marinoバトロイ会場。
本家バトロイ会場が閉鎖されてから、今に至るまで数々の名勝負を産んだこの地からこの物語が始まる・・・
第2次バトロイ大長編第1話「始動、バトロイ改革」
ワーワー!ざわ・・・ざわ・・・
アナウンサー「さぁ、間もなく本日第3試合が始まろうとしています!赤コーナー、
ひらお軍所属・・・BLACKRX選手!」
\いいぞー!てつをがんばれー!/\応援してるぞー!/\
怪傑ベルリンに負けるなよー!/
アナウンサー「続いて、青コーナー、むしろ軍所属・・・怪傑ベルリン選手!」
\がんばれー!/\キャーベルリンサーン!コッチムイテー!/\てつをに負けるなー!/
アナウンサー「黄コーナー、
Mr・H軍所属、
雪導 元部選手!」
\がんばれよー!/\あの2人に瞬殺されるなよー!/\今日のトトカルチョ、お前が大穴なんだよー!勝てよー!/
アナウンサー「緑コーナー、
モビラー軍所属、
シルベスター・グリーン選手!」
\あいつ誰?/\しらねぇのかよ、「あの」モビラーの所の選手だぜ?/\とっとと負けろー/
アナウンサー「レディ・・・ゴォ!」
試合が始まった。
雪導「まずは先手をいただく!」
雪導の蹴りが怪傑ベルリンを襲う、しかし!
怪傑ベルリン「見きったっ!」
回避される。
BLACKRX「とぉ!」
雪導「くっ!」
BLACKRXのパンチを防ぐ雪導。
雪導「そのまま・・・はっ!」
BLACKRXをシルベスター・グリーンに向かってなげとばす。
そのままシルベスター・グリーンに当たり、会場からは「やっぱり、モビラーとこのはへちょいなwww」などというヤジが飛ぶ。
雪導「このまま止めだ!」
必殺の蹴り。このモーションをわざわざ愛用のLEVに組み込むほどの愛着だ。
シルベスター・グリーン「こうなったら返り討ちだ!」
そのとき、何かが起きた。
雪導は何もわからぬまま場外へと吹き飛ばされる。
会場が一瞬静まり返った。
そのときである。ある観客がこう叫んだ。
「あいつ、ズルしやがった」と。
そのまま観客はブーイングを始めた。
「帰れ!こっちは金払ってまで見にきてるんだ!ズルしてる奴は帰れ!」「クリーク!(焼き土下座!)クリーク!(焼き土下座)」「モビラーのとこの奴は最低だ!」
会場警備のスタッフが静止しようにも「お前たちもみただろ!?あれを!」と言われ、そのままブーイングに加わる者が出る始末。
そして
BLACKRX&怪傑ベルリン「「貴様!ゆ゙る゙ざん゙!(ゆるさん!)」」
2人の怒りは有頂天となった。
一瞬、そう一瞬でケリがついてしまった。
その後、試合はノーゲームとなった。
控え室では・・・
Mr・H「くそっ、モビラーのやつ・・・」
むしろ「・・・そういえば
D-BR杯でも同じことが起きていたな。」
ひらお「何?」
Mr・H「どういうことだ?教えてくれ。」
むしろ「ああ、鬼神氏とうまかぼう氏が見ていてな・・・なんでも中原の姫路大連弾が何かの力場で反射されたらしい。」
Mr・H「反射って・・・姫路大連弾は確か手裏剣だろ?運動エネルギーの方向がそのままひっくり返ったとかじゃないと・・・まさか?」
むしろ「ああ、まさかだ。
バトルロイヤル(仮)の反射技とおなじだ。」
Mr・H「・・・これは荒れるぞ・・・」
むしろ「ああ。」
ひらお「そうだな。」
その日のニュースで、2つの試合中に反射技を使用したモビラー軍にたいし、他の乱闘制競技の関係者達の批判が流れていた
Mr・H「・・・これではな・・・人が離れていくぞ・・・」
次の日、モビラー軍は記者会見を開いた。前日の謝罪だろうとおもったマスコミたちは絶句した。
モビラー「えー、先日、反射技を使用した選手ですが、私が新たに打ち立てる次世代バトロイ計画のなかの1つの特殊技能を・・・」
このような会見が行われると同時に鬼神軍やむしろ軍、Mr・H軍などが一斉に批判声明をFAXでマスコミに送り付けた。
そして・・・
モビラー「私は、
バトロイ改革を始めさせていただくしょぞんでございます!」
この一言が後に「バトロイ改革闘争」と呼ばれる泥沼の内戦の引き金になろうとは、誰もしらないのであった・・・
続く・・・
最終更新:2011年09月09日 18:49