SS暫定まとめwiki~みんなでSSを作ろうぜ~バキスレ内検索 / 「人生に乾杯を(銀杏丸さま)」で検索した結果
-
完結した短編集
...杏丸さま) 人生に乾杯を(銀杏丸さま) スノースマイル (銀杏丸さま) 天体戦士サンレッド ~激突!太陽の戦士VS炎の悪魔!(サマサさま) 天体観測(銀杏丸さま) 砂糖菓子の流星(ハシさま) Shall we die(ガモンさま) バレンタインは犠牲になったのだ…勇パルでホワイトデーする犠牲に…(ハシさま) 鋼の錬金術師 ~「後夜祭」~ (ハガレン作者さま) 強くなるのは、なれるのは その2(ふら~りさま) 鉄(クロガネ)のラインバレル 異聞・道明寺誠の退屈と諦観(サマサさま) 岸辺露伴は動かない ―殺戮の女王―(前篇)(サマサさま) 岸辺露伴は動かない ―殺戮の女王―(後篇)(サマサさま) 小ネタ・あのアニメソングをサンホラっぽくしてみた(サマサさま) 北斗の拳 ラオウ外伝『そ... -
人生に乾杯を(銀杏丸さま)
よぉと声をかけられ、童虎は振り返った。 夜明け前だった。 黄金のマスクに、夜明け前の闇にも鮮やかな金糸銀糸の豪奢で清冽な刺繍の法衣、 長い髪はすっかり白くなってはいるが、その声に老いによる弱さは感じられない。 あの鮮烈な日々から二百と三十の年月が流れ、二人ともに等しく老いていた。 天秤座の童虎、牡羊座のシオン。老師と教皇として聖域の、聖闘士の支柱となっていた二人だった。 「ホ、珍しいの。 生きておったか、沙汰がないので心配したぞ」 童虎の声には確かに喜びが滲んでいた。 「沙汰がないのは達者の証拠、ともいうぞ。 今年の新酒だ」 袖の中に隠れていた酒瓶をちゃぽりと揺らす。 シオンもまた喜色を隠さない。 酒瓶の首をつかむ手には、歳月がじっくりと刻まれていた。 節くれだった指の皮膚は張りと生気を失い、肌の色もまたく... -
短編SS
60kb以下の短編達です。 【職人さん別 Index】 完結した短編達 サナダムシさま短編集 バキスレにサナダムシさまが投稿された短編の数々です。 連載中の短編 ドラえもん のび太と真夜中のバンパイア(店長さま) 『絶対、大丈夫』(白書さま) 鬼と人のワルツ(鬼平さま) よつばと虎眼流(鬼平さま) 野比のび太(仮} (店長さま) ドラえもん のび太の新説桃太郎伝 (サマサさま) 無題(銀杏丸さま) 狂った世界で(proxyさま) カイジ外伝、やさぐれ獅子番外編(名無しさま) カシオスの冒険(名無しさま) ブルーグラード外伝(名無しさま) ドラゴンボール 恐怖!新たなる敵 DBIF(クリキントンさま) 再会(クリキントンさま) ... -
職人さん別 銀杏丸さま
短編 戦争を愉しむ者 kazikili Bey 七人の超将軍 無題 <連載中> VP <連載中> わがよき友よ 人生に乾杯を スノースマイル 天体観測 カルマ <連載中> 闘りゃんせ The Times They Are a-Changin' ヘヴィー・アーマー 長編 戦闘神話 <連載中> -
カルマ (銀杏丸さま)
前篇 中篇 後篇 その1 後篇 その2 -
職人さん別 Index
複数の作品を掲載している職人さんをまとめたものです。 漏れがあるかも知れません。気がついたらスレにてご一報を。 (五十音順) エニアさま NBさま 鬼平さま ガモンさま カイカイさま 銀杏丸さま 金鹿さま 急襲さま クリキントンさま 顕正さま さいさま サナダムシさま サマサさま しぇきさま 邪神?さま 涼宮ハルヒの正義作者さま スターダストさま 電車魚さま(旧名:腐った百合の人さま) 電脳☆新大宮さま DBさま 店長さま ハガレン作者さま ハシさま ハロイさま ふら~りさま VSさま フルフズさま ぽんさま 流花さま -
VP(銀杏丸さま)
01 02 -
長編SS
60kb以上の長編たちです。といっても管理人が「これは長げぇ」という印象を持っていたら短い作品でも紛れ込んだりしますがご容赦ください。 【職人さん別 Index】 完結した長編達 虹のかなた(ミドリさま) AnotherAttraction BC (NBさま) バーディーと導きの神~暴虐のガロウズ~(17さま) 戦闘神話(銀杏丸さま) 永遠の扉(スターダストさま) 聖少女風流記 ハイデッカさま シルバーソウルって英訳するとちょっと格好いい (一真さま) オーガが鳴く頃に(しぇきさま) フルメタル・ウルヴズ!(名無しさま) ヴィクティム・レッド(ハロイさま) シュガーハート&ヴァニラソウル (ハロイさま) その名はキャプテン・・・(邪神?さま) 脳噛ネウロは間違えな... -
カルマ 中篇(銀杏丸さま)
「弟がいつもお世話になっております。 姉のミュラです、はじめまして」 アフロディーテの案内で中庭へ通されると、輝くヴェールのような金髪の、美しい女性がテーブルの脇に佇んでいた。 まるで陽炎のように儚く、柳のように頼りなく、それでいて艶かしい女性だった。 女慣れしているはずのデスマスクですら一瞬見とれたほどだ、 盟など彼女の微笑みを受けただけで真っ赤になって俯いてしまっていた。 アドニスはそんな母をみて輝かんばかりの笑顔だ。 叔父と母が本当にすきなのだろう。 「彼に貴女のような美しい女性に今の今まで出会えなかった運命を呪うばかりですよ。 弟さんとは同期でしてね、いやお話は伺っていましたが、聞きしに勝るとはまさにこのこと…。 美の女神アフロディーテも貴女を羨むでしょう」 そういって彼女の手をとり、完璧な礼作法でキスをする。 ... -
カルマ 前篇(銀杏丸さま)
腐れ縁とでも言おうか、魚座ピスケスのアフロディーテと蟹座キャンサーのデスマスクは、 殊更仲が良いという訳でもないのに何らかの形で行動を共にするケースが多い。 この二人、同時期に聖域入りし、同時期に聖闘士になり、同時期にサガの傘下へと入った。 そのせいか、何故か聖域職員からはふたり一くくりにされがちだ。 別にそれくらいで目くじら立てるほど幼いわけではないが、両者ともになんとなく釈然としないものを感じるのは確かだ。 だからその日、巨蟹宮に在ったデスマスクのもとへアフロディーテからお茶会の知らせが届いたときは、 さしもの悪漢デスマスクも、わずかばかりの驚愕をその相貌へにじませた。 双魚宮で行われるのならば驚きもしなかっただろう、なんとアフロディーテが個人所有する邸宅で行うというのだ。 アフロディーテに甥と姉が居る事は彼自身の口から聞いていた。 「で... -
天体観測(銀杏丸さま)
前編 中編 後編 -
闘りゃんせ(銀杏丸さま)
死臭みちたる冥府の中、きらりと光るものがあった。 鎧だ。 きらきらと、まるで太陽のかけらのように光るそれは、冥府の住人にとって忌むべきもの。 彼らの主の、彼ら自身の仇敵の象徴ともいうべきものだ。 聖衣、なかでも格別な黄金の聖衣。 神話の昔から戦い続けた憎い相手のそれである。 が、死臭はそれからふいてくる。 死者を支配する立場にいるだろう彼ら冥闘士たちは、死臭に震えていた。 いや、すくみあがったというべきだろう。 もはや勝負になってはいない。 黄金の聖衣の主が、腕を一振りするだけで、一蹴りするだけで、 冥界の淀んだ大気が引き裂かれ、黒い冥闘衣が砕け、冥闘士が死ぬ。 もはや、暴威と呼ぶべきだ。 「にげぇ」ろ、とつながる筈だった冥闘士の声は、潰された肺から吐き出された空気によって、 酷く濁ったおくびの様な音となって消えた。 煌く黄金の小宇宙、... -
カルマ 後篇 その2(銀杏丸さま)
力が欲しい。 何のために、聞かれて即答できるやつは皆強くなった。 ある者は、守るために。 ある者は、奪うために。 ある者は、戦うために。 ある者は、強さを知るために。 ある者は、自由のために。 ある者は、明日の糧のために。 しかし、彼らがその初心を貫徹できたかといえば、首を傾げざるを得ない。 強くはなった。 だが、それだけだ。 守るべきものはすでに亡く、奪うべきものはすでに潰え、戦いは終わり、強さの理由もわからず、 自由という名の鎖につながれ、日々の糧を得ても心の空腹は満たされない。 臓腑を焼くこの感情はいったい何なのだろう? 心をえぐるこの感情はいったい何なのだろう? 身を焦がすこの感情はいったい何なのだろう。 答えを求めて牙を、爪を、技を研いた末に、待っていたのは虚ろな己の双眸だった。 その双眸がここにある。 デスマスクも、アフロディーテも、同... -
カルマ 後篇 その1(銀杏丸さま)
どろりとした悪意が滲んだ顔で、デスマスクは哂う。 「生きるの死ぬのは一瞬だ。 無理に延命させずに、今ここでさっくり逝かせてもいいんじゃないか? お前には無理でも、俺には出来る。積尸気の使い手である俺にはな」 悪意に対し平静を装う冷静さを、アフロディーテはこの時点ではまだ持ち合わせていた。 「それを他人に強制するのは、いかがなものかと思うがな」 デスマスクの口が弧を描く。 「ハッ今更!今更なにを言っているんだお前? 染み付いた血の匂いをいくら薔薇でごまかしたってな、こびり付いた血潮は落とせやしねぇよ。 それとも、お前、あのガキに触れなきゃ自分の汚れが理解できないほどモウロクしちまったか?」 ぎちりと、テーブルの下のアフロディーテの握りこぶしが軋んだ。 「馬鹿いうなよ、お前。俺ほど殺しちゃいるまい? ... -
スノースマイル (銀杏丸さま)
星矢の朝は早い。 アパートの外で新聞配達のバイクが止まる音が聞こえるころにはすでに着替えを終え、 朝の鍛錬へと出かける。 肉体の錬度の維持というのは、戦う者にとっては非常に大事なことだ、 特に聖闘士ともなれば、その維持だけでも大変なのだ。 複雑な機械ほど維持に手間がかかる事に似て、現状を維持するのに膨大な時間がかかる。 それを面倒だと思うことは星矢にはない。 呼吸を面倒だと思う人間がいない事と同じなのだ。 「おはよう!」 朝の鍛錬から戻ると、姉星華がすでにおきだしていた。 ちょっと寝癖がついていたりするのは、愛嬌だ。ということにしておこう。 「おはよう、姉さん。 ところでなにこの朝が豪華な飯?」 腕を組み、ふふんと胸をそらし、星華はちゃぶ台の上に広がった割と豪華な朝ごはんをみやる。 「お誕生日おめでとう... -
わがよき友よ(銀杏丸さま)
01 -
七人の超将軍(銀杏丸さま)
01 02 03 -
「無題46-1」(銀杏丸さま)
ふと気が付くと、そこは別の世界だった。 よく物語なんかじゃある話だが、自分がこういう目にあうとは全く持って予想の外だ。 「な…。 なんなんだ、いったい!?!?」 星矢はそう叫んだ。 右手にはシルクハット、左手には白いマスク。 自分の身を包むのは歴戦の相棒・天馬星座の聖衣ではなく、 なんとタキシードにマントという妙な格好。 これが学ランに木刀ならまだ分かるのだが…。 「星矢!事は緊急を要するのです」 しばらく似合わぬ黙考などしていた星矢の目の前に、 ぬぅっという擬音付きで我らがアテナ・城戸沙織が現れた。 「真面目な事を言っても、その格好じゃ説得力ないよ、沙織さん…」 みれば黒猫を模しているのだろうか? アテナこと城戸沙織はからだのラインがぴっちりと出るボディスーツに、 猫耳・猫尻尾までつけた格好で星矢の目の前に現れた。 何故か額... -
Kazikili Bey(銀杏丸さま)
わたし は へるめす の とり みずから の はね を くらい かい ならされる 西アジアから地中海沿岸、そして欧州に至るまで、オスマン帝国は遍く その猛撃からワラキア公国を護った公国の守護者、 マキャベリの指し示すとおり、彼は一切合財の手段を選ばず、 恐怖すら己の武器として、彼は故国を護ったのだ。 一つの意思が 十の想い出を踏み潰し 百の魔を産み 千の国を殺し 万の屍の上に 億土のクリスタニアを築き上げる。 だが、その生涯は捕囚として潰えた。 神の国(イェルサレム)、神の世界(クリスタニア)。 神による、神の為に生きる者のみが住もう、神の国。 神が築き、神の為にある神の世界。 そのキングダムオブヘヴンを目ざして死を重ね。 祈りを、戦いという祈りを、 神の為の戦いという祈りを、 死という折りを、 屍を重ねて神の御許へ行かんとした果てに、 彼は敗れて哀れに首を落とされた。 歓喜は... -
The Times They Are a-Changin' (銀杏丸さま)
人の定義は何か、と問われたら私は「己の意思によって立っている者」と応えるだろう。 運命などと、宿命などと、そんな言葉で私は己を偽らない。そんな言葉でこの教皇シオンは揺るがない。 ひなびた老人の、この私の、心の臓腑に突き立つ、黄金の拳を、運命などという言葉で諦観しない。 年老いたとてなおも鮮烈な赤、紅、朱、赫、あふれ出す血潮。 黄金に煌く聖衣を纏う少年、その野心に、その信念に燃えるその姿はひどくまぶしく思える。 今この哀れな老人を屠る少年の姿はひどく眩しい。 正邪など関係なく、その姿は人間なのだ。 死につつある私の体から、法衣を剥ぎ取り、教皇のマスクを奪い去る少年の姿は、 天を仰いで哄笑をあげる少年の姿は、冒涜的なまでに美しくおぞましいまでに純粋だ。 彼の意思はたった一つ、神を祓うこと。 この地上をいかなる神々の干渉から解き放つ、人の手による管理運営。 その果断を若いと... -
戦闘神話(銀杏丸さま)
第二回 part.7 part.8 part.9 part.10act1 幕間 ~師と仇と part.10 act2 part.11 幕間 Dawn part.12 第三回『宣戦布告』 part.1 part.2.act1 act2 part.3.act1 act2 act3 part.4.act1 act2 act3 part.5.act1 act2(前半) act2(後半) pa... -
戦闘神話(銀杏丸さま)44-1
part.10 少々ケレンが強すぎたか、とポセイドンは自省した。 あの場ではああ言って見たものの、その実、身体へのダメージが無かったわけではないのだ。 無論、戦闘不能になってしまうような領域ではなかったし、戦闘続行は可能だが。 本来の状態ならば、おそらく黄金聖闘士といえども鎧袖一触であっただろうし、 テンスセンシズに覚醒していない者の攻撃などまずもって攻撃にはならなかっただろう。 仮定に仮定を重ねても詮無きことであるが、歴代ソロ家の人間の中で、 破格のポテンシャルをもったジュリアン・ソロであったとしても、 過去のアテナとの聖戦によって喪われてしまった己の本来の肉体を思わずにはいられなかった。 いや、神としての力の八割を封じられた現状が痛いのだ。 本来ならば海皇の覚醒によって完成するはずの肉体変化が、四年もの歳月をかけてもまだ不十分であることが、 海皇の悩みの種の一つとなっていた。 海皇は... -
WHEN THE MAN COMES ARROUND(END ROLL)
Main Theme Music 『The Man Comes Around』 Songs Johnny Cash And I heard as it were the noise of thunder One of the four beasts saying come and see and I saw And behold a white horse There s a man going around taking names and he decides Who to free and who to blame every body won t be treated Quite the same there will be a golden ladder reaching down When the man comes around ... -
サナダムシさま短編集
強さがものをいう世界(サナダムシさま) ワン・ハンドレッド・ミリオン(サナダムシさま) 月の勇者(サナダムシさま) 新展開 (サナダムシさま) マブダチ (サナダムシさま) 老兵は死なず (サナダムシさま) ファイナルバトル (サナダムシさま) 狂王 (サナダムシさま) 上の上にいる上 (サナダムシさま) 氷の一族 (サナダムシさま) 宿命(サナダムシさま) 似たもの同士 (サナダムシさま) 宇宙のジパング (サナダムシさま) 不殺 (サナダムシさま) 昨日の飯は今日の武器(サナダムシさま) 本気の理由(サナダムシさま) 背中(サナダムシさま) 神曰く、七つである必要はない(サナダムシさま) ファイナルフラッシュ(サナダムシさま) 故郷にて... -
完結した長編集
やさぐれ獅子(サナダムシさま)<完結!> 金田一少年の事件簿 殺人鬼『R』(カマイタチさま)<完結!> どらえもん のび太の超機神大戦(サマサさま)<完結!> WHEN THE MAN COMES ARROUND (さい氏)<完結!> 修羅と鬼女の刻(ふら~りさま)<完結!> 項羽と劉邦(スターダストさま)<完結!> 涼宮ハルヒの正義、SOS団はいつもハルヒのちキョン(名無しさま)<完結!> 「人々は作者はしぇきさんであると噂しあった、そのSSや天晴れ、後書きの去り際も見事と」 Der Freischuts~狩人達の宴~(ハシさま)<完結!> 七クロ(クロさま)<完結!> ネクロファンタジア REVENGER and DEAD GIRL(ハシさま)<完結!> しけい荘戦記(サナダムシさま)<完結!> ... -
トップページ
バキスレ一時まとめサイト用wiki バレさんの要請により、このwikiはバレさんの更新を手助けするための保管所として存在していくことになりました。 バレさんの保管が現スレに追いつくまで更新させていただきます。 スターダストさんの作品『組曲ダイの大冒険』 熱さとネタと湿りのきいた名作です。 ご照覧あれ! 12/20 ネクロファンタジア REVENGER and DEAD GIRL(ハシさま)を完結した長編集へ移動。 12/03 女か虎か(電車魚さま)を長編SS Index へ移動。 11/15 遊☆戯☆王 ~超古代決闘神話~(サマサさま)を長編SS Index へ移動。 09/21 しけい荘戦記(サナダムシさま)を長編SS Index へ移動。 ジョジョの奇妙な冒険 第三部外伝未来への意思(エニアさま)を長編SS Inde... -
東方聖誕祭(サマサさま)
さあ、今日はクリスマス。年に一度の聖なる祭り。 誰もが心躍る、特別な一日。 それはこの世界に残る、人ならざる者達にとって最後の楽園―――<幻想郷>においても例外ではない。 例えば、とある一軒家を覗いてみよう。 人形で埋め尽くされた、一種異様な部屋。しかしながら今日ばかりは部屋中に所狭しと煌びやかな飾り付けが施され、 テーブルの上には七面鳥やらケーキやらシャンパンやら、思いつく限りの御馳走が並んでいる。 向い合って席に着くのは、二人の少女。 「へへー!サンタは私がもらったぜ!」 勝手にケーキを切り分け、勝手にサンタのお菓子を持っていくのは霧雨魔理沙(きりさめ・まりさ)。 職業・魔法使い。 白黒を基調にした衣装と長く伸ばした金髪、黙っていれば誰もが認める美少女ながら、その男勝りのヤンチャな言動が 玉に瑕―――いや、それも彼女の魅力なのだろう。 「あ、魔理沙ったら。私も狙... -
戦争を愉しむ者(銀杏丸氏)
「ありがたいことに私の狂気は君達の神が保障してくれるという訳だ。 よろしいならば私も問おう。 君らの神の正気は、一体どこの誰が保障してくれるのだね? 」 太った少佐のその一言はつまり、宣戦布告だったのだ。 諸君、私は戦争が好きだ」 芝居がかった仕草で、男が一人あるきながら語りだす。 「諸君、私は戦争が好きだ」 白いコートに白いスーツ、オマケにタイまで真っ白なその男、 形だけみれば十分に伊達なのだが、矮躯に肥満体では折角の仕立てが台無しだ。 「諸君、私は戦争が好きだ」 声音に、口調に強いものは無くただ淡々と、だが同時に狂熱を拭おうともしない。 「諸君、私は戦争が大好きだ」 醒めている。だがどうしようもないまで熱狂に駆られている。 白いスーツの小男はそんな風情だ。 「殲滅戦が好きだ。 電撃戦が好きだ。 打撃戦が好きだ。 防衛線が好きだ。 包囲戦が好きだ。 突破... -
LINKS
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (本当のまとめサイト(byバレさま)) バレさまの管理するまとめサイトです。 このwikiはバレさんの保管が現スレに追いつくまでの暫定のものです。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ((さいさま)) バキスレにて「WHEN THE MAN COMES ARROUND」を連載中のまっぴー原理主義者さい氏のページです。 武装錬金への、まひろへの、ヘルシングへの、神父への、そして狂気への愛が伝わってきます。動画日記も必見。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (秘密結社グランドクロス団 銀成支部(スターダストさま) バキスレにて「... -
戦闘神話キャラクター紹介第一回・聖闘士星矢編
アリエスの貴鬼 13歳 教皇シオンの孫。 聖衣修復者兼黄金聖闘士という師の元で聖闘士としての修行を積み、 星矢本編時点で聖闘士の予備役である「アッペンデクス」になっていた これは装着者が死亡した場合、戦力低下を防ぐ為に設けられている措置であり、 他にはジェミニのカノンがこれに該当する。最も、当時の彼はまだ力不足であったが。 聖戦当時は戦闘という点に関しては年相応の面が大きかったが、 四年の歳月が彼を真実の黄金聖闘士へと成長させている。 ピスケスのアドニスとは親友兼ライバル ピスケスのアドニス(オリジナル) 13歳 先代ピスケス・アフロディーテの甥。母ミュラはアフロディーテの姉。 姉弟仲は非常によく、母子共にデスマスクとも面識があったほど。 アフロディーテは彼らを非常に愛していた。 彼はアフロディーテを敬慕していたのだが、 ... -
鬼と人のワルツ(ダーカさま)
鬼と人のワルツ(名無しさま)43-1 鬼と人のワルツ(名無しさま)43-2 鬼と人のワルツ(名無しさま)45-1 -
七クロ(クロさま)
第01話 第02話 第03話 第04話 第05話 第06話 第07話 第08話 第09話 第10話 第11話 第12話 -
猿の手(さいさま)
前編 中編 後編 物語の真相について(閲覧注意) -
来襲!冥土番長 (サマサさま)
23区計画。それは、東京23区一つ一つに<番長>と呼ばれる超人たちを配置し、戦わせ、最後に残った者に 絶大な権力を与え日本の支配者として君臨させるという、次代の独裁者を生み出す恐るべき計画。 だが、それに真っ向から立ち向かう漢がいた。 彼の名は<金剛番長>。日本に残った、最後の硬派である。見るからに無骨でいかつい風貌、まさに漢である。 そんな彼は、なかば無理矢理に手渡されたチラシに嘆息し、目前の少女に目をやる。 「メイド喫茶<冥土印天国(メイド・イン・ヘヴン)>開店でーす!よろしかったら、来店お願いしまーす」 下手をすれば小学生にも見えそうな小柄な女の子。長い髪と泣き黒子が特徴的な、中々可愛らしい顔立ちだった。 そんな彼女の頭にはカチューシャ。身を包むのはエプロンドレス。手には箒。 俗に<メイドさん>といわれるスタイルである。その趣味の方にはたまらない服装だ... -
よつばと虎眼流(鬼平さま)
―――いつでも今日が一番楽しい日。 ひっきりなしに人の行き交う掛川の町外れを一台の荷車が歩いていく。 親子だろうか、子供づれの若い男が一人。 「もうすぐだぞ―――よつば」 「おー」 「すげぇ、とーちゃん、ここ家がたくさんあるな!」 「そーだろう、お店もあるぞー」 「お店もか!?」 田舎から出てきたのであろう。 少女は興奮した様子で辺りをきょろきょろ見回している。 「すげぇー、人がいっぱいいる!」 目を輝かせて父親の方を振り返る。 「きょうはまつりか?」 「市場だ市場、そういや明日から六月市だな」 街中をきょろきょろ手を振りながら少女と荷車は進んでいく。 ちょこちょこ走り回る少女は危なっかしいが、それを受け入れる雰囲気が当時の日本にはあったのだ。 皆が微笑んで荷馬車の前に道を開けてくれる。 戦乱の世も終わり十数年、人々は太平... -
星盗人(ハロイさま)
01 02 03 04 05 06 07 08 09 -
第二話 崩壊(ガモンさま)
アクナディンは愕然とする。千年魔道書に書かれた古の魔術とその儀式。 千年アイテムを造る為に必要なもの、それは九十九人の人間の生贄。その魔道書に書かれた闇の錬金術、 それは神と悪魔の契約の儀式。金を創り出す為に異種の金属を変成させる際に魔術的儀式により…… 人間の生贄が必要となる。 そしてその事実を、国王であるアクナムカノン、アクナディンの実兄は知る由も無かった。 アクナディンはこの事実を王に伝える事をしなかった。伝えれば必ず王はその正義感から非人道的行為であるとし、他の方法を模索させる。 だが王国はもう時間が無い。例え罪無き人々を殺してでも国を守らなければならない。 翌日、謁見の間でアクナディンはアクナムカノンに魔術書に書かれた内容を、生贄を必要とする最重要の秘密を隠し、『闇の錬金術』を行う許しを乞うた。 「七日程あれば、古の魔術を復活させることが出来ます」 『だが... -
砂糖菓子の流星(ハシさま)
二月も半ばにさしかかろうとしている幻想郷は、太陽が昇っているのにも関わらず、身を切るような寒さに満ちていた。 たくさんの雪が地面に降り積もり、太陽の光を照り返して輝いている。 雲ひとつなく澄み切った青天は、舞い上がればさぞ気持ちがいいだろう。 途中、氷の妖精が楽しげに仲間の妖精達と戯れているのを見た。 彼女ら冬の化身が元気に遊んでいるのなら、まだまだ春の訪れは遠いようだ。 ――そんなことを思いながら、アリス・マーガトロイドは魔法の森の小道を歩いていた。 白い吐息をつき、昨日うっすらと降り積もった新雪の上を、さくさくと耳によい音を立てて。 いつもの服装に、マフラーを首に巻き、手袋をつけ、防寒対策はしっかりとして。 それでもこの寒空の下を歩けば、すぐに頬が真っ赤になってしまう。 ――が、彼女の頬が赤いのは、果たして寒さだけがその理由... -
天敵(サナダムシさま)
大海賊時代、来たる。 私もまた人並みに財宝と冒険に魅せられ、海賊となった男であった。 もっとも海賊に試験や資格は存在しない。自ら海賊を名乗ればその時点から海賊となれ る。要は海賊となってからいかに名を上げるか、だ。 私は故郷では右に出る者なしの剣(サーベル)の使い手であり、強さには自信があった。 すぐにでも部下を集め、一般人や同業者のみならず海軍にすら恐れられる海賊団を組織す るつもりであった。 しかし、海は広かった。 海賊となってから一ヶ月後、とある島の森林には死にかけている私の姿があった。惨敗 だった。持ち前の体力で命こそ助かったものの、プライドはズタズタに引き裂かれた。 「ちくしょう、海にはあんな奴らがごろごろといるってのかよ……」 私は悔し涙を流し、当てもなく森の中を放浪した。出鼻をくじかれ、早くも海賊として 生きること... -
番外編(カイカイさま)
【番外編】 「今日は、【暑い】と言ったら気温の低下と共に×(カケル)五千弗をチャージするぜ」。 才気溢れる兵藤和也にとっては、22世紀の気温制御装置でさえオモチャ扱いだ。 戦いに敗れ中国領チベットへ留学した友達の赤松剛鬼とは違い、何でもオモチャにする、という意味だが。 「それ、アメリカドルなんだよね?」などと聞き返すのは、のび太だ。 居並ぶのは、体温調節とメンタルの雄・ボクサーの中でも神クラスのモハメド・アライ・Jr。 特攻天女こと瑞希。伝導の問題で、本気になればゲームにならないからお医者さんカバン係を務めるドラミ。 スネ夫の友達のズル木。どんな超人や秘密道具を見ても、驚かないモジャモジャ頭の海藤。 表の世界でも有名な雀士で王国が経営難の動物王・陸奥圓明流の陸奥正憲。メンバーの中でも最年長だ。 今日は、いつもと違うメンバーで集っている。 5000ドルの意味は、表の世界に... -
女か虎か(電車魚さま)
0~9 10~19 人【じんぶつしょうかい】 -
銀肌コール&レスポンス (名無しさま)
(注・「」→ブラボーの発言 【】→披露宴参加者の合いの手) ──それでは、新郎の母校の舎監であり、新郎の師匠でもありました防人衛様より、ご挨拶を頂きます。 「どうも」 【キャプテン・ブラボー!】【ブラボー!】 「どもっ、」 【ブラボー戦士長!!】【ブラボー!】 「どうもどうも」 【ブラボー!!】【ッボー!】 「ご紹介に」 【ブラボー!】 「あっどうも、えー、ただいまご紹介にあずかりました、キャプテン・ブラボーこと防人まも」 【ブラボー!】【ブラボー!】【ぶらぼぉ】 「んんっ……あ、どうも」 【ぶ、ぶらぼー?】 「どうも、防人衛でございます」 【ブラボー!】【ブラボー!!】【ブラボー……おお、ブラボー!】【ぶ、ぶら、ぶらぼー?】 「あっ、しゃべってもいいですか?」 【ブラボー!】【ブラボー!!】 「んっ…... -
THE DUSK(さいさま)
第零話 『SALEM’S LOT』 第一話 『CASTAWAY』 第二話 『SINGIN IN THE RAIN』 (1) (2) (3) 第三話 『INTERVIEW WITH THE VAMPIRE』 (1) (2) (3) 第四話 『THE BOONDOCK SAINTS』 (1) (2) (3) (4) 第五話 《SCHOOL OF ROCK》 (1) (2) (3) 第六話 『GANGSTER NUMBER 1』 (1) (2) 第七話 『DOGVILLE』 (1) (2) -
未来のイヴの消失 1 (ハシさま)
第25巻、34頁―― 混沌の名を冠した異形都市で紡がれるひとつめの物語 不思議で不条理な街に生きる少年と少女の物語 不思議で不条理な街に生きる少年とドールの物語 「未来のイヴの消失」 異形都市〈ケイオス・ヘキサ〉下層。無限雑踏街。 昼も夜も灯りが絶えない、不夜城と呼ばれる区画。狭い空間に建築物 を限界まで押し込めたような、雑多で、閉塞感に満ちた場所。可聴領域 ぎりぎりで祈り続ける祈祷塔、排煙を噴き上げる機関工場群、レッド ゾーンを振り切った残留思念濃度計(ラルヴァカウンター)、路地のそ こかしこに備え付けられ自縛霊が群がる霊走路(ケーブル)と、各層に 分配される機関エネルギーが流れる導力菅。 異形都市〈ケイオス・ヘキサ〉下層。無限雑踏街。 そこは常に灯りに満ちている。そして猥雑... -
女か虎か(電車魚さま) 0:
"Tyger! Tyger! burning bright In the forests of the night, What immortal hand or eye Could frame thy fearful symmetry?" 「虎よ! 虎よ! あかるく燃える 闇くろぐろの 夜の森に いかなる不死の手 または眼が おまえの怖ろしい均整を つくり得たのか?」 ――William Blake "The Tyger" -
未来のイヴの消失 2-1 (ハシさま)
イグナッツとプリマヴェラ、そしてまだ意識が戻らずイグナッツに抱えら れたメディスン。三人がホテルの外に出ると、一台の自動浮遊カーが止まっ ていた。中層の世界的大手自動車メーカーが作った最新式の浮遊カーだ。そ れを見てイグナッツは口笛を吹いた。さすがはマダム・マルチアーノだ。迎 えの車はこちらで用意するとの話だったが、これほど豪華な出迎えが来ると は。 その車は中層の富裕層が使うものだった。自分達のような人間には一生縁 のない人間たちが乗り回す車だ。腐るほど金を持ったセレブたち。浪費する 特権を生まれながらにして許された人間たち。 貧民層が多い下層の住人では、たとえ一生かけてもこの車を買うことはで きないだろう。それ故にイグナッツは、車上荒らしにあっていないか心配し た。こんなところに無造作に置いておくのは如何にもまずい。だがそこはさ すがはマルチア... -
悪魔の歌(ふら~りさま)
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 -
仮面奈良ダー カブト (鬼平さま)
第零話 誕生仮面奈良ダー 第一話 生暖かい日の午後 第二話 最終回 ちょっと快感 -
汝は罪人なりや? (金鹿さま)
(あらすじと人物紹介) 【序】【ぷろろーぐ】1 【序】【ぷろろーぐ】2 【序】【ぷろろーぐ】3 【序】【ぷろろーぐ】4 【発】【いちにちめ】 【抜】【いちにちめ】 【閥】【いちにちめ】 【驚】【ドッキリ】 空想科学ネウロ 【歌】【うた】 -
未来のイヴの消失 3 (ハシさま)
異形都市〈ケイオス・ヘキサ〉下層。ドール自治区〈オールドタウン〉。 メディスン誘拐、そして奪還から数日後。マダム・マルチアーノの邸宅に て。 「今回の件は完全に我々の失態です。まさかオルゴーレ社の検査官がドール 誘拐を企てるとは。以後、担当者の選定には細心の注意を払い、このような ことが起こらないよう務めます。あなた方とは、今後もよい関係を続けてい きたいので」 ――背筋が凍るほど美しい女性だった。銀色の髪に、緋色の瞳。雪のよう に白い肌。まるで神が自らの手で造形したような、この世ならざる美貌を備 える彼女は、降魔局のL系列妖術技官(ウィッチクラフト・オフィサー)のひ とり。識別コード名はL4(ラフレンツェ・フォー)。 降魔局。都市の治安を司る公安局、法と秩序を司る法務局(ブロイラーハ ウス)と並ぶ、異形都市〈ケイオス・ヘキサ〉に君臨する三... - @wiki全体から「人生に乾杯を(銀杏丸さま)」で調べる