ヒトデ綱モミジガイ目モミジガイ科の砂地に生息するヒトデで、直径12cm強ぐらいです。
グロい感じの物が多い釣れるヒトデの中ではまともな見た目。むしろ薄いブルーの体色はきれいな感じです。
マヒトデや
スナヒトデに比べれば体は硬い感じがします。
砂地のヒトデなので管足(腹側からいっぱい出る足のような物)に吸盤はついていません。
そのため水槽の壁面などに上るのは苦手なようです。
それと、管足の先に吸盤がついてないのは割と原始的なヒトデに見られる特徴のようです。
また、砂に潜るのは得意で本当にあっという間にもぐります。
潜ったまま餌の匂い(化学物質)を感知して移動し、摂食するという特技を持っているので、非常に釣れやすいです。
マヒトデ等が胃袋を出してそれでアサリなどを包み込むように摂食するのに対し、モミジガイは餌を直接口に入れて消化(これが普通の食事ですね)して、体の弱い部分を外に放置する時間を短くして身を守っているようです。
飼育は一度しかしたことがありませんが、適当な世話の割には長く生きていた気がします。
でもよく考えると、ちょうどそのころ殺菌灯やプロテインスキマーを導入したのでそれによって長生きしたのかもしれません。byミジンコ
登録:2009/4/12(日) 午後 3:37
最終更新:2009年09月20日 22:54