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クリ率とクリダメ - (2010/09/09 (木) 06:59:26) の編集履歴(バックアップ)


ラテールにおけるクリティカルを考慮した総ダメージを比較する。
通常ダメージ平均をL、クリティカル確率をp、クリティカルダメージをK
アイテムipKの変化量をそれぞれs_{i}t_{i}とすると総ダメージ平均は

D[p,K]=L\{(p+s_{i})(1.5+K+t_{i})+(1-p-s_{i})\}
=L\{(p+s_{i})(0.5+K+t_{i})+1\}

偏微分して一階の条件を求めると、

\frac{\partial D[p,K]}{\partial p}=L(0.5+K+t_{i})=0
\frac{\partial D[p,K]}{\partial K}=L(p+s_{i})=0

したがって、総ダメージが最大となるクリティカル確率とクリティカルダメージは

\frac{s_{i}}{t_{i}}=\frac{p}{0.5+K} \tag{*}

例1:レモネードとホットチョコの比較


レモネードはs=0.02であり、ホットチョコはt=0.2である。\tag{*}より

0.02(0.5+K)=0.2p \Leftrightarrow K=10p-0.5のとき最大であるので、

K>10p-0.5ならレモネード、K<10p-0.5ならホットチョコのほうが有用である。

たとえばp=0.3K=0.9のときホットチョコのほうが有用である。

例2:鳳凰・虎の証とギルドアクセの比較


鳳凰・虎の証ともに+9の幸運55+19のクリティカル確率を1~2%と仮定する。\tag{*}より

鳳凰・虎の証は\delta p=0.065であり、ギルドアクセは\delta p=0.02および\delta K=0.2である。

0.065(0.5+K)=0.02(0.5+K)+0.2p

\Leftrightarrow K=4.44p-0.5のとき最大であるので、

K>4.44p-0.5なら鳳凰・虎の証、K<4.44p-0.5ならギルドアクセのほうが有用である。

鳳凰・虎の証は\delta p=0.065であり、ギルドアクセ+4は\delta p=0.04および\delta K=0.2である。
0.065(0.5+0)>0.04(0.5+0.2)であるので火力は鳳凰・虎の証のほうが高い。

ただし上記の比較は総ダメージのみの比較でありKB可能性などは考慮していない。
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