禁じられていた能力だが、今は一刻を争うときだ... -
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (本当のまとめサイト(byバレさま)) バレさまの管理するまとめサイトです。 このwikiはバレさんの保管が現スレに追いつくまでの暫定のものです。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ((さいさま)) バキスレにて「WHEN THE MAN COMES ARROUND」を連載中のまっぴー原理主義者さい氏のページです。 武装錬金への、まひろへの、ヘルシングへの、神父への、そして狂気への愛が伝わってきます。動画日記も必見。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (秘密結社グランドクロス団 銀成支部(スターダストさま) バキスレにて「... -
名探偵(サナダムシさま)
地上最強の名探偵、範馬勇次郎。 探偵は事件を引きつけ、事件は探偵を引きつける。探偵の宿命か、勇次郎は息子刃牙と ともに宿泊していたホテルにて殺人事件に巻き込まれてしまった。 ホテルの一室で殺されていたのは、アルバート・ペイン。今年のノーベル物理学賞、受 賞者だ。 通報を受け駆けつけた片平刑事も、勇次郎の名声を知る一人であった。 「いやァ~光栄ですねェ。あなたのような名探偵と出会えるなんて」 「どうでもいいんだよ、ンなこたァ。さっさと終わらせるぜ」 勇次郎はセックスより、食事より、空気より、闘争と事件解決を優先する。 「犯人は決まってるぜ。100%な」 「ジャ、ジャブより疾い……ッ! もう解決してしまったんですか! で、犯人は?!」 勇次郎の推理スピードはプロボクサーの動体視力でも捉えられない。 「ジャックだ」 「ジャック・ハン... -
チルノのパーフェクトさいきょー教室 1 (ハシさま)
「あー、だめです! ぜんぜんだめ! こんなありふれた記事じゃ、幻想郷のみなさんの関心はひけません!」 ――机の上に山のように積み上げられた取材資料が。 ――細くしなやかで、陶磁器のように白い足によって蹴り崩される。 ばさばさと紙片が宙を舞う。 その中心で眼元にくまをつくり、おそらくここ数日一睡もしていないだろう彼女の名は、射命丸 文。 ここ"幻想郷"の妖怪の山に棲む、鴉天狗の少女だ。 彼女が自分の睡眠時間を削ってまで心を砕いているものとは、いったいなにか。 それは彼女のアイデンティティーと関係している。 彼女を彼女たらしめているもの――つまり、刺激的な未知をもとめ、それを新聞として誰かに伝えるということ。 彼女は、ここ数日、彼女が不定期に発行している「文々。新聞」にのせる記事についての取材を繰り返し... -
永遠の扉(スターダストさま)
第008話 「総ての序章 その2」 1905年10月14日 ポーツマス条約批准 終戦、である。 日露戦争によってともかくも勝者となりえた日本は長年頭を悩ませつづけてきたロシアの脅 威からひとまず開放されたといっていい。 その頃、爆爵は錬金術に熱中している。 例の蔵に終日閉じこもり、家中のたれとも口をきかぬ日もしばしばである。 ──狂ったのではないか 使用人たちは陰でささやきあい、親族の中ですらそう信じる者がいた。 そうであろう。 何の前ぶれもなく隠居を発表し、半ば押しやるような形で事業のことごとくを息子へ譲渡した かと思えば、あとは蔵の中へ地虫のように閉じこもっている。 ──いや、そうではない と爆爵の異変を擁護する者もいた。 かれらの弁によればこの異変こそ、まだ正気が残っている証拠だという。 なぜならば隠居の決断こそやや唐突ではあるが、息子への事業譲渡やそのほかの財産分 与の... -
WHEN THE MAN COMES ARROUND (さいさま)45-2
《EPISODE7:The hairs on your arm will stand up at the terror》 「The same blue sky in a strange new world...Spinning round,turning round,spinning round...」 薄暗がりの中、呟くような不気味な歌声が低く響き渡っている。 それは、60年代に活躍したとされる“とされる”ミュージシャン崩れのテロリストが歌っていた曲だ。 歌声の主はNew Real IRAのリーダー、パトリック・オコーネル。 ギャラクシアン兄弟のアーマー市警察署襲撃、アンデルセン神父の出現、協力者の電話による激昂。 これらの出来事があった、彼にとっての馬鹿げた呪いの日から一夜が明けていた。 協力者からの電話以来、彼は言葉少なに本拠地(ホーム)の防備を固める命令を下し、あとは自室に 引... -
七クロ 53-3
~バー店内~ 「よ、らっしゃい!」 「おう、親父、ビールだ。ビールをジャンジャン持ってきてくれ!」 「へい、毎度!」 「ふ~、ようやく一息つけたな」 「だね。一時はどうなることかと思ったけど、本当、助かったよ」 「どうも、お待たせしました」 「お、早いな。よし、早速……ヒョ~、うっめえ~!」 「全く、生き返るとはこのことだ」 「ああ、染みるなあ……」 「……神山、お前、普通に酒飲むんだな」 「え、何か、問題ある?」 「いや、別にないけど……」 「だったら変なこと言わないでよ。未成年がお酒飲んじゃいけないって 法律で決まっている訳じゃないんだから……ん?」 「どうかしたのか、神山?」 「いや、なんかね、ビールを運んできた女の子がずっとこっちを 見ているんだよ」 「まあ、色んな意味で目立つ集団だからな、仕方あるまい」 ... -
七クロ 54-3
「ク、クソ、隊長達がやられちまったぞ!」 「ど、どうするよ?」 「どうするって言われても……」 「お、お前ら、あ、慌てるんじゃねえ!数的にはまだこちらが優位なのを忘れるな!」 「そうだ、敵はまだたったの五人じゃねえか。ビビることはねえ!」 「……いや、五人じゃないぜ。六人だ」 「何だと!?……ゴフッ」 「グフッ」「ゲフッ」「ガフッ」 「やれやれ、と……あれ、北斗達も来てたのか。やっぱ皆、同じような事、 考えてんだな」 「前田君!」 「前田じゃねえか!」 「おいおい、そんなに吃驚するなよ。助けに来るのはダチとして当然だ。 照れくせえぜ」 「いたの?」 「いたのか?」 「……相変わらずの扱いだな。お前らさ、それって俺用の挨拶か何かなのか?」 「凄い……砂漠で気付かれずに敵の背後まで忍び寄るなんて……この人、まるで 忍... -
ヴィクティム・レッド 45-5
「セピア。今回のオレたちの任務を説明する。エグリゴリのサイボーグ技術の流出疑惑の調査として、 エグリゴリサイボーグ特殊部隊の隊長である、クラーク・ノイマン少佐に尋問を行う。 彼は最新の各種サイボーグを束ねる手練の兵士であり、自身も高機動型サイボーグだ。 ただが尋問だとナメてかかると──って聞いてるのか?」 「聞いてますよー。クラーク少佐にお話を伺うんでしょー♪」 「鼻歌を歌いながら復誦するな! あんた、エグリゴリの任務をなんだと思ってるんだ!?」 「なによう。わたしがお風呂に入ってるのにドアの前でそーゆーこと言うことのほうが、どういうつもりなのか聞きたいわっ」 「あんたが日がな一日風呂に浸かりっぱなしだからだろーが!」 「汚れは乙女の柔肌の大敵なのっ。特にわたしの『モックタートル』にとってはね。 できるだけ清潔にしておいたほうが感度もよくなるのよう」 「勘弁しろよ……」 洗面台にもたれ... - @wiki全体から「『絶対、大丈夫』(白書さま)45-1」で調べる