テシー

偽名:テシー・ユニトピア
(本名:ジェシカ・ノーレッジ・ストラトス)

バストアップ画像
(絵:おぢたそ さん)
PL:K.*
初登場:単発卓「災禍の王剣」
年齢:23歳
性別:
クラス:メイジ
スタイル:サモナー(浅葱)/アルケミスト(紫)
所属・拠点:ヘルネン→劇団カンパネラ
ライフパス
出自:隠し子(表向きは勘当されたことに)
経験1:二つの顔(事件によりエーラムでは死亡扱いに)
経験2:探求(新たな知識を求めて旅を続けた)
目的:あらゆる知識を得る
禁忌:自他問わず秘密を暴露しない
◆趣味嗜好◆
方向音痴(無意識にエーラムを避けたがる)
◆家族構成◆
義父(偽):ローウェン・ユニトピア

経歴

聖印教会を信奉する家の長女、ジェシカ・ノーレッジとして生まれる。彼女は両親から大切に育てられ、彼女に魔法の才能があると発覚したときも、表向きは勘当という形をとったものの、「自分自身の目で世界を見て判断するように」と言葉を託された。ゆえに、エーラムで「ストラトス」の姓を貰った後も、「ノーレッジ」姓は名乗り続ける。
エーラムでは主に召喚魔法を専攻するが、これは他の世界の考えに触れようとしたためであり、実は最も適性が低いと診断された学科だった。学習には苦労しながらも、彼女なりに時間をかけて召喚の工夫をしたり、基礎課程ながら魔法の打ち消しで結果を残したりするなど、およそエーラム卒業の目途は立つくらいの実力をつける。

しかし、そんな頃、エーラムで過激な学生運動が起こり、彼らが彼女の出自に注目し標的にされてしまう。その動きを何とか察知した一人の教員により命は助けられるが、騒ぎを抑えるために公式では死亡扱いになるように偽装され、エーラムを後にする。その際に与えられた肩書きが「自然魔法師のテシー・ユニトピア」である。彼女はこれをいい機会とし、世界を旅して色々なものを見て回ることを決心する。それから今まで、日銭を稼ぐために一時的に旅先に留まることはあっても、どこかに定住することはしていない。

  • 単発卓「災禍の王剣」
旅行資金を稼ぐために一時的に大陸の東岸あたりのヘルネンという街に滞在していた際に、この地に伝わる王剣というものが関わる事件(一説によると、数百年前の当時の女領主と紅の楽士が関わる恋愛感情のもつれが原因と言われる)を解決する。この時に紅の楽士と出会い、かなり親しげに話を交わしていたが、彼女は別に恋愛感情は抱かなかったようだ。
ダンボール神こと荒井咲希と面識を持ったのもここでの話。

  • 開拓記4話(BSanother6) 「華の街、文化の祝祭」
セッションには干渉していないものの、ヴァレフール万博目当てにブレトランドを訪れていた。荒井咲希を視認したが声はかけなかったようだ。

  • 開拓記6話(BSanother8) 「混沌の明日に祝福を」以降
セッション外で劇団カンパネラに入団したようだ。団長のステラとはけっこう波長が合うらしい。入団後は公演の度に劇場を投影している。劇団の経営が危ういときは宿の投影もするようだ。

  • 挿話集3話(BSanother11)「天使たちの五線譜」
第4回マージャ国際音楽祭にて、劇団カンパネラが登場(テシーの登場は明言されているわけではない)。召喚魔法を利用した小道具や演出は彼女のものによるところが大きい。


性格

本来のジェシカは素直で面倒見のいい子だが、現在はあまり自分を詮索されないように、一見人当たりが良さそうでいかにも胡散臭い人間を演じているようだ。それでも人の良さは消えたわけではなく、何だかんだ余裕があれば手助けはするようだ。
あと、性格としては後天的なものだが、知的好奇心が強く、珍しいものや珍しい話を察知すると、どうにか聞き出そうとする(紅の楽士と親しげに話していたのもこの性格のため)。

全ては、親による「自分の目で世界を判断する」という言葉を愚直に守っている素直なジェシカであり、そのジェシカを守る処世術として維持しているのがテシーという人格である。


因縁

●荒井咲希  関係:仕事  感情:興味/隔意→食傷/猜疑心
ヘルネンで共に事件を解決した仲。始めはダンボールというもの珍しい物品に興味を引かれていたが、時間が経ってもう一度ヴァレフールで姿を見かけた際、あまりの代わり映えのなさに正直飽きてきた。

●紅の楽士  関係:興味  感情:好奇心/敵愾心
物珍しい楽器を携え、やや変わった口調で珍しくも積極的に自分に話しかけてくる投影体。当然興味は尽きないわけで、あちこちで現れた時の話をしてくれるので飽きもない。良い気にさせて話を続けさせるために、テシーは彼に思わせぶりな発言を何度もしているが、やはり恋愛感情はない。
敵愾心と書いてあるのは、何度も投影されて記憶を引き継いでいる投影体に対して、自分の経験量がどこまで張り合えるのか、無意識に対抗意識を燃やしているからだそうだ。

●ステラ  関係:同士  感情:連帯感/嫉妬
大陸の貴族出身であり、劇団カンパネラの団長を務める人物。今の上司にあたるが、関係はどちらかといえば悪友に近い。彼は団長として団員に無茶振りすることが多く、それはテシーといえども例外ではないが、テシーはむしろ彼の発想力に刺激され、新しいことに積極的に挑戦する機会と喜々として取り組む。そんな現状に不満はないのだが、その一方でこの(テシーにとって)かなり良い環境にずっといたステラに嫉妬してもいるようだ。


登場話(登場の仕方)

単発卓 『災禍の王剣』(PC)


セッション中の裏話

紅の楽士に対して「あなたのこと、もっと知りたいな」とか発言していましたが、それでも恋愛感情はありません。


メイキング秘話

好き勝手にやるキャラをコンセプトに作りました。その主な理由は、ダンボール神こと荒井咲希がセッションで孤立しないようにするための配慮です。


裏設定

エーラムの事件は、テシーが逃げることも含めてパンドラの工作によるもの。主にエーラムの学生に対するパンドラの勧誘が主目的で、テシーも勧誘対象ではあったようだが、テシーが今後パンドラに入ることはないだろう。

また、偽名の姓「ユニトピア」は自然魔法師として実在しており、師匠にあたる人物ローウェン・ユニトピア(単発卓『秘境の守り人』に登場)も口裏合わせに協力してくれている。




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最終更新:2021年08月21日 23:56