全身図
PL:助動詞にいてんろく(にーてん)
初登場:BS外伝「知らなければよかった」
年齢:7歳(外見)
性別:女性
クラス:投影体
スタイル:神格
所属・拠点:トピア・サークル
ライフパス
出自:自然神
経験1:死と復活
経験2:虜囚
目的:定住
禁忌:虚偽
◆趣味嗜好◆
器も味のうち
◆家族構成◆
特になし
経歴
ブレトランド南部に位置する、ボルドヴァルド大森林内にある隠れ里「トピア・サークル」に住まう神格。
神としての名前は保食神(うけもちのかみ)、あるいは宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)という神と同一視される。分かりやすく言うならば、稲荷神社に祀られているお稲荷様のことであり、食物の神である。アトラタン投影以降は呼びやすさを重視して、イナリと名乗っている。
アトラタンに投影されたのは、投影体フリードリヒ・ニーチェに呼び出されたことによる。アズライール、ロキと同様に、宝石に封印される形で長らくの時を過ごしていた。長い年月の末に封印が緩み、近年になってようやく姿を取り戻した。もともとかなり大らかな性格なのもあり、本人はあまり気にしてはいないが。
長らく封印されていたものの、本人は「まー、マターリ引きこもってただけにゃしー」と、特に気にしていない。森の中で封印が解けて以降は、しばらくヴィルマ村に滞在していたが、焼き討ち事件の時に逃げ出してまた森に戻った。ちなみに、その際、ロキらしき存在が近くにいることには気付いていた。トピア・サークルに戻ってからは、また自由気ままに暮らしている。当面の目標は、美味しい油揚げを素材から作ること。トピア・サークルの一角に大豆畑を作っている。
●外伝「知らなければよかった」
トピア・サークル近辺に現れた図書館型の魔境を、同じ里に住む魔法師や投影体たちと共に探索する。
その過程で、自らの真実を知り、ある者は旅立ち、ある者は迷う皆に対して、その決断を見守っている。
性格
大らかでマイペース。あまり神としての威厳は感じさせないが、それはむしろ、長い年月を生きてきたがゆえ。
内面のメンタリティとしては、かなり超然とした思考になっている。
基本的に、人の子は皆その意思を持って生きることが尊いこと、と考えており、一歩引いたところで見守り、必要とされれば助けを差し伸べる。
好きなものは精一杯生きる人の子と油揚げ。
嫌いなものはツクヨミノミコト。
因縁
登場話(登場の仕方)
BS外伝 anecdote2『知らなければよかった』(PC)
セッション中の裏話
メイキング秘話
裏設定
右眼を隠している包帯と、獣耳の形の帽子。
外すと右眼の眼球は無く、左耳も千切れている。
ツクヨミノミコトに殺された時の影響が残り続けている傷跡だが、「ウケモチノカミの死体から多くの食べ物が生まれた」という神話が示すように、彼女の神力を最も強く宿す場所でもある。
最大限の神力を発揮するためには、その傷跡を晒さなければならないが、あまり本人としては使いたがらない。
最終更新:2019年09月23日 13:14