第0話
キィーガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン・・・
バッ!華奢な腕が男性の腕を掴み上に持ち上げた。
「この人痴漢です!」
「な!おいちょっと待てよ!俺はやってない!」
「捕まえろー!」
「おれやってないって・・・うわあああああ!」
キィー
「ほらこっちへ来るんだ!あなたも話がありますのでこちらへ。」
「はい。」
「離せー!俺はやってないぞー!あ、こっちみるなー!俺は痴漢なんてやってない!」
「黙れ!」バキッ!
駅内の交番についた。男性は警官に椅子に座らされる。
「貴様名前は?」
「話聞けよ!俺は痴漢なんてやってないってば!」
「名前は!」
「ちくしょう・・・わぁったよ!俺の名前は日丹玖比呂史だ。」
「ださ!」
「何を言う!俺は痴漢なんてやってないっつうの!」
交番の警官の様子がおかしい。それと痴漢されたという女子中学生の様子もおかしい。
「本当にコイツでいいのか?」
「そうらしいわよ。それにしても貧相な人ね。」
「何だと!無職だからって馬鹿にするな!」
「無職とか(笑)」
「笑うなー!」
「いいから付いて来い!」
格納庫のようなところへ連れてこられた。何やら大きな影が見える。
「帰る!」
「だめだ!これを見ろ!」
「見えん!」
突然サイレンが鳴り響く!
「敵襲!敵襲!巨大なエイリアンが接近中!」
「よし出撃!乗れ!」
「足が折れた!」
「うるさい!」
「トホホ!乗せられてしまった!」
「よーし!MV発進!」
ギャオオオオオオオオオオオ!
「なんて醜いやつ!よく分からんが倒してやる!パンチ!」
カキーン!
「何だと!全く効いていない!」
「パンチなんかじゃ倒せないわ。」
「お前は!俺を痴漢といった女子中学生!何故お前が乗っている!」
「そんなことどうでもいいわ!武器を射出するわ!」
MVが持っていたグリップのような棒がなんと巨大なブレードに変形した!
「何と!これなら・・・形勢逆転だー!切り裂く!」
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
「効いているわ!」
「とどめだ!どりゃー!」
ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
「敵が逃げたぞー!」
完
最終更新:2010年01月14日 22:38