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SAMURAI MASTERトウジン #1 A Part



機平の視点で、時間を刻む目覚まし時計の大写し。
「まずい!」とか何とかいいながら布団を跳ね除ける。布団は隣で寝ている弟の顔へ。
そのまま、カメラは布団を映したまま、機平は画面外に。
画面外から上着と襦袢、褌が飛んでくる。
そこで画面変更、壁に何着か架けてある襦袢を映す。その内一つに画面外から機平の手が伸びる。
画面、機平の腰大写し、襦袢の止め紐がギリッと結ばれる所を映す。
画面、またさっきと同じく布団を映す。弟の布団、モソモソしている。
画面外から機平の腕、さっき脱いだ上着を掻っ攫って画面外へ。そのままドタバタという足音。
母親の声で威勢良く「朝ごはんとお弁当、玄関の横!」
玄関が勢い良く開く音(ちょっとガタがきている感じ)、ちょっと間が空いて弱々しく閉まる音。暗転。

握り飯を片手で食べながら走る機平。
何らかの機材を持った同年代の少年、向かい側から歩いてくる、
同少年「おい!機一さんはもう出てたぞ!(笑い声)」
機平「うるせー!ほっとけ!」
カメラ遠景から、機平の走る村を映す。
自然が豊かなのに、コンクリ建築や木造建築が並立し、金属光沢やガラス光沢がちらほら。
画面の奥のほうに、巨大なドームが15~6個並んでいるのが見える。

機平、自動ドアの前に立つ、プシュ!という減圧音。
内側から、開いてゆくドアを映す、ドアの前に立っている機平も映る(指に付いた米粒を啄ばんでいる)。
厳重にドア閉まる。電子音声「減圧、消毒します。」
イオンを含んだスチームが、除菌室のダクトから噴出。
電子音声「完了」、同時に前方のドア開く。機平スチームで蒸せている。良く見るとインカムと遮光ゴーグルを装着している。
その先、異常に明るい。奥行きは300mほどの空間で、高さ2mほどの天井は太陽白色灯が埋め尽くしている。
床の方には青々と伸びる稲と、管理用の通路が見える。
機平また走る、足音:工事現場の金属板を歩いた時のような音。

前方から大人の声で「12分の遅刻だぞ。」
青年の声で「まったく、ウチの弟は朝が弱すぎる。」
機平の父、機十郎と、兄、機一。その他、村の大人や青年。
コンソールパネルの前で、機平を待っている。これを横から映す。
機十郎「(やれやれといった感じで)今日はこの読籠4番水田のメインケーブルの交換だと言っておいたな。」
機平「(子供扱いされた子供の感じで)電源が完全に落ちる!それだけ稲に負担がかかる!だから迅速に行動しろ!わかってるよ!分担は18番コンソール!だろ!?」
機一「(ニヤニヤしつつ)わかってりゃいい、で、ミスったら親父が黒コゲの消炭になる。注意しろよ。」
機平「電源入れろって言われるまで、コンソールから2m離れとくよ。」
機十郎「おまえの場合、物を投げてスイッチを入れそうだがな。」
機平「するか!」
周りの人たち笑う。
ここで機平と機一、別方向に駆け出す。
機一「さぁ、さっさとかかるぞ!」

それぞれ、セキュリティ解除の機一、電源落とす機平、電源落ちて非常灯だけになる水田、
作業用機侍を使って巨大なケーブルを接続しなおしている機十郎。他にも何人か手伝って作業している。

インカム越しに機十郎「よし!完了したぞ!電源戻せ!」
機平「黒こげになんなよ!」
エンターキーを叩く機平。水田に電源が戻る演出3カットぐらい。次の瞬間、

大きな爆発音!!
続いて衝撃!
機平「うお!?」
インカム越しに機一「ここじゃない、外からだ!」
インカムに別の声「山賊だ!奴等地下の作業ケイブを掘り返して進んできやがった!」

暗転、森の中。赤い「巨大な何か」を前にした、赤い着物の少女。何か不機嫌そうにしている。
と、遠くから爆発音が響いてきて、振り向く。
A Part END

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最終更新:2009年12月05日 15:33