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第一話「ロボットは青春さ」



願書…、あとはこれを出して合格通知を待つのみ。

これを入れたら後戻りは出来ない…(大袈裟?)

えーい!ポストにイン!

入れちゃった…、どうか合格しますように………

1ヶ月後


『野木 咲さん、あなたは本高に合格しました。おめでとうございます。つきましては―――』


やったー!あたし合格したんだ!!これで四月からあたしは高校生、なーんて今は浮かれていたけどこの後に待ち受ける災難に気付くはずもなく…


入学式

あれ、あれー…?本当にここであってるのかな?山際高校になってるし…

あたしが受けた高校は確か山“祭”高校だったはず…

あれー…、まっまあいいや高校には違いないんだから。

あはは…


「えー、これより校長先生の挨拶をお願いしたいと思います。では校長先生」

校長
「ごほん!まず皆さん入学おめでとうございます、これからうんたらかんたら―――」


ほーらやっぱり、普通の高校じゃん。よかった、あたしって心配症?


校長
「皆さんには心・技・体そして文武両道そしてロボット―――」

咲
「ふえ?」


しまったー!つい声が出てしまった。

みんなこっち見てるし~。

あたしは慌てて目線を逸らした、だってそうしなきゃ恥ずかしすぎる。


校長
「本高はロボット専門高校ですから―――」


咲
「ふえ~!」

おっ大声が…、てゆうかロボット専門高校ってなに?

この高校ってもしかして普通じゃない…?


ここであたしの事を少しだけ紹介します、あたしの名前は野木 咲。

至って普通な女の子、得意分野はバレー。

てなわけで中学生の頃はバレー部に所属してました。

中学生の頃は部活にかまけてて恋とかあんまり興味無かったけど、高校生になったら絶対彼氏見つけてやるぞー!って思ってたけど、思ってたのに…


「さん、野木さん!」

咲
「は、はひ!」

「困りますね、入学早々問題を起こしてもらっては」


えーと、確かあの後生徒指導室に直行→十分の説教→んで今に至る、はず…

目の前にいる人はあたしの担任の先生になる人、メガネを掛けていかにもエリートーって感じ。

この手の先生は十中八九冗談が通じないのであたしは真面目に受け答えをした。


担任
「野木さん、これからはあんな真似されては困りますよ」

咲
「は、はぃぃ…」

担任
「全く、彼といい。うちのクラスはこの先思いやられる…」

咲
「彼?」

担任
「ああ、あなたはあの後の事を知らなかったのですね?あなたが退場した後、とある生徒が『あれこそ青春!』とか言いだして大変だったのです」

咲
「はぁ~…」


うわー、なんかその人ヤバそ。

その人だけには絶対関わらないでおこう…。

あっ!そだ、あの事先生に聞かなきゃ。

咲
「あのぅ、先生」

担任
「なんですか?」

咲
「ロボットの専門高校ってなんですか?」

担任
「もしかして、あなたはこの学校の事知らずに入学したのですか?」

咲
「はい、ちょっとした手違いがあったらしく…」

担任
「そうですか、それは困りましたね。今現在、戦争においてロボットが主流なのはご存じですね?」

咲
「はい、テレビで何度か見たことあります」

担任
「本校はその戦争に優秀な人材を派遣すべく、ロボットについて教育していく現場です」

咲
「せっ戦争にかり出されるんですか?」

担任
「いえ、全部が全部そうなる訳ではありません。ある人は庸平になり政府に雇われたり、ある人は災害救助用のロボットに乗りレスキュー専門になったりと進路は様々ですが。あなたにはどれも向いていないようですね…」


ひっひぇ~、なんかとんでもない学校に入学しちゃったよー。

誰か助けて~。

その後あたしは一旦教室に行こうと先生が言って教室に案内してもらうことになった。

あたしこれからどうなっちゃうんだろ~。

一年J組、ここがあたしのクラスか。

ガラガラ


「君!君がさっきの子か!?」

あ、ヤバい人だ。

「君のようなロボットを愛する、そして青春をエンジョイしてる人は初めてだ!あれぞまさしく青春!!いや~あっぱれだ!」

うわ~、どうしよ。

肩とか掴まれちゃってるよ~。

地汐
「俺の名前は亜月 地汐、よろしくな!」

担任
「君、まださっきのこと反省していないのか!やめなさい、彼女が嫌がってるじゃないか!」

先生~、救いの手を差し伸べ手くれるのですね~。
さっきは悪口言っちゃってごめんね、前言撤回!

地汐
「察するところあなたは先生ですね!?これから三年間お世話になります!」

担任
「君は―――」

「なにを言っても無駄ですよ先生、バカにつけてやる薬はありません」

え~?なんかしゃしゃりでてきた~。

誰この人?

地汐
「誰だ貴様ーーー!名を名乗れ!!」

いちいちオーバーだなー…。

龍弥
「よくぞ聞いてくれた、俺の名前は天大 龍弥」

地汐
「人をバカ呼ばわりしやがって!」

龍弥
「やれやれ、本当にバカにつけてやる薬はないようだ」

地汐
「なんだと!天大 龍弥!俺と勝負しろ!!」

龍弥
「バカにつけてやる薬はないが一つだけ処方してやる荒療治がある。面白い、その勝負受けて立とう!」

ええ?ええぇぇぇ!?


続く


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最終更新:2010年01月15日 21:05