1-661

何となく考えた熱血×少年

「おい、お前!そこの、緑髪の!」
「? ぼく?」
「そうだよ、お前だお前!ちょっとこっち来い!
お前、さっきの戦闘を脇目で見てたがお前の戦い方はメチャクチャ過ぎるぞ!まず、無闇に近接戦を仕掛けるな!」
「えー、そんなことないよ!ちゃんと撃破数だって稼いでるし!」
「相手を倒したってこっちがやられたら意味ないんだよ!第一、それで怪我でもして戦闘継続困難、なんてなったら味方に迷惑がかかるだろ!
前線に出るのは構わないが、もう少し周りを見ろ!闇雲に突撃すればいいってもんじゃないんだぞ!」
「…うー。」
「唸ったってダメだ。とにかく、お前は一度自分の戦い方ってもんを見直すんだ。わかったな?」
「はーい。」
「やけに素直じゃないか。よろしい、では俺の説教はこれまで。
じゃ、作戦も終わった事だし飯でも食いに行くか。奢ってやるから、来いよ。」
「えっ、いいの!?やったぁ!」

「よぉっ、調子いいみたいだな?」
「あ、うん!あの日注意されてから、色々立ち回りとか見直してみたの。で、強襲や重火力に乗っても
火力に頼った接近戦からガトリングやサブマシンガンでの中距離戦闘を心掛けるようにしたんだ。そしたら、以前よりも良い結果がどんどん出せるんだ!」
「元々エイミングの素質はあったからな、お前には。何だかんだで、役に立てたみたいで良かったよ。」
「あ、でさ、さっきの戦闘でずっとリペアしてくれてたのって、君だよね?」
「はぁ!?ひっ、人違いだよ!俺はずっとBプラント付近で…」
「ウソ!だって肩にファイアパターン貼ってるのなんて君しかいないもん!あー、やっぱりそうだったんだー」
「ち、違う!それに、俺にはお前がまた無茶な戦い方をしてないか、そう、見張る義務があるんだよ!説教した大人としてな!」
「大人って言っても僕と三つしか変わらないじゃない」
「一々揚げ足を取るな!もう俺は行くぞ!じゃあな!」
「待ってよー、あ、赤くなってるー!ねぇー、お礼になんか奢るから一緒に食べに行こうよー!」
「うるせぇっ!」

1-663へつづく?


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最終更新:2009年12月13日 18:12
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