valgrind ヘルプ訳


基本的なオプションは下記のとおりです。[]はデフォルト値を示します。

  • -h --help
    • このメッセージを出力します
  • --help-debug
    • このメッセージとデバッグオプションを表示します
  • --version
    • バージョン情報を出力します
  • -q --quiet
    • エラーメッセージのみを出力します
  • -v --verbose
    • より詳細に通知します
  • --trace-children=no|yes
    • 子プロセスについても処理するか? [no]
  • --trace-children-skip=patt1,patt2,...
    • 処理する子プロセスを列記する ※--trace-children=yesの場合、情報は出力されません
  • --child-silent-afterfork=no|yes
    • forkかexecで動作させるものを対象外とする [no]
  • --track-fds=no|yes
    • ファイルディスクプリタ情報を保存するか [no]
  • --time-stamp=no|yes
    • ログ情報にタイムスタンプを出力する [no]
  • --log-fd=<number>
    • ログメッセージを出力するファイルディスクプリタを指定 [2=stderr]
  • --log-file=<file>
    • ログメッセージを出力するファイルを指定
  • --log-socket=ipaddr:port
    • ログメッセージを送出するソケットアドレスを指定

エラー情報出力に関するオプションは下記の通りです
  • --xml=yes
    • いくつかのツールに限定されますが、エラー情報をXML形式で出力します
  • --xml-fd=<number>
    • XMLを出力するファイルディスクプリタを指定
  • --xml-file=<file>
    • XMLを出力するファイル名を指定
  • --xml-socket=ipaddr:port
    • XMLを送出するソケットアドレスを指定
  • --xml-user-comment=STR
    • 指定された文字列をXMLに付与する
  • --demangle=no|yes
    • 情報をデマングルする [yes] ※デマングルとはコンパイラが名前衝突を避けるために名前変更した情報を戻すこと
  • --num-callers=<number>
    • スタックトレース上の関数を<number>で指定された数出力 [12]
  • --error-limit=no|yes
    • エラーが多量であった場合、続くエラー出力を抑制する [yes]
  • --error-exitcode=<number>
    • エラーが見つかった場合、<number>をエラーコードとして返却する [0=disable]
  • --show-below-main=no|yes
    • main関数より下のスタックトレースを継続する[no]
  • --suppressions=<filename>
    • <filename>に記載されたエラーを抑制する
  • --gen-suppressions=no|yes|all
    • 抑制されたエラーを出力する [no]
  • --db-attach=no|yes
    • エラーが検出されたときデバッガーを起動する [no]
  • --db-command=<command>
    • デバッガが起動したときに渡すコマンド [/usr/bin/gdb -nw %f %p]
  • --input-fd=<number>
    • 入力用ファイルディスクプリタ [0=stdin]
  • --dsymultil=no|yes
    • dsymultil?? mac向けオプションかな
  • --max-stackframe=<number>
    • SPのスタックスイッチをに<number>byte以上と仮定する?
  • --main-stacksize=<number>
    • メインスレッドのスタックサイズを<number>byteに変更 [ulimitでの設定値に従う]
最終更新:2011年04月15日 23:04