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第三話「初めての敗北」


あらすじ
ドンドルと相討ちになったバクザンオー、決着をつけるためドンドルを追いかけ戦いの場を宇宙に移すのであった

衛星軌道上
焚「なんだこりゃ…」眼前に広がる光景は敵艦隊で埋め尽くされていた
蒼「これほどの数の艦隊が地球を囲んでいたとは」
蘭「これが一斉に地球に攻め込んだら終わりね」
蒼「一番奥に何か…!?なんだあれは!」
焚「どうしたんだ蒼?」
蒼「これを見ろ」
焚「!?なんだこのバカでかい物体は」焚のモニターに映されたのは巨大な移動要塞オクロックだった
蘭「私にも見せて、…何これ!?」
蒼「全長およそ六万キロといったところだな」
焚「規格外のでかさだぜ」
ギガ「撃て」艦隊からの一斉放射がバクザンオーを襲う
焚「ぐあー!」
蒼「艦隊からの一斉放射か、くっ!」
蘭「このままじゃバクザンオーの装甲が持たないわ」
焚「心配すんなボルカニウム合金は伊達じゃねぇ、熱つくなるほど硬くなる!そんな事より片っ端からぶっ潰す、そんでもってドンドルを引きずり出してやる。ジャイロパーンチ!」次々と数を減らす艦隊

オクロック内格納庫
ハリ「フフッ、バクザンオーか。こちらハリドン、バンガランスででるぞ」

焚「きりがねぇぜ」
蒼「爆裂キックはもうできないぞ」
蘭「でっかいのからなんかでてきたよ」
ハリ「やぁバクザンオーのパイロット達よ、確か熱騰 焚と天王寺 蒼と秋茜 蘭だったかな?」
焚「お前は何者だ?」
ハリ「初めまして私の名はハリドン、他の者からは血塗られし貴公子ハリドンと呼ばれている」
焚「ドンドルはどこだ?」
ハリ「あやつならもうオクロックのメディカルルーム、君達にボロボロにされたらしいね。代わりに私がお相手しよう」
焚「ふざけるな!」
ハリ「本気だよ、さぁ始めようか」
蒼「俺達に用があるのはお前じゃない」
ハリ「…そうか、残念だ。君達に用はなくとも私にはあるのだが…、さようなら」バンガランスから剣を取り出しバクザンオーを斬りつけ吹き飛ぶバクザンオー
焚「速い!ぐはぁー」
蘭「バランスがとれない」
蒼「バクザンオーが一撃で…」
ハリ「つまらん、こんなものかバクザンオー」大気圏に突入し地球に落下するバクザンオー

太平洋
焚「うぅ…俺達は」
彰「今バクザンオーを回収しているとこだ。落下して太平洋にうちあげられたんだ、おかげでここら一帯に温泉ができてしまったよ」
焚「二人は…?」
彰「大丈夫だ気絶してるけどね、君も寝たほうがいい」
焚「あぁ…」
彰「(相当無茶したらしいな、一体何があったんだ)」

都内の病院
桃「焚君」
焚「桃…?」
零治「よかった!焚兄ちゃんやっと起きたね」
焚「零治?ここは?」
桃「病院よ、焚君三日も寝てたんだよ」
零治「もう起きないんじゃないかってお姉ちゃんとずっと心配してたんだぜ」
焚「いてて、体のあちこちがいたいな」
桃「まだ安静にしてなさいってお医者様が言ってたわ、寝てなきゃだめよ」
零治「お姉ちゃんずっと起きるまでつきっきりだったんだぜ、感謝しろよな」
焚「そうなのか?ありがとな桃」
桃「どういたしまして」
蘭「あー熱い熱い」
剛鉄「まったくだ」
純平「青春だね~」
焚「なっ!なんでここに」
蘭「あたしはあんたと同じ、蒼は昨日起きるなり無理やり退院しちゃった。冷たいよね」
剛鉄「俺もあの後すぐに病院送りだ」
焚「生きてたんですね、よかった」
剛鉄「あたぼーよ、俺は簡単に死なんよ!がーはっはっは」
純平「俺は見舞兼ナース漁りだ」
焚「はは…」

蘭「じゃここらへんで邪魔者は消えますか、零治君おねえさんとデートしましよっか」
零治「はいよろこんで」

焚「気使いやがって…心配かけてごめん」
桃「ううん、焚君が無事でよかった。ほんっ…とうに……」大粒の涙を流す桃
焚「桃!?ごっごめん、本当に悪かった」
桃「うんっ…うんっ……いいの、でも…もう無茶しないで」
焚「ああ!約束する!無茶はしない。だからもう泣くな、なっ?」
桃「ごめんなさい、安心したら急に涙が…」
彈「本当に無茶しおって、おまけに女の子をなかすとはどうゆう了見だ」
焚「しっ指令!?」
彈「ここでは父さんと呼べ」
桃「おじ様」
彈「あーそのままでいいよ、顔見に来ただけですぐ帰るから。すまないねろくでもない息子を看病させちゃって」
桃「いえ、お気になさらないでおじ様。私なら大丈夫です」
焚「父さん何しに来たんだよ~」
彈「それじゃだいじにな」

焚「たくっ…ははは」
桃「ふふ、うふふ」

零治「何で笑ってるんだろう?さっきお姉ちゃん泣いてたのに、わけわかんね」
蘭「指令マジックってやつよ」

後日BK10指令部
彈「よし全員そろったな、四日前のバクザンオーチーム及びフラッド隊による作戦の結果報告をしたい。六式君たのんだ」

彰「はい、バクザンオーに記録された映像と天王寺君の報告により敵の戦力が把握できました。こちらをご覧ください」宇宙での映像
「こっ…これは!」
彰「これは敵艦隊の映像です、ざっと見積もって数千はあるでしょう。地球が脅威に晒されているとあらためて実感できます、そして極めつけがこれです」
純平「でっデカい…」
達郎「こんなものが地球上に…」
彰「現時点において絶望的と言っても過言ではありません、遺憾ですが我々は彼らに生かされていると考えるべきでしょう」
剛鉄「生かすも殺すもやつらしだいか…まったく胸くそ悪い話だ」
焚「だけどこのまま黙ってやられるわけにはいかねぇ!地球人の底力って奴を見せてやるぜ!」
彰「そのとうり、我々は滅亡の時が来るまでただ何もしないわけにはいきません」
蒼「力尽きるまであがいてやる!」
謙三「なるほど、事態を知った上で臆するどころか逆に士気を高めおったか。面白い奴らだ」
彰「次に敵パイロットについてです。まず三大将軍と自ら名乗ったドンドルについて、バクザンオーを終始圧倒しました。引き分けになったものの、一歩間違えれば負けていたかもしれない恐ろしい敵でした。しかも三大将軍と言うことは後二人強敵が控えているという事です」

剛鉄「アクガーンにも将軍という概念があったのか」
蘭「もしかしたら他に三大魔神とか、四天王とかいたりして」
彰「考えられないこともないけどまずないと思います…」
蘭「え~」
彰「ゴホンッ…、次にハリドンという男についてですがこれはドンドルにくらべて次元が違います」
蒼「バクザンオーを一撃で倒した男だ、今の段階では俺達に勝ち目はない。だが次に会うときは必ず勝利してみせる」
純平「おまけに血ぬられし貴公子ときたからな、俺とキャラもろかぶりだぜ」
蘭「純平さんは血ぬられし貴公子と言うよりナンパの貴公子よね」
彰「何か意味があるのかもしれませんね、最後になるんですが…。なんと説明すればよいか…」
焚「?なんだ彰」
彰「えーと…」彰の物陰に動く怪しい生き物が
バンガル獣モニュ「モニュ…」
蘭「きゃー!可愛い!」
彰「バクザンオーに付着していた…モニュです」

終


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最終更新:2010年01月03日 16:30