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130.笑う男 ----   ♂ローグ達はアルデバランに向かって歩いていた、そこに一人の男が寝ている 事に気づいた 「おい……こいつ、寝てるのか?死んで…はいないよな?無傷のようだし」 よくみると男はセージのようだった、満面の笑みでイエロージェムストーンを 散らばせたまま倒れている 「ちょっと待っていろ……脈拍がない、死んでいる」 ♀クルセが生死を確認したところやはり死んでいるようだ。 「うーん・・・安らかな寝顔ね、何かいいことであったのかしら?」 「多分油で何かをしようとしたところインスタントデスが出て死んだんだな」 そんなことを話しながら♂セージの死体の周りに散らばるイエロージェムストーンを ♂ローグは集めていた 「何かの役に立つかもしれないからもらっておこうぜ。…ん、これは?」 ♂セージの所有物から大きな箱が出てきた 「お、こいつまだ空けてなかったのか、ちょうどいい、こいつの中身も頂いておくか」 ♂ローグは♂セージの持っていた箱を開けてみた 「お、こいつが…、おいクルセさんよ。お前剣使えるよな?」 「ああ、一応剣の修行もいろいろしてきたからな」 「ならこいつ持っておけ、今確か何も武器持ってなかっただろう」 そう言うと♂ローグは♀クルセに海東剣を投げた 「ふむ、海東剣か、悪くない」 一通り持ち物を回収するとローグ達は満面の笑みで死んでいるセージを後 にし再びアルデバランの方向へ歩き出した 「そういえばもう赤いも峠は禁止エリアだったよな?それにアルデバランも 禁止エリアになったはずだ、今更アルデバラン目指す必要もないんじゃないか?」 ♂ローグは♀クルセに問いた 「ふむ、でも人と待ち合わせしてるからな、アルデバランの街中で約束してたが  もしかしたら町の外で待ってる可能性もある」 「なるほど、で赤いも峠を越えないでどうやってアルデバランへ行こうって  言うんだ?」 「うーん……それは…」 「ならばプロ北の迷宮の森を抜けていけばいいではないか?」 子バフォがそう提案した 「その手があったか、たしかあそこの森からはアルデバラン付近の森と つながっていたはずだ」 「あそこはわしにとっては庭みたいなものだ、道案内ならまかせておけ」 子バフォはそう胸を張った 「そうか、ならまかせるぜ」 ローグ達は迷宮の森を抜けてアルデバランへ向かうことにした。 <♀クルセ、海東剣獲得> ---- | 戻る | 目次 | 進む | | [[129]] | [[目次]] | [[131]].

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