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タイミングを外すトリビア - (2012/07/05 (木) 19:10:38) の編集履歴(バックアップ)


漫画「メジャー」で横浜リトルの監督は「バッターを打ち取るのはタイミングだ!」と言っているように、タイミングが合わなければ打者は打てません。だからこそ、チェンジアップは威力を発揮します。

ここでは、フォームでタイミングを外す方法を考えます。



まずは地上5㎝のリリースポイント(間違いなく世界一低い)を誇るサブマリン・渡辺俊介投手。
彼は体が柔らかく、前屈すれば地面に手が埋まるくらい曲げられる。
そんな彼はどうやって打者のタイミングを外すのか?


見ての通り、左足を上げるまでは一緒だが、左足を下ろして踏み出すまでのスピードを変えて、見事にタイミングを外している。
さらに渡辺俊介投手曰く、打者のタイミングが合っていれば、左足を上げた瞬間に左足を速く、遅くするのだそうだ。



次に独特のオーバースローでNPB、MLBを席巻した岡島秀樹投手。
当初、ボストンの地元紙では「松坂の話し相手」とか評価されてなかったが、レッドソックスでは左のセットアッパーとして活躍し、チャンピオンリングを手にしている。
あの独特の頭を下に向けるフォームはアメリカで「あいむそーりー投法」として注目され、レッドソックスの正捕手であったボルティックは「顔は下向いてどこ見ているか分からないけど、ストライクが来るからいいじゃんw」というような趣旨のコメントを残している。

2008年、絶不調で迎えたシーズンで岡島が苦肉の策で取り入れた投法である。

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