バトロイ大長編・Mr・Hside 第11話「帰還、そして出撃」
26世紀 地球衛星軌道 地球標準時11:58 ラパウディア艦隊ワープ予定地
ラパウディア艦隊旗艦
ヘイムダル級宇宙戦艦「ファーレンフォーム」ブリッジ
Mr・H『・・・諸君、26世紀での任務御苦労であった。これよりラパウディア艦隊はバトロイ世界への時空跳躍を行ってほしい。その後は司令部で通達する』
ブリッジでは本拠地からの時空通信が行われており、今後の作戦内容の通達が行われていた。
ミウル「はっ。」
Mr・H『また、現地にて確保した捕虜はバトロイ世界への時空跳躍を持ってわが軍の軍籍を取得させる。あと手短ではあるが、補給も行う。以上だ。』
通信が切れる。
ミウル「ふう・・・これよりラパウディア艦隊はバトロイ世界への時空跳躍によるワープ航法を行う。各員最終チェックを急げ」
艦内が騒がしく動く。すこしでもミスがあれば艦隊は消滅の危機だ。
副長「各艦、最終チェック完了との報告がありました。」
ミウル「了解しました。これより時空跳躍を開始します。」
ラパウディア艦隊は跳躍空間へと突入し、26世紀を後にした・・・
跳躍空間内部 「ファーレンフォーム」 個室
エディンは自室にて何かを考えていた。
この戦いのことであろう。だが、エディンは眠くなっていた。
かなり疲れていたのだろうか。ベッドに転がり込むとそのまま寝始めていたのだった・・・
バトロイ世界 Mr・H軍本拠地上空
空がゆがむ。と同時にラパウディア艦隊が現れた。彼らの帰還。それだけでも士気が高まる。ミウルたちがいなかった間、基地ではなにがおきていたのかは今は話すことではない。
Mr・H軍本拠地 司令部
Mr・H「よく来た。これより新たな任務を通達する。」
司令室にきたミウルたちに任務が通達される
Mr・H「幻想郷にて行われている異次元連結爆弾の解体を行ってもらいたい。戦闘自体は間もなく完了との報告がある。可能な限り、砲撃による敵の殲滅を行ってほしい。今回の任務は2隻のみ、ヘイムダルとヤールンサクサで出てもらう。なお、解体作業は
R-9AFを使用し、行ってもらいたい。」
ミウル「なぜですか?」
Mr・H「下手に大艦隊を送りこむのが現状難しいのだよ。謎の結界が観測されている」
エディン「なに・・・?」
Mr・H「異次元連結爆弾の設置以降、たびたび謎の結界が博麗大結界の上に貼られるという観測報告が出ている。
ザインヴォルフ突入時は偶然謎の結界が弱まっていた時期だったが、今では強くなり始めている時期だ。多くても2隻が限度だ。それ以上は危険だ。」
ミウル「・・・了解しました。直ちに出撃準備を行います。」
Mr・H「吉報を期待している」
幻想郷 紅魔館 庭園
シャタタタタタッ!チュドーン!ボシュッ!ドォン!
あちらこちらからの銃撃や砲撃が飛び交うじょうたいとなった紅魔館。
ザインヴォルフ歩兵A「くそっ!援軍はまだか!?」
ザインヴォルフ歩兵B「敵の反撃が堅い!しかも正面にゃバリケード・・・内部突入班がわざわざ別ルートで突入したのもわかるっての!」
ボシュ! チュドン!
ザインヴォルフ歩兵B「くそっ!このままじゃジリ貧だぞおい!」
ザインヴォルフ歩兵C「おい、上空を見ろ!」
彼らが指さした方向にはヘイムダル級と
ヤールンサクサ級が飛行していた。
ミウル「主砲、撃てぇ!」
ヘイムダルから放たれたレーザー砲はバリケードを破壊し、味方部隊の進路を生む
ザインヴォルフ戦車兵「道ができたぞ!進軍開始!」
ザインヴォルフや
日本人民軍、74軍などの戦力が流れ込み、紅魔館内部の制圧にのりだす。
中に入れない戦車や戦闘ヘリ、ゾイドと言ったのは外部にて待機することとなった。
それから数時間後、異次元連結爆弾の場所が判明し、解体作業が始まったのである。
次回予告
ついに始まるマクロス・ストライクスによる異次元機関破壊作戦。立ち塞がる強大な敵、そして・・・
次回、
バトロイ大長編・Mr・Hside 第12話「突入!異次元機関」
お楽しみに・・・
後書き
第2次バトロイ大長編の制作も行いつつ、これの執筆を行いましたよ。はい。
言ったい前話投稿から何日たってるんでしょうかね・・・
最終更新:2011年07月16日 13:55