本番前
クール「いいか。今日のゲストはオペ子なんだ。なんとしてでもやつのファイルを解析しろ」
少年「わかりました」
本番
さぁ今日も始まりました。クールの
サワードパラダイス。今日のゲストはオペ子さんです。
「及びいただき光栄です。宜しくお願いします。」
こちらこそよろしくお願いします。さてオペ子さん、あなたは我々傭兵を戦場に派遣する立場なのですよね。
「はい。GRFとEUSTから派兵の依頼があった場合に、契約している傭兵を派遣します。」
派兵の基準などはあるのでしょうか。
「我が社は世界中に支部を持っており、基本的には近い支部の者を派遣することとなっております。また、傭兵ごとに得意分野なども様々に存在します。派兵の際はその辺りも考慮して決定するようにしていますね。」
GRFとEUSTの戦闘は、あなたの会社の社員同士の戦いになっていますね。そのことについてはどう思われますか。
「戦闘行為は、両陣営による対話の手段であると考えています。決着がつけば彼らも解放されるのでそれまでの辛抱と考えています。」
さて、ここでスペシャルゲストの登場です。リスナーモデルの少女ちゃんです。
[よ、よろしくお願いします。]
少女ちゃんは、先日行われた選考会で入賞を果たし、番組に出演することになったリスーモデルなのです。
彼女は、番組に出演したらしてもらいたいことがあるようなのです。
[オペ子さん、私をお姫様だっこしてください。]
「え、そんなことでいいんですか。」
[はい。私ずっとオペ子さんに憧れていたんです。今日お姫様だっこしてもらったらオペ子さんに近づけると思ったんです。]
「おやすいごようですよ。ちょっと待ってね。」
(よし、ファイルを置いたぞ。少年、隠し透視カメラは準備できてるか。)
(今、撮ってます。ばっちりです。サーモグラフィも順調に動いています。)
「少女ちゃん、軽いわね。どう、お姫様抱っこは」
[オペ子さんいい匂いがしました。あと何だか空を飛んでいるみたいです。]
「また会うことがあったらしてあげるわね。」
[はい、ありがとうございました。]
さて、そろそろお別れの時間となってまいりました。なにかリスナーにメッセージがあれば、
「ニュードを奪う戦いは過熱の一途を辿っています。今後、遺跡群や資材基地での戦闘も予定されています。
我々はさらなる戦力を求めています。来れ新兵!我らが旗のもとに!」
ありがとうございました。今日のお相手はクールと[少女でした。]
本番後
クール「おつかれ」
少女「おつかれさまでした。」
少年「解析終わりましたぁ。」
クール「よし、少年、モニターに出してくれ」
少年「あれ、何だか機材の調子が悪いな。変なノイズが」
少女「あ、きゃああああああ。」
クール「どうした少女。」
???「なるほどね。大方予想はしていたけどそういうことですか。」
少年「お、オペ子さんですか。」
オペ子「ええ、そうよ。こんなこともあろうかとこの子に心の一部を植えつけておいたの。」
クール「それはすごいな。で、どうしようと言うんだ。」
オペ子「あなたたちは秘密を知ろうとした。知ろうとしたからには、死んでもらわないと。」
クール&少年「ぎゃあああああああああああ」
少女「ふあああ。あれ、二人ともどうしたの。」
クール「か、解析を中止するんだ」
少年「了解しました。」
最終更新:2010年03月08日 20:16