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プロローグ


 征界巨人セイカイオーはその隠された力で世界を照らし、世界に束の間の平和をもたらした。
しかし、その光が地球人類に新たな争いを運び込むことになろうとは、誰が想像できたろうか。
光は教えてしまったのだ。青く美しい惑星、地球の存在を、遠く離れた宇宙の邪悪な者たちに……。


 私が宇宙をさまよい始めて、どれくらい経つのだろうか。星を奪われ、友を、家族を奪われて……。
だが、それも遠からず終わる。私の、おそらくは星の最後の一人であろう生命は、間もなく燃え尽きようとしている。
最期を迎えるのがこんな、何も無い空間なのは嫌だ……あの光が見えたのは、そう思っていた矢先だった。
人の心そのもののような、優しい光。私は思わずその方向へ針路をとっていた。

我らが守護神バンパイオーよ、最後の頼みだ。私を、あの光のもとまで……。



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最終更新:2009年12月13日 17:23