ハイバラ

言わずと知れた転輾(のたう)つ者たちの廟世界最速クリアチーム、リューグークランのリーダー。
『ブレイブ&モンスターズ!』の攻略、ランクマッチ配信も行っている。

学生でありながら選手としても活動している。
ランクマッチでのレート帯は『ブレイブ』の中でもトップ層の常連。
プレイ時間どうなってんだ勉強しろ。

元々、ブレイブ帯でも飛び抜けた強さで名を知られていた彼らだが、
それはあくまでPvPプレイヤー達の間での事に過ぎなかった。

あれだけ強ければいずれは大会なりなんなりで名を轟かせるだろうと噂されてはいたが、
転輾(のたう)つ者たちの廟最速クリアは彼らにとって最高のスタートダッシュとなった。

クリア報告の後、事実確認を終えた運営がSNSで最速クリアを公認した時は
あまりの反響にフォーラムは鯖落ち(これはアコライト外郭壊滅以来7度目)
SNS上では後方好敵手面をするPvPプレイヤー達が大量発生した。

かくいう筆者も彼らとは何度かマッチングした事があるが、
急に遠くへ行ってしまったような気がして少し寂しく感じている。
ブレイブ帯常駐アピール乙。セミレイド帯から上がれねえよどうすりゃ勝ち越せるんだ。
とにかく余計なミスをしない事。基本に忠実な事。俺達は日本代表プレイヤーじゃねえ。


メインロールはアタッカー。プレイスタイルは極めてオールマイティ。
敵が接近戦での火力に秀でるなら、その射程圏外から削り倒す。
敵が遠距離戦を望んでいるようならスキルや遮蔽物を利用して接近、粘着する。
長期戦がしたい相手には短期決戦を。その逆も然り。

パートナーである『ホワイトナイツナイト』の平均的に高いステータス、その中でも更に抜きん出たAGI、
そして卓越したプレイヤースキルを活かして、どんな状況にも対応してのける。


とは言え、敵に応じて戦術を変えるのは高レート帯のプレイヤーならば、ある程度は出来て当然。
しかしその中でも、ハイバラは常に理論上の最高値を出す事に余念がない。

例えば一撃もらえば即死不可避のパーフェクトマツタケマンを相手にしても、
常に敵の間合いの一歩外に付きまとい続けるようなプレイを好んで選ぶ。

それだけならまだしも、口実を見つけては『プライドバトル』を挑みがち。
とにかく何かしら理由を見つけては、突然パーフェクトマツタケマンの間合いに飛び込んでいくのだ。
その口実は極めて多岐に渡り、例えば……

  • 味方のサポートが攻撃されていて状況不利と見たから
  • 敵のサポートを味方が攻撃していて前衛への援護が薄く見えたから
  • 敵が想定していたより上手く動いてきたから
  • 敵が思っていたより拙い動きをして隙を晒したから
  • 現状が有利だから、ここで畳み掛けて優勢を盤石にしたい
  • 現状が不利だから、ここでリスキーなプレイをして状況をひっくり返したい

……もう、そういうプレイしたいだけじゃんって?その通りだよ!
強いて言うなら、ハイバラがそういうプレイに出る時は大抵そのまま勝利している。
実際には口実はなんでもよくて、単に理論値を追い求めた結果、
もう一歩前に出た方が強いという結論にたどり着いただけかと思われる。


しかし典型的なイケイケのアタッカースタイルでありながら、デッキの傾向はコンボ・長期戦重視。
『いずれ血に濡れる幼き旗手』を『鳥籠』で保護する幼女監禁コンボや
『夢の泉』に留まる事で付与される睡眠を『炎の壁』の自傷ダメージで解除し続けるカビゴンコンボなど、
少ないパーツで成立するコンボを好んで使用する傾向にある。
これは恐らく、成立までの行程が長いコンボほど妨害された時の立て直しが困難である為。

またBraveChampionShipの予選では
「チームメンバーとコンボパーツを分散所持する事で、本来の半分以下の時間でコンボを成立させる」
通称ユニバーサルコンボシステムを披露。

チーム全体がらしくない消極的なプレイを見せたかと思いきや
全員のATBゲージを黒刃のオブシディアンスライムに一点集中して『分裂』x3、『限界突破』『太陽の恵み』『融合』を使用。
僅か2ターンでオーバーフローラヴァスライムを召喚するという離れ業でキャスター陣とコメント欄を湧かせてみせた。

これまでもコンボパーツの一部をサポートに負担させる作戦は存在したが、
それをチーム全員で行ったのはリューグークランが初めての事。
一時は多くのチームがスクリムで同作戦を試していたと配信やSNSで噂になり、今大会のメタ戦術になるかと思われた。

が、結局アタッカータンクの自由度低下がミクロ面でのパフォーマンス低下に繋がる事、
加えて単純な連携の難しさを理由にどこのチームも、
先駆けだったリューグークラン自身でさえBCS本選ではUCシステムの使用を見送った模様。

とは言えUCシステムが斬新な試みだった事に変わりはない。
世界大会でも臆する事なく、新しい戦術に挑戦して欲しいものである。



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最終更新:2022年11月19日 04:19