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廻生(仮称)

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blazing_bso

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"次"はどう足掻いて死ぬ?

ヨハン=ライブラル魔術(サタニズム)印章(シジル)のモチーフは時計。契約悪魔の階級は最上級の「さらに上」。

借り受けた能力は「死後から時間を遡る」
条件は聖女(グレーテル)の救出」
+ 代償は「今は支払う必要がない」。
代償は「今は支払う必要がない」。
読み切り版の内容も合わせて推察される代償は「行使者を破局に導く」。
すなわち、この能力を使えば使うほどに非業の死を辿る末路は避けられぬものとなる。

現状他に類を見ない、死後に発動する魔術(サタニズム)
なおかつ不変の法則である時間軸の流れに干渉し、これを遡る能力。
故に時間そのものを武器とした、絶対的で反則的な初見殺しとして機能する。
未来の情報を既に知っている状態で行動できるという特性から、特に情報と戦略においては圧倒的な優位性をもたらす。
他の魔術(サタニズム)と同様魔力による強化が得られるが、ヨハンの死をトリガーとする都合上彼がこれを生命力の増強に用いることはない。

発動と共に印章(シジル)の時計が逆回転を始め、術者は”『死後の世界』”と呼ばれる場所に移動する。
『死後の世界』では任意の時刻を閲覧・遡行先としての選択が可能。決定後、選択した時刻への時間遡行が実行される。
時間遡行自体に回数制限は存在せず、死亡に伴い何度でも実行可能。
ただし、遡行できる時刻はメフィーとの契約時点から死亡までの間のみ。そのため、以前の周回で経験していたとしても死亡時刻より未来の時刻で蘇生することは不可能。
さらに、契約条件に定められている通りグレーテルの死亡を以て契約は強制的に解除される。以降はこの魔術(サタニズム)の行使もメフィーとの再契約や契約更新も永遠に不可能。グレーテル救出の成功如何に関わらず、神供執行の日を過ぎれば二度と時間を遡ることは叶わない。
以上がこの能力の制限となっている。

発動と共に時計に記されている印章のカウントが進んでいくという特徴がある。
このカウントはメフィーが一区切りと判断すればリセットする様子であり、作中でも度々リセットが行われている。またタイムゾーンに合わせた調整も必要に蛆て行ってくれる模様。

性能

過去から未来へ、誕生から死へ。この矢にも例えられる時間の流れを、人間は不変の法則として受け入れている。
しかし、ヨハンは死した後にこの時間の流れを遡るという能力を以て過去の時間に蘇生することが可能。
期間には制限があるが、死という終焉を超えてなお活動を可能とする不滅の能力。
さらに時間遡行に伴う記憶の喪失や欠損は生じない。それゆえに、未来の情報を既に知った状態での”やり直し”を可能とする。
これを利用すれば、より自身に有益な選択の選びなおしも”前回”の行動の更なる最適化も自由自在。
まさに時間軸という概念自体を武器に変える、絶対的で反則的な初見殺しとして機能する。
術者の観察術や分析能力次第ではあるものの、特に情報と戦略の面で高い優位性を生み出す。

+ 情報優位性の推測
この能力の根本的な優位性は、時間遡行により”誰が何をするか、何が起きるか”という未来の情報を”ヨハンとメフィーのみが知っている”という状況が生まれることにある。

この優位性を支える性質は四つ存在する。
一つ目は、記憶を保持したまま時間遡行を行えること。
二つ目が、時間遡行による状況のリセット。
三つ目が、無制限の時間遡行が可能であること。
四つ目が、ヨハンとメフィー以外の存在は同一の原理で行動すること。

まず最初の性質から、死ぬまでに獲得した情報を次の周回に活用できる。なおかつ、これらの情報は周回を繰り返すたびに必然的に累積していく。
例)
・敵の位置や行動パターン
・施設の構造や地形、気象条件
・敵の指揮系統
・敵の兵器、装備、補給状況
・敵の計画、意図、弱点
・敵の心理状態
・自身の死因
その上で、環境や負傷、装備の状態は第二の性質により遡行のたびに完全にリセットされる。そのため、周回を繰り返す中で消耗や危険を厭わない試行錯誤が可能である。つまりは、常人では到底実行できないハイリスクの作戦も採用できることを意味する。
さらにより大きなアドバンテージを生むのが、他の人間の認識もリセットされること。これにより、ヨハン達とそれ以外の人間の間で未来から持ち帰った情報分の絶対的な格差が生じることになる。

そして第三の性質により、コストを度外視した事実上「無限の試行」が可能。ヨハンにとっては失敗や死も単なる学習機会に過ぎず、致命的な判断ミスや不測の事態すら把握したうえで”次”の行動を選択できる。常人よりもハイリスクハイリターンな作戦を採用可能となるのはこの性質の恩恵。

更に原則としてヨハンが知りえた情報は予測などといった曖昧なものではなく、未来において実際に生じた”結果”である。ゆえに、その人間が自身の行動原理に準じる限り全く同一の行動を繰り返すことを利用した先回りによる優位性の確保が可能。

+ 戦略的優位性の推測
以上より得られた情報優位性に基づき必要なのが、これを活用した戦略の決定である。
戦略的な優位性を高めるために意識しておきたいのは、以下の五点である。
①目標  : 明確で達成可能な目標と、達成に向け集中すべき部分の決定
②主動性 : 相手から主導権を奪い、自ら選択した時間と場所で行動すること(つまりやられる前にやれ)
③集中  : 優勢を作り出すためにリソースを集中すべき決定的なポイントの決定。
④機動性 : 迅速に行動を切り替え、敵の弱点を突くこと
⑤奇襲  : 予期せぬ行動により、主導権を奪うこと
特に主導性に関しては相手が行動を起こす以前の時間まで遡った上で罠を仕掛ける、謀略、迎撃、奇襲、狙撃などの対応策を先んじて選択できるため、高い優位性を有する。
また時間遡行により何度もやり直しがきくため、選択した戦略が失敗しても繰り返し死に覚えながらアップデートが可能である。
+ 編集中
  • 同じ行動をなぞれば必ず同じ結果に至るため、例えば敵の攻撃が通過する位置と時間を記憶しての回避や自身が投擲・発砲した弾薬の位置や軌道を記憶しての戦闘の最適化などが可能。
状況が行き詰っても死に戻ることで打開が可能
+ しかし――
しかし第一話にて経緯は不明だが能力の内容がエクソシストたちに露見していたことでこの優位性は失われ、組織力を生かした監視網と徹底的なプロファイリングに基づく、死に戻りを前提に織り込んだ生け捕りを目的とする作戦立案で対抗されることとなった。

狙撃
 奇襲性、安全性、効率性に優れた、ヨハンとメフィー曰く最も基本的な戦術。
  • 敵が行動を起こす、あるいはそもそもヨハンという人間の存在を知られる前に安全に奇襲可能。
  • 敵の行動を既に知っているため、直接対決を避けつつ自身に有利な位置取りを一方的に選択可能。
  • 無防備な状態の敵を遠距離から一撃で迅速に排除できる。

弱点
  • 一周目では情報優位性の恩恵が一切存在しない。
  • 行使者の死が発動条件となるため、行動を封じられる、意識を失うという状況に陥った場合は無力。
  • 完全な絶命に至らない限り能力は発動しない。
⇒確実な発動のためには自決用の爆弾や自己狙撃などあらゆる状況から確実に死亡できる手段の模索と用意が重要となる。
  • あくまでも時を遡る能力であり、魔術(サタニズム)自体に攻撃能力は存在しない。
⇒戦闘時は銃撃や爆破など一般的な手段を用いる必要がある。
  • 戻った先から後の過程は一から丸ごと自力でやり直さなければならず、大きく時間を遡った場合は多大な労力を要する。
  • 遡行後に行えるのはあくまでも「個人としての行動のやり直し」であるため、単身で極限環境に放り込まれた場合は成す術なく死に戻り続けるしかない。
そして何よりヨハンにとって最大の弱点となるのが、条件に明記された「グレーテルの死亡を以て契約は強制的に解除される」という条項。
つまり聖女が危険にさらされるほどに、ヨハンがグレーテルに近づくほどに魔術そのものを喪失する危険性は増していく。

メフィー

ヨハンが契約した最上級の”さらに上”の悪魔。
それ故かは不明だが完全な知性を持っての意思疎通が可能。
契約者であるヨハン以外には知覚されない存在であり、おそらく物質的な存在ではないためか重力にも縛られず常に空中を浮遊している。それ故に完全なステルス性能と行動の自由を有するため、目の届かない背後を常に見張らせるなど索敵において極めて有用な存在。
契約が解除された場合、新たな契約者を求め姿を消すことになっている。

第二の異能


何故なら盟主には「第二の異能」がある
自身の狙撃なんて離れ業を瞬時にやってのける腕前と判断力…
死と戦闘を繰り返し得た賜物…
第二の異能とは
現実時間にして半世紀を優に超える”実戦経験”――!!

最強の英雄。略奪を働く悪魔憑き。自身を追うエクソシスト。そしてクラウディア=バトセルとの戦い。
それによる合計何万回もの死亡経験。死に戻り続ける限り全く同一の戦闘を繰り返せる彼に与えられた学習と改善の機会は他者と比べるのも烏滸がましい。行動のアップデートはエクソシストたちの専売特許にあらず。彼が死を積み上げる限り、その成長を止められるものは皆無である。

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ーー彼の者こそ死後を以て望まぬ可能性を否定し、未来の全てを奪い去る絶対者(悪魔憑き)
すべての命に、彼の命に終わりがある限り、何者も逃れるすべなどありはしない。
その針が廻り続ける限り、善き結末(ベストエンド)を選ばぬ限り、その”先”は永劫に閉ざされる。。
故に、これぞ正真正銘、至高(さいあく)魔術(サタニズム)

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