ゴォォォォォォォォォォ・・・・・・・
まだ上空ではまだ激しい爆発が続いていた。見羅国は自分自身の研究により愛すべき息子が命を落としたことに恐怖と絶望と後悔を覚えていた。
明日美「に・・・ぃ・・・さ・・・あ・・・あ・・・」
バタッ
明日美は突然倒れてしまう。肌は激しいショックで青白く変色していた。
みどり「明日美ちゃん!明日美ちゃん!」
研究員達も失意で何も話せなかった。ただ絶望だけがそこにあった。
英雄兵器ヴァーンサイク 第8話「決心の日、俺の誓い」
克哉「・・・そんな・・・ことが・・・。」
克哉はその話を聞き言葉が出なかった。ショックを受けたのだ。
みどり「それから明日美ちゃんは変わってしまった。口数も少なくなってしまって・・・明るい子だったのに・・・。」
みどりは涙を流しているようだ。克哉は悪いと思った。しかし気休めもいえない自分に苛立ちを覚えた。
克哉「俺は・・・俺は・・・何も・・・知らずに・・・。」
ダイバン「フッハッハッハッハ!研究所はガラ開きと聞いたぁ!今ヴァーンサイクごと潰してくれるぅ!」
見羅国研究所に敵が近づきつつあった。後ろには敵の量産型機怪獣が3体いる。敵は機怪獣の量産に成功したようだ。
ダイバン「ハァッ!?通信?」
ガムザン「おい!研究所は我々大帝国機動隊が占拠する手はずのはずだぞ?」
ダイバン「機動隊?・・・初めて聞いた。そんなのあったんだ・・・。」
ガムザン「機怪獣は撤退させろ!敵に気づかれる!」
ダイバン「2人しかいないくせに機動隊とかほざくな!貴様らこそ邪魔だ!帰れ!」
ガムザン「何を!我々が先に来たんだぞ!我々が占拠する!」
ダイバン「フン!機怪獣も持たずに占拠できるものか!」
ガムザン「ちぃ!見てろぉ!行くぞ!」
ダイバン「馬鹿が!・・・しばらく様子見か。つまらんなぁ。」
ガムザン「側面から突入だ!行くぞ!」
兵士「ハッ!」
ダダダダダダダダダダダ・・・ゾボォ!
ガムザン「なにぃ!落とし穴だと!うわあああああああああ!」
兵士「せ!狭くてでれません!」
みのる「へっへっへっへだれかかかったぞ!みものだぜ!」
ガムザン「な!?ガキが来る?」
勉「うわ!何だこの人ら?変な服着てるぞ!」
翔「だれ?克哉さんじゃないよね?」
ガムザン「な、何を言ってるんだい?お、おれはか、克哉だぞぉ。」
兵士「隊長殿!怪しすぎますよぉ・・・。」
翔「えええ?う~ん・・・。もう一人の人だれ?ヴァーザスさん?」
兵士「ギクッ!」
ガムザン「あ、ああ、そ、そうだよ。こいつはヴァ、ヴァーザスだぁ。」
翔「あれあれ~ヴァーザスさんさっき研究所で仕事してたんだけどなぁ?」
兵士「もうごまかしきれませんよぉ・・・。」
ガムザン「ええい!まどろっこしい!ガキ共!わしは大帝国機動隊のガムザンだ!研究所を今から占拠してやる!しかし穴から出られん!出せ!」
みのる「ぷっ・・・」
兵士「笑うなぁ!わ、我々は怖いんだぞ~ライフルも持ってるぞ~。」
ヴァーザス「お~い!どうした~?ん?何だこいつら?」
ガムザン「やっかいなことになってきやがったぜ・・・。」
兵士「どうするんですかぁ・・・?隊長殿ぉ・・・。」
ガムザン「こうなりゃぁやけくそだ!穴を掘って逃げるぞ!」
兵士「ええええええええ?」
ガムザン「いいから掘れ!堀りまくれ!」
兵士「はぁい・・・。」
ヴァーザス「すげぇ・・・あいつら穴掘って逃げていきやがった。」
みのる「感心するのかよ。」
みどり「か・・・克哉君?」
克哉はみどりの家を飛び出していった。そしてひたすら走っていった。
克哉「俺の・・・俺の戦う理由・・・!」
ダイバン「機動隊なんてもういい!前進開始!」
敵の機怪獣部隊が前進を開始した!先頭に立つ機怪獣はゴリラ型機怪獣ゴリランボーだ!
ピィーピィーピィーピィーピィー
克哉「研究所からサイレンが?急がなければ!ん?明日美か?」
明日美「・・・研究所まで・・・早く!」
克哉「ああ、飛ばすぞ!」
チェイン「ブルのパワー!思い知れ!」
ブルが腕を高速で振り回し機怪獣に飛び込んだ!敵の編隊は崩れ腕の直撃を受けたフォックテクスが爆発した!
チェイン「敵も安上がりになったもんだ!次!ミサイル!」
ゴォン!
逃げようとしたジャークフォークにミサイルが直撃した!無残にも墜落していくジャークフォーク!
研究所からランチャーバードが出撃しようとしていた。克哉をヴァーンサイクへ届けるためだ。
明日美「行きます・・・。」
ビュィィィィィィィン!
克哉「フン!あいつら俺がいなくても余裕で2機倒しやがったぜ。ん?どうした?」
ブルブルブルブルブルブルブルブル・・・
明日美の体が小刻みに震えている。まるで何かに怯えているように。
克哉「おい!体でもおかしいのか?痙攣か?何か病気・・・」
明日美「うるさい!」
克哉「!」
チェイン「出力は足りないがこれじゃ克哉なしでも勝てるな。ん?」
バァァン!
突然どこから飛んできたレーザーによりブルの目の前の機怪獣の片腕が吹き飛んだ!
チェイン「レーザー砲?どこから?あれは戦闘機?」
明日美「あああああああああああああああああああああああ!!」
バァァァン!
ヴァーザス「あぶない!何だ!あの戦闘機は!見たことないぞ!」
克哉「明日美!明日美やめるんだ!落ち着け!味方に当たるぞ!」
明日美「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!お前はいつも!」
克哉「何てこった!これじゃヴァーンサイクに行けない!」
明日美「うあああああああああああああああ!!死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねぇ!」
ババババババババババ!!
克哉「明日美!やめろおおおおおお!」
明日美「うるさい!黙れと言っている!」
克哉「俺が・・・守ってやっから・・・」
明日美「何を!?」
克哉「俺がお前を守ってやっから・・・やめろおおおおおおおおおおおおおおお!」
明日美「え・・・!?」
克哉「だから・・・やめてくれ・・・。」
克哉はそういうとコックピットから飛び降りた!
明日美「待って・・・にいさん!」
チェイン「克哉?くそ!乗れ!」
ブルの手に克哉が飛び乗った!
チェイン「ドッキングオフ!」
克哉「ドッキングサーイク!オープーンナイト!ヴァーンサーイク!」
ダイバン「何てことだ・・・あんな戦闘機知らんぞ・・・トランスマシン!」
ゴリランボーは人型にチェンジした!トランスボーの出現だ!
トランスボーは腕を振り回し攻撃してくるがナイトは軽々と避けていく!そしてトランスボーの腕をつかんだ!
ダイバン「な!?」
グググググ・・・ギギギギギ・・・バキィン!
トランスボーの手は砕けた!
克哉「俺は・・・ようやく見つけられたのかもしれない・・・戦う理由が・・・ショットブレェェェェェェェェド!!」
英雄兵器ヴァーンサイク第8話完 次回へ続く!
最終更新:2010年01月14日 08:48