73点
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題名どおり、ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)の最期までの凋落、そしてその後降伏までのドイツ軍を主にヒトラーの秘書だったユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)の視点で描いていく。
ヘルシングとか読んでたんで、ドイツ軍にちょっと興味がありました。あとまぁ、世間で言われるヒトラーの別な面が見られるかなというのもあったかな。
ユダヤ人の虐殺といった怪物の面を後に知ったとユンゲが最後にいっているように、ヒトラーは癇癪や妄言じみたことをいうことはあっても、そのような怪物的な感じはありませんでした。後に妻となるブラウン嬢(ユリアーネ・ケーラー)をはじめとした女性や子供に接するときはむしろ優しい男として描かれています。もちろん規則が絡んだ場合は冷徹となることもありますが。背も小さく、顔色は白い、髪はパサパサ、左手は常に痙攣していると弱弱しい姿が描かれ、これが世界から蛇蠍のごとく嫌われたヒトラーかと感じましたね。
ドイツ軍人、特にSS(親衛隊)は名誉やプライドが一番といったイメージどおりの人から、それに反抗する人まで、やはり一様なものではなかったのだなと感じました。でも役割で演じる分にはドイツ軍って楽しそうだな。
自決は上級職だからあんなにきれいにできるんですかね。硫黄島の手紙での自決シーンでは手榴弾を飲み込んで自殺する凄惨なものだったのでその違いは気になりました。
戦時の話などでシンドラーのリストがちらつきましたが、個人的にはこちらのほうが見やすい印象です。ドキュメンタリー調ですが、面白いので興味があるかたは是非どうぞ。
最終更新:2012年03月09日 14:35