バトルROワイアル@Wiki内検索 / 「229B」で検索した結果

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  • 229B
    229-B.その詩の名前は さて、最後に少しだけあの日の続きを語るとしよう。 眩い光に包まれたオレの目に次に飛び込んできたのは全ての元凶であった白い服。 だけど、彼女ではない。 オレを、いや、オレたちを狂気のゲームに巻き込んだ彼女は、あの世界で死んだのだから。 ───残忍さを、狂気を 「語り継ぎなさい、か」 思わず零れ出た言葉、けれど言葉は耳を撫でることなく消える。 自分が声を発しているのかどうかすら分からない。 あらためて気付かされた現実にオレは視線を僅かに落とす。 「──────」 突如オレを抱きしめる誰か。 目の前に居た白い服の男ではない誰か。 知らない顔の誰かが泣きながらオレを抱きしめて、何かを伝えようとしている。 けれどオレの世界には音が、無い。 全くの無音、まるでまだ夢の中にいるような。 ...
  • 目次3
    ...クたん、♀GM 229B.その詩の名前は ♂アーチャー、ヒャックたん、♀GM 230B.epilogue ♂バード、♀??? anotherEpilogue!? ♂アーチャー、ヒャックたん、♀GM 001~100  101~200  201~A・Bルート完結  番外編
  • 2-229
    229. 親分の『命令』 [2日目深夜] 締め上げていた足首が、腕の中からするりと抜ける。 はっと♀BSが顔を上げた時には、♂ローグは既に闇へとその姿を消していた。 (逃げられた、か……) 戦いの最中の、まるで殺し合いを楽しむかのような♂ローグの表情を♀BSは思い出し、目を伏せた。 あの男は危険だ。どうにかして止めを刺したかったのだけれども。 ♂スパノビが彼女のほうへ歩み寄り、傷口に手をかざす。 それと同時に左脇腹から体内へと染み込むような痺れが消える。だが―― (……生憎、もう完全に毒が回っちまってたみたいだね) 毒を受けながらも、闘争本能のままに♀BSは力を振り絞って動いた。 だからこそ♂ローグを退けることができたのだが、同時に受けた毒の進行を早めることにもなってしまっていた。 毒を抜くことはできても、失われた体力は元には戻らない。 それに加え腹部...
  • 228B
    ...7B 目次 229B
  • 230B
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  • 129
    129.闇へと消えている記憶 ♂BSはむっくりと起き上がった 「・・・・・・」 右手がなくなっているな、まあいい。 右手を損失したがあまり気にしないそぶりで再び獲物を探し歩き出す。 探知機を見ると近くに人はいないようなので場所を変えることにした (♂WIZと♀ローグのハイドを見破ったのは実は探知機を持っていたらしい) 「・・・・一つ思い出した」 そういえば俺にはたしかかけがえのない大事な人がいた・・・誰だったか? まあいい、忘れた…。 ♂BS所持品、探知機所持していた 戻る 目次 進む 128 目次 130
  • 222
    222.ラグナロク(on a line)  Dead list(1st jobs+α)  ♂ノービス ♀ノービス  ♂剣士 ♀剣士  ♂商人 ♀商人  ♀アーチャー ♂アコライト  ♀アコライト ♂マジシャン  ♀マジシャン ♂シーフ  ♀シーフ  Dead list(2nd jobs)  ♂ナイト ♀ナイト  ♂BS ♀BS  ♂ハンター ♀ハンター  ♂プリースト ♀プリースト  ♂ウィザード ♀ウィザード  ♂アサンシ ♀アサシン  ♂クルセイダー ♂アルケミスト  ♀アルケミスト バード  ダンサー ♂モンク  ♀モンク ♂セージ  ♀ローグ  Dead list(special+α)  悪魔プリ バド...
  • 029
    029.逆毛と 「wwwwwwwwwww」  とりあえず、黙っていても嘶きの様な声が自然と漏れるのはどうにかして欲しい、と♂アコライトは思う。  恨めしくなって、上を見上げると、今も逆毛は飽きることなく天を突いている。  その下は、というと頭上の逆毛に養分を吸い取られでもしたかの様に、萎れている。  いや、実際萎れているのかも。頭上の逆毛は宿り木の様に、彼の体から、精気を抜き取っているのかもしれない。  吸い取る逆毛。成長する逆毛。やがて芽を出し、そのうち立派に成長して逆毛の樹に。  その瞬間、何故か少年の脳裏に変な光景が閃いていた。  このー木何の木逆毛の木ー、なんとも逆毛な木ですから、とっても逆毛なー、花ーが咲くでしょうー♪  そんな歌をバックに巨大な逆毛が地面から生えている。そして、その下には、完全に吸い尽くされたアコライト。  モ...
  • 225
    225.静かな日々の階段 「シャープシューティングッ」 地下洞窟に鋭く響く♂スナイパーの声。 手首のモンスター・スティングが数匹、放たれた矢に貫かれて沈む。 「うはぁ、さすが凄腕といわれるだけあるなぁ」 スナイパーとペアPTを組む♀クリエイターが微笑みをみせる。 ♂スナイパーは黙って次の矢を取り出し周囲に警戒の視線を放つ。 ♀クリエイターは暇を持て余すかのように白ポーションをお手玉のように放り投げた。 「そーいえば最近ここに篭りっきりだね?」 落ちてきた白ポーションをパシッと片手で弾くように回収しながら♀クリエイターが問う。 ♂スナイパーはそっけなく「そんなことはないよ」と答えた。 ♀クリエイターちょっと引っかかるものを感じて話題をひっぱろうと考える。 ♂スナイパーはそれを見越していたのか珍しく自分から、やや諦めたように会話をな...
  • 221
    221.さよならを仕舞って  生きていて欲しい。  ♀セージは、只そう思いながら走っていた。  どれだけ絶望的な確立だろうと、箱から出さない限りは確定しないからだった。  景色が過ぎていく。道を乗り越える。  途中でやって来た♂ローグ達を加え、♂プリーストとバドスケを除く生存者全てが集合。  けれど、彼女の心は落ち着かない。  集まった誰も彼もが、一言も言葉を喋らない。  石畳を靴が叩く音だけが響いている。  ややあって、中に猫が居る箱を、ついに開ける時がやって来た。  そう、♀セージは♂プリーストに生きていて欲しかった。  別に、特別、個人的な事情をさしはさまなくても、変わらない。  只、もうこの箱庭で人が死ぬのが認められないだけだった。  あんまりにも多くの人が、死にすぎてしまった。  何の価値も尊厳も無く、只、ゴミみたいに死...
  • 226
    226.epilogue ♀GMが閉ざされていた扉を力づくでこじあける。 それを止めようと、後ろからその手を掴むヒャックを振り切って室内に入る。 その部屋には、一つの宝玉が安置されていた。 ♀GMは一度躊躇した後、その宝玉を起動させた。 原作 ラグナロクオンライン 『ふざけないでよっ!! いきなり…殺し合いなんて…』 『ぐっ・・がぼっ』 『やっぱ俺って馬鹿だわ・・・』 『な・・・なんで・・・』 『えっ…?』 『もう……ダメ。もう何も……知らないっ……っわーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』 監督 名無しさん(*´Д`)ハァハァ 宝玉から聞こえてくる、それら一つの音も漏らすまいと聞き入る♀GM。 しかし、そこから聞こえてくるのは悲鳴、苦悶、そして怨嗟の声ばかり。 震えながら、それでも耳を背けようとはしない。 そう...
  • 223B
    223-B.奇跡 よう、俺だ。♂ローグだ。 俺は今、秋菜の糞にバルムンで腹を刺されて吐血したところだ。 おまけに♀クルセのグランドクロスの光で焼かれて死にかけてる。 だが安心してくれ。致命傷じゃあない。…死ぬほど痛いけどな。 ん? ヒーロー気取りで身代わり? 冗談じゃねぇ。 きちんと計算しての行動だったんだよ。 いかに強い一撃でも予期しない距離では威力が半減する。 加速が乗る前に当たれば必殺にはならないってわけだ。 納得いったかい? …うぐっ そ、そりゃあ…なぁ…♀クルセだからってのはそのなんだ… あー、うっせーうっせー! 正直、考えるより先に身体が動いちまったんだ! これで満足かよ糞が! こほん。まぁそれも信頼があっての行動だ。 きっと深淵の騎士子や♀セージがフォローしてくれると思ってたからな。 だが味方のフォローはこなかった。 それだけじぁねぇ、秋...
  • 2-222
    222.生者のために、死者のために [2日目深夜] 光の届かない夜の森で、闇がうごめいていた。 よほど慎重なのか足音も小さく、風のざわめきを利用して巧みに存在を隠していた。 けれど瞳には、まともな人間であれば見ただけで萎縮し、取り乱してしまうほどの赤黒い殺意の炎が燃え上がっていた。 蠢動する闇とは裏腹に、男の表情は苦痛にゆがんでいた。 見れば男の脇腹からは、血らしきものが流れ落ちている。どうやら手当てしてあった傷口が開いたらしい。 男の傷はそれだけではない。 血には染まっていないものの、左目にはまだ新しい傷があり、おそらくは失明しているのだろう。 簡易的な処置を済ませてはあるが、焼けただれた左半身も、見るからに痛々しい。 が、男が顔をしかめることになった原因は別にあった。 不意をつかれて投擲された銛と呼ぶのもためらわれる鏃と棒を組み合わせただけ...
  • 223
    223.終わりの言葉 「か…っはっ」 腹が、焼け付く様に熱い。 畜生。ドジっちまった。 呪詛の言葉の一つでも怒鳴り散らしてやりたかったが、どうもそれすら出来そうも無い。 やられちまったのは、胃袋か、それとも肝臓か。或いは、両方ともか。 ついでに言うと、下半身の感覚がなくなっちまってるから、脊椎もイカれてるんだろう。 俺に出来る事と言えば、もう突き刺さったバルムンを支えに身を捩る事ぐらいで。 ──まぁ、仕方ねぇか。どてっ腹に、モロに刃を食らっちゃよ。 半分、諦めにも似た気持ちがやってくる。 けど、熱ももう消えていってんだ。文字通りの死に体だな。 にしてもよ。 ♀クルセ。お前はよ。 僅かに首を捩って、後ろを見る。 泣きそうな顔で、手の無い腕を宙に突き出した♀クルセの姿。 ええくそ。何たって、こんな無茶をしやがったんだ。 お前がそんなんだから、俺は。 ...
  • 2-029
    029.うつつかまぼろしか 周囲を木々に囲まれた林の中。 「あなた……私も、ついにここに来ました」 オーラをまとった♀WIZが足元にロザリオを置き、左手の薬指にはめられた指輪にくちづけしてつぶやいた。 所持品は全て没収されたが、はずすことのできない祝福された結婚指輪だけは残っていた。 しかし、この指輪にはもう本来の効果はない。 夫であるプリーストは、前回のBRでGMジョーカーに殺されたから。 夫は戒律破りの殴りプリーストだった。 それでも、不正が嫌いで自分の身よりも他人を案じ、殴りである以外はプリーストとして申し分ない性格だった。 自分のようなAGIWIZを拾ってくれたのも、きっと最初は優しさからだったのかもしれない。 ……そう、その性格。 それが災いしたのだろう。 BR法にも前面を切って反対していたために、ゲームへ送られてしまった。 そ...
  • 227B
    227-B.自由への招待 地平線に溶け始めた太陽、ヴァルキリーレルムを照らす黄金色の光が薄れていく。 再び夜が来る。 何度目の夜なのかはもう忘れてしまった。 ただ、分かっているのは明日の太陽は見られそうにないってことだ。 目の前にいるのは憎き仇であるGM"秋菜"─── 『オレはこいつらと生きて帰る・・・』 あのときの誓い、果たされなかった誓い。 弱々しく咳き込む秋菜、体は自らが吐き出した血で黒く染まり、顔色はただただ蒼白。 目の焦点はどこにもあっておらず、口からこぼれる声はもはや小さ過ぎて何を言ってるのかも分からない。 ───彼女ですらゲームの犠牲者だったのだ 「オレは、どうしたらいい。  教えてくれ、♀セージ、教えてくれ───♀アルケミスト」 立っていられない、座り込む気力も無い。 ♂ア...
  • 第二回目次3
    第二回バトルROワイアル 目次(201~300) 001~100  101~200  201~300  NG話  番外編 タイトル 登場人物 現在位置 時間 201.何も考えずに走れ! ♀アコライト、♀マジシャン、子デザートウルフ E-9 2日目夜 定時放送③前後 202.死神対死神 ♂クルセイダー E-3にはいってすぐ 2日目夜 定時放送③後 203.ふぁると♀スパノビだけがともだちさ ♀スーパーノービス、♀ハンター、ミストレス、ふぁる E-5南端 2日目夜 204.ひとりだけの世界 ♀BS、♂スーパーノービス F-6 2日目深夜 205.隠し味 ♂騎士、♂アルケミスト、♂プリースト、♂シーフ、♀商人、♀WIZ D-6 2日目深夜 206.信頼の意味 淫徒プリ、♂セージ ...
  • 220
    220.激怒 「ごはっ!」 血反吐を吐いてその場に蹲る♂プリースト。 秋菜はそれを冷笑しながら見下ろしていた。 「あらら~。もう終わりですか~? せーっかく私が・素・手・でやってあげてるんですよ~」 即座に言い返したい所だが、腹部を襲う激痛のせいで声が出せない。 インティミの後、砦内に逃げ込んだ所をIWで出入り口を封じられ、その後はひたすら殴られっぱなしである。 出来れば砦の外を逃げ回りたい所だったが、視界が通っている状態だと、秋菜が容赦なく魔法を放ってくるので、とてもではないが障害物無しではやってられなかったのだ。 「もー私は♀セージちゃんとこうしたかったのに、邪魔なんてしてぷんぷんですよっ!」 蹲る♂プリーストを無造作に蹴飛ばす秋菜。 まるで全速で走るペコに跳ね飛ばされたかのような衝撃に、♂プリーストはたまらず地面に倒れ伏す。 「こうなったら、♂プリースト...
  • 225B
    225-B.加速 ―ファイアーウォール! ファイアーウォール! ファイアーウォール! それは珍しく激しい感情をともなった♀セージの咆哮。 そして高く突き抜けるように放たれた裂帛の魔力の渦。 魔力で歪んだ床から弾ける轟音と空気を歪ます灼熱の業火は秋菜の退路を絶つ。 ―ブランディッシュスピア! 炎の柱のない空間から空を奔り突き抜ける一閃。 それは哀しき想いと揺ぎ無い意思をのせた閃光。 動きだした刻は秋菜を一瞬にして追い詰める。 「―――っ!」 わけがわからないまま喉の痛みが致命傷であることを悟る秋菜。 ♂ローグがなにかしたのかっ!? だからといって足元に倒れこんでいる♂ローグに構う余裕などない。 ―サンクチュアリ! もうなりふり構っていられない。全力で全員殺してやる。 GMの強大な魔力の輝きが炎の柱を巻き込みどす黒く...
  • 224B
    224-B.静止した時の中で さくり。 時の停まった世界で♂ローグのスティレットが秋菜の喉に深々と突き刺さる。 「ざまぁねぇな、秋菜よぅ。俺には飛び切りの女神様がついてたみたいだぜ」 争いのない世界、平和な楽園を最後まで信じた少女。 アラームカードが何故時間を停めたのか、それは♂ローグには分からなかった。 それでも♂ローグは思う。アラームはもしかしたらいつでも時間を停められたのではないかと。 時計の名を冠するアラームが時を停める力を持つ。それが本当にアラームの持っていた力だとしたら─── それでも、アイツは時間を停めたいなんて思わなかっただろうな。 アイツは他の誰よりも未来を夢見ていた。時間がいつの日か紡ぐ優しさに満ち溢れた世界を。 だからきっとアイツは時間を停めたことなんて一度もなかったんだろう。 停めたいと思ったことなんて一度もなかっ...
  • 224b
    224-B.静止した時の中で さくり。 時の停まった世界で♂ローグのスティレットが秋菜の喉に深々と突き刺さる。 「ざまぁねぇな、秋菜よぅ。俺には飛び切りの女神様がついてたみたいだぜ」 争いのない世界、平和な楽園を最後まで信じた少女。 アラームカードが何故時間を停めたのか、それは♂ローグには分からなかった。 それでも♂ローグは思う。アラームはもしかしたらいつでも時間を停められたのではないかと。 時計の名を冠するアラームが時を停める力を持つ。それが本当にアラームの持っていた力だとしたら─── それでも、アイツは時間を停めたいなんて思わなかっただろうな。 アイツは他の誰よりも未来を夢見ていた。時間がいつの日か紡ぐ優しさに満ち溢れた世界を。 だからきっとアイツは時間を停めたことなんて一度もなかったんだろう。 停めたいと思ったことなんて一度もなかっ...
  • 022
    022.時計塔の少女  遠くに、鳥の声が聞こえる。太陽は見えない。  それは、きっとこの空が、作り物だからなのだろう。  何処までも不自然に青い空は、地上の少女を皮肉げに笑っていた。  ふらふらと、彼女…アラームは森の切れ目を通る、比較的広い道を歩いていた。  バドスケさん…時計塔の皆…少女は、そんなことを考えていた。  あの後、何か回りが騒がしくなったけれど、隣に居たバドスケが、 見るな、と叫んで手で彼女の顔を覆ったから、よく判らない。  けれど、何があったのかは、なんとなくわかっていた。頭の中では。  殺しあえ。あの女性は、そんなことを言っていた。  けれど、そんなことが出来る訳がない。  それよりも、ここは何処なのだろう?  時計塔で、いつの様に過ごして、何時ものように皆とご飯を食べて、お布団に包まって、それだけなのに。  気がつい...
  • 224
    224.旅の果て 秋菜が余裕をかなぐり捨てた雄叫びを上げる。 「ヒール! ヒール! ヒール! ヒール! …………」 口が動く間に、まだ術を唱えられる間に、彼女はこの世界に来て、初めて必死になった。 そのすぐ下では息絶えた♂ローグが倒れ、その後ろに居る♀クルセは、這いずって♂ローグの元に向かう。 無駄に鍛えなければ良かった。そうすれば、♂ローグと一緒に死ねたのに。 でも、ほんの少しだけ良かったと思う事もある。 見事成功した二人の企みを、見届ける事が出来そうだから。 ♂アーチャーは遂に、その時を得た。 秋菜が動きを止めるその時を、息を殺し、仲間が傷ついていくのに耐えながらじっと待っていたのだ。 「秋菜ーーーーーーーーー!!」 必殺の意志を込め、♂アーチャーはバリスタの矢を放った。 ヒールは効果を発揮し、徐々に焼けただれた皮膚を癒していく。 それと共...
  • 122
    122.聖なる大馬鹿者 見知った顔だった。会相えたのはほんの少しの時間なのに、腹立たしい程に記憶に焼きついた顔だった。 ―皆が助かりますように、ってか?手前だって、そこまで馬鹿じゃ… きょとん、とその頬から少し血を流しながら自分を見つめる顔。 水を補給するためにローグ達は地理を思い出しながら川原に来たのだが。 川についた途端、はしゃいでちょろちょろと動き回るアラームと、それを危ないからと止めようとするアーチャー。 そしてそのアーチャーの頭にのっかっているバフォメット。 その騒ぎをぼんやりと見つめてぶつぶつと不貞腐れる♂ローグを♀クルセが苦笑いしながら水をそれぞれの水袋に入れるのを手伝っていた。 が、2人と一匹が走っていった方向で悲鳴があがる。 悲鳴の上がった方向へと悪漢と聖堂騎士が駆ける。 そしてそこ…夕日で赤く染まる中、その夥しい赤に目を奪われた。 ―...
  • 226B
    226-B.EVIL 「どうしてだ・・・・どうしてこんな結末しかないんだよおおお!!!」 ♂アーチャーは全てが終わった地で仲間達の遺骸に次々と駆寄る。 「おい・・・おい!!♀クルセの姉さん!♂ローグのあんちゃんしっかりしろ!」 必死で二人を揺する。しかし二人とも息は無かった。 二人はもう既にどうしようもないくらい事切れていた。 「な、なんでだよ・・・一緒に帰ろうって約束したじゃないか・・・なんで二人だけで 幸せそうに逝っちゃうんだ・・・俺一人でどうしろっていうんだ・・・。」 しかしそう言いながら♂アーチャーはうつぶせの♂ローグの遺体の手を 差し出されているような体勢の♀クルセの手に重ねた。 既に日が落ちかけている。 「ちくしょ・・・幸せになれよあほ・・・・。」 さらに♀セージに♂アーチャーは消沈した様子で歩み寄る。 ...
  • 2-292
    292.そして彼だけになった。 ♀アルケミストの前には、死神がいた。 全身から力はどんどん抜けていき、それに反比例して全身の痛みはますます増している。 それでも――意志は、まだある。 そう、生き残る。 どんな手を使ってでも、生き残る。 そうじゃないと――これまでの人生で行ってきた全てが、無駄になる。 幸せになるために、なんでもやった。 それも、全ては幸せになるため。 そう、自分は正しい。 人はみな自分が幸せになるために生きている。 私はそのハードルが他人よりも著しく高かっただけ。 私は常に最善の結果が出るようにと行動してきた。 その私が何故、こんな血と埃に塗れた辺境の島で、一人寂しく死ななければならないのか!!! 理不尽だ! 理不尽だ! 私は生きたい! 生きて、幸せになりたい! そのためにはこんなところで死んでいられるか!!! ...
  • 2-293
    293.死屍累々 腹を貫かれた♂プリーストは、言うまでもなく重症であった。 出血はおびただしく、何らかの応急手当をしなければ数分程度しか生きられないだろうと思われた。 その状況で、彼は、なんとキリエ・エレイソンを緊急の包帯代わりに使った。 制御装置により、ヒールで傷口を塞ぐには大量の気力を消費するし、それだけの気力は既に彼にはなかった。 一方、キリエ・エレイソンも弱体化されてはいたものの、しかし耐久力が弱まった程度であったため、傷口をカバーする用途にはうってつけだったのだ。 しかし、この方法には重大な欠陥がある。 それは、根本的な解決にはならない、ということである。 もし、パピヨンの攻撃をまともに食らってしまったら、二度と立ち上げれるかもわからない。 それ以前に、彼の気力が尽きれば、再び腹から血が流れ出し死亡するだろう。 だが、それでいい。 どちみち、助か...
  • 2-291
    291.撤退戦・後 ♀アコライトのまぶたから涙が流れ落ちる。 ♂プリーストは死ぬだろう。♂スパノビも死ぬだろう。 それが、悲しい? 違う。 自分にその未来を変えるだけの力がない。 それが、たまらなく悔しいのだ。 ♀マジは今もなお地面にのたうちまわって喘いでいた。 ♂プリーストは言った。♀マジを連れて逃げろ、と。 逡巡する暇はない。 もしここで立ち止まって参戦したとしても勝ち目がない以上、一秒でも早く彼女と共に敵から逃げなくてはいけない。 いや、むしろ戦えば、比較的傷の浅い♀マジをさらに傷つける可能性もある。 仕方ない。 仕方ないけど……悲しい。 悲しいけれど、仕方ない。 「大丈夫? 意識はある?」 「う、はぁ、はぁっ……」 言葉にはなっていなかったが、首をわずかに縦に振る。 「背中を蹴られたよね。骨は大丈夫?」 こくり、こくり。二度首...
  • 2-290
    290.撤退戦・前 ぐぅ、と焼け付くような痛みを感じた。 ♂プリーストは一瞬混乱したが、即座に自分が腹を刺されたのだと悟った。 足元を見れば、そこにはデビルチがいた。こいつが下手人だろう。 ♂プリーストは渾身の力でデビルチを蹴りつける。 それだけで、デビルチはサッカーボールのように弾んで、近くの木にぶつかった。 さらなる伏兵がいないかと周囲を確認するが、どうやら伏兵はこのデビルチだけだったらしい。 だが、それでもパーティーは壊滅的な打撃を受けたらしい。 モンスターと共にやってきて自分達と共闘していた♀WIZは木に叩きつけられたらしく、まったく動く気配がない。 ♀マジは意識はあるものの、叫びつつ地面でもんどりうっている。おそらく彼女も奇襲を受けたのだろう。 ♂スパノビはさらに酷い。元々かなり傷ついていたが、今パピヨンに背中ごしに胸を貫かれている。 悲鳴を上げている...
  • 2-227
    227. ビーチフラッグス [2日目深夜] グラリスは血の跡をつけながら、芋虫のように地面を這いずりバスタードソードに向かう。愛するWを生かすために。左手を奪った♂クルセイダーを殺すために。 ♂クルセイダーもまたバスタードソードへと歩を進める。大木に預けていた体重を自分の足へと戻し、一歩、また一歩と、地面を這いずるグラリスとさほど変わらない早さで。 (俺は生きる!) (彼女を殺して、俺は生き残らなければならない) ♂クルセイダーは察していた。今の自分では彼女がバスタードソードを手にする前に彼女の元へたどり着けないことを。それでも、彼は思った。 (彼女がそれを手にし、構えるまでのわずかな時間に殺さなければ) 今の♂クルセイダーには、避けた後体勢を立て直す体力…、いや、避けるだけの体力も残されていないと感じていた。 (彼を殺す!) (彼を殺して、Wを...
  • 2-022
    022.バードマスター 「・・・・・・ふぁるぅ」 相棒の名を呼べど、答えてくれる彼はいない。 殺し合えと言われても、その手段さえ彼女は持たない。 眼下に広がる青い海に向けてもう一度、ぽつりと呟いた。 「ふぁる・・・会いたいよ・・・」 彼女は鷹使いである。鷹と心を通わせ、その言葉さえも理解できるまでにファルコンマスタリーの技術を磨き上げるが、その反面彼女は他の誰をも信用することはできなかった。 ファルコンだけを唯一無二の友とし続けてきた彼女に、心を許す事の出来る人間としての友人は存在しなかったのである。 仲間を見つけるという選択肢など無く、 誰かを殺して生き延びるなど思考の中に入って来る事すらなく、 それでも死にたくなんてなかった。 どうすればいいのか、何がどうなっているのか、さっぱり理解できなかった。 どうすればいいの、あたし? 何か、考えなけ...
  • 2-228
    228.残酷な神さま [2日目深夜] 夢を見た。 とびきりのごちそうを目の前にしてうかれはしゃぐビニット。 そんなビニットを、行儀が悪いとたしなめるデフォルテー。 にぎやかな晩餐だった。 早くも葡萄酒を飲みはじめているソリンがいれば、鼻歌を歌いながら楽しそうに料理を運ぶテーリングがいる。 そして私のとなりには、まだ髪を伸ばしはじめたばかりの幼いWが座っていた。 彼女は瞳をきらきらと輝かせながら、テーブルの上に置かれた箱から赤色の包装紙をはがしとっている。 その箱は、私たちがついさっきWに贈ったものだ。 よほど中身が気になるのか、彼女は夢中になって紙をはがしていた。 ようやく開けた箱の中から出てきたものを見て、彼女は歓喜の声をあげた。 小さな手で大事そうに取り出したそれは、レースのついた白いリボンだった。 彼女はリボン...
  • 2-226
    226.砕けたもの [2日目深夜] 鋭く一撃、二撃――手首を返してフェイント。 右手の刃に意識を引きつけて左拳が顔面へ …入らない。 「ちっ」 外見からは想像も付かない♂スパノビの身ごなしに♂ローグは舌打ちした。 一体なんだこいつは? ごっつい女を毒っといてニューマからつぶすつもりがやたら手間取る。 フェイントがまるで効かねえ。 見透かしてやがるのかと思ったがそうでもねえらしい。 何も予測してねえんだ。 攻撃がどこから行くとか全然考えねえで、当たりそうな攻撃にだけもの凄え反応しやがる。 その割に反撃は単純極まりねえ。 馬鹿正直にまっすぐ短剣を突き出すだけ。 食らう気はしねえし、カウンターを入れればさすがに当たる。 もうとっくに倒れてておかしくねえくらいあちこち切った。 なのに弱った様子も見えねえってのは一体どういうこった? 「だっ...
  • 2-129
    129 会談から夢語りへ  ある日の森の中。その二組の男女は出合った。但し、ビックフットは勿論居ない。  勿論、エドガもバターになっちゃいないし、キメラはがおがお言いつつ火炎を吐き散らしたり手足を振り回してもいないし、 どこぞの転生者の噂の如くごつい鎧の女性との逢引を津々浦々の手管で失敗していたりもしない。  (例えば声をかけたはいいが、とある聖職者にジャイアンツぶん回しされたりとか、ある賢者の実験台にされたりとか。  挙句の果てには魔法使いのLovの大爆発で吹っ飛んでみたり、浮気疑惑が持ち上がり女性とその姉に半殺しの憂き目にあったりとか。  勿論、ロリコン疑惑とかそういった要素も実装済み!!奥さん、こりゃお買い得な弁明の余地無し感Deathヨ!!  兎も角。只の一度も己の手管が成功せず、誰一人にして、そのやり方を理解されない。そういう哀れな男がかつていた──)  ...
  • 2-223
    223.B.O.T. [2日目深夜] へし折られた刃にはいかなる殺傷力も残っていなかった。 しかし魔槍はどこまで行っても魔槍であった。 ヘルファイアはその力の残滓を文字通りの残り火と変え、 血の色を思わせるかすかな光を灯し続けた。 ほどなくして。 「ちっ。やっぱ焚き火してる馬鹿なんざ居ねえか」 赤光にひかれてやってきた♂ローグが吐き捨てた。 罠の可能性も考えわざわざトンネルドライブで近付いたのが馬鹿らしくなってくる。 彼は腹立ちまぎれに折れた槍の穂先を踏みにじった。 靴越しにじんわりと熱さを感じる。 「…いや。まだ熱いってこたあ、さっきまで誰かいたってか?」 そう言えば地面にもだいぶ踏み荒らされた跡がある。 つい最近、誰かがここで争ったに違いない。 ♂ローグは素早く地面に伏せ、顔を横にして周囲を見渡した。 自分が飛び道具で狙われるのはごめんだし、...
  • 2-225
    225.悪魔との対話 [2日目深夜] 「ふむ」 長い呪文を唱え終わった♂Wizは無感動な吐息をもらす。 デビルチがその顔を見上げた。 「どウした主人ヨ」 「やはり♂マジの反応は得られません」 どうやら探知魔法だったらしい。デビルチにすくめる肩はないので短い両手だけをひょいと広げてみせた。 「マあ死んダと放送さレてオったからナ」 「探知しやすそうな人は限られますし、どうせならもう少し実験に付き合って欲しかったですねえ」 ♂Wizはかなり身勝手な感想をつぶやく。 それには答えずデビルチは槍の切っ先を振り立てて尋ねた。 「ソれがどうカしたノか?今ハ次の手を考えルベきであロう?」 「ふむ。その通りです。が」 ♂マジが死んだということは、おそらくそちらにマーダーが居たという意味になる。 問題はいつごろ死んだかよく分からないことだ。 ♀Wizと戦ったのが夕刻。 ...
  • 2-122
    122 Encount! 「うぅー、お腹が痛いー」 後ろから聞こえてくる情けない声を無視して♂セージは森の下生えを踏みしだき枝を払う。 手にしているのは支給品のソードブレイカー。本来はこんな山刀のような所業に使うものではない。 武器に魂があるならば泣いていることだろうが、そんなものにまみえる機会があれば謝っておこうと結論付けた。 形跡が残るような歩き方はしたくないのだが、後ろの♀商人の体調を考えると致し方ないか、とも思う。 「ぅうーー」 朝食を食べて歩き出してしばらくしてから続いている重低音のうなり声の原因は全くの自業自得であった。 とはいえ、見捨てていけるほど♂セージは冷血漢ではなかったようで、いつもより多少険しい顔をしつつも 彼女を気遣って道を作り作り行軍することになっているのだ。 「たーすーけーてー…」 「自業自得です。その腹痛は...
  • 2-221
    221.水 [2日目深夜] 「そう……うん……大変だったね」 ♀ハンタさんは大事な相棒――ふぁるを肩に乗せてさかんにうなずいていました。 防具になる物は何もないのですけど、あんなに鋭い爪でつかまれて痛くないのでしょうか。 「ああごめんね。生肉はないの。干し肉しかないんだけど、食べる?」 「ええとですね♀ハンタさん。ちょっといいですか」 「はいお姉ちゃん何でしょう」 答える声もしっかりしています。 ハンターにとって相棒の鷹というのは性格が変わっちゃうほど頼りになる物なのですね。 お姉ちゃんとしては少々さびしい気もしますが、今はそれどころではありません。 「急いでこの場を離れましょう」 「すぐですか?ふぁるにごはん上げてからじゃダメですか?」 ピィ ♀ハンタさんに合わせてふぁるが不満そうな鳴き声を上げました。 ちょっとかわいいです。でもダメなのです。 「す...
  • 2-224
    224.目覚め [2日目深夜] サラサラサラサラ 草の擦れ合う音がする中、くるぶしまで届くような丈の草原をゆっくり南下する。 月明かりがあるとはいえ、見える範囲は決して広くない。 足音がするような歩き方をしないとはいえ、ここまでの長さに成長した雑草を相手に忍足をするほうが無理だというものだ。 それゆえに彼は、その囁き声に気付くのに遅れてしまった。 あるいは、拍子抜けのあまり気が緩んでいたのかも知れない。 しかし、彼はエキスパートだった。 次の瞬間、背負っていたクロスボウを素早く構えた。 その獰猛な笑みとともに。 ♂スパノビは意を決して♀BSの肩をそっと揺さぶった。 「ん・・・・?」 疲労していたとはいえ、不覚にも眠っていたようだった。 「ど・・・」 しゃべりかけた♀BSに対し♂スパノビは必死の形相で首を振り、ある方向を指差す。 様子がおかしい。 ...
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  • 2-220
    220.腹芸 [2日目深夜] 「さて淫徒プリさん。これから行動する上で知っておくべき事があります」 「あ、はい。なんでしょう」 意外な巡り合わせに息を飲んで固まっていた淫徒プリは♂セージの改まった口調で気を取り直した。 目の前の女性が本当に師の妻だった人なのかは気になるが、それは後でいい。 「お会いしたときにも少し話しましたが、お互いの知識をすり合わせておきたいのですよ。特に危険な人物についてね」 「ああ、そうでした」 ♂セージから彼らの知っている危険人物については聞いた。 けれどこちらは地面に書いたものを見られただけで、具体的に説明したわけではない。 ひとまず協力すると決めた以上教えておくべきだろう。 どのみち1つのことを除けば隠しておくほどの意味を持たない。 「実のところ伝聞と推測ばかりになるのですけど」 前置きして話し始める。 ...
  • 226.epilogue
    226.epilogue ♀GMが閉ざされていた扉を力づくでこじあける。 それを止めようと、後ろからその手を掴むヒャックを振り切って室内に入る。 その部屋には、一つの宝玉が安置されていた。 ♀GMは一度躊躇した後、その宝玉を起動させた。 原作 ラグナロクオンライン 『ふざけないでよっ!! いきなり…殺し合いなんて…』 『ぐっ・・がぼっ』 『やっぱ俺って馬鹿だわ・・・』 『な・・・なんで・・・』 『えっ…?』 『もう……ダメ。もう何も……知らないっ……っわーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』 監督 名無しさん(*´Д`)ハァハァ 宝玉から聞こえてくる、それら一つの音も漏らすまいと聞き入る♀GM。 しかし、そこから聞こえてくるのは悲鳴、苦悶、そして怨嗟の声ばかり。 震えながら、それでも耳を背けようとはしない。 そう...
  • NG2-29
    NG.旅は道連れ世は情け[二日目夕方] 何時になったら止むんだろうな。雨宿りは早く切り上げたいところだけど……。 シトシトと降る雨を木の木陰から見上げていた♂ハンターは視線を地上に戻した。 俺は一体何がしたいのだろうか…。 ♀アーチャーを見つけたらどうする?ジルタスを殺した相手と出会ったら? ♂ハンターは頭を左右に強く振った。 今はそんなことを考えている場合じゃない。考えても答えは出ない物だ。 とは言え─── この雨では人を探すのは難しい。 足跡は消えているだろうし、仮に近くまで近づけたとしても 雨音で追跡は難しくなる。 また、雨の中では相手も警戒しているだろう。 気配を絶っていたと勘違いされて戦闘になるのは避けたい所だった。 雨宿りを続けるしかないか。 ♂ハンターは再び空を仰いだ。 こんな雨の中を何かが飛んでる? よく...
  • NG2-22
    一日目夜、♂アサシンと♀ノービスがF-6からD-6へ移動した理由 「あの、♂アサシンさん、こっちって昨日の道ですよね? 何で戻ってるんですか? あの人もいるかも知れないし・・・」 まだ眠そうな目をこすりながら歩いてる♀ノービスはふと、感じた疑問を口にした。 「地図を見てみろ、F-5、G-4、I-5・・・立ち入り禁止地域が島の東側に集まってるだろ  このままG-6周辺が禁止地域に指定されたら動けなくなるし、禁止地域を避け移動してくる奴らに出会う確率も高くなる。  だから、このまま西へ移動し北西方面へ行く。その方が都合がいいだろうからな。  あの♀剣士にまた会うかも知れないが、大丈夫、次は負けない」 ♂アサシンは♀ノービスの疑問に簡単に答えた。 「あ、はい分かりました。頑張りましょう!」 ♀ノービスは小さくガッツポーズをして♂アサシンの後に歩き出した。 ...
  • 詳細情報女性
    現在の状態  詳細情報 男性冒険者 女性冒険者 特別枠参加者 その他の人物 021.♀ノービス 022.♀スパノビ 023.♀剣士 024.♀マジシャン 025.♀アーチャー 026.♀アコライト 027.♀シーフ 028.♀商人 029.♀騎士 030.♀WIZ 031.♀ハンター 032.♀プリースト 033.♀アサシン 034.♀BS 035.♀クルセイダー 036.♀セージ 037.ダンサー 038.♀モンク 039.♀ローグ 040.♀アルケミスト 021.♀ノービス <初出:2-011話> <死亡:2-197話> =特徴= [容姿]髪型 ノビデフォ(2-011) [口調] [性格] [備考]死んだふり使用可(2-050) =遺 品= ポイズンナイフ(2-174)→♂ローグに奪われる(2-197) 包丁(♂ローグの手向け品)(2-197) ...
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