東北地震における水道の影響-岩手県-矢巾町

 今回の地震における水道への影響について情報収集をしようと考えました。市町村、都道府県単位で、時系列に情報をメモしていく方針です。

岩手県-矢巾町


 震災直後から現地での対応の経緯を詳しく連絡くださっており、応急対応に参考になる情報を多くいただきましたので、ページを独立させました。

18日


【水道】岩手県宮古市にて応援給水実施中(職員の方より)


  • 詳細は現地からの情報が名入り次第...


17日


【水道】漏水対応と応援給水(職員の方より)


  • 給湯器の破損による漏水修理の問い合わせが多くありました。指定工事店等の修理対応に時間がかかっているので、不凍栓による応急処置をお願いしています。
  • 地震発生後から実施している異常水量調査の結果です。使用者自身が気付いていない漏水(給湯器等からの軽微な漏れ)が多く報告されています。
  • 明日(18日)から沿岸地域に応援給水に行きます。


16日


【水道】災害時応援給水の体制を整えました。(職員の方より)

  • 給水車及び給水作業補助車の緊急通行車両届出を実施。
  • 機材及び派遣職員携行品を確認。
  • 派遣予定職員2名、3班体制で出動班を編成。
  • 日水協岩手県支部に対しいつでも被災地で応援給水活動ができる旨の連絡。


15日


【水道】震災への対応を評価するための会議を開催(職員の方より)

1)今後の方向性
  • 一連の地震対応が良かったのか悪かったのか、改善点は何なのかミーティングを実施。個別の水道システムがダウンした場合の危機管理を想定していたが、今回の震災により広域で社会システムが混乱している現状は違う次元を想定した対応をしなければならないことを確認、そうした中で水道の安定供給ををどう持続するか検討する必要。自分自身で問題を解決していく必要性を痛感。
  • 物流の混乱や停電の影響で、燃料、薬品等の調達が難しくなっている。浄水用薬品の調達もこれから厳しくなっていく方向。
2)水道事業体における当面の注意喚起
  • 地震発生以降、宅内漏水が多数報告されています。調査したところ大部分が給湯器等の凍結破損であることがわかりました。停電の影響により、宅内配管の凍結防止ヒーターが作動しないため、凍結したものと考えられます。凍結破損は特に外付け給湯器配管で多く発生しており、復電した地域でも軽微な破損に気づいていない需要者も多くいると考えられます。
  • 現在、燃料の不足で工事店が修理対応に遅れる例が頻発しております。対応策として、給湯器配管での漏水は不凍栓を閉めることで止められる場合が多いことを需要者に説明し、応急処置をしてもらうようお願いしています。

3)補足
  • 厚生労働省まとめにおける200件の断水は、全て停電による受水槽をもつ施設で発生したもので、復電と同時に解消。


14日


【水道】状況(職員の方より)

  • (11:17)矢巾町は上水・下水とも問題なく稼働しております。浄水施設、管路にはトラブルがありませんでしたが、宅内漏水は地震発生から14日9:00までに22件発生しました。こちらは、指定工事店が役場に常駐し速やかに対応しました。万全を期すため15日から全戸を対象とした異常水量調査を実施します。
  • (14:13)矢巾町水道事業ホームページ「水道やはば」が復旧いたしました。


13日


【水道】第一報(国立H院I先生、矢巾町職員の方より情報)

  • 現在(朝時点)西部系は電気が復旧し、浄水場も順調に運転。東部系はまだ電気が復旧しておらず、発電機による運転が続いてるが、配水に影響はない状況。余震が続いているので予断を許さないが、まずはいち段落。
  • 浄水施設、管路とも全くトラブルなし。揺れと同時に停電したので、自家発電の燃料をどうするかが課題であった。2日間自家発電でしのいだが、想定していないような事態が起こることが分かったので燃料の調達をどうしていくのかが今後の検討課題。停電で受水槽をもつ施設が断水となり、臨時給水所の開設と給水車による対応。現在は復電しはじめて、配水量が急速に増加しているので、その調整を検討中。下水(農業集落排水)の処理場で一部復電していない施設があり、そこに復電した地域から汚水が流れむことが予想されるのでそこの処理能力にも注意を払っている。


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