【詳細】
ガンダムのプラモデル、略してガンプラ。
1980年7月に発売されたRX-78 ガンダムを始めとして数十年の長きに渡りガンダムファンを中心としたモデラーに愛されるブランドである。
ガンダムビルドシリーズとしてこれまで何作品もガンプラを動かして戦い合わせるアニメ作品が放送されており、ビルドダイバーズRe:RISEにおいてもそれは変わらない。
しかしながらRe:RISEの物語において、主人公であるクガ・ヒロト達が活動しているのは地球から遠く離れた異星。
GBNのストーリーミッションだと考え、エルドラという惑星の住人たちとヒトツメと呼ばれる敵ガンプラを倒しながらミッションをクリアしていく……と思われていたが、
実際は現実の世界で行われていた紛れもない事実であり、従来の作品に比べるとシリアス成分の多いストーリーが展開されていく。
基本的に登場しているガンプラはHGグレードだが、PGストライクが登場したりと他のスケールのガンプラが登場する場合もある。
基本的にガンプラはプラスチック製だが、エルドラにおいてはその星にある独自の素材、「ELドリーム鏡砂」と呼ばれる電子データを読み込んでそれを再現する性質を持つ砂によって設定されたガンプラのデータが実体化し活動している。
つまりエルドラにおいてはガンプラ=MSであり、本物のガンダムとなって行動が可能になっている。
エルドラでは
エルドラアーミーを始めとした様々な作品に登場するガンプラを模した兵器が運用されているが第22話等を見る限り、ロボットなのかどうかは微妙であり、公式側の資料が待たれる。
ゼルトザーム以外のビルドダイバーズ達のガンプラはダメージを受けつつも消滅する描写がないが、メイのウォドムポッドはモビルドールを格納している関係上、何度か攻撃を受け破損、ないし爆破されている。
しかし次の出撃にはしれっと元の状態で登場しているが、これはELドリーム鏡砂によってエルドラで活動するガンプラはデータが実体化した存在であって、現実に存在しているものの、あくまでガンプラそのものが巨大化したものではないこと。
さらにGBN自体がガンプラをデータ処理して再現しているため、ゲーム内でのダメージは実機に反映されないGDPとは別の判定が行われていることが影響している。
劇中設定を考慮するに、エルドラにおけるガンプラの存在は、「ガンプラをスキャンしてデータ化」→「仮想現実の世界でそのデータを元に動かせる機体を構築」→「鏡砂がそのデータを読み取り現実世界に実体を結ぶ」という形で現実世界に存在させていると思われる。
そのためか、鏡砂で実体化させたガンプラの装備等は、ログアウト(=GBNないし現実世界に戻る)しても消え去らないことが判明しており、それを利用してパルヴィーズはクアドルンの失った翼をガンプラのパーツを持ち込むことで再生することを提案し、見事成し遂げた。
【余談】
バンダイのプラモデル。
長きにわたりシリーズが展開されてきたガンプラだが、そのサイズにはいくつか有り、
1/144:約12.5センチメートル(RGやHG)
1/100:約18センチメートル(MG等)
1/60:約30センチメートル(PG等)
に分けられている。
これは設定された機体の身長をスケールに当てはめているため、サイコガンダムやデストロイガンダムのようにとてつもない巨体を持つ機体のガンプラはHGサイズでも実際にはPGクラスの大きさを持つガンプラであることも珍しくなく、その場合は相応に値段の張るものである。
近年では一般発売される以外にもプレミアムバンダイにてカラーリングの異なる機体のガンプラや、割とマイナーだったり、外伝作品に登場するなどして知名度のあまり高くない機体のプラモ化が行われている場合もある等、販売方法が多角化している。
最終更新:2020年08月09日 03:03