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78点

出演:堤真一阿部寛荒川良々田中麗奈谷村美月宮迫博之黒木瞳堀部圭亮宮藤官九郎

「この世に不思議なことなんて何も無いんだよ」
京極夏彦の人気シリーズ実写化第二弾。ただ前作姑獲鳥の夏に比べるとかなりケレン味が増したというか、かなりコミカルで受けがいいように作られているように感じました。
昭和27年、世間では連続少女誘拐事件が起こっており、その少女らのものと見られる四肢が箱につめられ、いたるところで発見されていた。同時期探偵である榎木津(阿部寛)のもとへ依頼が飛び込んできた。それは失踪した娘を探して欲しいというものだった。
視点や時間が前後し、章だてのようなものがされていますが、基本的にはひとつのストーリィです。
最初にも書きましたが前作とかなり違います。まず主人公である京極堂(堤真一)。同一人物と思えない。そんなキャラじゃないだろというところが多々見受けられます。次に関口(椎名桔平)。お前だれだよというほど原作とのキャラ改変ぶり。ウブメでは主要キャラということもあり原作によったキャラだったんですが、今回は狂言回しとも言える饒舌ぶり。一体どんな自己啓発セミナにいったんだ。そういう点では久保(宮藤官九郎)もかなりイメージと違いました。まぁ、嫌いな感じではなくむしろ好感がもてるキャラになりましたが。
ストーリィとしては大筋原作。ただ舞台装置や話の削除により、かなり違う印象です。まず箱屋敷。あんなショッカーの基地みたいなのじゃないと思うんですが。なんとなく森の中ていうイメージだった。
あとは木場(宮迫博之)の話がかなり減ったような気がします。ウブメが関口の話なら魍魎は木場の話だったと思うんでそこはちょっと引っかかりました。変わりに榎木津がかなり動いてますね。
久保や加代子(寺島咲)、頼子(谷村美月)の最後や装置はかなり脚色されてますね。特に加代子がいきなり出たため消失事件が無いのもかなり特徴です。
加代子と頼子の関係もちょっと薄い感じで加代子が痛い子にしか見えませんでした。
なんかこき下ろしてばっかな感じですが、点数が高いのは面白かったからです。正直前作の印象から見るのきつそうだなとおもってたんですが、いい意味で軽く仕上がっていて時間のわりにはさらりと見れました。結果的にいい作品だと思います。ただ、やはり原作の雰囲気が好きなのでそれがないのは残念なので80点まではいかないかと。

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最終更新:2010年11月08日 01:24