マイディア(プレイヤー名)

BraveChampionsShip日本地域代表チーム『リューグークラン』のサポートプレイヤー。
同チームのプレイヤーでは唯一、ゲーム配信を行っていない。
チームメイトとゲームをする頻度自体は高いようで、よく他のメンバーの配信に登場している。

名前の由来は本人曰く「こうすれば、どんな朴念仁も私を「愛しの」と呼ばざるを得ないだろ?」との事。
におわせやめてくださいしんでしまいます。
とは言え彼女はVtuberでもなんでもない、ただの一般人。交友関係の詮索なんて下世話な真似はやめよう。

日本代表チームの選手でありながら現役の高校生らしく、
ランクマッチのレート帯は『レイド・グレード』の中堅程度。
ブレイブ帯に到達した事があるのは1シーズンだけらしい。

だが外部サイトを通じて戦績を見てみると、シーズン変更に伴いランクリセットが入った後、
再びレイド・グレード帯に戻るまでの勝率は常に8~9割と、化け物じみた要領の良さが見て取れる。
学業と競技シーンが両立出来ているのも、こういった事が理由なのだろう。

またその要領の良さはプレイスタイルにも如実に現れている。
ランクマッチ及び大会中、マイディアが自身に一枚もカードを使わず決着する試合は全体の72%。
それでいて平均デス数はむしろ他のサポートプレイヤーよりもやや下、アシスト数は同程度となっている。

プレイの肝となっているのはパートナーである『ナイトヴェイル』の強力なスキルの数々。具体的には
長時間、味方の回避率が上昇し、敵の視界を悪化させるエリアを広域に展開する『消灯』。
射程内の任意の地点に暗幕を設置し、敵の視界を完全に遮断する『閉幕』。
2秒間、対象に一定量のダメージを吸収するバリアを貼り、吸収量に応じて対象にダメージバフを付与する『黄昏』など、
マイディアのナイトヴェイルは攻撃用のスキルツリーを完全に切り捨て、支援能力に特化されている。

デッキの構成は『高回復』『再生』『限界突破』など汎用的なサポートが可能なスペルが殆ど。
他には視界を制限するスキルを活かす『荊の城』『ドラゴン挟み』のようなトラップカード、
『座標転換』『瞬間移動』などの移動スペルも組み込まれている。

マイディアが取る戦術はその殆どが『消灯』『閉幕』による視界封鎖が起点となっている。
例えば、閉幕で敵の視界を遮る事でタンクアタッカーの動向を読めなくする。
奇襲に対して消灯のスキル一つで後衛二人の耐久力を上げて相方のスキルで確実に撃退する。
閉幕の向こう側に逃げ込むところを見せて、追撃が来るだろう地点に罠を置く。
『瞬間移動』『座標転換』が発動する瞬間を隠す事で迅速かつ予測困難な奇襲をするなど。

これらの戦術は対策自体はとても簡単で、ただ視界が制限されたエリアに入らなければいい……のだが、
それでは敵チームは自由に動き回り、無傷の後衛に援護されながら、好きな時に攻撃を仕掛けてくる事になる。

結局、罠があるかもしれないと分かっていても視界の悪いエリアに飛び込むか、
そうでなければ敵が暗幕の奥で自由に策略を組み立てるのを待ち構えるしかない。
つまりはスキルを発動するだけで敵にプレッシャーを与え、思考のリソースを消耗させられる。

そうした「カードに頼らない戦術」を旨としている為、マイディアには切り札と呼ぶべきカードがない。
むしろチームメンバーが試験運用したいカードを、本人の代わりに彼女のデッキに積む事すらある。

とは言え、これはどのチームでも行われる事ではある。アタッカータンクは即応能力を保つ為、
自己支援用のカードを備える必要があり、余計なカードを積む余裕はない事が多い。
公式戦の配信においても、経験豊富なキャスターはよくサポートのデッキから大凡の戦略を予想している。

実際、BraveChampionShip日本地域決勝戦で『分刻箱(タマテボックス)』を三枚積まれていた時は
配信上ではキャスターが、SNS上ではトッププレイヤーが大勢、その運用法について予想を立てていた。
残念ながら試合は『分刻箱』が使われないまま終わってしまったので、真相は分からず仕舞いになっている。

とは言え『分刻箱』の効果は
『使用時、前後1秒間のダメージを無効化する。その後、分刻箱(アイテム)を得る。
 分刻箱(アイテム)を使用または失った時、所持者は無効化したダメージと1.75本のATBゲージを得る』
というもの。

これはダメージカットのみを求めるなら『囮の藁人形』に劣り、
ATBゲージ加速が欲しいなら『超俊足』のようなデメリットのないスペルが存在すると、
どうにも使い勝手の悪いカードになっており、オンリーワンの活用法を見出すのは正直難しい。

強いて言うならメンバー間での被ダメージを擬似的に交換する事が可能なので、
黒刃がデッキに入れている『収穫祭の鎌』のダメージ量上昇を安全に行えるが……
答え合わせは世界大会を待つしかないだろう。


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最終更新:2022年11月16日 03:53