焼き鳥屋、WBRを斬る > 5杯目

焼き鳥屋では、店主と客がWBRとかを肴に酒を飲んでいた……


GAMBLE RUMBLE

「あと4シーズンか……」
「速いものですね。そろそろ順位が決まってきてますよ」
「ああ。1位と2位がブッチ切りの230点オーバーで、四退女王は何とか踏ん張って100点越えをキープ。2位から40点も差を付けられた3位のちゅるやさん以降はきれいな階段状の得点分布か」
レオン.さんは急浮上したものの、最強の変態さん黒焔さんのデッドヒートに割り込むことはできませんでしたね」
「で、レオラルド?ウルトラマンが無得点……と。終盤に突入しようという時に、これは痛い」
某仮面ライダー不運が伝染したのかもしれませんね」
「緑の弟、もとい30円?とかディエンドはVを取ったものの、焼け石に水だな……。もっと早くから調子が出ていれば……。というか30円達は不仲なのが悪い。変態&魔王のように仲がいいと、うまいこと押し上げることもできるってわけだ」
「コンビって重要ですよね。ひらおさんのように相方に勝利を持っていかれることも多いですけど」
「しかし私はまだちゅるやさんを優勝候補と見ているし、朧月夜を絶賛応援中だ! まだ4シーズンある。
 これは布石!
 伏線!
 蜘蛛の巣のように張り巡らされた周到な不運の罠!
 富める者を地の底へと転落させる死のレース、魔の第三カーブへの誘導だ!」
「うわー……福本先生の影響を受けまくってますね」
「来るぜ……ぬるりと」
 ――真似をすると破滅する。それがカイジ。カイジの賭け事。

HERO

「おい、ついに来たぞ。あの内容の投書が。しかもまふっとさん本人から」
「実を言うと、いつか誰かがツッコむと思って、今まで触れなかったんですよね。この話題」
「ホントは私も心を痛めていたんだ。『どうした前回チャンピオン?快傑ズバットBクラスに沈む!』ああ、ヒーローというジャンルの衰退が見える……これが時代か」
「そうですね……科学を信奉し、安定した生活を得た世界では、もう英雄は必要ないのかもしれません……」
「新たな世代。と言えば聞こえはいいけどさ。ヒーローのいない世界は寂しいよな」
「子ども達のヒーローだったプロレスラーも、かつての地位を追われつつありますしね。これが脱ヒーローの予兆だったのかもしれませんよ」
「時代劇も撮影法が変わって、どこか薄っぺらさが出てきた……。特撮も、CGを多用するのはいいが、昔のかっこよさが損なわれたのは否定できないな。たしかに昔の特撮は安っぽかったかもしれない。ただ、そんなチープさを補うための工夫があったんだよ。ある種の様式美ってヤツだ。私はそれがヒーローだと思ってる」
「でも、それがもう流行らなくなったんでしょうね。ドラマ形式のものがすっかり多くなりましたし」
「今の時代はリアルさに溢れたCGを普段から見てる。ゲームだってそうだ。だから、形式美や様式美よりも視覚的な刺激が求められるんだろうな」
「悲しいけれど、それって、時代なんですよね」
「それでも私は、ズバットからちゅるやさんへ、ヒーローのバトンは確かに受け継がれていると思いたいな」
「変態に負けるな、HERO!」
 ――全くWBRを斬っていないのは内緒である。

LES MISERABLES

「15戦中、2勝。四退女王と呼ばれているが、そこそこD-BR杯に出場しているんだよな」
「でも勝てない、と。なぜなんでしょうね」
「じゃあ考えてみようか。バトロイは要は相性と運だ。20人とかで争う場合、いつかは相性のいい相手と戦って勝つこともある。そのままうまい具合にカードが来れば、連勝もできるわけだ。しかし、ここで問題となるのは、D-BR杯は四人での一発勝負ってことだ。相性が悪かったらそこまで」
「なるほど……それならいい例がありますよ。武村さんとレオン.さんが同時にD-BR杯に出場すると、高確率で武村さんが勝つんです」
「そうだな。毎度毎度、その2人のタイマンになるが、負けるよな。レオン.は。でもそりゃ当然なんだ。HPが違いすぎる。レオン.が会心を決めても耐えられて反撃で終わりだからな。だから、ズバットのような重戦車が混ざると、武村は不利になる。ただ、黒焔やシェゾは重戦車に割合有利だから、勝ち残ることが多い。漁夫の利ってやつだ」
「さすがはチキンですね」
「で、相本だが。一発勝負でHP10はいくらなんでも不利だ。なぜなら、D-BR杯の常連といえばシェゾや黒焔、レオン.にレオラルドといった高速タイプだろ? 確実に攻撃を当てられるんだから、要はスタミナ勝負。あいつらより遅い上にHPも無いんじゃあ、押し負けるのは仕方ない。他にも愁随や武村と戦ってもレオン.と同じ理由で不利。アンチ・タフガイな重戦車がいても、そいつらの攻撃が当たると即死しかねない紙装甲」
「それじゃあ、D-BR杯との相性が最悪じゃないですか!」
「まぁ、重戦車はうちの作者がよく出してるんだけどな。夜明けのミョンとか。若き日の軍曹とか」
「ちなみに私は堅守高速とは名ばかりですよね。装甲も分厚いですし」
「まー、単にHPの低いキャラを出す勇気がないだけなんだろうけどなー」
 ――無意味に夜明けのミョンがV3とV。ごめんね。

最終更新:2009年10月23日 22:50
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