第4話「暁に染まる海」
デク「回収班の報告はまだか?」
シャオリン「未だ、報告はありません」
マスタ「敵は引いたようだが何かきな臭いな」
重蔵「罠の可能性は否めん」
沙弥「開けたとたんドカン!じゃ洒落になんないですよね」
デク「だからアトランティスに帰還せずここで開けると決めた、しかしまだあれが敵の物だと決まったわけではない」
賢人『回収完了!このカプセルみたいなんどうすんの?』
デク「ご苦労、ここで開ける。アトランティスに被害を及ばせない為にな」
賢人『うげ!マジかよ!?』
デク「大マジだ」
サヴァイブシフト格納庫
アレハンド「見たところこいつは地球の技術じゃねぇ」
マージュ「親方!バーナーで真っ二つにしちまいますか?」
ギュスト「穏やかではないな、他に方法はないのか?」
賢人「ん?なんだこのボタン」ポチッ!ゴゴゴ…ただらぬ音が格納庫内に響き渡る
ギュスト「なっ何をした?」
賢人「ボタン押しただけ…」
ギュスト「なんで押したー!」
賢人「そこにボタンがあったから…」
ギュスト「ちょっとはマシな言い訳はないのか!」
賢人「人間の本能に逆らえと言うのかー!」ハッチのような物が開く、そこに現れたのは…
?「…ここは?(はっ!私ったらいけない。素性がバレないようにしなきゃ)
あの、ここどこですか」
賢人「ここはサヴァイブシフト、軍の艦だぜ。あんたはいったい…」
アンリス「私は、私の名前はアンリス=フェーダ、それしか覚えていません」
ギュスト「もしや」
賢人「記憶喪失!?」
デク「本当に覚えて無いのか?」
アレハンド「艦長こいつぁ…」
デク「あぁ、おおやけにしないほうがいいだろうな。軍の方は俺がなんとかしよう」
賢人「どうすんだおっちゃん?」
デク「とりあえずジュリアを呼んできてくれ、一時的な記憶喪失かもしれん」
アンリス「あの、私がその方の所に行きます」
賢人「大丈夫なのか?」
デク「もし歩けないようならおぶって差し上げろ。レディーには優しく、それがマーキス隊のルールだ」
賢人「それはおっちゃんのルールだろ?」
アンリス「あっ、歩けます!このとうり…
キャ!」
賢人「やっぱり立てないんじゃん、無理すんなよ」アンリスをおんぶする賢人
アンリス「ごめんなさい」
賢人「じゃ、行ってくる」二人は格納庫を出る
ギュスト「妙ですね艦長、というより怪しすぎる」
デク「女性を疑うのは本意ではないが警戒はしておくべきだな」
サヴァイブシフト一般通路
賢人「俺の名前まだ言ってなかったな」
アンリス「え?あっ、はい」
賢人「俺は青羽賢人、旧日本人の高校生」
アンリス「旧ニホン?」
賢人「そこまで忘れちまったのか、これは重症だな。旧日本ってのは昔あった国で、極東に位置し世界で唯一季節を感じることができて、義理人情を重んじる大和魂のある国だってじっちゃんが言ってた」
アンリス「はぁ~」
賢人「記憶喪失だ無理もない、ゆっくり思い出してけよ。あぁここだジュリアさーん!」
サヴァイブシフト医務室
ジュリア「あら、可愛いガールフレンドね」
賢人「さっき知り合ったばっかりなんだけど…
じゃなくて、この娘は例の変なカプセルの中にいた女の子なんだけど記憶喪失らしいんだ」
ジュリア「それは困ったわね、後は私にまかせておいていいわよ」
賢人「わかった、じゃ俺は…」
アンリス「あのっ、ありがとうございます」
賢人「あ、あ~…へへっ」見つめ会う二人
ジュリア「ゴホンッ!」
賢人&アンリス「はっ!」
ジュリア「艦長に報告、でしょ?」
賢人「おう、ははは…」医務室をでる賢人
ジュリア「青春ね…」
サヴァイブシフトブリッジ
賢人「ただいま戻りましたよっと、あれ?どうしたのみんな?」
デク「青羽賢人、貴官を正式に海洋連邦軍所属第03小隊に任命する。なお階級はこれまでの功績により曹長とする。何か質問はあるか!?」
賢人「あっありません…」
デク「そうか、これからは俺達の仲間だ、よろしく賢人」がっしりと握手する二人、そして拍手が響きわたる
シャオリン「入隊おめでとうございます賢人さん、これからよろしくお願いしますネ!後これ海洋連邦軍の制服です、きっと賢人さんならお似合いですよ」
賢人「どうも」
マスタ「副艦長の孫だからって手加減せずにビシビシいかせてもらうぜ」
沙弥「よろしく賢人君」
重蔵「ワシは嬉しいぞ賢人や、お前の親父もきっと喜んでおるぞ」
賢人「じっちゃん大げさだぜ」
デク「よーし、野郎ども基地にもどるぞ!進路20、面舵いっぱい!!」
ギュスト「進路20よーそろ、面舵いっぱい!」
???
?「65号、お前をゲートから地球に送る。必ず地球を我らの手に取り戻すのだ」
?「要は殺せばいいんでしょ?いっぱい…」
翌日
デク「敵襲!?」
重蔵「艦長!サヴァイブシフトを」
デク「わかっている、サヴァイブシフト発進!」
ギュスト「了解」
マスタ「敵は北のシャングリラ周辺に展開しているぜ」
デク「みんな聞け、軍上層部より敵は以後ゲートロムと呼称する」
沙弥「扉から出てくるからゲートロムかぁ」
デク「それと今回の任務は01小隊と合同作戦を展開する」
シャオリン「お父様の隊と!?」
コウメイ『そのとうりだ我が愛しの愛娘よ』
シャオリン「お父様!」
コウメイ『やぁデク、久し振りだな。娘がいつも世話になっている』
デク「コウメイ、お前の娘は良くやっている」
コウメイ『この作戦が終わったらまた飲みに行かないか?』
デク「そうだな、しかし作戦前にプライベートの通信はあまりよくないな」
コウメイ『おぉ、すまなかった。シャオリン、また今度ゆっくり話そう』
シャオリン「ハイッ!お父様」
沙弥「シャオリンのお父様ったらまだ子離れできてないのね」
シャオリン「うんっ、でもそんなお父様が好き」
賢人「父親かぁ…」
重蔵「こら!お前ら、もうすぐ戦闘がはじまるんじゃぞ身を引き締めんか」
沙弥「はーい!」
デク「賢人はBVBで待機」
賢人「おう!」
マスタ「ゲートロム第二防衛ライン突破、なんだあの紫色のは、新型か?」
デク「拡散魚雷の一斉放射で牽制すると、アブソリュートレインボー(1番艦)に通達」
沙弥「了解」
デク「よし拡散魚雷てー!!」両艦による一斉放射
戦闘海域
?「ふふふ、だめだめこんなんじゃ僕は落とせないよ」
サヴァイブシフトブリッジ
マスタ「半数を撃破、未だあの紫は健在」
重蔵「速い!」
シャオリン「アブソリュートレインボーから通達、こちらは潜水機動兵器で仕掛けるとのこと」
デク「よし、我々も仕掛けるぞBVB出撃!」
賢人『へへっ、待ってました!ブルヴァンブルーでるぜ!!』
沙弥「うわー、01小隊の潜水機動兵器いっぱい出てきた。少しはこっちに回してくれてもいいのに」
重蔵「贅沢を言ってないでちゃんとオペレーションせんか」
戦闘海域
「よりどりみどり、みんな僕が壊してあげる」紫色の機体が次々と味方の機体を破壊
サヴァイブシフト医務室
アンリス「この感じ、もしかして…、だめー!!」
戦闘海域
「あの舟に何人乗ってるのかな、ふふふ…
逝っちゃいなよー!」無情な一撃がアブソリュートレインボーに突き刺さる。そしてアブソリュートレインボーは轟沈
続く
最終更新:2010年01月15日 07:58