全身図
PL:助動詞にいてんろく(にーてん)
初登場:BS12「帰らざる翼」
年齢:18歳(初登場時)
性別:女
クラス:メイジ
スタイル:プロフェット(藍)/ウィザード
所属・拠点:ドラグボロゥ
ライフパス
出自:不明
経験1:俊英
経験2:憧憬
目的:表現
禁忌:怯懦
◆趣味嗜好◆
味覚がおかしい
◆家族構成◆
父:ダン・ディオード
母:アクシア
義父:ノギロ・クアドラント
義弟:ユタ・クアドラント
異母弟:シドウ・イースラー
異母弟:マーシャル・ジェミナイ
異母弟:ウィルバート・ファーネス
異母弟:エイト・ナカムラ
異母妹:ウチシュマ
異母妹:モルガナ
異母妹:ラーヤ・グレイ
経歴
アントリア北部を拠点に活動する女海賊アクシアと、当時流浪の君主であった現アントリア子爵ダン・ディオードの間に生まれる。
アクシアは白龍エスタークが「コートウェルズ南部の村人の娘」をさらって産ませた「半龍人」であり、ヴェルナには4分の1だけ竜の血を引いていることになる。
5歳の時に、魔法の才能があることが発覚、それまでの記憶全てを消去したうえで、ダン・ディオードおよびアクシアの旧知であった魔法師ノギロ・クアドラントに預けられ、エーラムに入門することとなる。
以降、順調にエーラムでの学修を積み重ね、藍の時空魔法学部で時空魔法を学ぶ。
時空魔法学部修了後、さらに研鑽を深めるべくエーラム魔法大学の大学院に進学、他の系統の魔法も含め、習得した。
また、料理は当人は得意と思っているが、竜の血を引いている故の壊滅的な味覚の持ち主であり、それに起因するトラブルを時折起こしてきた。
●BS12「帰らざる翼」
エーラムからの派遣部隊として、アントリア軍のコートウェルズ調査に同行する。
その中で、実父ダン・ディオードのこと、自身と3人の異母弟の出生にまつわる事情を知る。
だが、調査後、エーラムに戻ったヴェルナとしては「1人の魔法師」としての生き方が変わることは無かった。
●BS15「孝〜断ち切れぬ縁〜」
ヴァレフール南端の町オーキッドに実地研修に向かう。
同地ではヴァレフール伯ワトホートとローズモンド子爵ヘルマンの会談が行われていたが、その中で「毒ロブスター事件」が発生する。
時を同じくして、代わりとしてヴェルナが作成した料理が振舞われてしまう事件が発生するが、この件は本筋とは関係ない。
「毒ロブスター事件」は君主ルーク・ゼレンらによって解決し、ヴェルナはこの地での契約に至ることは無く、エーラムに帰還することとなった。
●BS17「受け継がれる魂」
紅の山の調査で行方不明となった師、ノギロ・クアドラントの捜索中に自身も紅の山の結界にとらわれ、行方不明となってしまう。
エーラムから派遣された騎士ハインリヒらの活躍によって、救出される。
●BS45「和平会談」、BS46「覇道と騎士道」BS48「雲を払う風」
マーチ村において、実地研修を兼ねて、ラファエル・ドロップスの補佐官を務める。
「ブラフォード動乱」の折に、アントリア方面から暁の牙の軍がマーチを通過したという情報をチシャに提供する。
一方で、この実地研修においても、ヴァレフール再統一に伴う新人事においても自身の契約先は決まることなく、再びエーラムへと帰還した。
また、この時、レアの伯爵就任に伴う様子を友人であるルナに頼まれて伝えている。
●BS50「伝統国家の契約事情」
ヴァレフール各地の君主による契約魔法師探しを兼ねた、「新伯爵就任記念式典」にエーラム側の主催者として参加する。
同式典内で発生した、堕天使ルシファーの襲撃に対して、現場の魔法師たちをまとめ、活躍する。
この折に、ヴァレフール伯爵レア・インサルンドから契約を持ち掛けられ、彼女付きの筆頭魔法師、すなわちヴァレフール魔法師団の主席として契約する。
●外伝『ブレトランド開拓記1~6』
グラン・マイアーらによるヴィルマ村復興の折に、彼らの上役として、首都ドラグボロゥから主に知識面でのサポートを行う。
復興がひと段落した折に、ヴィルマ村に派遣していた魔法師サラ・ロートに次席魔法師の任を提案し、彼女をヴァレフール魔法師団の中枢に引き入れる。
●BS53「天魁之壱〜山の麓、水の滸〜」
テイタニア周辺で出回っていた密造ポーションについて、グラン・マイアーから依頼を受けて鑑定を行う。
テイタニアで発生した汚染怪獣発生事件、冒険者ノエルからもたらされたヴァレフス復活とその対抗策となる108の星の情報について、事後報告を受ける。
以降、テイタニアでの事件に続いて、友人ルナ・エステリアがノエルと遭遇した話、トオヤ・E・レクナから届けられたノエルと同様の力を持つ君主
コンラートの情報を総合して、ヴァレフス復活の報に対してほぼ確信に至る。
●BS76「天魁之肆〜花の命、風の轍~」
伯爵レア・インサルンドと共に、ヴァレフール首都ドラグボロゥを訪れたノエルとの会談を行う。その中で、かねてより知っていた通り、自身に108星の1つ「地正星」の星核を宿す。
また、ノエルに対して、ヴァレフールの騎士としての身分の手配を申し出るが、それについては断られる。
以降、《テレコミュニケーション》の魔法をノエルに繋ぎ、彼の旅をサポートすることを約束する。
また、来たるべきブレトランド各国間の協力体制構築のため、改めて思索を巡らせているようだ。
性格
義父ノギロの影響もあり、慎重かつ内向的。が、数々の経験を経て、少しずつ変わってきたようだ。
基本的に心優しい性格は変わらないが、それ以上に「魔法師としての生き方」を貫き通すことに重きを置くようになってきた。
現在の彼女の至上命題は、契約相手であるレア・インサルンドの為に尽くすこと。
場合によっては実の父ダン・ディオードや、異母弟マーシャル・ジェミナイと敵対する可能性すらあるが、そういった覚悟も含めてヴァレフール筆頭魔法師になった彼女は、ここに来て初めて、これまで生き方の指針で合ったノギロ師とは明確に違う道を歩み始めたのかもしれない。
もともと、父親の所業のせいで恋愛嫌悪の傾向があり、理論・戦略を組み立てるにも、人の想いや感情を捉え切れていない節があった。
が、ノエルの返答の理由を聞き、若干その態度は軟化した模様。
父親の生き方については未だ否定的だが、人の想いというものは彼のようなものばかりでもない。ぐらいには思い始めた。
因縁
●ノギロ・クアドラント 関係:義父 感情:尊敬/感謝
5歳でエーラムに来たヴェルナを育てた、父親であり、魔法の師匠。
それ以前の記憶が消えているのもあって、ヴェルナの性格形成にも多大な影響を及ぼした。
ヴェルナとしては、自身の出生を知った後も、ノギロが唯一の父親であると語っている。
●レア・インサルンド 関係:契約相手 感情:忠誠/庇護
ヴェルナの契約相手にして、当代のヴァレフール伯爵。
ヴェルナにとっては守るべき相手であり、共に歩む協力者であり、なおかつレアの「大国の君主たらん」とする生き方には尊敬の念を抱いている。
レアが君主らしくあるように、ヴェルナが「魔法師であれ」を信条に生きるゆえ、2人の間に通じるものもあるのかもしれない。
●ルナ・エステリア 関係:友人 感情:友情/心配
エーラム時代からの友人で、今も時折連絡を取り合い、親交は続いている。
互いに、もともと少人数で知られるクアドラント家とエステリア家の門下生であったのもあり、それほど多くない貴重な友人の1人である。
なお、当然ながら、ルナが自身の契約相手の実姉であるということを、ヴェルナはまだ知らない。
●ノエル 関係:協力者 感情:可能性/懐疑
108星の筆頭、天魁星を宿す冒険者であり、ヴェルナとしてはこの戦局の最大のキーパーソンとして見ている。
一方で、なぜ彼のような一介の冒険者が108星の筆頭なのか、という点には懐疑もある。
BS76での彼との会話によって、彼の「一介の冒険者であるがゆえ」の考え方に触れ、一応は天魁星の宿し主として納得した模様。
これからの彼の旅路を、期待と若干の不安の織り交じった目線で、見守っている。
登場話(登場の仕方)
BS12 英霊4『帰らざる翼』(PC)
BS15 八犬伝1『孝〜断ち切れぬ縁〜』(NPC)
BS17 英霊7『受け継がれる魂』(NPC)
BS45 風雲録10『和平会談』(NPC)
BS46 風雲録11『覇道と騎士道』(NPC)
BS48 風雲録12『雲を払う風』(NPC)
BS50 魔法都市2『伝統国家の契約事情』(PC)
外伝 開拓記1『焼け跡の村よ、こんにちは』(NPC)
外伝 開拓記2『新たなる訪問者たち』(NPC)
外伝 開拓記3『魔境少女の影』(NPC)
外伝 開拓記4『華の街、文化の祝祭』(NPC)
外伝 開拓記5『過去を識る頃に』(NPC)
外伝 開拓記6『混沌の明日に祝福を』(NPC)
BS53 水滸伝1『天魁之壱〜山の麓、水の滸〜』(NPC)
BS76 水滸伝24『天魁之肆〜花の命、風の轍〜』(PC)
セッション中の裏話
メイキング秘話
裏設定
最終更新:2019年09月23日 12:54