世界初の後方支援VR『SAV(支援攻撃バーチャロイド(Support Attack Virtuaroid))』
Mr・Hが投入したバーチャロイド系の一つ。分類は第1世代型バーチャロイドである。
機体解説
ライデンの製造コストがあまりにも高く生産不能という事態に追い込まれてしまった為、主戦闘VRと重戦闘VRの編隊編成という当初の予定にかげりが見えてきた。そこで急遽ライデンの代替機となる重量級VRを製造することになり、そのコンセプトの元にライデンの安価版として開発されたのが本VR『ベルグドル』である。
だが、開発スケジュール面はどうにか(実際は不明)できても肝心の開発資金が問題であった。当時の開発担当者に言わせればまさに「雀の涙」というぐらいの開発資金であった。
装甲材質の変更やパワーユニットの変更等で重量面の問題をパスし、武装面は多目的ミサイルランチャー「Tm-203」にすることで、さらに軽くなった。
だが、多目的ミサイルランチャー「Tm-203」が問題であった。
実は、「Tm-203」はバーチャロイドのような機動兵器に積むように設計されてなく、照準装置や誘導装置がかさばる、いわゆる洋上艦に積まれる兵装みたいな物(たぶん)であったが、照準・誘導管制モジュールを一辺8m、厚さ2mの巨大な板状モノコック・フレームにまとめて、頭部に搭載するという方法で搭載したのである。
副兵装である小型ランチャー「BB-94」は安価だけが売りの型遅れの火器(ちなみに製造元のcelbus社は「これを作るしか能が無い」弱小メーカーだった。DNAは書類上の手違いでBB-94を大量発注してしまい、その使いどころに頭を痛めていたが、これ幸いと開発管理局に押し付けたという。)で(火力は・・・決して頼りになるものではなかったが)ナパーム・ボム投擲システムは第1世代
テムジンが装備していたパワーボムユニットのマイナーチェンジ型というありあわせの部品で作った感100%なバーチャロイドになってしまったという。
が、生産数は多かったという・・・
最終更新:2009年12月17日 15:29