bokunowaku @Wiki内検索 / 「おばあちゃん」で検索した結果

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  • おばあちゃん
    ...の家はおじいちゃんやおばあちゃんの住んでるところから遠く離れたとこにあって、お盆と正月の休みくらいにしか会いに行けない。 だからたまに会えると僕は緊張してしまって普段よりいい子にしようとする。 おじいちゃんもおばあちゃんも別に恐い人じゃないし僕も人見知りする方でもないと思うんだけど、やっぱりちょっとしか会えないから。 いつかの食事の時間のこと。 その頃の僕は家の中や庭の探検で忙しかったから食べるのがすごく早かった。 でもあるときおばぁちゃんが「お米は八十八回かみなさい」って。 叱ったつもりでもなかったんだろうけど、僕もちょっとびっくりしただけだったんだけど、それからはちゃんとご飯を一口食べるごとに八十八回数えてから食べるようになったんだ。 だから僕はご飯を食べるのがとっても遅い。 朝はいっつもお母さんにおこられて遅刻ギリギリだし昼休みもほとんど遊べない。 ...
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    3 鎖 2 おばあちゃん 1 心のゆとり 更新履歴 取得中です。

  • 俺は動物の中でも犬が一番嫌いだ。 あの主体性のなさ、飼い主に従順であろうとするその矮小さ、卑屈さ。 自分の世界を持っている分だけまだ猫の方が救いがある。 そんなことをいつも思いながら俺は犬の散歩をしている。 いつも行く公園でいつものように綱を解く。 そのときは喜び勇んで駆け回っているくせにいざ帰る段になるとおとなしく首を差し出す。 潔いと言えば潔い。 それにしてもこのままどこか自由なとこまで逃げ出す気概があってもいいもんだ。 よく躾けられてるね、といつも近所のおばちゃんにもほめられる。 そんなことでいいのか。 俺はこうはならねぇぞ。 沈みかけた太陽を受けてもと来た道を一人と一匹がのんびり歩いて帰って行く。 何事もなく家の前につき、さびた音のする家の門を開け庭に向かう。 綱を繋ぎ換えて終了、と。 「ただいま。」 玄関に回...
  • 心のゆとり
    どこにでもある普通の公園の池だと思ってくれていい。 岸には5、6艘のボートがつながれている。 ちょっといいのはここが山に囲まれた高原で、元々人も少ないけど平日なおかげで静寂そのもの、池の水が山からの湧き水なんで冷たく透き通ってるってことだ。 夏の昼下がり。 街にいたらきっと今頃雑踏と蝉の声で気が狂ってるだろうな。 池の真ん中まで来ちゃってるから強い日差しを避けるものがないけれど、ボートの中に寝転んでると背中がひんやりして気持ちいい。 風がないから波もないし水が冷たすぎるせいか蚊もでない。 空、真っ青だな。 なんにも考えない。 寝てるような起きてるような。 心の平安、リラックス、癒し。 これこそ望んでたもの。 でも少し経てば気づいてしまうんだ。 わざわざボートに乗らなくても心安らぐことはできるんだよな。 先のことは考えない、終わったことは忘れる。...
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