◇年齢:17歳(2年生)
プロフィール
菩氷学園に通う科学者であり技術者の生徒。
マイペースな性格をしており、大人との付き合いが長かったからかわりと社交的であるが、
たまに少しずれている少女。
彼女はとある科学の都市出身で、幼い頃から
科学者や技術者に混ざり様々なものを研究・発明してきた天才科学者だった。
その類い稀なる天才さは都市の科学者全てを集めても及ばず、彼女のつくりだす発明品はオーバーテクノロシーの域に達するほどだった。
彼女の発明や研究は今の科学よりも数百年先の科学とされたが、しかしその反面、科学の先を行き過ぎたが故に科学の発展した都市の人間をもっても彼女の言っている事が半分程も理解できず、また、半分は理解できるが故に決して追いつくことはできない『天才』である少女への嫉妬心が周囲から消えることはなかった。
アイン自体は、研究や発明をすることが純粋に好きなだけだった。
その結果を周囲の大人に見せて褒めてもらうのが嬉しかっただけだった。
しかし時が経つにつれ、作り物の笑顔を貼り付け険しくなっていく周囲の反応に気づき、いつからか誰とも接せず一人で研究を進めるようになっていった。
自分の気になることの解明や
読んだ漫画やプレイしたゲームに出てくる架空の発明品の再現
絶滅した生物や文化の解析と再生
そして、人類が100年かかっても解明できない様々な事柄を『科学』の名のもとに理解し解析したところで、アインは自分が「普通の人間とは違う」ということに気づいた。
『非凡』であるが故に、決して理解されることは無いという苦しみと、
『非凡』であるが故に、周囲から独立してしまう孤独感。
そんな時【菩氷学園】という自分と同じ『非凡』な人間が集まる学園があることを知った彼女は、そこへ入学することを決意。
「君はこの世界以外の世界も見るべきなのかもしれない。」と背中を押してくれた都市の大人たちの協力もあり、はれて菩氷学園の寮生となった。
都市から見送られて見る外の世界は非凡な日常に溢れるており、その一つ一つの未知な現実に目を輝かせるばかりであった。
また、寮の地下に秘密で研究開発所を作ったりとなにかと充実し楽しんでいるようだ。
出場理由
「規律を正したい」「学園の支配者になりたい」等の願望を特に持たないアインがこの大会に出場した理由はただ一つ
「研究のため」
都市を出て通う学園には自分の理解の範疇を超えた非凡な力を持った生徒がたくさん存在し、どのような仕組みで力を発揮しているのか、その力を科学の名の元に技術として再現できないかと、アインの科学探究心を出来事ばかりだった。
しかし、「あなたを研究させてください。」と真っ向に頼んでも曲者だらけの生徒には通じず、最終手段として調停委員になるために大会に出場することにした。
そのため、調停委員になった際に求めることはただ一つ
「自由に全校生徒の力を観察、研究、そして解析させて欲しい」という事のみ。
ちなみに研究といっても命を取るような真似はしないつもりでいる。
戦い方
主に自分の発明品を使い戦う。
アインの発明品は、全校生徒のデータを元に誰が相手でも平均して戦えるよう作られており、1年時ではなく2年時に大会出場にしたのはその準備の為である。
また、基本的な身体能力は凡人並だが、発明品によりステータスが底上げされており、技術者としての腕も天才的なので、万が一発明品が壊れてもすぐに直せる技術を持ち合わせている。
皮膚と同化する薄い膜状のパワードスーツ
身体能力を向上させ、また、熱や衝撃を吸収し緩和し攻撃から身を守る。
光学迷彩機能搭載
脚力・跳力向上の補助ブーツ
高いところから落ちても耐えうる衝撃吸収性も持っている
また、スーツとブーツを組み合わせて使用しているためスピード重視型となっている。
サーモグラフィーと暗視スコープなどが組み合わさったゴーグル。
背負うタイプの小型飛行ジェット。
30分の充電で2時間の飛行が可能で、体の重心を傾けることで操縦を行う。
最高速度は150km/h
また、使用する工具や武器はこのジェットバッグに収められれるようになっている。
2種類の形態を持つ技術カッター。
⇒ウォータージェットカッター
マッハ3で循環する水流の刃。
水のみでの威力はそこまで高くはないが、水流に研磨剤を加えることでダイアモンドでも切断可能になる。
また水流で出来ている刃のため伸縮は自在。
⇒ディスクカッター
10,000回転/分(rpm)で回転する円盤状の刃を飛ばす。
トリガースイッチを長押しすることで連射が可能。
刃を飛ばさずにサーキュラソーとしても武器になるが、リーチが短いため盾としての使用や、
受けた攻撃を回転で弾く為に使用することが多い。
口径114mmの核レーザー砲。
燃料と充電の関係で1試合に6発しか使えない強力な武器
目には見えない上に、爆発から起こる強い衝撃波が強力な気体を爆発させる爆弾。
爆破範囲は3メートル。
空中からばら撒いて使うことが多い。
寮の地下にある研究室から歴代の曲を流しながら出動する某アニメのロボを1/4スケールで忠実に再現したロマン機体。
自動操縦モードと、手動操縦モードが有り、実際に乗り込んでの操縦も可能。
また1/4スケールで作成したため小回りがききやすくなっている。
機動中は組み込んだスピーカーから音楽が鳴り続け、それにより相手が弱くなる等の効果はないが
アインのモチベーションが上がる。
充電式のロボだが寮の電力の関係で充分に充電できず1日1時間しか機動が出来ない。
最終更新:2014年06月15日 21:23