《サイバー・ドラゴン》系モンスター考

(2011.03.19 17:35 記)

サイドラ系の、場の状況によってコスト無しで特殊召喚できるモンスターの考察。
以下は、wikiで探した範囲での一覧。自分の場に特定モンスターが必要なのは除く。

  • ☆1
《ジェスター・コンフィ》【闇・魔法使い・完全無条件・攻守0】
《アンノウン・シンクロン》【闇・機械・チューナー・1度のみ・攻守0】
  • ☆2
《E-HERO ヘル・ブラット》【闇・悪魔・デブリ範囲】
《TG ストライカー》【地・戦士・チューナー】
  • ☆3
《ジャンク・フォアード》【地・戦士・相手の場無視・守備1500】
《六武衆のご隠居》【地・戦士・デブリ範囲】
  • ☆4
《レベル・ウォリアー》【光・戦士・デブリ範囲・素は☆3】
  • ☆5
《太陽の神官》 【光・魔法使い】
《サイバー・ドラゴン》【光・機械・戦力・融合】
《バイス・ドラゴン》【闇・ドラゴン】



こうやって並べてみると案外結構揃ってる。

☆1の2種は、どちらも闇属性・攻守0とサルベージが非常に容易な部類。
ただ、《アンノウン・シンクロン》の方は効果が1度しか使えないので、回収の意味は薄いか。
どちらも☆2や☆5に繋ぎやすいので、チューナー非チューナー、それぞれで使い分けができる。

☆2の2種も同様に使い分けができる。ちなみに、☆の関係上デブリ対応は実質オマケ程度な部類。
《増援》対応の《TG ストライカー》と、《闇の誘惑》を筆頭とする闇属性サポートに加え、
HEROサポートまで使用できる《E-HERO ヘル・ブラッド》どちらも優秀。

☆3の2種はどちらも属性・種族が同じでサポートを広く共有する。
双方名前でサポートを受けられるが、やはり《六武衆》の名前の方が強いか。
名前の強さと、《デブリ・ドラゴン》から《ブラック・ローズ・ドラゴン》に繋げる優秀なシンクロの流れでは《六武衆のご隠居》が、
相手の場に依存せず、逆に相手の《ブラック・ローズ・ドラゴン》からの返しで自分から展開を行っていく場合は《ジャンク・フォアード》が有利。

☆4の《レベル・ウォリアー》は素のレベルは3だが、効果で展開すると☆4になる。
広く使い分けが可能だが、召喚権無しで場にチューナーを用意できない限りは基本的に☆4としての運用が主となる感じ。
ただ、素のレベルが3である、ということは、平時のシンクロでは☆8として扱いつつも
《デブリ・ドラゴン》からは《ブラック・ローズ・ドラゴン》という美味しい展開があるということ。
戦士族サポートにも対応しているので、チューナー側が優秀なデッキでは便利なシンクロ素材として活躍できる。

☆5の3種は種族が全て異なりサポートの方向も変わる。
☆1~☆3のチューナーがそれほど多くない場合や、《ライオウ》を苦手とする場合は単体で機能する《サイバー・ドラゴン》が一段抜けて優秀。
また、機械属性に大して有利に働くことを考えると、やはり制限カードにもなったカードパワーが感じられる。
しかし、他の2種も各々の種族や属性を活かすとなると使い道は多い。

《太陽の神官》はチューナー以外の魔法使い族であることから、どれも非常に優秀な魔法使い族のシンクロモンスターに繋ぐことが可能で、
加えて素の攻撃力が低いことも影響し、上級の中で唯一下級のもの同様《リミット・リバース》から《クリッター》まで幅広く対応している。

《バイス・ドラゴン》は闇属性であることから《闇の誘惑》などに対応し、加えて☆8のシンクロモンスターに繋ぐ場合、
上記2種より優秀な《ダークエンド・ドラゴン》というシンクロ先にも接続できる。
また、ドラゴン族は総じて重いことが多い為、召喚権を使わずに場にドラゴン族モンスターを用意できる、
……というのはドラゴン族サポートを搭載するデッキでは結構な利点となる。

基本的にどれも微妙に差異があり、一概に優秀と言える存在は存在しないので、
デッキに合わせたモンスターを選択していくと良い。 ……という至極無難な結論に。
☆5の3種はともかく、それ以下は余り見かけることがないので、
チューナーが多めなデッキなら試しに使ってみるとシンクロ速度が上がる……かもしれない。




.
最終更新:2011年03月19日 17:37