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お嬢「………」
少年「? ど、どうしたんですかお嬢さん?」
お嬢「あなた、髪をのばしてらっしゃるのね」
少年「え、ええ…そ、それがなにか」
お嬢「…素敵ですわね」
少年「え? あ、ありがとうございます…」
お嬢「ちょっとこちらへよろしいかしら…当て身!(ズビシッ」
少年「…あ、あう…!?(ガクッ」

 * * *

 バタンッ!(ドアが開く音)

少年「うわああああん!」
熱血「何だ何だ? なにがあっ…た?」
お嬢「お待ちなさい! ブーツがまだですわ!」
まじめ「…ねえ、あの女の子、誰?」
クール「あの声は少年じゃ…いや、少年か?」
少年「だ、誰か助けてください! ベテランさん!」
ベテラン「お、お前少年か!? 一体その格好はどうしたんだ!」
少年「お、お嬢さんが勝手に僕の髪を…!」
お嬢「お手入れが行き届いていなかったので、わたくしが梳いて差し上げましたの」
少女「その可愛い服はどうしたのー?」
お嬢「わたくしの小さい頃の衣服ですわ。似合うと思って大至急取り寄せましたの」
ナルシー「ふむ。これはなかなか…センスの良さといい、その頃のお嬢さんの姿が目に浮かびますね」
お嬢「さあ、着せてみたい服はまだまだ沢山ありますわ! 早くこっちへおいでなさい!」
少年「み、みんな見てないで助けてください!」
インテリ「少年くん、こっち向いて! いい! いいわその恥じらいの表情!(パシャッ!パシャパシャッ!」
少年「いやあああああ! 撮らないでえええ!」

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最終更新:2010年07月20日 08:50
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