第6話「嵐の後に」
???
シバ「……」大広間のような部屋に入るシバ、そこには4人の影が
?「よう、シバァ。任務失敗したんだって?ダセェ野郎だ」
?「いやねぇ、自分が選ばれなかったからってひがまないでよ」
?「お疲れ様シバ、あなたが苦戦するなんて珍しいわね」
?「………」
シバ「僕は楽しく人殺しできればそれでいいんだよ」
?「何言ってやがんだ、皆殺しが基本だろ、テメェは遊びが過ぎるんだよ」
シバ「単細胞の君に僕のやり方を理解しろとは言わないよ」
?「あぁん?」
シバ「言っておくけど彼は僕の獲物だよ、手を出したら誰であろうと殺す」
?「ハンッ、どうだろうなうっかり手が滑って殺してしまうかもな」目にも止まらぬ速さで移動し少年の喉元を鷲掴みにするシバ
?「アハハ!やっちゃえ」
シバ「僕を怒らせればどうなるかぐらい知ってるよね?」
?「上等だやんのか?あ!?」
?「そこら辺にしておかないか二人とも」背の高く位の高そうな男が二人の間に割ってはいる
?「あ~ん、閣下~」少女が閣下と呼ぶ男に抱きつく
閣下と呼ばれた男「私の子供達よ、いい子にしていたかい?」
?「おかえりなさいませヴィクセム閣下、お年寄りばかり相手にしていては流石に疲れたでしょう?」
ヴィクセム「そうだな、元老院の方々には早々に引退してもらいたいものだ、おっとこれは失言だったかな?」
?「別にいいじゃない閣下、今に閣下は全てを支配する存在になるんだもの。それより聞いてぇ閣下、シバったら任務ほっぽりだして敵前逃亡しちゃったんだよ?」
ヴィクセム「しかたがないじゃないか、シバは持病を抱えて戦っているんだ、余り無茶を言ってはいけないよ」
?「閣下はいつもシバに甘い、気にくわねぇ」
ヴィクセム「フフッ、そう私を困らせないでくれ。ところで初めての地球はどうだったかなシバ?」
シバ「想像していたのと全然違いました、そんな事より僕達の遺伝子に刻まれた奴らへの殺戮反応を抑えるのが大変でした」
ヴィクセム「そうだね、彼らは決して許されない。許してはいけない」
海洋連邦軍防衛基地、作戦会議室
デク「当面の間はその形で…」
重蔵「ふむ、そうじゃなその方がいい」
ギュスト「ではよろしくお願いします」
重蔵「任せておけい」ドアが開き賢人が部屋に入る
賢人「話ってなに?じっちゃん」
重蔵「おぉちょうどよいところに来たな賢人、アンリスは家で預かる事になった」
賢人「へ?」
重蔵「学校も通わせる、お前と同じ学校にな。ちゃんと面倒を見てやるんじゃぞ」
賢人「なんだって!?」
青羽家
アンリス「あのっ、お世話になります」
重蔵「そう堅くならんでよい、自分の家と思ってくれて構わんぞ」
アンリス「はいっ」
重蔵「たいしたもてなしはできんがな、あっはっはっは」
賢人「偉そうに言うことかよ」
重蔵「部屋は賢人の部屋を使うといい」
賢人「はぁー!?」
重蔵「嫌ならばお前はリビングで寝るんじゃな」
賢人「どうしてじっちゃんは俺の断りもなくそうぽんぽん物事を決めるんだよ!?」
アンリス「あの…嫌ですか?」
賢人「あ、いやそうゆうことじゃなくて…」
重蔵「もうこんな時間じゃぞ、うだうだ言っとらんと学校へ行く支度をせんか!」
花「賢人ー、遅刻するわよー…」
賢人「よう花!」
花「誰よその娘…」
賢人「あーその、なんだ?」
花「……」
賢人「えーと」
アンリス「初めまして私の名前はアンリス=フェーダです、今日から賢人さんの家で住まわせて貰うことになりました」
花「一緒に…?一つ屋根の下で…?」
アンリス「はい、一緒です」
花「け~ん~とぉ~!!」
賢人「うぉー!」
通学路
賢人「アンリスが勘違いされるような言い方するから」
アンリス「ごめんなさい…」
花「あんたも説明不足なのよ、本当に何でもないんでしょうね」
賢人「何度も言わせんなよ、と言うかお前に関係無いじゃん」
花「そっ、そうよね別に関係無いわよ、関係ないんだから!」
賢人「何だ?朝っぱらから元気なやつ」
花「あは、あははは」ひきつった顔で笑う花
ハイスクール
ユーガ「わぁー、誰々?君転校生?」
賢人「この娘の名前はアンリス、親の事情で今日から俺の家に住む事になった」
アンリス「よろしくお願いします」
ギア「賢ちゃんも隅に置けないね~、花ちゃんという者がありながら」
賢人「バーカ、言ってろ」
ユーガ「へー、アンリスちゃんかぁ」
賢人「あぁそうそう、俺の友達の紹介をするぜ。こいつはユーガ、ウォーターサッカーバカだ」
ユーガ「よろしくね」
賢人「こいつはギア、かなりのお調子者な奴」
ギア「へへっ、よろしく」
賢人「こいつは物知りのウイナ」
ウイナ「よろしくお願いします」
賢人「最後に委員長のリーファ、一番俺達の中でまともな奴だから分からないことがあったらリーファに聞くといいぜ」
リーファ「ふふっ、よろしくねアンリスちゃん」
ギア「ちょっと賢ちゃん、俺達がまともな奴等じゃないってどういことだよ」
ユーガ「そうだそうだ聞きづてなんないよ」
賢人「本当の事じゃん」
ギア「なんだってー!?」
ユーガ「ウォーターサッカーバカで悪かったね!!」
アンリス「うふふ、皆さん仲がいいんですね」
ウイナ「このクラス、この学校に限った話じゃないよ。この街は一種のコミニュティで形成されてるからね、みんな家族のような物さ」
花「子供の頃から見慣れた顔ばっかで飽き飽きしちゃうのよね」
ウイナ「兄弟って言っても語弊はないね、一番上のお兄ちゃんは賢ちゃんかな」
アンリス「賢人さんは皆さんから信頼されているのですね」
リーファ「賢ちゃんは自覚してないけどね、そこが賢ちゃんのいいとこかな。いつもみんなを引っ張ってくれる存在」
先生「HR始めるわよー、みんなはもう知ってるかも知れないけど転校生を紹介します」
アンリス「アンリス=フェーダです、よろしくお願いします」
放課後
ユーガ「賢ちゃーん、ウォーターサッカーの練習付き合ってよ」
賢人「悪い、俺はアンリスを家まで送ってやんなきゃなんないんだ」
ユーガ「えー、賢ちゃーん」
賢人「また今度な」
アンリス「いいですよ、行ってあげてください」
賢人「だけど…」
花「アンリスちゃんは私が送ってあげるからあんたはユーガに付き合ってやんなさいよ」
賢人「そっか、んじゃ頼んだぜ花」
ユーガ「花ちゃんありがとう」
花「ふーんだ、あんた達なんか一生ウォーターサッカーやってれば!行きましょアンリスちゃん」
アンリス「あっはい!」
賢人「何だ?花の奴」
ユーガ「女心は秋の空かぁー」
帰り道
花「あっあの、本当の所その、賢人とは…」
アンリス「賢人さんとは4日前に知り合ったばかりですよ」
花「そうよね、最近知り合ったばかりなのに何もあるわけないわよね。私ったらバカみたい、あはっ、あははは!」
アンリス「賢人さんの事が好きなんですね」壁にぶつかる花
アンリス「大丈夫ですか!?」
花「そっ、そんなわけないじゃない!誰があんな賢人なんか」
アンリス「(とてもわかりやすい人…)
初めて賢人さんと出会った時の話を教えてくれませんか?」
花「初めて?初めて賢人と出会ったのは…」ドカァ!ゲートロムがアトランティスに侵入
アンリス&花「キャアァー!!」
サヴァイブシフトブリッジ
デク「索敵!何をやっている」
マスタ「すいません、敵は特殊な光学ステルスを使用してる模様」
ギュスト「賢人を呼びますか?」
重蔵「いやそれじゃ遅い、BVBをアトランティスに射出するんじゃ」
デク「アンカーユニットを喚装後BVBを射出」
シャオリン「了解!」
アトランティス
花「うぅ…、賢人!?」そこにはのしかかる瓦礫の盾となる賢人が
賢人「嫌な予感がして二人の後追いかけて正解だったぜ」瓦礫を払いのける賢人
アンリス「賢人さん血が出てます、早く手当てしないと!」
賢人「大したこと無いから心配するな」
花「バカ!!」
賢人「!?」
花「大したこと無いですって?そんなに血が出てるのに大したこと無いわけ無いじゃない」滝のように涙を流す花
賢人「…ごめん、大したことあるよな」
アンリス「すぐに傷口を圧迫して止血しましょう、それと消毒が必要です」
花「うぅ…うぅ、…賢人」
賢人「何だ?」
花「助けてくれてありがとう」
賢人「…どういたしまして」ドガァ!破壊活動を続けるゲートロムを見て立ち上がる賢人
賢人「それでも俺がやるしかないんだー!!」立ち去る賢人
アンリス「待ってください賢人さん!無茶ですそんな体では」
花「行っちゃだめー!賢人ー!!」
賢人「あの野郎…」BVBを発見する
賢人「よう相棒」
シャオリン『パイロット搭乗確認、よく見つけてくれましたね賢人さん、賢人さん?
イャァー!血が、血が…』
賢人「大丈夫、このままいけるぜ」
重蔵『どうしたんじゃ賢人!?』
デク『頭から血が出てるじゃないか!無茶はよせ!!』
賢人「…ブルヴァンブルー出る!」BVB起動
重蔵『よさんか賢人!』
賢人「街の奴らを見殺しにしろって言うのかじっちゃんは!?」
重蔵『お前が死んだら本末転倒じゃ、わしゃお前に何かあったら宗谷に顔向けできん』
賢人「俺はこの間からあいつらに頭きてんだよ、命を何とも思ってないあいつらのやり方が!」
重蔵『賢人…』
デク『小佐、もう何を言っても無駄だ。今の賢人には』
賢人「へへっ…、さすが艦長」
デク『生きてまた会おう、賢人』
賢人「おう…」ゲートロムを発見
賢人「許さねぇ、お前らは絶対許さねぇ!」
続く
最終更新:2010年01月15日 08:01