概要
サイヤ人としては珍しく色黒であり、ふさふさしたひげを生やしている。体中に傷があり、左目を失っているというどのサイヤ人の中でも異質な外見。
かつて異常な戦闘力を持った息子
ブロリーと共に
ベジータ王により撃ち捨てられてしまう。
だが、惑星
ベジータがフリーザに攻撃される際に
ブロリーの強力な潜在パワーにより息子共々助かった。
その後は宇宙のどこかで
ブロリーと共に生活するも、成長するに従って
ブロリーはどんどん強くなっていった。
それが災いし、パラガスは
ブロリーを止める際に左目を失ってしまう。それに伴いパラガスは科学者に
制御装置を作らせ、
ブロリーの力を制御することに成功。
そしてパラガスはこの
ブロリーの力を利用して全宇宙を支配しようと企んだのである。
まずは手始めにと邪魔者となる
ベジータを惑星に呼び寄せ、その惑星がある場所を通る
グモリー彗星で惑星ごと葬るという計画を立てた。
その為に目的地の惑星を
新惑星ベジータと名付け、その惑星に伝説の超サイヤ人をダシに
ベジータを王として迎え入れようとした。
この大芝居の為だけに全宇宙から
ならず者達を集めて、
シャモ星を襲い
シャモ達を従わせた。
しかしこの大きな計画も、
悟空達によって駄目にされたのであった。
ブロリーの制御装置も壊れ、計画は失敗に終わったと悟ったパラガスは
一人用のPODに乗り、惑星から脱出しようとした。
しかしその行動も虚しく、
ブロリーに見つかりPODごと圧縮され、つぶれた状態でグモリー彗星へと投げ飛ばされた。こうしてパラガスの野望は無きものとなった。
サイヤ人としては色々異質なパラガス。一見息子をダシに悪事を企てたクズ親のように見えるが、ベジータ王に殺されそうになった際に息子の命を助けるよう
懇願したり、惑星に
ブロリーを置き去りにする時に「可哀そうだが」と口にしたりと父親らしく
ブロリーへの愛情はあったようだ。
だが、
ベジータ達をおびき出す為だけに
ブロリーに南の銀河を破壊させたり、狂った笑い声を上げた後に部下を殺害したりと所々狂気的な描写もあった。
なお、
ブロリーはあの後助かり地球に辿り着くも、パラガスはその後も登場しなかった。
MADでの扱い
ブロリストからは「親父ィ」の愛称で呼ばれている。
映画での描写からは想像できないような変態キャラやホモキャラが何故か定着している。その理由としては
これらがパラガスの変態キャラ像を作り上げた要因なのだろう。
またこの変態キャラを付けられたが為に
マジキチパラガス素材シリーズなるものも誕生した。
一方で作中では戦闘シーンがなかったのに怒らせると怖い最強キャラの様な設定も付けられることもある。
超サイヤ人化する
伝説の超パラガスや超化しなくても強い
アルティメットパラガス、
技では大きな気弾を放つ
パラガス波や元気玉のような巨大な気弾を投げつける親父玉など、その強さは未知数である。
さらに、その言動の中から垣間見えるお茶目さに目をつけられ、
モエパラ動画なるタグも作られた。
ブロリーMADが作られた最初の頃こそ影が薄い脇役キャラだったにも関わらず、今ではブロリーと並ぶほどのメインキャラにまで成長した。
最もブロリスト達の成果によって人気が上がったキャラといっても過言ではないだろう。
最終更新:2023年02月21日 02:26