全身図
PL:助動詞にいてんろく(にーてん)
初登場:極大聖印リレーキャンペーン(バルレア編)
年齢:18歳(開拓記登場時)
性別:女性
クラス:ロード
スタイル:アーチャー/キャヴァリアー
所属・拠点:不定(旅の途中)
ライフパス
出自:喪失
経験1:学生運動
経験2:質素
目的:革命
禁忌:虚偽
◆趣味嗜好◆
方向音痴(ごく軽度)
◆家族構成◆
父母および多くの兄姉がいたが消息不明
経歴
聖印教会、月光修道会に所属する司祭にして、月光修道会代表代行。
大陸某所の街にて、学者の一家の末っ子として生まれ、幼い頃から、学者の父親の姿を見て、大家族の中で知的好奇心豊かに育つ。8歳になった時、家族全員は養いきれなくなったゆえ、末っ子のシェリアは街の教会に修行に出される。しばらくは聖職者見習いとして過ごすが、後に父親譲りの才覚を発揮し、神学を学ぶために街の教会を代表しての留学生に選ばれる。
しかし、留学中に、故郷の街が混沌災害で壊滅。帰る先を失ったシェリアは、留学先にとどまり、神学校卒業後には聖印教会の命で各地に派遣される聖職者として活動するようになる。
●極大聖印リレー(バルレア編)
バルレア、ウィステリア騎士団領の街に侍祭として派遣されたシェリアは、同地の騎士アスベル・チョコリエール、ナナミ・ルインロードらと共に、バルレアの“瞳”探索などに活躍する。その過程での魔境探索時に、獣人の邪紋使いの少年ノアを保護する。彼に懐かれたことに当初は困惑するが、最終的に「聖印教会の目的は皇帝聖印を現出させ、民を救うこと。」と改めて決意し、彼に「邪紋使いであっても共に皇帝聖印の現出を目指す覚悟があるか」と問い直したうえで、自身の侍従とする。この頃から、シェリアの思想・教義解釈には少しずつ変化が起こり始めてきたようだ。
また、バルレア滞在時代にフラッグを発現。宿すフラッグは、"無窮なる意志の戦旗"ことアーバレスト。奇しくも、後に滞在するヴィルマ村の領主、グラン・マイアーと同じ系統のフラッグである。
バルレア離脱後、ノアと共に旅をする中で、各地の教会を巡りながら、改めて聖印教会とは何か、宗教とは何かということを考察していく。その中で、月光修道会に出会い、修道会に加入したうえで、司教ベスダティエの元で活動するようになる。
●外伝「ブレトランド開拓記2~6」
布教に訪れた派遣司祭として、開拓途中のヴィルマ村に現れ、滞在する。その本来の目的は、ボルドヴァルド大森林の中にあるとされる隠れ里の情報収集であった。ベスダティエの秘書であったミゼスの起こした事件によって、ベスダティエも連座して失脚した後は、その後任を月光修道会の有力者たちと相談するために、再びの旅に出る。
●BS56「天機之壱〜光を蝕む病〜」
神聖学術院学長ブランシェ・エアリーズを訪ねてバランシェの街を訪れる。時を同じくしてバランシェを訪ねていたエイル・ニカイドらと共に聖印に宿る病である腐虫病の原因解明と治療に協力する。また、その過程で月光修道会代表後任について、アドルフ・エアリーズおよびブランシェ・エアリーズ父娘から委任状を提供される。その後、バルレアにて大司教ジークリンデ・ベルウッドを推挙するものの、多忙によって断られたことから、自身が月光修道会代表代行となり、当面の職務を行うこととした。現在、正規の代表の座は空席である。
●BS77「天閑天雄之参〜魂と器〜」
月光修道会の新たな指導者となりえる人物の情報を求めて、エストの街にファーレンハイト神父を訪ねる。
修道会の有力人物の情報は得られなかったが、同地で出会ったクワトロ・スコルピオ、キャロル姉妹、イサミらと共に、アントリア北西海域の魔境探索に助力する。
その行程の中で、サロメから、トランガーヌ枢機卿ネロ、日輪宣教団支部長リーベックも108星の1つを宿していることを聞く。
今回の魔境探索後、「もし大毒龍戦で神聖トランガーヌが他国との共闘を余儀なくされるなら、聖印教会内部でも一悶着起きるに違いない」と推測し、密かに根回しするために、イスメイアへと旅立った。
ひとまずの目的は、ネロ・カーディガンの代わりにより過激派が枢機卿になる、という(シェリアにとって)最悪のシナリオを回避すること。
性格
基本的に温厚+冷静。
というより、落ち着いた態度を見せている方が多くの場合、最終的に自身にとって有利に働くと考えている。ゆえに、内心ではかなり辛辣なことを考えており、それを態度に出した方が交渉に資すると思えばそのように振舞う。何にせよ、ひたすらに理詰めで動いている人物。
因縁
●ノア 関係:主従 感情:庇護/感謝
自身の侍従であり、自身の考えを見つめなおすきっかけをくれたという意味で大切な存在。
ちなみに、彼はスキル「鳥獣の友」を持っているので、シェリアの乗騎である狼とも話せる。
●サロメ・キャロル 関係:通りすがり 感情:可能性/不信
108の星を目覚めさせることが出来る8星の1つを宿す少女。
ブレトランドに迫る脅威を退けるキーパーソンとして、期待を持ってみている。
会話の中で漏らした「人間ではない」という話が気にかかってはいるものの、シェリア自身あまりこの手合いとの問答が得意でないのもあって、問い詰めるのは見送った。
●ラケル・キャロル 関係:通りすがり 感情:興味/警戒
旅の途中で出会った、神聖トランガーヌからやってきた少女。
その思想は正反対だが、その境遇、教義への迷いは、かつての自分を思わせる。
いずれ、立ちふさがる敵となるのか…それとも…?
登場話(登場の仕方)
極大聖印リレーキャンペーン(バルレア編)(PC)
BS外伝 開拓記2『新たなる訪問者たち』(NPC)
BS外伝 開拓記3『魔境少女の影』(NPC)
BS外伝 開拓記4『華の街、文化の祝祭』(NPC)
BS外伝 開拓記5『過去を識る頃に』(NPC)
BS外伝 開拓記6『混沌の世界に祝福を』(NPC)
BS56 水滸伝4『天機之壱〜光を蝕む病〜』(PC)
BS77 水滸伝25『天閑天雄之参〜魂と器〜』(PC)
セッション中の裏話
メイキング秘話
裏設定
司祭の肩書を持ち、月光修道会の代表代行を務める聖職者であるが、彼女自身は神などは微塵も信じていない。(もちろん、公言してはいないが)
その本質はどちらかというと心理学者や社会学者に近いものであり、宗教を効果的にどうやって使い、魔法師や邪紋使いの力もどう使えば皇帝聖印にたどり着けるかを考えている。
彼女の目的は、誰かが皇帝聖印を現出し、この混沌の時代を終わらせること。もしくは、混沌の時代の中でより多くの人々を救うことである。そのためには、考えられる手段はすべて受け入れ、利用する。聖職者としては褒められた考えではないが、彼女なりに混沌に苦しむ民をより多く早く助ける術を模索してきた結果である。
他の聖印教会信徒、特に日輪宣教団などがが言うように君主のみの力で皇帝聖印が実現する、という考えは非現実的と考えており、魔法師や邪紋使いとの確執を大きくするだけの彼らはむしろ皇帝聖印から遠ざかっていると思っている。
最終更新:2019年10月01日 20:56