BraveChampionsShip日本地域代表チーム『リューグークラン』の
タンクプレイヤー。
『ブレイブ&モンスターズ!』の攻略、ランクマッチ配信も行っている。
日本代表チームの一員なだけあって『ブレイブ&モンスターズ!』の実力は抜群。
パートナーの『オブシディアンスライム』を巧みに操って味方を守り、
不用意に接近する敵にはすかさず大打撃を与えるプレイングはまさに盤石。
ランクマッチにおいても最高ランクである『ブレイブ』のマッチング帯で勝率6割オーバー、
TOP500プレイヤーの中の1桁台にまで昇り詰めた事すらあるほどの実力派。
なのだが、彼には少々問題がある。
味方を守り敵を跳ねのけるという盤石で基本的なプレイングを、度々自分から放棄するのだ。
例えば本来守るべき味方を置き去りにして物陰に身を隠し、味方を餌に敵を釣り出してキルを狙い始めたり、
タンク適性のあるモンスターの中では飛び抜けて体が小さく、
またスライム特有の見分けにくいモーションというオブシディアンスライムの特性を悪用し、
奇抜なキャラコンで
スキルもスペルも無しに敵の中央に突撃したり、
単純にランクマッチ中にリアルで食事を始めたり、
とにかく言葉を選ばずに言ってしまえばトロールめいたプレイングを始めるのだ。
公式戦や大会の最中でも構わずそういったプレイに臨み(流石に食事を始めた事は今のところ無いが)
それなりの確率でそれを成功させるのは大したものだが、それはあくまでチームとの連携があっての事。
野良のランクマッチ中に突然タンクから見放されて囮にされる味方からすれば堪ったものではない。
実際、上述のブレイブ帯勝率6割超はチームメンバーとのデュオでプレイしていた時の事。
ソロで回している時はその奇抜なプレイに味方が付いていけず、勝率を大きく落ち込ませる事もざらにある。
それどころか、そうしたプレイングに固執しすぎて連敗し続け『レイド・グレード』はおろか
『セミ・レイド』にまで降格したシーズンすらある。
当時の配信やSNSはとにかく荒れた。
単なる愉快犯から、恐らくランクマッチでトロールプレイをかまされただろうプレイヤーまで
とにかく大勢が日本代表チームのメンバーが『セミ・レイド』帯にいる事を煽り散らかした。
黒刃は最初こそ
「あーうっせえうっせえ!どいつもこいつもコメントだけは
超レイド級だなオイ!」
「おいおいおい、マジでいい加減にしとけよ。あんま調子乗るとコメント認証制にすっからな。
RG帯のヤツしかコメント出来ないようにするよ?Discordで一人一人レートのスクショ貼ってもらうぞ?」
などと、まともに取り合わなかったが、そのせいか視聴者による煽りは悪化の一途を辿っていった。
それどころか同チームの流川たなの配信にまで荒らしが湧くようになる始末。
事態の収拾は最早不可能に思えた――が、流川たなの配信が荒らされた翌日、
黒刃はいつもよりも早めの配信を始めた。
『めんどくせえから今日中にブレイブまで戻す』と配信タイトルを掲げて。
結論から言ってしまえば、黒刃はそれを有言実行してのけた。
配信開始から9時間、勝率およそ7割、RG帯に戻ってからは一度も負ける事なくブレイブへの帰還を達成したのだ。
こうなってしまっては最早、視聴者も何も言えなかった。
一部の荒らしはそれでも否定的なコメントを続けていたが、言えば言うだけ恥になるだけだ。
誰もが不可能かと思われた挑戦を終えた黒刃はその後、マッチングをかけたままカップ麺を作りにいった。
そうして戻ってくる前に試合が始まり、AFK扱いで試合から除外され、
30分のマッチング制限を受けた挙げ句「はあ!?なんか蹴られてんだけど!ざけんなよクソゲー!」とキレて配信を終えた。
……上述のオチの後だと真面目な解説をするのもバカらしいが、
黒刃の基本的なプレイスタイルは巧みなハンドスキルと反射神経に物を言わせた暴力的な横綱相撲だ。
戦術の軸となるのは
ユニットカード『血戦場の鍵』。
同カードの効果は使用時HPの3割を失う代わりに任意の地点に強固な囲いを生成する短剣を召喚。
この囲いによって敵にタイマンを強制、敵チームの退路封鎖、自チームの保護を行い、
常に有利な状況で戦い続けるのが基本戦術となる。
加えてHP割合減少効果はオブシディアンスライムのパッシブスキル『芽吹く黒曜』(被弾時、被ダメージ量に応じて一定時間ATK上昇)
によって単なるデメリットではなく諸刃の剣としての運用が可能。
分断からのオールインはタンクロールのモンスターですら2秒と持たないほどの火力を発揮出来る。
その上『高回復』や『浄化』『再生』といったカードで持久戦もお手の物。
更には試合が長引けば『収穫祭の鎌』による超火力のジャガーノート化も可能と、
試合の序盤中盤終盤、どの時間帯でも隙のない
ビルドに仕上げられている。
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最終更新:2022年10月28日 06:40