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ここは東京、旋風家の豪邸の一室。
回「ああ、やっぱり完全変形ガオ○ァイガーの前腕のギミックは最高だ……」
じい「おぼっちゃま、パイルゼノンの整備とお茶の用意が出来ました」
回「いつもありがとう、じ」

ドゴォォォォォォォム

ストレイター「パイルゼノンとやらアアア!!出て来ォォォい!!」
じい「やれやれ、また懲りも無く……出撃ですかな、おぼっちゃま」
回「待ってくれじい!今ので倒れたTOYを起こすのが先だ!」
じい「……おぼっちゃま?」

旋廻皇パイルゼノン外伝 すごいよ!!ジイさん



旋風家の一室、回の部屋。四方の壁一面には回転する玩具が飾られている
その4割ほどがさっきの爆発で倒れていた

じい「これはまた一大事ですな」
回「ああ、随分時間がかかりそうだよ……じい、アレの始末任せてもいいかな?」
じい「かしこまりました」
そう言うが早いか、じいは部屋を飛び出し階段を駆け下りていった

じい「これを着るのも久しぶりですな」
整備員A「しかしまた随分ごてごてした格好ですね、もろに原色で……」
じい「あの時はこれは流行っていたのですよ」
成る程、今じいが着ているのは見るからに古めかしいパイロットスーツ(紫)。
整備員B「じいさーん、発信準備整いましたー!」
じい「ふむ、では……パイルドリル、パイルリボルバー、パイルスラッグ発進!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………

じいを乗せたパイルドリルが飛び立ち、リボルバーとスラッグが後に続く
整備員A「なあ、あの人本名なんて言うんだ?」
整備員B「さあ?ま、じいさんで良いんじゃねーの?」


ストレイター「クソッ……まだか、まだ現れねえのかパイルゼノンめ!」
と、そこに飛来する3つの影!
じい「あいや待たれい!このじいが許しませんぞ!」
ストレイター「…………ッ、ハハハハハハハハ!!なんだ、パイルゼノンかと思ったらおまけの部分じゃねえか!」
じい「ほう、このパイルマシンをおまけと言いますか……覚悟はよろしいですかな?」
ストレイター「それはこっちの台詞だぜぇ、じいさんよォ!!」
そうまくし立てるが否か、ストレイガーがパイリドリルに襲いかかる!

ストレイター「キャタピラなんぞ……ひっくり返しちまえばどうって事はねぇッ!!」
一気に突進してきたドリルを――――後ろに放り投げる!

じい「くっ……」
ストレイター「ひゃははは、どうだよオイ!分かる?戦車じゃロボには勝てねぇんだよ!!」
鋼の足がパイルドリルをガシガシと踏み潰す!
じい「ふむ、これは確かに貴方の言うとおりでしょうか、ならば……」
ピッ、ピッとコントロールパネルを操作するじい。
じい「穿将合体……ですかな!」

そして、上昇し回転しながら三機のパイルマシンが合体を始める!

パイルドリルが胴に!
パイルリボルバーが右半身に!
パイルスラッグが左半身に!

そしてドリル機首が左右に割れ、武将を模した頭部が出現する!

じい「三つの力を一つに束ね、悪を貫く戟となる!
その名はMILDパイルゼノン、穿廻将……マイルゼノン!!」


ストレイター「フン、そんな隠し玉があったとはな。だが、パイルゼノンと比べれば4手落ちもいい所だ!」
じい「どうですかな?まだおぼっちゃまのお茶の時間が済んでいないので、早めに終わらせていただきますよ」
ストレイター「ほざけ!!」
殴りかかろうとするストレイガー。だが、

じい「スピニング・フォオオオオウルッ!!」
その動きはマイルゼノンから発射された竜巻によって中断された

じい「いきますぞ!必殺……穿・壊・剣!!」

両肩のドリルが一つに合体し、その機体の2倍はあろうかという巨大な剣となった
その大剣を持ったまま宙へ舞い、そして!

じい「穿壊剣・真っ向……唐竹割りいいいいっ!!!」

―――――――― 一気に振り下ろした!

ストレイター「お、おのれえぇぇぇぇぇぇぇ…………」
断末魔は爆発にかき消され、誰の耳にも届くことは無かった


じい「ただいま戻りました、おぼっちゃま」
回「………じい」
回はなぜか恨めしげな表情をしている
よく部屋を見渡してみれば、じいが出撃する前よりも飾られた玩具が倒れている
回「今度からは、あまり衝撃を出さないように気をつけて戦ってもらえると助かるな……」
じい「善処いたします。で、お茶のほうは……」
回「いらないよ!ハア……あとどれぐらいで片付けられるんだろう……泣きたくなってきた」


頑張れ回!戦えじい!
回転の力は――――――無限だ!!


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最終更新:2009年12月05日 16:16