最適化とは、タイピングの打ち方を変えることによりより良い打ち方をする方法である。
狭義的に
ホームポジションを崩すことを表す場合がある。だが必ずしもホームポジションを崩しているというわけではなく
広義的にはホームポジションかどうかに一切言及せず自分が一番打ちやすい方法で打つことを意味する。
普通は後者の意味を指す。最適化には色々な方法がある。
具体的な方法 *主に一般的に普及しているQWERTY配列での方法
運指的最適化
たとえば「ぶらぶら(burabura)」という単語を考えてみると、ホームポジション的に打てば左手
人差し指をbで打つだろう。一度打ってみてほしい。
次に、左手人差し指でbを打たず右手人差し指でbを打ち且つ右手中指でuを打ってほしい。どうだろうか?とても速く打てるはずである。
このようにホームポジション的な通例の打ち方を改め、より速く打つ方法に変えることを最適化と言う。
特に今回の例のように指の動かし方を変えることを「指運的最適化」と言う。
他にも様々な方法があり次にその一例を挙げるが、便宜上右手のことを「右」、左手のことを「左」、
人差し指、中指、薬指、小指、親指のことを「人」「中」「薬」「小」「親」と訳し「右人」「左中」と記述することにする。
- 「牛乳(gyuunyuu)」の二度目のyの部分を右人ではなく左人で打つ。
- 「ぬ(nu)」「む(mu)」右人-右人と打つのではなく右人-右中で打つ。
- 音引き「-」を小指ではなく薬指で打つ。
これにより人差し指を移動させる負担が減り速く入力できしかも疲れにくい。
文字的最適化
「ぴかぴか」→「pikapika」ではなく「picapica」と打つようにどの英字を打つかを変えることを「文字的最適化」と言う。
他にも一例を挙げると
- 「むかむか」→「mukamuka」ではなく「mucamuca」
- 「にくい」→「nikui」ではなく「nicui」
- 「ふらふら」を打つ時は、「fu」を使うのではなく「hu」使い、「hurahura(uは右手中指)」
- 「U」の後が「M」「N」「B」ならば「U」を右手中指で打ち、「M」「N」「B」を人差し指で打つ 例・熊、曇り、ウナギ、ディズニー、素晴らしい、ルビー くは「CU」で打つ
上記に示した例以外ももちろんあるので自分で色々な方法を試してみてほしい。
同じ単語でもいくつかの最適化の方法があるがどれが合うかは人により個人差があるので自分が一番打ちやすいものを選べばいい。
かな入力や他の入力方法(dvorak)などでも最適化することができる。
最適化の起源
最適化の基本となる概念は以前から存在していただろうが、
これを広めた先駆者(主にタイピング界に)とされているのは
たにごんとされている。
Pocariとは対照的に、ホームポジション的な打ち方を根本的に改変し、独自の打ち方を確立した。
最終更新:2011年12月12日 23:06