メーベル

メーベル・リアン

全身図
PL:
初登場:BS49「新興国家の契約事情」
年齢:22歳
性別:女性
クラス:メイジ
スタイル:アルケミスト[紫]
所属・拠点:グリース・マーチ
ライフパス
出自:工房(薬工房の娘)
経験1:名声(薬師としてある程度名を馳せていた)
経験2:暴走(魔法の才能が発現した頃、制御できずに暴走を起こした)
目的:王佐
禁忌:怠惰
◆趣味嗜好◆
動物に話しかける
◆家族構成◆
義父:メルキューレ・リアン
義伯父:アルジェント・リアン
義妹:ローラ・リアン
義従妹:ラナ・リアン
義従弟:ランス・リアン

経歴

 大陸のどこか、とある町で薬工房の娘として生まれる。生来薬の作用などに興味があった彼女は、工房の跡取りとして着実に実力をつけていった。
16歳頃、魔法師としては遅めなものの、魔法の才能を発現する。その力でもっとよく効く薬(エーラムに言わせればポーション)を作ってみようと試みたが、混沌を制御しきれずに暴走、小規模ながらも混沌災害を起こしてしまう。
庶民にとっては、混沌は恐怖・排除の対象であったため、彼女は自分の両親を含めた周囲から迫害されるようになる。行き場を無くした彼女を引き取って養女(弟子)として育てたのが、現在の父親にして魔法の師匠であるメルキューレであった。

 エーラムにて勉学に励んだことで魔法の制御を覚え、一人前の魔法師として錬成魔法科を卒業。アロンヌの港町イオを治めるルイ・ディヴェルジェと魔法師契約を結び、彼の治世を支える……はずであった。
ルイの契約魔法師として仕事を全うしようと意気込んだのもつかの間。なんとこの男、メーベル(を含む様々な女性)に執拗に性的関係を迫るとんだセクハラ野郎だったのである。
彼の(夜の)誘いを躱しつつ、義父に仲介役を乞い、なんとか破約に持ち込んだ(ついでに「こいつとんだ淫行野郎です!!」などと言ってルイを告発した)。

 そうしてエーラムに出戻った彼女であったが、義妹ローラ、義従弟ランスの卒業及び就職活動に合わせて、再就職の機会が訪れる(BS49「新興国家の契約事情」)。諸々の経緯の末に、少年君主セシル・チェンバレンと再契約を結び、現在はグリース領マーチ村にて、契約魔法師として勤務している。

●BS49『新興国家の契約事情』
 初登場回。リアン一門の弟妹と共に、就職活動のため「君主と魔法師の合同」合宿に参加する。そのなかでルイと再会したり聖印教会の過激派の教徒たちと殺傷沙汰になったりいろいろあったが、無事、グリース領マーチ村領主のセシル・チェンバレンと再契約を果たす。

●BS52『覇権国家の契約事情・後編』
 マージャの音楽祭にグリースの歌姫ポーラが出場するとのことで、主君のセシルとその親衛隊長のSFCとともに護衛として同行。マージャで就職活動中だった末弟ランスを見つけ未だ就職できていない彼に呆れる。しかし、そこで起きた事件を終え、やっとのことでマージャ村領主レインとの契約を果たしたランスを見て、彼の成長を確認するとともに、心の底から安堵した。

●BS65『天勇之弐〜混沌核は眠らない〜』
 暁の牙の傭兵君主イェーマと出会い、「地雄星」の星核を覚醒させる。星にかける理想は、「混沌のせいで大切な絆を無くす人がいなくなる世界」であった。

●BSDO2『牧場にまつわる諸事万事』
 二年前のおはなし。オーギュメントパワーの発動に苦戦していたが、同じ錬成魔法科の先輩の助言もあり無事克服。気分転換として向かった牧場で羊をもふったり解剖したりして、充実した時間を過ごしたようだ。後の契約相手、ルイと出会ったりしている。

●BS74『天勇之参〜心を縛る権利〜』

●BS84『天勇天雄之伍〜縁結び〜』

●BS91『天魁天勇之漆〜時の羅針盤〜』


性格

 日頃は温厚で、動物に対して話しかけるような柔和な性格だが、一度目の就職時の経験から「軟派な男性」をひどく厭うようになり、そのような男性が目の前に現れると嫌悪感を露にする。また、現在の家族であるリアン一門の面々をとても大切に思っており、特に末弟ランスについてはいつも心配している。いろんな意味で。
 余談だが、彼女の「かわいい」は非常に範囲が広く、彼女に言わせてみれば犬も猫も蛾の幼虫も「かわいい」らしい。


因縁

●ローラ・リアン  関係:義妹  感情:かわいい/可能性
 リアン一門における妹弟子であり義妹。実は、エーラムに来たばかりで他人に心を開けずずふさぎ込んでいたローラを元気づけ、励ましたというエピソードがある。
 それもあって彼女らの絆は強く、ローラはメーベルを「お姉様」と呼んで慕い、メーベルもローラを特別可愛がっている。

●ラナ・リアン  関係:義従姉妹  感情:同志/隔意
 同門の同輩で、義父メルキューレの実兄(にして兄弟子)のアルジェントの養女。つまり姉妹弟子ではなく厳密には従姉妹弟子。だがメーベルは特に気にしておらず、同い年なのもあって、彼女を双子の姉妹のように思っている。ただ、他人に干渉したがらないマイペースな彼女に、心の距離を感じることもある。

●ランス・リアン  関係:義従弟  感情:食傷/かわいい
 ラナの義弟なので、メーベルにとっては義従弟。もちろんメーベルはそんな細かいことを気にせず、弟として扱っている。常時意味不明な言葉を発して周りを混乱させる彼に食傷気味だが、なんだかんだいってかわいい弟であるので、ツッコミつつも温かく見守っている。

●メルキューレ・リアン  関係:義父  感情:憧憬/慕情
 義父であり、過去に行き場を無くしたメーベルを救った、彼女にとっての憧れの人。出会った当初から彼を慕い、それとなくアピールしているがまったく気づいてもらっていない。
 メーベル自身も彼を思う感情が「恋」や「愛」なのか「ただの憧れ」なのか判別できていない。

●アルジェント・リアン  関係:義伯父  感情:尊敬/恐怖
 義伯父。魔法師として尊敬する相手でもあり、愛すべき家族でもあり、メルキューレの視線を奪う恋のライバル(?)。出会った当初は彼の辛辣な物言いに萎縮していたが、彼が何だかんだ面倒見がいい性格だと知ったので、現在はそれほど怖がっていない。

●セシル・チェンバレン  関係:主君  感情:庇護/可能性
 現在の契約君主。契約しようとした当初は、「彼ならもう一度魔法師として仕えられる」というよりかは、「どこか不安定な彼を支えなければ」という感情を抱えていたが、BS52「覇権国家の契約事情・後編」での事件を通じて、彼の君主としての力量を確かに感じ、忠誠心を一層強めることになった。しかし、やはりかなり年下であるため未だに「護らねば」という意識が強め。

●ルイ・コンドルセ(ディヴェルジェ)  関係:元契約相手  感情:侮蔑/嫌悪
 元契約相手にして、世界で一番心の底から軽蔑する相手。メーベルとの破約の際、数々の乱行が発覚したことによって入婿先のディヴェルジェ家を追われ、コンドルセ家に出戻る。その後新たな契約魔法師を探すために「君主と魔法師の合同合宿」に参加する(BS49「新興国家の契約事情」)が、同じく再契約相手を探していたメーベルと因縁の再会を果たす。詳細は省くが、その合宿にて幾度となく命の危険に晒されたためすっかり怯えてしまい、結局リアン一門の誰とも契約することなく自分の所領に逃げ帰った。

●ヨハン・デュラン  関係:友人  感情:友情/信頼
 同じ錬成魔法科出身であり同い年の、数少ない男友達。メーベルにとってはリアン一門の面々にも吐き出せない愚痴を放てる貴重な存在であり、彼には強い信頼を置いている。


登場話(登場の仕方)

BS49『新興国家の契約事情』(PC)
BS52『覇権国家の契約事情・後編』(PC)
BSDO2『牧場にまつわる諸事万事』(PC)
BS65『天勇之弐〜混沌核は眠らない〜』(PC)
BS74『天勇之参〜心を縛る権利〜』(PC)
BS84『天勇天雄之伍〜縁結び〜』(PC)
BS91『天魁天勇之漆〜時の羅針盤〜』(PC)


セッション中の裏話



メイキング秘話



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最終更新:2021年11月01日 20:58