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10-2 ニコ&ナオミ


男の目の前に銃弾が朝焼けの光に反射して赤く輝いていてそれが無数に輝いていてすごくまぶしかった。
左に眼球を寄せると「線」が青い電流をまとって血走りながらこちらに向かってくる
「・・・・・」男は考えた。右に行けば「線」に追い詰められそのままつぶれてしまう
左を向けば一応「線」から避けられるが銃弾が左カーブ撚りな軌道だ。いったら蜂の巣だ。
周りを見る右足にペダルを踏んでいるローラーが蚊でも止まるような速さで回っている
「ん?・・なんだこれ・・止まっている!」
気づいてしまった。自分の体、周りの脅威 空間、そして女と銃
「あの女、裸じゃない・・何を来ているんだ?・女・銃・!」
男は感付き行動を示した。自分の体がさっきまでは1mmすら動かなかったが
2mm ふわっと柔らかく血脈が加速し 3mm 銃弾、「線」の速度を増した。
男 男は!首を右側ですぐさま傾ける銃弾のすさまじい風圧が左頭に襲ってくる。風圧と衝撃で一瞬めまいがするがその余裕も許されない
ロボットを右に傾けてすぐさましゃがむ、銃弾が上に通り越して「何か」に当たり火花がほとばしる
「線」も下にくぐってその隙に右手の熱で強引に「線」にぶつけていた。じゅぶじゅぶと沸騰する音が聞こえ青い電流がショートして電光を走らせる。
ぶちぶちと鳴り響く音は男は爽快な笑顔を見せて「線」を溶かしきった。さらに「何か」が突進する衝撃を利用し滑り台の様にすべりローラーで加速してさらに距離を話す
ナオミも「まさか!」と驚愕する物の、ニコのロボットがこちらに向かっている
やはりローラーが原因なのだろうか?距離を話した後左足のローラーが等々壊れ突進するショベルカーとロボットの軌道と別れてしまった。
ショベルカーはケーブルがぶつ切りになってしまったのか、ジャンプしながらそのまま突進し壁にぶつかる、しかしその壁は多少薄かった。
この空間はどこまで壊れているのか?どこまで荒んでいるのか?その答えは壁の中にあった。
ナオミはガラガラっと音にビビり、しかも前にはニコのロボットがせめて粉塵を巻き上がる
「いや!来ないでぎゃああ!」猛烈な粉塵の中に食われてしまった。しかし彼女はその前に一瞬だけ背中に光を感じていた。
粉塵に入る前に僅か一瞬だけ目の中には粉塵と粉塵の間に赤い朝が降り注ぎニコとその後ろには巨大な機械があった。彼女も初めて見たものだった。軽く2~300を超える巨大な機械
初めは暗闇を利用してニコを殺そうとしたのだが・・まさか
「ニコォォォ!!」
ナオミは周りの音にかき消されたが怒号と共に飲み込まれてしまった。


「はぁ・・!・はあ!・・!」
 ・・ギギギ・・ザザ・・ローラー・・破損・・ギギギギサヨ・・・サラ
機械からぼそぼそと流れてゆく、別れの声、男は何一つ聞いていなかった。目を細めてその光景を見ていた。
まぶしさがあふれている、その先には大きな水たまりがあった。よく見ると空を飛ぶ小さな影があった。
ほんやりした時間が流れた。暖かな、穏やかな包まれたものがそこにはあった。多少黒鉛と機械音、人の声もあったが
それを忘れさせるものだった。赤みがかった光がだんだんと黄色くなり、水たまりに反射して美しかった。
粉塵も収まった。その中には。また女がいた。ひどく怯えているみたいだが何やら砲塔らしき物の近くいた。
もうナオミはまた「女」に戻ってい待ったのである
「うう・・ひぐ・あああああ!」大声で泣き叫んでいた。男はそれに気づくが何もかける言葉もなかった。
ぎゅらり、ぎゅるり 音がかすかに響き始める、震動が立った。男と女は「何か」に顔を振り向けた。
ずんぐりと足で体を回転しこちらに向かってくる。男もローラーを機動させようとするが右足のローラーしか動かなく回転も右のみだった。
女もそれを見たのか「あああ!ああ・あ!」金切声で男にこちらを向かせ 体全体で砲塔を叩いている
男もこれが「使える」物としてはわかった物の「何に使えるんだ?」男は考えた。
「何か」はゆっくり近づいてくる一足、一足と砂塵を少しづつ巻き上げる力も上がりつつある
明るい空を前にして女も行動を起こした。女は男が乗っているロボットによじ登り操縦を横取りしてすぐさま左腕の鉄棒を投げ捨てすぐさまに砲塔を持たせた。
「おい!何するんだ」男の罵声を無視して女は砲塔をじっとにらんだ。「おい!」さらに罵声を浴びせるが
粉塵に巻き込まれたの体中が白く粉っぽくなってる女は勢いよく「何か」から違う角度に向けて指差した。
「?・・逃げるのか?」女は黙ってにらんだ、男に席にあるトリガーを無理やり握らせ「指を引け!」という合図を
体でパントマイムした。男もまだわからなかった。女は男の指を誘導して
男と女は2人同時でトリガーを引いた。
すると砲塔から無数の弾が乱射していた。明らかに外れていた。しかし不思議なことに弾の軌道が大きく曲がり
「何か」に当たる、ズガガガガ! 小刻みに震えながら段々と穴だらけになり黒鉛がもうもうと立ち込めてゆき
それまで撃たれながらも少しづつ進んできたが一部が爆発し、
ぎゅらり、ぎゅる・・ぎゅ。。る 動きが止まり炎が全体へと広がるのだった。
「・・あはは・・あばよ・・クソッタレめ・」男はそうつぶやいたが女は顔の皺を寄せてにらみ始めた。
「うわ!なに!」
女ははじめは睨んだが男の間抜けな顔に黄色い歯を見せながらそっと笑顔を見せた。
ロボットは「何か」を通り越し明るい空に向かって歩き始め、明るい光は白くなり始めて
その白い光のなか男と女は巨大な水たまりの音を聞きながら消えていった。


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最終更新:2011年12月08日 11:44