BraveChampionsShip日本地域代表チーム『リューグークラン』のサポートプレイヤー。
『ブレイブ&モンスターズ!』の攻略、ランクマッチ配信も行っている。
日本代表チームの一員という事で、ランクマッチのレートは
当然のように『レイド・グレード』から『ブレイブ』帯の常連。
だがプレイヤーとして特に秀でていると言えるのはその対応力の高さと冷静さ。
対人戦において、サポートロールという役割は紛う事ない「貧乏くじ」である。
敵のアサシンには死ぬほど粘着され、自衛の為にカードを使えば
アタッカーへの支援がない事を非難され、
敵陣のど真ん中に一人で突っ込んで即死した
タンクにヒールが薄いと暴言を吐かれ、
そうした連中に介護に介護を重ねてなんとか勝利したら「キャリーしたわーw」だのと抜かされ、
そんなサポートロールのみでランクマを回しているにもかかわらず、
あいうえ夫は常に最小限のリソースのみで全ての状況に対処してみせる。
その上、決して取り乱さない。彼の配信画面には顔出し用のワイプがあるが、
そこに映る彼の表情は瞬きがなければ静止画と勘違いしてしまうほどだ。
過去に何故そんなにも冷静にプレイ出来るのかと聞かれると、
あいうえ夫は「一つの事にこだわらないようにしてる」と答えた。
なんでも彼は元々重度の凝り性で、名前でもキャラメイクでも凝り出すととそれだけで何時間もかけてしまう。
リアルでも幼少期はその性分のせいで苦労したらしく、大人になった今では
まず最初に「これはこだわるべきか」と考えて、そうでない事はばっさり切り捨てるようにしているとの事。
プレイヤーネームが「あいうえ夫」なのもその為だとか。
しかしアサシンの襲撃に備えつつ、アタッカーの支援を行いつつ、孤立しそうなタンクを救助出来る位置へ移動しつつ……
といったプレイングを見ていると、それは最早こだわらない事にこだわっているようにも思える。
ともあれ上述の通り、あいうえ夫のプレイスタイルはこだわらない事。
デッキに採用されたカードも殆どが微課金プレイヤーでも入手可能なレベルの平凡なもの。例えば、
『限界突破』:自衛力、与回復量、味方の火力向上。DEFとAGI上昇による間接的なダメージ軽減と極めて万能。
『高回復』:
スキルのみではリカバー不能なダメージへの応急処置。
『浄化』:スキルのみでは解除不可能な状態異常対策。またはスキルを使用する時間がない場合の応急処置。
『黎明の剣』:修正前の効果はATK/MATK倍化だった元ぶっ壊れスペル。
現在ではダメージを固定値で上昇させるが、それはそれで有用。
といったラインナップ。どれも平凡なカードだが、それは同時に堅実という事。
適切に運用すれば一枚一枚が劣勢を覆すだけの力を持つ。
とは言え……そのくらいの事はブレイブ帯のプレイヤーならば誰もが、程度に差はあれど出来てしまう。
在野の最高ランクプレイヤー達の、更にその上にまで昇り詰めるには、それ相応の切り札が必要になる。
それが『黄昏の剣(ナイトフォールエッジ)』の
スペルカード。
こだわらない事にこだわる男が、なおも選び抜いた切り札。
『黄昏の剣』はその名の通り『黎明の剣』をモチーフとして、それを改悪したスペルカードである。
効果は『使用者の現在のHPを8割減少させ、使用者のATK/MATKを1秒間2倍にする』。
……ご覧の通り、色んな意味で改悪されている。
これと、
パートナーである
クリスタル・オールドメイジのスキル『結晶流星』を併用する事で、
後衛の立ち位置から敵のタンクを瞬殺するほどの火力を発揮する事が出来る。
「味方を死なせたくないなら、何もヒールやダメージ軽減にこだわる必要はない」とは本人の談。
無論、この戦術は言うは易く行うは難し。
結晶流星の攻撃判定は、極めて高い攻撃倍率の代償として恐ろしく細く、しかも持続時間はほぼゼロ。
更にスキル発動の予備動作も決して短いとは言えず、回避されてしまえば逆にキルを取られるのは明白。
そんな諸刃の剣を、あいうえ夫は何度も実戦の中で決めてみせている。
BraveChampionShip日本地域準決勝においては結晶流星の貫通性能を利用し、
一枚のスペルと一つのスキルで、たった一秒の間にトリプルキルを達成した事すらある。
Youtubeで探せばそのシーンの切り抜きがいくらでも見つかるので、是非一度見て欲しい。
なお、それから一ヶ月ほど、同プレイを真似しようと黄昏の剣を積んでは瞬殺されて
チームに迷惑をかけるトロールサポートがランクマッチで大繁殖した。
ちなみにリアルのキャラメイクは彼にとってこだわるべき対象のようで、
髪型は七三分けの三の部分を殆ど剃り落としたフェードカット。髪色はディープグリーン。
ワインレッドのマットアイシャドウ、ミントグリーンのリップティントと、
なんというか……プレイスタイルからは想像も出来ない風貌となっている。
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最終更新:2022年11月02日 03:32